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銀狐の章
第055話「対決!モリアーティ教授 ③」
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目が覚めた。
まだ目があけられない。
なんか変な夢を見ていたような気がする。
今は夢が幻しか……
まずは、身の状態を確認しなければ。
身体安全確認。
腕――ちょっと重いが動かせるぞ。
足――う、動かん……まさかの拘束か。
身体――よし!心なしか心臓の鼓動が少なくね?
頭――よ、よし!いつものオレだ……
目――な、何も見えない……だと……
「あん♡お兄ちゃんのまぶたがぴくぴく動いてる♡」
スリスリ。
なんだろう、ふっくらもちもちとした二つのお饅頭が顔の上にある。
「妹君、そろそろ交代してくれんかのう」
「いや、これは私の大切な使命なの!ほら、こういった時は人肌で温めるといいって言うでしょ」
それは雪山の遭難の時だよ。な、そうなんだよな?
「なら……もうちょっとぼりゅーみーなあーちゃんの方がいいんじゃ……」
「マッド先生は黙ってて!」
「OH!モッチーシスターにナイスな二つ名頂きました!」
「お主様は本当に大丈夫なのか……しばらく魂が肉体を離れておったが……」
「とりあえず、自発呼吸しているから大丈夫よ!」
なにその救急医療管理加算……
「あっ、お兄ちゃんのお口が開いた!えいっ!」
なんだろう。柔らかいお豆さんが口の中に……
「嗚呼、お兄ちゃんの舌がぺろぺろと私の蕾ちゃんを舐めてる♡」
「お、おい……妹君……そろそろ我様と交代……」
「シェンちゃん!ハウス!」
「ハイなのじゃ……ハッ!しまった。つい条件反射で……」
「あう、歯を立てちゃダメだよ♡優しく噛んでね♡」
「ふむふむ、モッチーは妹の未開拓な蕾を舌の先で転がすように舐めながらそのまま強引に彼女をベッドに押し倒すと――!」
「ぐはっ!想像しただけで……」
「妹君が鼻血を!」
「教授、勝手なナレーションつけないでください」
「マッド先生、ぜひ続きを……いいえ、書籍化を!必ず買います!」
「ふむ。私には文才もあったか……」
「いや、専門は郷土文化研究ですよね?」
「ハハハ、能ある鷹は爪を研いでいるものさ」
せめて隠せ。
タタタタタッ!
「やば!助手ちゃんが来た!」
「隠せ隠せ!離れろ離れろ!」
「あん♡お兄ちゃんもっと強く吸って♡」
「ほら、モッチー妹!緊急パージ!」
ちゅぽん!
「嗚呼、胸元がスース―する!」
ガチャ!
◆ ◆ ◆ ◆
「なんだか、バタバタとしていたようですが……」
助手ちゃん――鉄面黒メガネの貞子さん――が私たちを睨みつけた。
前髪が長くて彼女の目どころか表情すらよく見えない。
しかし、その前髪から時々覗き見える眼光の鋭さは既に彼女が只者ではないことを示していた。
「ナ、ナニモシテイナイヨ!」
モリアーティ教授がヒューヒューと口笛を吹きながら誤魔化す。
「本当ですか?」
貞子さんは私たちの様子を観察していた。
シェンちゃん、私、モリアーティ教授そして、いそいそと着衣の乱れを整える光ちゃん――!!
「モッチーの妹さんは何をされているのですか?」
「わ、私?……授乳……じゃなくって、お兄ちゃんの様子を観察していただけだよ。そう経過観察ってやつ!」
まあ、経過観察も正しいちゃ正しい……のか?
「適度に刺激を与えた方が目覚めやすいってっ聞いてたから……」
心意気はいいんだけど方法が全く間違っているんだよね。まあ、次回の参考にはさせてもらうけど……
そうか、モー君は赤ちゃんプレイが好きなのか。
メモメモ。
今後の参考にしよう。
まだ目があけられない。
なんか変な夢を見ていたような気がする。
今は夢が幻しか……
まずは、身の状態を確認しなければ。
身体安全確認。
腕――ちょっと重いが動かせるぞ。
足――う、動かん……まさかの拘束か。
身体――よし!心なしか心臓の鼓動が少なくね?
頭――よ、よし!いつものオレだ……
目――な、何も見えない……だと……
「あん♡お兄ちゃんのまぶたがぴくぴく動いてる♡」
スリスリ。
なんだろう、ふっくらもちもちとした二つのお饅頭が顔の上にある。
「妹君、そろそろ交代してくれんかのう」
「いや、これは私の大切な使命なの!ほら、こういった時は人肌で温めるといいって言うでしょ」
それは雪山の遭難の時だよ。な、そうなんだよな?
「なら……もうちょっとぼりゅーみーなあーちゃんの方がいいんじゃ……」
「マッド先生は黙ってて!」
「OH!モッチーシスターにナイスな二つ名頂きました!」
「お主様は本当に大丈夫なのか……しばらく魂が肉体を離れておったが……」
「とりあえず、自発呼吸しているから大丈夫よ!」
なにその救急医療管理加算……
「あっ、お兄ちゃんのお口が開いた!えいっ!」
なんだろう。柔らかいお豆さんが口の中に……
「嗚呼、お兄ちゃんの舌がぺろぺろと私の蕾ちゃんを舐めてる♡」
「お、おい……妹君……そろそろ我様と交代……」
「シェンちゃん!ハウス!」
「ハイなのじゃ……ハッ!しまった。つい条件反射で……」
「あう、歯を立てちゃダメだよ♡優しく噛んでね♡」
「ふむふむ、モッチーは妹の未開拓な蕾を舌の先で転がすように舐めながらそのまま強引に彼女をベッドに押し倒すと――!」
「ぐはっ!想像しただけで……」
「妹君が鼻血を!」
「教授、勝手なナレーションつけないでください」
「マッド先生、ぜひ続きを……いいえ、書籍化を!必ず買います!」
「ふむ。私には文才もあったか……」
「いや、専門は郷土文化研究ですよね?」
「ハハハ、能ある鷹は爪を研いでいるものさ」
せめて隠せ。
タタタタタッ!
「やば!助手ちゃんが来た!」
「隠せ隠せ!離れろ離れろ!」
「あん♡お兄ちゃんもっと強く吸って♡」
「ほら、モッチー妹!緊急パージ!」
ちゅぽん!
「嗚呼、胸元がスース―する!」
ガチャ!
◆ ◆ ◆ ◆
「なんだか、バタバタとしていたようですが……」
助手ちゃん――鉄面黒メガネの貞子さん――が私たちを睨みつけた。
前髪が長くて彼女の目どころか表情すらよく見えない。
しかし、その前髪から時々覗き見える眼光の鋭さは既に彼女が只者ではないことを示していた。
「ナ、ナニモシテイナイヨ!」
モリアーティ教授がヒューヒューと口笛を吹きながら誤魔化す。
「本当ですか?」
貞子さんは私たちの様子を観察していた。
シェンちゃん、私、モリアーティ教授そして、いそいそと着衣の乱れを整える光ちゃん――!!
「モッチーの妹さんは何をされているのですか?」
「わ、私?……授乳……じゃなくって、お兄ちゃんの様子を観察していただけだよ。そう経過観察ってやつ!」
まあ、経過観察も正しいちゃ正しい……のか?
「適度に刺激を与えた方が目覚めやすいってっ聞いてたから……」
心意気はいいんだけど方法が全く間違っているんだよね。まあ、次回の参考にはさせてもらうけど……
そうか、モー君は赤ちゃんプレイが好きなのか。
メモメモ。
今後の参考にしよう。
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