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1章
神からの殺意ある手紙
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気持ち悪い・・・俺はちょっとアクションを起こしただけで吐き気がする程の何ともいえない車酔いの感覚を受けながらベッドに寝転がる。
こんな感じで生活していくとなると社畜よりキツいぞ。魔王討伐何て以ての外。だ。よくある異世界転生物では最初は大変だが後からハーレムを築いたり隠された能力に目覚めたり何でも出来るような神チートを手に入れたりetc...
それに比べて俺はどうしてこうなった。え?何でなの?貧乏くじでも引いた?それともあの忌々しいジジイのせい?そうなら今すぐ気合いで抹殺しに行くが。
・・・そういえばジジイはエリートを配置したとか何とか言っていたが。そこら辺はどうなったんでしょうかね。
心の中で腹が立つ神に向かって延々と愚痴をこぼしていると、薄い意識で眺めていた目の上に紙の角が刺さるように降ってきた。
「ファッ!?何だ敵襲か!?魔王が察知して殺しにきたか!?それはそれで有り難いが!」
有り難いとは言ったが目を無くしていいとは言っていない。間一髪の所でよけたが、目の横が切れてしまった。こっわ。殺意剥き出しじゃねえか。目に入ったらどうするんだろ。
その紙には実に腹が立つイラッとする文章が書かれていた。
┌───────────────┐
│ひきこもりへ。 │
│お前にエリートがサポートする │
│と言ったな。 │
│あれは嘘だ。一人で討伐して現実│
│見ろ。ざまあ。 │
│ 超絶天才の神より。│
└───────────────┘
はいはい天災天災。内容以前に目を狙った犯人はジジイか。処す。どうやって会いに行って処すかあれこれ考えるのは後にして、この読んだ人を怒りの絶頂までに突き上げそうな文章は何だ。こりゃ。こんな変な視界の縛りが追加されている上でよく言うよ。しかもよくネットで使われるような素材のパロディじゃねえか。ノリでこいつ書いたんやろうな。ああ、腹が立つ。
今から神に対する愚痴を全力で叫びます。
魔王討伐には仲間がいるだろ!ふざけるな!なんだよこのふざけた嘘は!どうして期待値を上げて落とすんだよ!忌々しい過去の記憶が蘇ったぞコラ!馬鹿げてる!マジで処す!今すぐ謝れ!これならブラック企業で人の限界を突破してエリート社畜になった方がマシだ!
ふう、疲れた。久々に心の底から叫んだ気がする。家にも前世は穀粒しの親のスネを齧るろくでなしと言われ立場もなかったので出来るだけ存在を殺して生きてきた。そんな利点も考えるとこの世界に転生したのもある意味いい展開だったと捉えるべきなのか。うん。そう考えよう。ポジティブにならないとやっていけない。
心なしか心の毒が無くなって酔いも収まってきた気がする。取りあえず寝よ。
こんな感じで生活していくとなると社畜よりキツいぞ。魔王討伐何て以ての外。だ。よくある異世界転生物では最初は大変だが後からハーレムを築いたり隠された能力に目覚めたり何でも出来るような神チートを手に入れたりetc...
それに比べて俺はどうしてこうなった。え?何でなの?貧乏くじでも引いた?それともあの忌々しいジジイのせい?そうなら今すぐ気合いで抹殺しに行くが。
・・・そういえばジジイはエリートを配置したとか何とか言っていたが。そこら辺はどうなったんでしょうかね。
心の中で腹が立つ神に向かって延々と愚痴をこぼしていると、薄い意識で眺めていた目の上に紙の角が刺さるように降ってきた。
「ファッ!?何だ敵襲か!?魔王が察知して殺しにきたか!?それはそれで有り難いが!」
有り難いとは言ったが目を無くしていいとは言っていない。間一髪の所でよけたが、目の横が切れてしまった。こっわ。殺意剥き出しじゃねえか。目に入ったらどうするんだろ。
その紙には実に腹が立つイラッとする文章が書かれていた。
┌───────────────┐
│ひきこもりへ。 │
│お前にエリートがサポートする │
│と言ったな。 │
│あれは嘘だ。一人で討伐して現実│
│見ろ。ざまあ。 │
│ 超絶天才の神より。│
└───────────────┘
はいはい天災天災。内容以前に目を狙った犯人はジジイか。処す。どうやって会いに行って処すかあれこれ考えるのは後にして、この読んだ人を怒りの絶頂までに突き上げそうな文章は何だ。こりゃ。こんな変な視界の縛りが追加されている上でよく言うよ。しかもよくネットで使われるような素材のパロディじゃねえか。ノリでこいつ書いたんやろうな。ああ、腹が立つ。
今から神に対する愚痴を全力で叫びます。
魔王討伐には仲間がいるだろ!ふざけるな!なんだよこのふざけた嘘は!どうして期待値を上げて落とすんだよ!忌々しい過去の記憶が蘇ったぞコラ!馬鹿げてる!マジで処す!今すぐ謝れ!これならブラック企業で人の限界を突破してエリート社畜になった方がマシだ!
ふう、疲れた。久々に心の底から叫んだ気がする。家にも前世は穀粒しの親のスネを齧るろくでなしと言われ立場もなかったので出来るだけ存在を殺して生きてきた。そんな利点も考えるとこの世界に転生したのもある意味いい展開だったと捉えるべきなのか。うん。そう考えよう。ポジティブにならないとやっていけない。
心なしか心の毒が無くなって酔いも収まってきた気がする。取りあえず寝よ。
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