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学院生活 前学期編
28. あれ、もう期末?早くない?
しおりを挟むやぁぁぁぁっほぉぉぉぉお!!!!
あ、ごめん。うるさかったね。みんなが寝てるかと思って。
え?GWが終わった?何言ってんの。俺らのGWなんて遥か昔にトンズラこいたっての。
まあ?俺らは?再来週には?夏休みだけどぉ????
「何考えてるのか知らないけど、顔がうざい。すげぇうざい。」
「そんな顔の響ちゃんも好きだよ☆」
「圭ちゃん酷いし。なんで奏多がここにいんの?」
「だぁーって、響ちゃんに会いたかったんだもんっ!ね、そろそろ俺の身体が恋しくなった頃じゃない?どう?」
「全くねぇな。俺はどっちかというと、もっと恥じらいを持った子の方が…」
そう話しながら後ろにいた親衛隊の子を抱っこすると、その子は正しく恥じらいを持って顔を赤くした。
そうそう、こういう子だよ。俺がこじ開けたくなるような…
「…」
ちょ、無言で親衛隊の子を剥がさないで。後俺の膝に居座らないで。
てか何で彩雅まできてんだよ…
「コソッ)) 今日行ってもいい…?」
「なんだ、そのこと?いいよ。いっぱい抱っこしたげる。」
そう伝えると素直に膝から降りて、教室を出て行く彩雅。
すごいルンルンしてた。
「そーいえば響也は夏休みどーすんの?寮閉まるぞ?あと期末対策手伝って。」
「あり?もう期末?はえーな。昨日中間終わったと思ったのに。」
「中間なんて2ヶ月も前に終わったよ?響ちゃん脳みそ大丈夫?」
「うるせえ。てか、そーなー。夏休みなー。知り合いの家に下宿かな。」
「え、そんなことするなら俺の家くればいいじゃんっ!」
「ぜってーやだ。あ、圭ちゃん用のまとめノート部屋に忘れたぽい。明日でもいい?」
「いや、取りに行く。」
「無理。今日彩雅くるし。」
「あー。じゃあ明日朝一で。」
「うーい。」
こういう会話、DKって感じがして好きだぜ。
とりあえず、夏休みは飛鳥さんの家にいくって決まっちゃってるし、目の前の期末をぶっちぎり満点トップでクリアしますかー。
次回から夏休みだぞ☆
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