7 / 37
黒歴史が暴露されちゃった!?
しおりを挟む
「……で、どうして彼方さんがこんなところにいるの? 拉致?」
「本人目の前でよくそんな失礼なことが言えるなお前犯すぞ」
「その発言自体もうアウトだと思うのですが……」
俺のボケにすかさず突っ込みを入れてくる彼方。うん、ボケだよ? 決して本意から出てるわけじゃないから勘違いしないでもらいたい。
「彼方はな、あー、何だ。ここに住むと言い張っているんだ。住む家もないらしいから俺はここに泊めてやることにした、以上! この話終わり!」
「終わりなわけないでしょ!?」
強引に話を終了させたかったのだが、遠江が声を荒げてきたため失敗に終わった。
「何で!? どういうこと!? そもそも何で家がないの!?」
「……家が、ない理由ですか……ぐすっ。うぅ……聞きたいんですか……?」
「う……っ」
目元をごしごしと擦りながら上目遣いで聞いてくる彼方に遠江はたじろぐ。
「……なら、話しましょう。あれは、十年前」
「ごめん! 言わなくていい! トラウマを思い出させちゃってごめん!」
「あ、はい。ぐじゅ……ありがとござます」
「だったらうちにくればいいのに。こんな奴のとこにいるところよりは安全よ?」
「身元がわからない奴をよく引き取れるな、お前」
「生徒が困ってるならそれを助けるのが生徒会長という役職よ」
ふふん、と得意気に胸を反らす。同時にたゆんっ、たゆんっと豊満過ぎる胸が揺れに揺れ、思わず視線を逸らした。
「何目を逸らしてんのよ」
「聞かない方が、いいこともあるんだ」
言ったら遠江は顔を真っ赤にして俺を殴るだろう。間違いない。こいつは都合が悪ければ即座にパンチを繰り出す暴君なのだから。
「ああ、大丈夫です、ママ。私はここでいいです」
「んー、でも駄目ね。生徒会長として男女の宿泊は流石に認められないわ。彼方さんが何で柚季に固執しているのかどうかは知らないけど、駄目なものは駄目。そもそも何で柚季は断らなかったのよ。普通アンタならそうするでしょ」
「いや、それにはマリアナ海溝並の深い事情があってだな……」
俺が必死に言い訳をしようとすると、彼方が先に言葉を紡いだ。
「……聞きたいのですが、ママは私がここに住むというのは反対、ということですか?」
「当たり前よ。不純すぎるわ、そんなの」
正論を言う遠江。
「へぇー、そうですか」
彼方がそう言葉を零すと同時に、俺は先ほどにも感じた背筋が凍るような感覚を感じ取った。
そう、この声色は俺がこいつの宿泊を断った際に聞いた、冷えに冷え切った声。
「まさか、お前……こいつの過去も」
「ええ、無論です。ママからは、酒を飲ましてべろんべろんになった時に聞きました。大層酔ってたんでしょうねぇ、覚え切れないくらいに聞かされましたよ」
「え? 何言ってるのよ。私、お酒なんて一口も飲んだことないわよ?」
「はい、承知しております。ママはまだ高校生です。飲めるはずないじゃないですか」
「よね、……というかそろそろそのママっていうのやめて欲しいんだけど」
これから何が起きるのか全然わかっていない遠江は頭を抱えて唸っている。
「さて、それでは」
こほんと、可愛らしい咳払いをして、彼方は語り始めた。
「そう、それは小学校三年生の夏の日でした。二人の姉妹はとある男の子を困らせるためある行動を取りました。それはわざと迷子になってその男の子に探しにきてもらうというものでした。姉妹はとことことわけのわからない道を歩き続け、適当な場所で男の子に連絡しようとしました」
ですが、と一言言葉を置いてから彼方は続けた。
「しかし、姉妹はその時気づきました。携帯を持ってきていなかったのです。絶望的な状況でした、周りは知らない土地、知っている大人もいません。姉妹はわんわんと泣き始めました。しかし、泣き出したところで時間は非情にも過ぎていきます。やがて、日も傾き、帰るのは絶望的になった時、その男の子がやってきました。男の子は姉妹を説教した後、暗い夜道を歩いて……一緒に迷子になりましたとさ。お終いお終い」
「俺のワースト七の黒歴史がぁぁぁぁああ!?!?」
「ちょっと待って! 何で貴方が私の黒歴史を知ってるの!? あれは私たちだけの秘密――って、まさか柚季アンタ!」
「違う! マジで! これマジだから!」
「まだまだありますよ? ママ。聞きたいですか? それとも学校中に言いふらしましょうか?」
「……やめて、もう、本当に」
ああ、哀れなる犠牲者がまた誕生した。
「では、ママ? 私はここに宿泊するということで、いいですか?」
「それは――」
「いいですね?」
「……わかったわ」
弱みを握られている人間ほど弱いものはない、そう思った俺だった。
「柚季……もう一度言うけど……この子怖い」
「少なくとも俺よりは怖いだろうな、こいつは。脅迫することにまるで躊躇がない」
「んー? 何か言いました?」
「「何でもない」」
視線を逸らしながら二人同時に答える。
「で、遠江。お前何しにここにきたんだ」
「夕食の食材持ってきたに決まってるじゃない。そもそも毎日きてるでしょうが」
食材の入ったレジ袋をがさりと掲げながら遠江は当然のように言う。
「くる度に言ってるよな? 別にこなくていいって。俺は生活費に困ってるわけじゃない。お前ら家族が格安にしてくれてるお陰でな。わざわざくる必要なんてないんだよ」
「しょうがないでしょ。あの子から言わたのよ、アンタの世話をしてってね。やめるわけにはいかないのよ、あの子の頼みなんだから」
「ガキじゃあるめえしいいって言ってんのに……ったく」
遠江からひったくるようにレジ袋を取り上げ、小さいキッチンでそれを広げる。
「あれ? ママが作るわけではないんですね」
「ああ、俺が禁止した。流石に遠江の料理を食うほど命知らずじゃないんでな」
「命知らず……? では、ママの料理は四字熟語で表したらどの言葉が当てはまりますか?」
「……阿鼻叫喚」
「最悪じゃないですか!? ママって高校時代って料理下手なんですね、初めて知りました」
「逆に彼方説があってんだとすれば、未来のこいつは料理得意なのか?」
「ええ、美味しかったと記憶しています。だけどまぁ……少し入れてる具材が特有と言えば特有でしたね。ですが美味しかったですよ、プロ並みに」
「何よアンタたち。未来やら何やらと、そんなこと言う暇があったらご飯作りなさい。今日柚季が帰ってくるのが遅かったからお腹減ってんのよ」
「毎度毎度お前もよく食うな。あっちの家で飯食ってこっちの家で飯食うとか。太るぞ」
「太らないからいいのよ」
「根拠のない説明だなおい」
重たい息を吐きながら、俺は三人分の夕食を作るため手を動かすのだった。
「本人目の前でよくそんな失礼なことが言えるなお前犯すぞ」
「その発言自体もうアウトだと思うのですが……」
俺のボケにすかさず突っ込みを入れてくる彼方。うん、ボケだよ? 決して本意から出てるわけじゃないから勘違いしないでもらいたい。
「彼方はな、あー、何だ。ここに住むと言い張っているんだ。住む家もないらしいから俺はここに泊めてやることにした、以上! この話終わり!」
「終わりなわけないでしょ!?」
強引に話を終了させたかったのだが、遠江が声を荒げてきたため失敗に終わった。
「何で!? どういうこと!? そもそも何で家がないの!?」
「……家が、ない理由ですか……ぐすっ。うぅ……聞きたいんですか……?」
「う……っ」
目元をごしごしと擦りながら上目遣いで聞いてくる彼方に遠江はたじろぐ。
「……なら、話しましょう。あれは、十年前」
「ごめん! 言わなくていい! トラウマを思い出させちゃってごめん!」
「あ、はい。ぐじゅ……ありがとござます」
「だったらうちにくればいいのに。こんな奴のとこにいるところよりは安全よ?」
「身元がわからない奴をよく引き取れるな、お前」
「生徒が困ってるならそれを助けるのが生徒会長という役職よ」
ふふん、と得意気に胸を反らす。同時にたゆんっ、たゆんっと豊満過ぎる胸が揺れに揺れ、思わず視線を逸らした。
「何目を逸らしてんのよ」
「聞かない方が、いいこともあるんだ」
言ったら遠江は顔を真っ赤にして俺を殴るだろう。間違いない。こいつは都合が悪ければ即座にパンチを繰り出す暴君なのだから。
「ああ、大丈夫です、ママ。私はここでいいです」
「んー、でも駄目ね。生徒会長として男女の宿泊は流石に認められないわ。彼方さんが何で柚季に固執しているのかどうかは知らないけど、駄目なものは駄目。そもそも何で柚季は断らなかったのよ。普通アンタならそうするでしょ」
「いや、それにはマリアナ海溝並の深い事情があってだな……」
俺が必死に言い訳をしようとすると、彼方が先に言葉を紡いだ。
「……聞きたいのですが、ママは私がここに住むというのは反対、ということですか?」
「当たり前よ。不純すぎるわ、そんなの」
正論を言う遠江。
「へぇー、そうですか」
彼方がそう言葉を零すと同時に、俺は先ほどにも感じた背筋が凍るような感覚を感じ取った。
そう、この声色は俺がこいつの宿泊を断った際に聞いた、冷えに冷え切った声。
「まさか、お前……こいつの過去も」
「ええ、無論です。ママからは、酒を飲ましてべろんべろんになった時に聞きました。大層酔ってたんでしょうねぇ、覚え切れないくらいに聞かされましたよ」
「え? 何言ってるのよ。私、お酒なんて一口も飲んだことないわよ?」
「はい、承知しております。ママはまだ高校生です。飲めるはずないじゃないですか」
「よね、……というかそろそろそのママっていうのやめて欲しいんだけど」
これから何が起きるのか全然わかっていない遠江は頭を抱えて唸っている。
「さて、それでは」
こほんと、可愛らしい咳払いをして、彼方は語り始めた。
「そう、それは小学校三年生の夏の日でした。二人の姉妹はとある男の子を困らせるためある行動を取りました。それはわざと迷子になってその男の子に探しにきてもらうというものでした。姉妹はとことことわけのわからない道を歩き続け、適当な場所で男の子に連絡しようとしました」
ですが、と一言言葉を置いてから彼方は続けた。
「しかし、姉妹はその時気づきました。携帯を持ってきていなかったのです。絶望的な状況でした、周りは知らない土地、知っている大人もいません。姉妹はわんわんと泣き始めました。しかし、泣き出したところで時間は非情にも過ぎていきます。やがて、日も傾き、帰るのは絶望的になった時、その男の子がやってきました。男の子は姉妹を説教した後、暗い夜道を歩いて……一緒に迷子になりましたとさ。お終いお終い」
「俺のワースト七の黒歴史がぁぁぁぁああ!?!?」
「ちょっと待って! 何で貴方が私の黒歴史を知ってるの!? あれは私たちだけの秘密――って、まさか柚季アンタ!」
「違う! マジで! これマジだから!」
「まだまだありますよ? ママ。聞きたいですか? それとも学校中に言いふらしましょうか?」
「……やめて、もう、本当に」
ああ、哀れなる犠牲者がまた誕生した。
「では、ママ? 私はここに宿泊するということで、いいですか?」
「それは――」
「いいですね?」
「……わかったわ」
弱みを握られている人間ほど弱いものはない、そう思った俺だった。
「柚季……もう一度言うけど……この子怖い」
「少なくとも俺よりは怖いだろうな、こいつは。脅迫することにまるで躊躇がない」
「んー? 何か言いました?」
「「何でもない」」
視線を逸らしながら二人同時に答える。
「で、遠江。お前何しにここにきたんだ」
「夕食の食材持ってきたに決まってるじゃない。そもそも毎日きてるでしょうが」
食材の入ったレジ袋をがさりと掲げながら遠江は当然のように言う。
「くる度に言ってるよな? 別にこなくていいって。俺は生活費に困ってるわけじゃない。お前ら家族が格安にしてくれてるお陰でな。わざわざくる必要なんてないんだよ」
「しょうがないでしょ。あの子から言わたのよ、アンタの世話をしてってね。やめるわけにはいかないのよ、あの子の頼みなんだから」
「ガキじゃあるめえしいいって言ってんのに……ったく」
遠江からひったくるようにレジ袋を取り上げ、小さいキッチンでそれを広げる。
「あれ? ママが作るわけではないんですね」
「ああ、俺が禁止した。流石に遠江の料理を食うほど命知らずじゃないんでな」
「命知らず……? では、ママの料理は四字熟語で表したらどの言葉が当てはまりますか?」
「……阿鼻叫喚」
「最悪じゃないですか!? ママって高校時代って料理下手なんですね、初めて知りました」
「逆に彼方説があってんだとすれば、未来のこいつは料理得意なのか?」
「ええ、美味しかったと記憶しています。だけどまぁ……少し入れてる具材が特有と言えば特有でしたね。ですが美味しかったですよ、プロ並みに」
「何よアンタたち。未来やら何やらと、そんなこと言う暇があったらご飯作りなさい。今日柚季が帰ってくるのが遅かったからお腹減ってんのよ」
「毎度毎度お前もよく食うな。あっちの家で飯食ってこっちの家で飯食うとか。太るぞ」
「太らないからいいのよ」
「根拠のない説明だなおい」
重たい息を吐きながら、俺は三人分の夕食を作るため手を動かすのだった。
21
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
幼馴染に告白したら、交際契約書にサインを求められた件。クーリングオフは可能らしいけど、そんなつもりはない。
久野真一
青春
羽多野幸久(はたのゆきひさ)は成績そこそこだけど、運動などそれ以外全般が優秀な高校二年生。
そんな彼が最近考えるのは想い人の、湯川雅(ゆかわみやび)。異常な頭の良さで「博士」のあだ名で呼ばれる才媛。
彼はある日、勇気を出して雅に告白したのだが―
「交際してくれるなら、この契約書にサインして欲しいの」とずれた返事がかえってきたのだった。
幸久は呆れつつも契約書を読むのだが、そこに書かれていたのは予想と少し違った、想いの籠もった、
ある意味ラブレターのような代物で―
彼女を想い続けた男の子と頭がいいけどどこかずれた思考を持つ彼女の、ちょっと変な、でもほっとする恋模様をお届けします。
全三話構成です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる