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第二章 雪幻の光路
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もう、我慢の限界だった。
放課後、シーフに言われて、ビッシュをそっとしておく事を決めた。あの日から、数日が経過した。アカデミーに向かう道中や、休憩時間にはホルンとビッシュは、仲良く楽しい時間を過ごしていた。ビッシュの失踪前のような関係に戻っていた。
それでも、ふと一人になった時に、頭に過ってしまう。失踪中やシールドから尋問を受けていた心境や状況。そして、ホルンを拒絶し殴り飛ばした時の、本当の想いはどうだったのかという事。極力考えないように努めているが、何もなかったかのように振舞う所作に、違和感を覚え始めていた。上辺だけ取り繕って、格好つけてはいるものの、ホルンはビッシュの事が気になって気になって仕方がない。
一日の授業が終了し、皆が帰宅の準備を整えている。あれだけビッシュの事を非難し警戒し、腫物扱いをしていたクラスメイト達も、ブームが去ったとばかりに関心をなくしている。ホルンにとって、周囲のその反応も釈然としないものがある。勿論、ビッシュへの攻撃がなくなった事は喜ばしい事なのだが、すっかりなかった事になっている事が腹立たしい。攻撃をした者からしたら、小石を軽く投げつけただけに過ぎず、罪悪感が生まれる程ではないのだろう。しかし、投げつけられた者からすれば、百や千の小石を一斉に投げられれば大怪我になるし、下手をすれば死んでしまう可能性だってある。
「じゃあな、ホルン! また明日な!」
ビッシュはホルンに向かって手を振り、教室を出ていく。むしろ、以前よりも元気いっぱいのようにも見える。ビッシュは無理をしているようには見えないし、憑き物でも落ちたようにスッキリしている。ホルンは毎日毎日、小さくなっていくビッシュの背中を目で追っている。ビッシュは放課後毎日、シーフの部屋で個別授業を受けている。
居ても立ってもいられなくなったホルンは、静かに足を踏み出した。進行方向は、ビッシュだ。授業内容は、どこまで追いつく事ができているのか。家業の見習いは、順調に進んでいるのか。心の傷は、どの程度癒えているのか。ホルンにとっては知りたい事ばかりだ。以前、ビッシュと喧嘩をした時に、気になって知りたいと想う気持ちを拒絶された。当然ホルンにも、苦い記憶であり、二の足を踏んでいた。
ビッシュは、廊下を歩き、何度か角を折れ、一番奥にあるシーフの部屋へと向かう。ホルンは、他の生徒達や死角に潜み、ビッシュを追いかけていく。もしも、ビッシュに見つかってしまえば、また拒絶されてしまうかもしれない。そう思うと、どうしても躊躇いが生まれてしまう。シーフが言っていた『一定の距離感』とは、具体的にどの程度なのだろう。どの行為が、一定の距離感を逸脱した行為なのだろう。今のホルンの行動は、アウトなのかセーフなのか。きっと、アウトなのだろう。その事を、ホルンも理解している。その上で、動かずにはいられなかった。
廊下の角から、顔の右半分を外に出したホルンは、廊下の先を右目で凝視する。ビッシュが、シーフの部屋のドアノブを掴み、扉を引いているところであった。ビッシュの姿が、室内へと消えた。ホルンは、角の死角から姿を現して、大きく息を吐き出した。無意識の内に、呼吸が止まっていた事に気がついた。額には汗が滲んでおり、妙な緊張感に自然に笑いが込み上げてきた。
どうして、友達と話をするだけで、緊張しているのか謎だ。以前なら、気兼ねなく接する事ができた。それこそ、呼吸をするような気軽さで、向き合う事ができた。たったそれだけの事が、気が遠くなるほど困難に思えてしまう。それだけで、もう以前のような関係ではないのだと悟った。
ホルンは、扉の前に立ち、激しく頭を左右に振った。親友の状況を、ただ尋ねるだけだ。決して変な事ではないし、不思議な事でもない。一定の距離感を逸脱している行為であるはずがない。ホルンは自分に言い聞かせて、深呼吸を繰り返した。そして、扉をノックする。
コンコンコン。コンコンコン。
扉の内側からは、まるで反応がない。扉に耳を当て、中の様子を探ってみたが、物音一つしなかった。もう一度、ノックをしてみたが、結果は同じであった。
ノブを掴んだホルンは、ゆっくりと扉を引いた。
「失礼しまーす。ビッシュいるー?」
声を落として、様子を伺いながら、ホルンは顔を覗かせた。しかし、部屋の中には誰もいなかった。
「え? あれ?」
戸惑うホルンは、一度廊下に出て、扉を見上げた。扉には『シーフ=カルドナ』と記されたプレートが貼り付けてある。シーフの部屋で間違いない。念の為に隣の部屋の扉を引いてみたが、鍵がかかっていて開かなかった。
ホルンは、軽く混乱し、目が泳いでいる。ビッシュがシーフの部屋に入っていったのは、間違いない。しかし、ビッシュはどこにもいない。
「あ!」
ホルンは、短く声を発し、廊下を走り出した。シーフの部屋の奥には、窓がある事を思い出した。部屋を入って、そのまま窓を出たに違いない。きっと、勉強が嫌になったビッシュは、逃げ出したのだ。その方が、ビッシュらしいと言えば、ビッシュらしい。ジッと机に齧り付いて、勉強するタイプではない。一夜漬けで高得点を叩き出す天才だ。
アカデミー内には、生徒は誰も残っていない。すれ違う教師には、早く帰宅するように告げられた。今更ながら、シーフの部屋の前でどれだけ時間を費やしたのだと、ホルンは恥ずかしくなった。
ホルンは、アカデミーの正門を勢いよく飛び出した。
「ああ、ああ、ようやくお出ましかい? まったく待ちくたびれてしまったよ。主役は遅れてやってくるってやつかい?」
突然の声に、ホルンは急ブレーキをかけ立ち止まった。振り返ると、正門に背を預け、腕組みをしているノアがいた。
「え? ノアさん? こんな所で何をやっているんですか?」
「ご挨拶だね。君を待っていたのだよ」
「え? 約束なんかしてないですよね?」
「ああ、していないね」
にこやかに目を細めるノアを、ホルンは瞬きを繰り返し眺めている。
「・・・暇なんですか?」
「暇なのだよ。だから、久々に君をからかい・・・ウウン、君と遊ぼうと思ってね」
からかいにきたのかと、咳払いをして誤魔化すノアに、ホルンは冷たい視線を飛ばした。シュガーホープ七世の給仕人は、暇なのかとホルンは首を傾けた。色々と忙しそうな印象があるし、もっとちゃんとした大人が就く仕事だと思っていた。
「そんなに遊んでばかりで、叱られないんですか?」
「叱られないのだよ。私は、特別だからね。だから、調子に乗って、遊び呆けているのさ」
ノアは、自慢げに大きな胸を逸らせた。
「はあ、そうですか。じゃあ、僕は忙しいので、これで」
「おいおい、つれないじゃないか。何かトラブルでも起こったのかい?」
ノアは、走り去ろうとするホルンの首根っこを捕まえた。ホルンは、振り切ろうと全力で両足をかいたが、途轍もない腕力で引き寄せられ、逃走に失敗した。息を切らしたホルンが、顔を背後に向けノアを見上げる。この細い腕のどこに、あんな力が眠っているのだろう。溜息を吐いて諦めたホルンが、簡潔に説明した。ついでにビッシュの特徴も伝えた。
「なるほどなるほど。それは、困ったね。気持ちはよく分かるよ。私も親友とはぐれてしまったのさ。まあ、それはいいとして、しかしながら、私はそこそこの時間ここにいたけれど、君の親友と外見的特徴が合致した少年はいただろうか? いや、いなかったはずだよ。私の目に狂いはないはずだ。と、いう事は、君の見間違いである可能性は否定できないのではないだろうか?」
「そんな! 部屋に入る姿も見てますし、部屋にもいませんでしたよ! 間違いないです!」
「それで、窓から外に出たと判断したのだね? では、窓は開け放たれていたのかい? もしくは、鍵はかかっていなかったのかい? 外から施錠するのは、不可能だからね」
「えっと・・・それは・・・確認していないです」
ホルンは、肩を落として、俯いた。ノアは、手をホルンの頭の上に乗せた。
「それでは、鍵がかかっていたと想定して、その時に考えられる可能性は、二つだ」
ノアは、空いた片方の手で、指を二本立てた。
「二つ?」
「ああ、そうさ。一つは、君の親友君は、君の存在に気が付いていた。しかし、会いたくなかった。だから、部屋のどこかに隠れて、君が部屋を出ていくのを確認してから、部屋から出たのさ」
「・・・会いたくなかった」
「ああ、申し訳ない。あくまでも、可能性の話だ。そんな顔をしないでおくれ。ムラムラしてしまうではないか。そして、二つ目が、隠し扉があるかだね」
「え? 隠し扉?」
「ああ、そうさ。君の見間違いではない。そして、窓は施錠されている。この二つの条件が整った際、考えられる可能性は、この二つだ」
ノアが言い切った瞬間に、ホルンは走り出していた。ノアの脇を通り抜けた。
「ノアさん、ごめんなさい! すぐに確認してきます!」
「ああ、行っといで!」
走りながら顔だけ振り返ったホルンは叫び声をあげ、ノアはゆったりと大きく手を振っていた。
放課後、シーフに言われて、ビッシュをそっとしておく事を決めた。あの日から、数日が経過した。アカデミーに向かう道中や、休憩時間にはホルンとビッシュは、仲良く楽しい時間を過ごしていた。ビッシュの失踪前のような関係に戻っていた。
それでも、ふと一人になった時に、頭に過ってしまう。失踪中やシールドから尋問を受けていた心境や状況。そして、ホルンを拒絶し殴り飛ばした時の、本当の想いはどうだったのかという事。極力考えないように努めているが、何もなかったかのように振舞う所作に、違和感を覚え始めていた。上辺だけ取り繕って、格好つけてはいるものの、ホルンはビッシュの事が気になって気になって仕方がない。
一日の授業が終了し、皆が帰宅の準備を整えている。あれだけビッシュの事を非難し警戒し、腫物扱いをしていたクラスメイト達も、ブームが去ったとばかりに関心をなくしている。ホルンにとって、周囲のその反応も釈然としないものがある。勿論、ビッシュへの攻撃がなくなった事は喜ばしい事なのだが、すっかりなかった事になっている事が腹立たしい。攻撃をした者からしたら、小石を軽く投げつけただけに過ぎず、罪悪感が生まれる程ではないのだろう。しかし、投げつけられた者からすれば、百や千の小石を一斉に投げられれば大怪我になるし、下手をすれば死んでしまう可能性だってある。
「じゃあな、ホルン! また明日な!」
ビッシュはホルンに向かって手を振り、教室を出ていく。むしろ、以前よりも元気いっぱいのようにも見える。ビッシュは無理をしているようには見えないし、憑き物でも落ちたようにスッキリしている。ホルンは毎日毎日、小さくなっていくビッシュの背中を目で追っている。ビッシュは放課後毎日、シーフの部屋で個別授業を受けている。
居ても立ってもいられなくなったホルンは、静かに足を踏み出した。進行方向は、ビッシュだ。授業内容は、どこまで追いつく事ができているのか。家業の見習いは、順調に進んでいるのか。心の傷は、どの程度癒えているのか。ホルンにとっては知りたい事ばかりだ。以前、ビッシュと喧嘩をした時に、気になって知りたいと想う気持ちを拒絶された。当然ホルンにも、苦い記憶であり、二の足を踏んでいた。
ビッシュは、廊下を歩き、何度か角を折れ、一番奥にあるシーフの部屋へと向かう。ホルンは、他の生徒達や死角に潜み、ビッシュを追いかけていく。もしも、ビッシュに見つかってしまえば、また拒絶されてしまうかもしれない。そう思うと、どうしても躊躇いが生まれてしまう。シーフが言っていた『一定の距離感』とは、具体的にどの程度なのだろう。どの行為が、一定の距離感を逸脱した行為なのだろう。今のホルンの行動は、アウトなのかセーフなのか。きっと、アウトなのだろう。その事を、ホルンも理解している。その上で、動かずにはいられなかった。
廊下の角から、顔の右半分を外に出したホルンは、廊下の先を右目で凝視する。ビッシュが、シーフの部屋のドアノブを掴み、扉を引いているところであった。ビッシュの姿が、室内へと消えた。ホルンは、角の死角から姿を現して、大きく息を吐き出した。無意識の内に、呼吸が止まっていた事に気がついた。額には汗が滲んでおり、妙な緊張感に自然に笑いが込み上げてきた。
どうして、友達と話をするだけで、緊張しているのか謎だ。以前なら、気兼ねなく接する事ができた。それこそ、呼吸をするような気軽さで、向き合う事ができた。たったそれだけの事が、気が遠くなるほど困難に思えてしまう。それだけで、もう以前のような関係ではないのだと悟った。
ホルンは、扉の前に立ち、激しく頭を左右に振った。親友の状況を、ただ尋ねるだけだ。決して変な事ではないし、不思議な事でもない。一定の距離感を逸脱している行為であるはずがない。ホルンは自分に言い聞かせて、深呼吸を繰り返した。そして、扉をノックする。
コンコンコン。コンコンコン。
扉の内側からは、まるで反応がない。扉に耳を当て、中の様子を探ってみたが、物音一つしなかった。もう一度、ノックをしてみたが、結果は同じであった。
ノブを掴んだホルンは、ゆっくりと扉を引いた。
「失礼しまーす。ビッシュいるー?」
声を落として、様子を伺いながら、ホルンは顔を覗かせた。しかし、部屋の中には誰もいなかった。
「え? あれ?」
戸惑うホルンは、一度廊下に出て、扉を見上げた。扉には『シーフ=カルドナ』と記されたプレートが貼り付けてある。シーフの部屋で間違いない。念の為に隣の部屋の扉を引いてみたが、鍵がかかっていて開かなかった。
ホルンは、軽く混乱し、目が泳いでいる。ビッシュがシーフの部屋に入っていったのは、間違いない。しかし、ビッシュはどこにもいない。
「あ!」
ホルンは、短く声を発し、廊下を走り出した。シーフの部屋の奥には、窓がある事を思い出した。部屋を入って、そのまま窓を出たに違いない。きっと、勉強が嫌になったビッシュは、逃げ出したのだ。その方が、ビッシュらしいと言えば、ビッシュらしい。ジッと机に齧り付いて、勉強するタイプではない。一夜漬けで高得点を叩き出す天才だ。
アカデミー内には、生徒は誰も残っていない。すれ違う教師には、早く帰宅するように告げられた。今更ながら、シーフの部屋の前でどれだけ時間を費やしたのだと、ホルンは恥ずかしくなった。
ホルンは、アカデミーの正門を勢いよく飛び出した。
「ああ、ああ、ようやくお出ましかい? まったく待ちくたびれてしまったよ。主役は遅れてやってくるってやつかい?」
突然の声に、ホルンは急ブレーキをかけ立ち止まった。振り返ると、正門に背を預け、腕組みをしているノアがいた。
「え? ノアさん? こんな所で何をやっているんですか?」
「ご挨拶だね。君を待っていたのだよ」
「え? 約束なんかしてないですよね?」
「ああ、していないね」
にこやかに目を細めるノアを、ホルンは瞬きを繰り返し眺めている。
「・・・暇なんですか?」
「暇なのだよ。だから、久々に君をからかい・・・ウウン、君と遊ぼうと思ってね」
からかいにきたのかと、咳払いをして誤魔化すノアに、ホルンは冷たい視線を飛ばした。シュガーホープ七世の給仕人は、暇なのかとホルンは首を傾けた。色々と忙しそうな印象があるし、もっとちゃんとした大人が就く仕事だと思っていた。
「そんなに遊んでばかりで、叱られないんですか?」
「叱られないのだよ。私は、特別だからね。だから、調子に乗って、遊び呆けているのさ」
ノアは、自慢げに大きな胸を逸らせた。
「はあ、そうですか。じゃあ、僕は忙しいので、これで」
「おいおい、つれないじゃないか。何かトラブルでも起こったのかい?」
ノアは、走り去ろうとするホルンの首根っこを捕まえた。ホルンは、振り切ろうと全力で両足をかいたが、途轍もない腕力で引き寄せられ、逃走に失敗した。息を切らしたホルンが、顔を背後に向けノアを見上げる。この細い腕のどこに、あんな力が眠っているのだろう。溜息を吐いて諦めたホルンが、簡潔に説明した。ついでにビッシュの特徴も伝えた。
「なるほどなるほど。それは、困ったね。気持ちはよく分かるよ。私も親友とはぐれてしまったのさ。まあ、それはいいとして、しかしながら、私はそこそこの時間ここにいたけれど、君の親友と外見的特徴が合致した少年はいただろうか? いや、いなかったはずだよ。私の目に狂いはないはずだ。と、いう事は、君の見間違いである可能性は否定できないのではないだろうか?」
「そんな! 部屋に入る姿も見てますし、部屋にもいませんでしたよ! 間違いないです!」
「それで、窓から外に出たと判断したのだね? では、窓は開け放たれていたのかい? もしくは、鍵はかかっていなかったのかい? 外から施錠するのは、不可能だからね」
「えっと・・・それは・・・確認していないです」
ホルンは、肩を落として、俯いた。ノアは、手をホルンの頭の上に乗せた。
「それでは、鍵がかかっていたと想定して、その時に考えられる可能性は、二つだ」
ノアは、空いた片方の手で、指を二本立てた。
「二つ?」
「ああ、そうさ。一つは、君の親友君は、君の存在に気が付いていた。しかし、会いたくなかった。だから、部屋のどこかに隠れて、君が部屋を出ていくのを確認してから、部屋から出たのさ」
「・・・会いたくなかった」
「ああ、申し訳ない。あくまでも、可能性の話だ。そんな顔をしないでおくれ。ムラムラしてしまうではないか。そして、二つ目が、隠し扉があるかだね」
「え? 隠し扉?」
「ああ、そうさ。君の見間違いではない。そして、窓は施錠されている。この二つの条件が整った際、考えられる可能性は、この二つだ」
ノアが言い切った瞬間に、ホルンは走り出していた。ノアの脇を通り抜けた。
「ノアさん、ごめんなさい! すぐに確認してきます!」
「ああ、行っといで!」
走りながら顔だけ振り返ったホルンは叫び声をあげ、ノアはゆったりと大きく手を振っていた。
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