王道じゃなくて悪かったな

夏休み編

1. 夏休み初日から迫られる俺氏…★？

　最近思うんだよね。俺がモテるのって、俺の魅力じゃなくてチンコの魅力のせいじゃないかって。

　ほら、オトモダチはみんな言うんだよね。太くて長くてエラが張ってて最高のチンコだって。

　え、俺ってチンコありきなん？チンコが本体的な？何それ？


「聞いてるのかい、響也くん？今日から夏休みなんだし、ハメを外そうじゃないか。ほら、私のお尻も準備万端だよ？」

「俺考えたんすけど、毎日セックスは厳しいと思うんすよ。
　条件は毎日って言われたけど、毎日セックスじゃ飽きるっしょ？」

「そんなことないよ！私は毎日セックスしても飽きることはないよ！」

「あー、確かに。飛鳥さんってそーいう人ですもんね。でも毎日やってるとガバマンになりそうなんで、俺が嫌っす。ガバマンじゃイけないし。」

「そ、それは困るな… じゃあ、3日に一回！」

「せめて週一っすね。」

「そんなの我慢できないよぉ！」

「1週間我慢すれば、超濃厚トロトロセックスが待ってますよ？良いんすか？」

「が、我慢します。でもでも、今日はいいでしょ？」

「まあ、いいっすよ。上手におねだりできたらっすけど。」


　セックスしか考えられない人間になっちゃったらダメだと思って週一にしたんだけど、これってもしかして逆効果？

　あ、メールきた。飛鳥さん一旦放置。

　ん？あ、フェラしだした。飛鳥さんフェラ好きだなぁ…

　えーっと？再来週海行かね？って圭ちゃんからのお誘いだ～。

　いいね、海。誰かプライベートビーチ的なの持ってる人いないかなー？

　あり？またお誘い来た。朔蘭ちゃんだ。プライベートビーチがあるので一緒に如何ですかって、めっちゃビンゴー！

　他にも誘っていいなら行く、っと。

　よーし、再来週は海行くぞー！