18 / 22
第十七話
しおりを挟む
「グオオオオオ!!」
竜の咆哮。これだけでも体が吹き飛んでしまいそうだ。だが、そんなことは俺にきくはずはない。かなりうるさくて鼓膜が破れそうになったけどきくはずはない。
俺は手に持つ黒龍刀を体の前方に構える。そして、剣のスキル、【火属性化】と【獄炎纏】を発動させる。黒龍刀は燃え盛る獄炎に包まれる。さらにスキル【火炎砲】を発動する。
獄炎纏で纏った炎も全て火炎砲で打ち出す。魔力を使わない魔法。しかし、威力は絶大だ。レッドドラゴンに衝突し爆音が響き渡った。しかし・・・・・・
「グガアアア!!!!」
レッドドラゴンは右腕にかなりのダメージを受けただけで、致命傷には至ってない。火属性に耐性を持ってるいるからだな。だが、このまま何度も、砲撃を続けるのは好きじゃない。【絶対切断】を使えば一撃で倒せるだろう。だがここは、俺の魔法の威力を確かめるためにも魔法で倒すことにしよう。そのため、黒龍刀をアイテムボックスにしまう。
レッドドラゴンはその瞬間を狙って火炎ブレスを放ってきた。ここら一帯を焦土に変えてしまいそうな程のブレスだ。
俺は水魔法を使い、水の球を作り出す。直径十メートルにも及ぶ巨大な球だ。それを衝突させブレスを消し去る。うん、なかなか威力があるみたいだ。
次に火の槍、雷の球、土の剣等、さまざまな魔法を同時発動させ、作り出す。その数は、およそ一万。その全てが俺の周りに浮いている。人間には絶対に不可能と言われる同時発動の数を遥かに超越する圧倒的な力。その全てを一気にレッドドラゴンに向かって放つ。全て直進して襲いかかる。というよりも、直進させることしかできない。一つ等少ない数であれば細かく操作できるが、今は一万程ある。そんなのはいくつも思考がないとできないわ!
レッドドラゴンに衝突すると同時に、轟音が鳴り叫ぶ。もはやただの弱いものいじめ。いや、それ以上に酷かったかもしれない。これはやばいわ。
レッドドラゴンのいた場所を見ると、そこには何もなかった。焦げて真っ黒になった地面しかない。鱗一つも何もない。素晴らしい威力だな。
周りの人達はポカーンとしている。あまりにも驚き過ぎて何も言えないようだ。レッドドラゴンに出会った時よりも驚いているかもしれない。
「討伐完了しました」
とりあえず、近くにいた、エクスカリバーを使えと言ってきた教師に話しかける。
「あ、はい。ご苦労様です」
もはや敬語。それほどのことなのだ。
そこから五分ほど、みんなが思考を取り戻すのに時間をかけた。
「今のは一体なんなんだ?」
担任であるディマス先生が話しかけてくる。
「魔法です。ちょっと本気を出しました」
一体なんだと聞かれても、魔法としか答えれないよ。
「いや、おかしいだろ。あんなに同時発動できるはずがないだろ」
「できます。普通にできます」
「そ、そうか。とりあえず、ありがとうな」
これで話はまとまった。後は教師達の指示を待つだけだ。
「みなさん、聞いてくださいね。本日の授業はこれにて終わりますね。明日は今回のことで臨時休校としますね。では、さようなら」
と、校長先生が告げる。よし、帰るか。
「あ、ちなみにアルト君は残ってください」
帰れなかった。
それからしばらくしてみんなが帰った頃。魔法練習場で、教師達に囲まれながら校長先生と話している。普通に考えたら、かなりカオスな状態だ。ちなみにエクスカリバーはいなくなってもらっている。契約したモンスターだけが入ることのできる支給品の契約石と呼ばれる石のなかにいる。
「アルト君。きみ、力を隠していたのかね?」
「はい、そうです。いろいろと面倒なことになると思ったので」
「ふむ。この事は今日中にでも王国中に広まるだろうね。来週ぐらいには城に呼ばれるかもしれないね」
「はい、わかりました」
笑顔を浮かべておくが、内心では結構いやがっている。面倒なことになるからな。だが、もう覚悟は決めたんだ。あんなやつらは倒さなきゃいけないんだ。
「では、かえっていいよ。さようなら」
「さようなら」
そして学園から出ていく。
教師達に見えない路地裏のなかに入って、転移する。ほんと便利だな、魔法は。家にはすぐについた。
「「お帰りなさいませ」」
メイド達が出迎えてくれる。うむ、苦しゅうないってやつだな。よくわからんが。
「あ、アルトおかえり」
お父さんとお母さんが家の中で待っていた。椅子に座り、今日のことを聞くようだ。
「何ランクのモンスターが出たの?」
「SSSランクです」
「・・・・・・はい?」
思わず沈黙になってしまった。
「本当に??」
「本当です。見せますね」
契約石のなかからエクスカリバーを召喚する。
「およびですか?ご主人様」
お辞儀をして出てくる。エクスカリバーは頭が固そうな感じだ。服装は黄金の鎧を纏っているが、メイド服でも良さそうだ。
「おお、すごいな」
「アルトは天才ね」
もう、驚き過ぎていつものハイテンションにすらなってない。さらに俺は今日起きたことを全て話す。
「ええーーー!!?」
まぁ、驚くのも無理はない。街中にドラゴンが現れたとか正気じゃないからな。そのあとも、しばらく話続けた。ご飯も食べながら。
「あ、もうこんな時間ね。おやすみ」
「おやすみなさい」
よし、明日はエクスカリバーのために時間を潰そう。休みだしな。
さあ、頑張るか。
竜の咆哮。これだけでも体が吹き飛んでしまいそうだ。だが、そんなことは俺にきくはずはない。かなりうるさくて鼓膜が破れそうになったけどきくはずはない。
俺は手に持つ黒龍刀を体の前方に構える。そして、剣のスキル、【火属性化】と【獄炎纏】を発動させる。黒龍刀は燃え盛る獄炎に包まれる。さらにスキル【火炎砲】を発動する。
獄炎纏で纏った炎も全て火炎砲で打ち出す。魔力を使わない魔法。しかし、威力は絶大だ。レッドドラゴンに衝突し爆音が響き渡った。しかし・・・・・・
「グガアアア!!!!」
レッドドラゴンは右腕にかなりのダメージを受けただけで、致命傷には至ってない。火属性に耐性を持ってるいるからだな。だが、このまま何度も、砲撃を続けるのは好きじゃない。【絶対切断】を使えば一撃で倒せるだろう。だがここは、俺の魔法の威力を確かめるためにも魔法で倒すことにしよう。そのため、黒龍刀をアイテムボックスにしまう。
レッドドラゴンはその瞬間を狙って火炎ブレスを放ってきた。ここら一帯を焦土に変えてしまいそうな程のブレスだ。
俺は水魔法を使い、水の球を作り出す。直径十メートルにも及ぶ巨大な球だ。それを衝突させブレスを消し去る。うん、なかなか威力があるみたいだ。
次に火の槍、雷の球、土の剣等、さまざまな魔法を同時発動させ、作り出す。その数は、およそ一万。その全てが俺の周りに浮いている。人間には絶対に不可能と言われる同時発動の数を遥かに超越する圧倒的な力。その全てを一気にレッドドラゴンに向かって放つ。全て直進して襲いかかる。というよりも、直進させることしかできない。一つ等少ない数であれば細かく操作できるが、今は一万程ある。そんなのはいくつも思考がないとできないわ!
レッドドラゴンに衝突すると同時に、轟音が鳴り叫ぶ。もはやただの弱いものいじめ。いや、それ以上に酷かったかもしれない。これはやばいわ。
レッドドラゴンのいた場所を見ると、そこには何もなかった。焦げて真っ黒になった地面しかない。鱗一つも何もない。素晴らしい威力だな。
周りの人達はポカーンとしている。あまりにも驚き過ぎて何も言えないようだ。レッドドラゴンに出会った時よりも驚いているかもしれない。
「討伐完了しました」
とりあえず、近くにいた、エクスカリバーを使えと言ってきた教師に話しかける。
「あ、はい。ご苦労様です」
もはや敬語。それほどのことなのだ。
そこから五分ほど、みんなが思考を取り戻すのに時間をかけた。
「今のは一体なんなんだ?」
担任であるディマス先生が話しかけてくる。
「魔法です。ちょっと本気を出しました」
一体なんだと聞かれても、魔法としか答えれないよ。
「いや、おかしいだろ。あんなに同時発動できるはずがないだろ」
「できます。普通にできます」
「そ、そうか。とりあえず、ありがとうな」
これで話はまとまった。後は教師達の指示を待つだけだ。
「みなさん、聞いてくださいね。本日の授業はこれにて終わりますね。明日は今回のことで臨時休校としますね。では、さようなら」
と、校長先生が告げる。よし、帰るか。
「あ、ちなみにアルト君は残ってください」
帰れなかった。
それからしばらくしてみんなが帰った頃。魔法練習場で、教師達に囲まれながら校長先生と話している。普通に考えたら、かなりカオスな状態だ。ちなみにエクスカリバーはいなくなってもらっている。契約したモンスターだけが入ることのできる支給品の契約石と呼ばれる石のなかにいる。
「アルト君。きみ、力を隠していたのかね?」
「はい、そうです。いろいろと面倒なことになると思ったので」
「ふむ。この事は今日中にでも王国中に広まるだろうね。来週ぐらいには城に呼ばれるかもしれないね」
「はい、わかりました」
笑顔を浮かべておくが、内心では結構いやがっている。面倒なことになるからな。だが、もう覚悟は決めたんだ。あんなやつらは倒さなきゃいけないんだ。
「では、かえっていいよ。さようなら」
「さようなら」
そして学園から出ていく。
教師達に見えない路地裏のなかに入って、転移する。ほんと便利だな、魔法は。家にはすぐについた。
「「お帰りなさいませ」」
メイド達が出迎えてくれる。うむ、苦しゅうないってやつだな。よくわからんが。
「あ、アルトおかえり」
お父さんとお母さんが家の中で待っていた。椅子に座り、今日のことを聞くようだ。
「何ランクのモンスターが出たの?」
「SSSランクです」
「・・・・・・はい?」
思わず沈黙になってしまった。
「本当に??」
「本当です。見せますね」
契約石のなかからエクスカリバーを召喚する。
「およびですか?ご主人様」
お辞儀をして出てくる。エクスカリバーは頭が固そうな感じだ。服装は黄金の鎧を纏っているが、メイド服でも良さそうだ。
「おお、すごいな」
「アルトは天才ね」
もう、驚き過ぎていつものハイテンションにすらなってない。さらに俺は今日起きたことを全て話す。
「ええーーー!!?」
まぁ、驚くのも無理はない。街中にドラゴンが現れたとか正気じゃないからな。そのあとも、しばらく話続けた。ご飯も食べながら。
「あ、もうこんな時間ね。おやすみ」
「おやすみなさい」
よし、明日はエクスカリバーのために時間を潰そう。休みだしな。
さあ、頑張るか。
0
あなたにおすすめの小説
古代文明の最強王、5000年後に転生すると魔法が弱体化しすぎていたのでもう一度最強になります。~底辺貴族からの成り上がり~
しNぱ
ファンタジー
5000年前、魔法文明マギア魔導王国を築き、
魔法体系そのものを創造した王アーケ・マギアス・マギアは、
さらなる魔法の発展を求め、自らの魂を未来へ送る転生魔法を発動した。成熟した古代魔法を超える研究が進んだ世界を見たいという純粋な探求心から、5000年後の世界へと意識を沈めた。
目覚めた先は、スケルド男爵家三男レイフとしての赤子の身体だった。産まれた瞬間から記憶を持つ彼は、質素な家と薄い魔力の流れを前に、未来の魔法研究が古代よりも大きく退化していることに気づく。最底辺と呼ばれる家に生まれながらも、家族は温かく、彼の異常な魔力量を希望として受け入れた。
幼少期から魔力操作を自然に行い、三歳で石を浮かせ、五歳で光魔法を自在に扱うなど、古代王としての力を隠しながら成長する。外では古代魔法を使わず、転生者であることを悟られないよう慎重に振る舞いながら、未来の魔法体系を観察し続けた。
十歳になると身体強化などの古代魔法を最低限だけ使い、父との剣術訓練でも圧倒的な動きを見せるが、本来の力は隠したまま過ごす。そして十六歳、高等魔導学園に入学したレイフは、初日の実技試験で無詠唱魔法や術式無効化を用いて試験官を圧倒し、最底辺男爵家ながらA級判定を受ける。
その姿を見たストラング公爵家の令嬢エリナは、彼に強い興味を抱く。5000年後の世界は古代より魔法が退化していたが、だからこそ発展の余地がある。レイフは古代王としての知識をもとに、もう一度魔法の未来を切り開くことを決意する。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
「婚約破棄された転生令嬢ですが、王城のメイド五百人に慕われるメイド長になりました。なお元婚約者は私のメイドに土下座中です」
まさき
恋愛
社畜OLとして過労死した私は、異世界の令嬢・アリア・ヴェルナーに転生した。
目が覚めたら、婚約破棄されていた。
理由は「地味で面白みがない」から。
泣く暇もなかった。翌朝、王城のメイド採用面接に向かった。
最初は鼻で笑われた。雑用係からのスタートだった。
でも——前世で叩き込まれた仕事術と、一人ひとりの話を聞く姿勢で、少しずつメイドたちが集まってきた。
厨房が変わった。リネンが変わった。王城全体が変わっていった。
そして就任スピーチで宣言した。
「500人全員の名前を、覚えます」
冷酷と噂される王太子は、静かに見ていた。
悪役令嬢は妨害を仕掛けてきた。
元婚約者は——後悔し始めていた。
婚約破棄された令嬢が、500人に慕われるメイド長になるまでの物語。
なお元婚約者は、私のメイドたちの前で土下座中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる