【R18】選択肢のある世界 ~エッチな選択肢は好きですか?~

赤い翼

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『①世界の崩壊を望む』
『②世界が兄妹愛を認める』
『③核戦争を望む』
『④リア充爆発しろ』

①③物騒な選択肢が2つある。この絶対選んではいけない選択肢だと断言してもいいだろう。選んだらきっととんでもないことになる。

④を選べば世の中のリア充を一掃できるかもしれない。そうすれば高嶺の花である杉浦さんと付き合うチャンスが生まれるかもしれない。でも誰かを爆死させて好きな女性と付き合える可能性を上げるのはどう考えても間違っている。なのでこの選択肢もなしだ。

残るは選択肢②。この選択肢が一番無難な気がする。

でもこの選択肢にも懸念はある。それは兄妹間の近親相関を認めることになるかもしれないという懸念だ。

さすがに近親相姦はマズイ。この懸念が現実になったら兄妹での近親相姦が頻発し、遺伝子異常の子供が大量に生まれてしまうかもしれない。それは非常にマズイ。

でも、その懸念が現実にならならずに、兄妹が仲良くすることだけが認めれれば、妹は人の目を気にすることなく兄と仲良くすることができるのだ。それは素晴らしいことだと思う。僕も妹と昔のように仲良くできるのは嬉しい。

でも近親相姦の可能性が心配だ。でも妹にこれ以上辛い思いさせるのは嫌だ。

どうしよう?僕は悩む。

そして答えを出し、決断する。

僕は選択肢②を選んだ。

世界が動き出す。でも何も起きなかった。妹も部屋に入ってこなかった。

世界は兄妹愛を認めたのだろうか?わからない。

眠くなってきた。激しい睡魔だ。耐えられそうにない。僕は意識を失うように眠りについた。

「お兄ちゃん」
という声が聞こえてきた。妹の声だ。

お腹の上に重みを感じる。誰かが僕のお腹の上に乗っているような重みだ。

僕は目を開ける。僕のお腹に乗っていたのは妹だった。制服姿でクッションの上に乗るように僕のお腹の上で女の子座りをしている。

「お兄ちゃん、朝だよ。起きないと遅刻しちゃうよ」

「もう起きてるよ。でも妹の重みのせいで起きられないよ」

「もうお兄ちゃんは筋力ないな。私のような華奢な女の子1人乗せただけで起きられなくなるなんて」

「僕は文化系なんだ」

「文化系。確かにラノベたくさん読んでるし、文化系だね。将来、純文学書けるような文化系ではないけどね」

「僕は小説家になるつもりはないよ」

「そうなの?じゃあプロゲーマーになるの?」

「プロゲーマーにもならないよ」

「じゃあ、ユーチューバー?」

「ならないよ。公務員になれればいいなと思ってる」

「お兄ちゃんは冒険心がないな」

「臆病な男なんだよ」

「お兄ちゃんは臆病じゃないと思うけどな」

「どうしてそう思う?」

「それは内緒」
妹が唇に人差指を当てながら言う。

可愛い仕草だ。こんな可愛い仕草久しぶりに見た。どうやら世界は兄妹愛を認めたようだ。これが夢じゃないのなら・・・まさか夢じゃないよな?

「へへっ。妹には秘密が多いのよ」

「そうなんだ」

「うん。でもね、1つだけ私の秘密を教えてあげる。私はね、お兄ちゃんのことが大好きなの。もちろん、兄としてね」

「そうか。僕も妹として希美のことが好きだよ」

「知ってるよ」
妹は笑顔で言った。屈託のない天真爛漫な笑顔だった。

「ねえ、お兄ちゃん、今日ね、私、おニューのパンツ履いてるんだよ。見せてあげるね」
妹が唐突にとんでもないことを言う。

「いやいや、見せなくていいよ」

「どうして?いつもおニューのパンツは見てくれるのに」

いつもおニューのパンツを見てくれるのに・・・だと。いやいや、そんな習慣ないから。子供の頃もそんな習慣なかったから。

「お兄ちゃん・・・私のこと嫌いになったの。兄妹がおニューの下着を見せ合うのは日本では常識なのに」

なんだその常識は?

「そんな常識があるのか?」
思わず聞いてしまう。

「あるよ。私達が生まれる前からあるよ」

どうやら選択肢②のせいで歴史が変化して、変な常識が生まれて、定着してしまったらしい。

「お兄ちゃん、寝ぼけてるのね。仕方ないな。私の新しいパンツの神々しさで目を覚ましてあげるわ」

妹はベットから下りる。そしてスカートを捲り上げた。純白のパンツが露出される。

「どう?お兄ちゃん。私のパンツの神々しさは?目覚めた?」

「ああ、覚めたよ」

「そう。よかった。それで私のパンツの感想は?」

「可愛いと思うよ」

「ありがとう。私もこのパンツ気に入ってるんだ」妹は露出しているパンツを見ながら言う。「このフリルのところが特に気に入ってるんだ。お兄ちゃんもそう思わない?」

「思うよ」

「ありがとう。さてと、おニューのパンツも見せたし、そろそろ行こうっかな。お兄ちゃん、二度寝しないでちゃんと学校行く準備してね」

「わかったよ」

妹は部屋を出ていった。

どうやら良い方向に変化してくれたようだ。ほっとする。

これが夢でないことを心のどこかで願いながら僕はパジャマを脱ぎ始めた。
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