王道じゃなくて悪かったな

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学院生活 前学期編

17. とりあえず面接から始めよか

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 某日某所 18時頃


 うん、また某所言うてるけど今回は俺の部屋ね。
 今はね、ちょうど福島くん?が来たところだよ。


「福島くんいらっしゃーい。」

「…榊様、福です。お邪魔します。」

「ぇあっ!?ごめんっ、俺他人の苗字だけはどうしても覚えられなくてさー。
 覚える時は俺に迷惑かけた時とかよっぽどのことがあった時だから…」

「いえ、大丈夫です…//」

「よし、じゃあひとまずお茶でも出すよ。とりあえずは面接からしようと思うから、ソファ座って。右手側ね。」

「かしこまりました。」


 お茶に細工とかはしない、ちゃんと入れて出す。クスリとかあんまり使いたくないからねー。

 飛鳥さんはガンガン使ってくるけど。あの人ほんとやべえよ。

 面接内容としては名前と学年、所属部活etc.を聞こうかな的な。


「よーし、じゃあ面接をはじめまーす。まずは名前・学年・部活を教えてー。」

「はい、福田 凌駕 2年バスケ部です。」

「うん、OK。親衛隊作る動機は?あと部活と勉強と親衛隊活動、全部しっかりこなせそう?」

「動機は自分が榊様に一目惚れしたことが大きいかと。
 榊様はタチ喰いとおっしゃっていたので、力量としては親衛隊などなくてもよろしいかと存じますが、お側にいて榊様の身の回りのお世話ができればと思っております。
 また、勉学や部活と親衛隊活動は必ず両立いたします。入隊希望者にも毎回筆記テストを実施して各部活動とも連携を取り、しっかりとした地盤を造って行く所存です。」

「うん、それならいいかな。あとこれ一番大事なんだけど、福田くんは男に抱かれたことある?」

「…?!い、いえ、有りませんが佐藤から聞きました、親衛隊長になる人物と夜の相性が良くなければ他が良くてもダメだと。」

「ありゃ、圭ちゃん喋ったんだ。まあ隠してはないしいいけど。
 どうする?今日はその為にも俺の部屋に来てもらったわけだけど、もしも無理そうなら辞めてもいいよ。」

「無理な訳がありません!!自分は、その、今までネコになったことは有りませんが、榊様になら、貫かれたいと、一目見た時からお慕いしております…」

「そなの?俺はカラダの関係しか持てないけど、それで良ければ試してみる?」

「榊様のお心まで欲しいとは申しません、しかし可能ならば、自分の純潔を奪ってはくださいませんか…///」

「今すぐベッド行こう。」


 学園編始まってからセックスしすぎだよね俺。
 でもこれそーいう作品だから許してね☆

 さて、福田くんはどんな風に鳴くのかにゃ~?


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