転生窓口

夕凪

文字の大きさ
5 / 12

思い出

しおりを挟む

「私の名前は高橋由香たかはしゆかです。1988年生まれで誕生日は10月14日です」

彼女はゆっくりと自分について語り始めた。一方の神崎さんは手もとのパソコンをチラチラ見ながら聞いている。私は気になってパソコンをチラッと見てみると彼女の素性から彼女の人生の辛かっことや楽しかったことが全て書いてある。

「えぇ~これなんですか?」

私は思わず声をあげてしまった。これは、個人情報保護法のいきを越えている。そうすると神崎さんは僕のほうを睨んで高橋さんに向かって

「すいませんうちの部下をすこし注意してくるのでお待ちください」

顔が怒っている。

「はぁ」

私は神崎さんに手を引っ張られて奥にと連れて行かれた。

「あれはなんですか?人の個人情報勝手にみていいんですか?」

神崎さんは参ったという顔をしながら

「亡くなった人の個人情報は私達転生窓口員は見れるんだよ」

怒りながら言ってくるがそんなの初耳である。

「あと、驚いても声をださないでよ。せっかく心開いてくれたのに最初からになったらどうするんだ‥」

とぶつぶつ言っている。

「戻りますよ」

「はい‥すいません」

戻ってくると高橋さんは心配そうに私のほうを見ている
大丈夫ですの気持ちを込めて笑うと苦笑いでかえされた。

「お待たせしました。では続きから」

「はい」

「0~6の時の記憶があまりないので小学校から話します。小学生の頃はわりとおとなしかったです。中学生は友達とたくさん遊びましたね。そして高校にはいりました。高校にはいい思い出がないですね」

とても簡潔に小学校~中学校の思い出を話てくれた。小・中学校の時ことを思い出しながら話すときは笑顔だったが高校の話題はあまり話してくれずそれに、顔がとても暗かった。神崎さんはそこを見逃さなかった。

「高校時代嫌なことでもありましたか?高校時代の時はあまり話してくれなかったですし、顔が暗かったので」

神崎さんは下手に周りくどい聞き方ではなく率直に聞いている。

「そ、そんなことないですよ」

この反応のうを見る限り多分なにかあったのだろうと予想はつくがここから神崎さんは掘り下げるのか掘り下げないのか気になるところではある。

「転生窓口員は高橋さんの今までの人生すべてが見れるんですよ。辛かっことから楽しかったことまで」

神崎さんは掘り下げることにしたようだ。私には高橋さんを脅しているように見えるが、勘違いだと願いたい。
そうすると脅しが聞くと神崎さんは判断したのかまたふっかけようと考え話し始めた。

「転生すれば記憶がなくなりますから高校時代の辛い話私に話してスッキリしませんか?」

やはりふっかけるのかていた。それに、嫌なことを思い出して話すなんてスッキリしないだろうと思っていたが高橋さんはうなずきながら

「はい」

余程嫌なことなのだろう返事に全くの覇気がこもっていないがそこをツッコ厶ようなバカはどこにもいない。







こうして高橋さんは高校時代について話し始めた。

私は高校に入った頃は友達も多く楽しい高校生活を送れると思っていました。でも、あの日から運命の歯車が狂い始めたんです。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

無能妃候補は辞退したい

水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。 しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。 帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。 誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。 果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか? 誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...