9 / 39
9
『①世界の崩壊を望む』
『②世界が兄妹愛を認める』
『③核戦争を望む』
『④リア充爆発しろ』
①③物騒な選択肢が2つある。この絶対選んではいけない選択肢だと断言してもいいだろう。選んだらきっととんでもないことになる。
④を選べば世の中のリア充を一掃できるかもしれない。そうすれば高嶺の花である杉浦さんと付き合うチャンスが生まれるかもしれない。でも誰かを爆死させて好きな女性と付き合える可能性を上げるのはどう考えても間違っている。なのでこの選択肢もなしだ。
残るは選択肢②。この選択肢が一番無難な気がする。
でもこの選択肢にも懸念はある。それは兄妹間の近親相関を認めることになるかもしれないという懸念だ。
さすがに近親相姦はマズイ。この懸念が現実になったら兄妹での近親相姦が頻発し、遺伝子異常の子供が大量に生まれてしまうかもしれない。それは非常にマズイ。
でも、その懸念が現実にならならずに、兄妹が仲良くすることだけが認めれれば、妹は人の目を気にすることなく兄と仲良くすることができるのだ。それは素晴らしいことだと思う。僕も妹と昔のように仲良くできるのは嬉しい。
でも近親相姦の可能性が心配だ。でも妹にこれ以上辛い思いさせるのは嫌だ。
どうしよう?僕は悩む。
そして答えを出し、決断する。
僕は選択肢②を選んだ。
世界が動き出す。でも何も起きなかった。妹も部屋に入ってこなかった。
世界は兄妹愛を認めたのだろうか?わからない。
眠くなってきた。激しい睡魔だ。耐えられそうにない。僕は意識を失うように眠りについた。
「お兄ちゃん」
という声が聞こえてきた。妹の声だ。
お腹の上に重みを感じる。誰かが僕のお腹の上に乗っているような重みだ。
僕は目を開ける。僕のお腹に乗っていたのは妹だった。制服姿でクッションの上に乗るように僕のお腹の上で女の子座りをしている。
「お兄ちゃん、朝だよ。起きないと遅刻しちゃうよ」
「もう起きてるよ。でも妹の重みのせいで起きられないよ」
「もうお兄ちゃんは筋力ないな。私のような華奢な女の子1人乗せただけで起きられなくなるなんて」
「僕は文化系なんだ」
「文化系。確かにラノベたくさん読んでるし、文化系だね。将来、純文学書けるような文化系ではないけどね」
「僕は小説家になるつもりはないよ」
「そうなの?じゃあプロゲーマーになるの?」
「プロゲーマーにもならないよ」
「じゃあ、ユーチューバー?」
「ならないよ。公務員になれればいいなと思ってる」
「お兄ちゃんは冒険心がないな」
「臆病な男なんだよ」
「お兄ちゃんは臆病じゃないと思うけどな」
「どうしてそう思う?」
「それは内緒」
妹が唇に人差指を当てながら言う。
可愛い仕草だ。こんな可愛い仕草久しぶりに見た。どうやら世界は兄妹愛を認めたようだ。これが夢じゃないのなら・・・まさか夢じゃないよな?
「へへっ。妹には秘密が多いのよ」
「そうなんだ」
「うん。でもね、1つだけ私の秘密を教えてあげる。私はね、お兄ちゃんのことが大好きなの。もちろん、兄としてね」
「そうか。僕も妹として希美のことが好きだよ」
「知ってるよ」
妹は笑顔で言った。屈託のない天真爛漫な笑顔だった。
「ねえ、お兄ちゃん、今日ね、私、おニューのパンツ履いてるんだよ。見せてあげるね」
妹が唐突にとんでもないことを言う。
「いやいや、見せなくていいよ」
「どうして?いつもおニューのパンツは見てくれるのに」
いつもおニューのパンツを見てくれるのに・・・だと。いやいや、そんな習慣ないから。子供の頃もそんな習慣なかったから。
「お兄ちゃん・・・私のこと嫌いになったの。兄妹がおニューの下着を見せ合うのは日本では常識なのに」
なんだその常識は?
「そんな常識があるのか?」
思わず聞いてしまう。
「あるよ。私達が生まれる前からあるよ」
どうやら選択肢②のせいで歴史が変化して、変な常識が生まれて、定着してしまったらしい。
「お兄ちゃん、寝ぼけてるのね。仕方ないな。私の新しいパンツの神々しさで目を覚ましてあげるわ」
妹はベットから下りる。そしてスカートを捲り上げた。純白のパンツが露出される。
「どう?お兄ちゃん。私のパンツの神々しさは?目覚めた?」
「ああ、覚めたよ」
「そう。よかった。それで私のパンツの感想は?」
「可愛いと思うよ」
「ありがとう。私もこのパンツ気に入ってるんだ」妹は露出しているパンツを見ながら言う。「このフリルのところが特に気に入ってるんだ。お兄ちゃんもそう思わない?」
「思うよ」
「ありがとう。さてと、おニューのパンツも見せたし、そろそろ行こうっかな。お兄ちゃん、二度寝しないでちゃんと学校行く準備してね」
「わかったよ」
妹は部屋を出ていった。
どうやら良い方向に変化してくれたようだ。ほっとする。
これが夢でないことを心のどこかで願いながら僕はパジャマを脱ぎ始めた。
『②世界が兄妹愛を認める』
『③核戦争を望む』
『④リア充爆発しろ』
①③物騒な選択肢が2つある。この絶対選んではいけない選択肢だと断言してもいいだろう。選んだらきっととんでもないことになる。
④を選べば世の中のリア充を一掃できるかもしれない。そうすれば高嶺の花である杉浦さんと付き合うチャンスが生まれるかもしれない。でも誰かを爆死させて好きな女性と付き合える可能性を上げるのはどう考えても間違っている。なのでこの選択肢もなしだ。
残るは選択肢②。この選択肢が一番無難な気がする。
でもこの選択肢にも懸念はある。それは兄妹間の近親相関を認めることになるかもしれないという懸念だ。
さすがに近親相姦はマズイ。この懸念が現実になったら兄妹での近親相姦が頻発し、遺伝子異常の子供が大量に生まれてしまうかもしれない。それは非常にマズイ。
でも、その懸念が現実にならならずに、兄妹が仲良くすることだけが認めれれば、妹は人の目を気にすることなく兄と仲良くすることができるのだ。それは素晴らしいことだと思う。僕も妹と昔のように仲良くできるのは嬉しい。
でも近親相姦の可能性が心配だ。でも妹にこれ以上辛い思いさせるのは嫌だ。
どうしよう?僕は悩む。
そして答えを出し、決断する。
僕は選択肢②を選んだ。
世界が動き出す。でも何も起きなかった。妹も部屋に入ってこなかった。
世界は兄妹愛を認めたのだろうか?わからない。
眠くなってきた。激しい睡魔だ。耐えられそうにない。僕は意識を失うように眠りについた。
「お兄ちゃん」
という声が聞こえてきた。妹の声だ。
お腹の上に重みを感じる。誰かが僕のお腹の上に乗っているような重みだ。
僕は目を開ける。僕のお腹に乗っていたのは妹だった。制服姿でクッションの上に乗るように僕のお腹の上で女の子座りをしている。
「お兄ちゃん、朝だよ。起きないと遅刻しちゃうよ」
「もう起きてるよ。でも妹の重みのせいで起きられないよ」
「もうお兄ちゃんは筋力ないな。私のような華奢な女の子1人乗せただけで起きられなくなるなんて」
「僕は文化系なんだ」
「文化系。確かにラノベたくさん読んでるし、文化系だね。将来、純文学書けるような文化系ではないけどね」
「僕は小説家になるつもりはないよ」
「そうなの?じゃあプロゲーマーになるの?」
「プロゲーマーにもならないよ」
「じゃあ、ユーチューバー?」
「ならないよ。公務員になれればいいなと思ってる」
「お兄ちゃんは冒険心がないな」
「臆病な男なんだよ」
「お兄ちゃんは臆病じゃないと思うけどな」
「どうしてそう思う?」
「それは内緒」
妹が唇に人差指を当てながら言う。
可愛い仕草だ。こんな可愛い仕草久しぶりに見た。どうやら世界は兄妹愛を認めたようだ。これが夢じゃないのなら・・・まさか夢じゃないよな?
「へへっ。妹には秘密が多いのよ」
「そうなんだ」
「うん。でもね、1つだけ私の秘密を教えてあげる。私はね、お兄ちゃんのことが大好きなの。もちろん、兄としてね」
「そうか。僕も妹として希美のことが好きだよ」
「知ってるよ」
妹は笑顔で言った。屈託のない天真爛漫な笑顔だった。
「ねえ、お兄ちゃん、今日ね、私、おニューのパンツ履いてるんだよ。見せてあげるね」
妹が唐突にとんでもないことを言う。
「いやいや、見せなくていいよ」
「どうして?いつもおニューのパンツは見てくれるのに」
いつもおニューのパンツを見てくれるのに・・・だと。いやいや、そんな習慣ないから。子供の頃もそんな習慣なかったから。
「お兄ちゃん・・・私のこと嫌いになったの。兄妹がおニューの下着を見せ合うのは日本では常識なのに」
なんだその常識は?
「そんな常識があるのか?」
思わず聞いてしまう。
「あるよ。私達が生まれる前からあるよ」
どうやら選択肢②のせいで歴史が変化して、変な常識が生まれて、定着してしまったらしい。
「お兄ちゃん、寝ぼけてるのね。仕方ないな。私の新しいパンツの神々しさで目を覚ましてあげるわ」
妹はベットから下りる。そしてスカートを捲り上げた。純白のパンツが露出される。
「どう?お兄ちゃん。私のパンツの神々しさは?目覚めた?」
「ああ、覚めたよ」
「そう。よかった。それで私のパンツの感想は?」
「可愛いと思うよ」
「ありがとう。私もこのパンツ気に入ってるんだ」妹は露出しているパンツを見ながら言う。「このフリルのところが特に気に入ってるんだ。お兄ちゃんもそう思わない?」
「思うよ」
「ありがとう。さてと、おニューのパンツも見せたし、そろそろ行こうっかな。お兄ちゃん、二度寝しないでちゃんと学校行く準備してね」
「わかったよ」
妹は部屋を出ていった。
どうやら良い方向に変化してくれたようだ。ほっとする。
これが夢でないことを心のどこかで願いながら僕はパジャマを脱ぎ始めた。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858