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24 里菜の過去①
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そのとき選択肢が現れる。
『①里菜の過去を見る』
『②里菜の過去を見ない』
里菜先輩の過去を見ればより悩みが深刻になろだろう。でも僕は里菜先輩の過去を知りたいと思った。
だから僕は①を選んだ。
◯里菜視点◯
10歳のとき妹が病気になった。白血病だった。
でも私が妹が白血病だったことを知ったのは妹の病気がかなり進行してからだった。
妹が入院したとき、心配だった。でも両親がすぐに退院できると言ったので、その言葉を信じた。
でも妹はなかなか退院できなかった。
自宅から病院までの距離は遠かった。そのせいで週末にしか妹に会えなかった。
妹は会うたびに病状が悪化していった。顔色は悪くなり、声に張りがなくなり、体重が減少していき、痩せ細っていった。
妹は不安だったはずだ。絶望だって感じていたはずだ。でも妹は私が会いに行くといつも笑顔で迎えてくれた。楽しそうに話をしてくれた。早く元気になってお姉ちゃんと一緒に外で遊びたいと言ってくれた。もっとお料理を勉強していつか光くんに私の手料理を食べさせたいと夢を言ってくれた。いつもと変わらない調子で。
でも、私は妹が無理していることに気づいていた。その無理が会うたびに酷くなっていることに気づいていた。
『妹は重い病気を患っている。それを私に隠している。私に心配をかけないために』そう思うまでに時間はかからなかった。
重い病気について考えているとき、ふいに白血病という言葉が頭に浮かんだ。
なぜその言葉が浮かんだのかわからない。双子特有の力が働いたからかもしれない。単なる偶然かもしれない。理由はわからないが白血病という言葉が浮かんだ。
妹が白血病・・・ドラマで見たことがある。白血病になったヒロインが死んでいくドラマだった。そのせいで『白血病=死』というイメージが私の中にあった。
だから怖くなった。妹がそんな恐ろしい病気になってしまったのかと思うと怖くてたまらなかった。
だから私は母に聞いた。妹の病気のことを。白血病ではないと否定してもらうために。
キッチンで夕食の用意をしていた母に話しかける。
「お母さん」
「何?」
「陽菜、白血病じゃないよね?」
母の顔に動揺が浮かぶ。
その動揺を見た瞬間、私は妹は白血病だと悟る。
「陽菜は白血病なの?」
「・・・」
「白血病なんでしょ?お母さん、答えて」
「・・・そうよ」
「嘘・・・なんで陽菜が白血病になるのよ。あんなに元気だったのに」
「里菜。大丈夫よ。適切な治療を受け続ければ、治るから」
「ホント?」
「ホントよ。日本医療はすごいのよ。だから心配しないでいつも通り生活していなさい」
「・・・うん」
うなずくしかなかった。
いつも通りに生活なんてできるわけなかった。妹が白血病に苦しんでいると思うと気が気じゃなかった。
どうして妹だけ病気になったの?私達は双子の姉妹なのに。
私は考える。そして考えつく。
『本当は私が病気になるはずだったんじゃないのか。本来は私が病気になるはずだった。でも私は病気にならなかった。そのせいで妹が病気になってしまったのではないか』
そう私は考えた。普通に考えれば非科学的な考え方だった。でも私はその自論が正しい気がした。
自分のせいで妹が病気になったと思うと恐怖を感じた。
だから私はその自論を否定した。でもその自論は私の心にシミのように残り続けた。そのシミは時の流れとともに確実に大きくなっていった。大きくなるとともに妹も私と同じ持論を持っているのではないかと思うようになった。私が妹の立場だったら妹のせいにしていたかもしれない。
そう思うと妹に会うのが怖くなった。妹は優しいからそんなこと考えるはずない。そう思って恐怖を解消しようとした。でも恐怖は消えなかった。会いに行くたびに恐怖を感じた。いつ妹に非難されるのだろうと考えると病室に行く脚が重くなった。
そんな自分に嫌悪を感じた。妹は優しい子なのに、私を非難するような子じゃないのに、すごく良い子なのに、病気に克服するために頑張っているのに、私は妹を疑って、恐怖を感じている。そんな自分が嫌で嫌でたまらなかった。
だから私は白血病のことを調べて、自分にできることを探した。そして見つけた。骨髄移植という方法を。私と妹は双子。だから私の骨髄は妹にぴったりと適合すると思った。
私は母に言った。
「私の骨髄を妹に提供させてほしいの」
「・・・それはとても危険なことなのよ」
「でも妹が苦しんでいるの。すごく苦しんでいるの。でも私の骨髄を提供してあげればその苦しみから開放してあげられる。私は妹を苦しみから開放してあげたいの」
「骨髄提供はね、大人にならないと駄目なのよ」
「でも、外国では5歳の子供が骨髄移植のドナーになって、双子の弟を助けたって話があるよ」
「それは外国の話よ。日本ではないわ」
「じゃあ、外国で骨髄移植すればいいのよ」
「日本に医療は世界最高峰なの。日本よりも医療レベルが低い外国では危険なの」
「じゃあ、日本で骨髄移植してよ。きっと成功するよ」
「私は賛成できないわ」
「どうして?」
「危険だからよ」
「危険でもやりたいの。私はお姉ちゃんなの。陽菜のお姉ちゃんなの。だからやらなければならないの」
「反対よ」
「お母さん!」
「里菜。お願いよ。お母さんを困らせないで」
母親は感情的な声で言う。
私は驚く。いつも穏やかな母がこんなにも感情的になるのは初めてだった。
「骨髄提供は本当に危険なの。子供には危険なの。私は親として子供を危険に晒すわけにはいかないの。わかった?」
母はまくしたてるように言った。
「わかんないよ」私も感情的になって言った。「全然わかんない。妹を救えるかもしれないのに反対するなんて意味わかんないよ」
「里菜・・・お願いだからわかってよ」
「わかんない。わかんないわかんないわかんない」
私は部屋を飛び出した。
靴を履かずに家を飛び出し、道路を走った。走って走って走り続けた。涙を流しながら。脚がもつれて転んでしまう。痛みを感じる。
妹はもっと痛い思いをしている。そう思うとさらに泣けてきた。
骨髄提供すれば痛みから妹を開放してあげられるのに。なのにどうして・・・どうして骨髄提供をさせてくれないの?どうして・・・
「里菜」
美晴の声が聞こえた。
見ると美晴がいた。心配そうに私を見ている。
「どうしたの?」
「わかんないの。骨髄提供したいってお母さんに言ったの。そしたら反対されたの。意味わからないの。私の骨髄を提供すれば陽菜が助かるのに。元気になれるのに。なのにお母さん、反対するの。意味わかんないよ」
美晴は何も言わずに私を抱きしめてくれた。私は美晴に抱きしめられながら泣き続けた。
「里菜!」母の声が聞こえた。見ると母がこちらに向かって走ってくるのが見えた。
「里菜、ごめんね」母は私を抱きしめた。泣きながら。「私は怖かったの。里菜に骨髄提供をさせたら、里菜まで陽菜みたいに辛い思いするんじゃないかと思って。怖くてたまらなかったの。だから白血病のことも骨髄移植のことも言えなかったの。里菜が骨髄提供するって言われるのが怖くて言えなかったの」
母が泣いている。泣いている母を見るのは初めてだった。
「私は情けない母親なの。陽菜が病気なっただけでも駄目になってしまうような母親なの。もし、里菜まで病気になったらともっと駄目になってしまうと思う。私は駄目な母親なの。だから里菜に骨髄提供させたくなくなかったの」
「骨髄提供すると病気になるの?」
「なるかもしれない。子供の体には負担が大きいから。だから大人になるまで骨髄提供はできないのよ」
「・・・」
「私はもう大事な娘を病気にさせたくないの。絶対させたくないの。だから反対したの。ごめんね。情けない母親でごめんね」
母は泣きながら謝る。
母は私のことを本当に大事に思っているから骨髄提供を反対したんだ。それなのに私は母を傷つけることをしてしまった。罪悪感を感じる。
「ごめんね。お母さん。ごめんね。ごめんね」
私は泣きながら謝った。
母は私をぎゅっと抱きしめてくれた。
『①里菜の過去を見る』
『②里菜の過去を見ない』
里菜先輩の過去を見ればより悩みが深刻になろだろう。でも僕は里菜先輩の過去を知りたいと思った。
だから僕は①を選んだ。
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10歳のとき妹が病気になった。白血病だった。
でも私が妹が白血病だったことを知ったのは妹の病気がかなり進行してからだった。
妹が入院したとき、心配だった。でも両親がすぐに退院できると言ったので、その言葉を信じた。
でも妹はなかなか退院できなかった。
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妹は会うたびに病状が悪化していった。顔色は悪くなり、声に張りがなくなり、体重が減少していき、痩せ細っていった。
妹は不安だったはずだ。絶望だって感じていたはずだ。でも妹は私が会いに行くといつも笑顔で迎えてくれた。楽しそうに話をしてくれた。早く元気になってお姉ちゃんと一緒に外で遊びたいと言ってくれた。もっとお料理を勉強していつか光くんに私の手料理を食べさせたいと夢を言ってくれた。いつもと変わらない調子で。
でも、私は妹が無理していることに気づいていた。その無理が会うたびに酷くなっていることに気づいていた。
『妹は重い病気を患っている。それを私に隠している。私に心配をかけないために』そう思うまでに時間はかからなかった。
重い病気について考えているとき、ふいに白血病という言葉が頭に浮かんだ。
なぜその言葉が浮かんだのかわからない。双子特有の力が働いたからかもしれない。単なる偶然かもしれない。理由はわからないが白血病という言葉が浮かんだ。
妹が白血病・・・ドラマで見たことがある。白血病になったヒロインが死んでいくドラマだった。そのせいで『白血病=死』というイメージが私の中にあった。
だから怖くなった。妹がそんな恐ろしい病気になってしまったのかと思うと怖くてたまらなかった。
だから私は母に聞いた。妹の病気のことを。白血病ではないと否定してもらうために。
キッチンで夕食の用意をしていた母に話しかける。
「お母さん」
「何?」
「陽菜、白血病じゃないよね?」
母の顔に動揺が浮かぶ。
その動揺を見た瞬間、私は妹は白血病だと悟る。
「陽菜は白血病なの?」
「・・・」
「白血病なんでしょ?お母さん、答えて」
「・・・そうよ」
「嘘・・・なんで陽菜が白血病になるのよ。あんなに元気だったのに」
「里菜。大丈夫よ。適切な治療を受け続ければ、治るから」
「ホント?」
「ホントよ。日本医療はすごいのよ。だから心配しないでいつも通り生活していなさい」
「・・・うん」
うなずくしかなかった。
いつも通りに生活なんてできるわけなかった。妹が白血病に苦しんでいると思うと気が気じゃなかった。
どうして妹だけ病気になったの?私達は双子の姉妹なのに。
私は考える。そして考えつく。
『本当は私が病気になるはずだったんじゃないのか。本来は私が病気になるはずだった。でも私は病気にならなかった。そのせいで妹が病気になってしまったのではないか』
そう私は考えた。普通に考えれば非科学的な考え方だった。でも私はその自論が正しい気がした。
自分のせいで妹が病気になったと思うと恐怖を感じた。
だから私はその自論を否定した。でもその自論は私の心にシミのように残り続けた。そのシミは時の流れとともに確実に大きくなっていった。大きくなるとともに妹も私と同じ持論を持っているのではないかと思うようになった。私が妹の立場だったら妹のせいにしていたかもしれない。
そう思うと妹に会うのが怖くなった。妹は優しいからそんなこと考えるはずない。そう思って恐怖を解消しようとした。でも恐怖は消えなかった。会いに行くたびに恐怖を感じた。いつ妹に非難されるのだろうと考えると病室に行く脚が重くなった。
そんな自分に嫌悪を感じた。妹は優しい子なのに、私を非難するような子じゃないのに、すごく良い子なのに、病気に克服するために頑張っているのに、私は妹を疑って、恐怖を感じている。そんな自分が嫌で嫌でたまらなかった。
だから私は白血病のことを調べて、自分にできることを探した。そして見つけた。骨髄移植という方法を。私と妹は双子。だから私の骨髄は妹にぴったりと適合すると思った。
私は母に言った。
「私の骨髄を妹に提供させてほしいの」
「・・・それはとても危険なことなのよ」
「でも妹が苦しんでいるの。すごく苦しんでいるの。でも私の骨髄を提供してあげればその苦しみから開放してあげられる。私は妹を苦しみから開放してあげたいの」
「骨髄提供はね、大人にならないと駄目なのよ」
「でも、外国では5歳の子供が骨髄移植のドナーになって、双子の弟を助けたって話があるよ」
「それは外国の話よ。日本ではないわ」
「じゃあ、外国で骨髄移植すればいいのよ」
「日本に医療は世界最高峰なの。日本よりも医療レベルが低い外国では危険なの」
「じゃあ、日本で骨髄移植してよ。きっと成功するよ」
「私は賛成できないわ」
「どうして?」
「危険だからよ」
「危険でもやりたいの。私はお姉ちゃんなの。陽菜のお姉ちゃんなの。だからやらなければならないの」
「反対よ」
「お母さん!」
「里菜。お願いよ。お母さんを困らせないで」
母親は感情的な声で言う。
私は驚く。いつも穏やかな母がこんなにも感情的になるのは初めてだった。
「骨髄提供は本当に危険なの。子供には危険なの。私は親として子供を危険に晒すわけにはいかないの。わかった?」
母はまくしたてるように言った。
「わかんないよ」私も感情的になって言った。「全然わかんない。妹を救えるかもしれないのに反対するなんて意味わかんないよ」
「里菜・・・お願いだからわかってよ」
「わかんない。わかんないわかんないわかんない」
私は部屋を飛び出した。
靴を履かずに家を飛び出し、道路を走った。走って走って走り続けた。涙を流しながら。脚がもつれて転んでしまう。痛みを感じる。
妹はもっと痛い思いをしている。そう思うとさらに泣けてきた。
骨髄提供すれば痛みから妹を開放してあげられるのに。なのにどうして・・・どうして骨髄提供をさせてくれないの?どうして・・・
「里菜」
美晴の声が聞こえた。
見ると美晴がいた。心配そうに私を見ている。
「どうしたの?」
「わかんないの。骨髄提供したいってお母さんに言ったの。そしたら反対されたの。意味わからないの。私の骨髄を提供すれば陽菜が助かるのに。元気になれるのに。なのにお母さん、反対するの。意味わかんないよ」
美晴は何も言わずに私を抱きしめてくれた。私は美晴に抱きしめられながら泣き続けた。
「里菜!」母の声が聞こえた。見ると母がこちらに向かって走ってくるのが見えた。
「里菜、ごめんね」母は私を抱きしめた。泣きながら。「私は怖かったの。里菜に骨髄提供をさせたら、里菜まで陽菜みたいに辛い思いするんじゃないかと思って。怖くてたまらなかったの。だから白血病のことも骨髄移植のことも言えなかったの。里菜が骨髄提供するって言われるのが怖くて言えなかったの」
母が泣いている。泣いている母を見るのは初めてだった。
「私は情けない母親なの。陽菜が病気なっただけでも駄目になってしまうような母親なの。もし、里菜まで病気になったらともっと駄目になってしまうと思う。私は駄目な母親なの。だから里菜に骨髄提供させたくなくなかったの」
「骨髄提供すると病気になるの?」
「なるかもしれない。子供の体には負担が大きいから。だから大人になるまで骨髄提供はできないのよ」
「・・・」
「私はもう大事な娘を病気にさせたくないの。絶対させたくないの。だから反対したの。ごめんね。情けない母親でごめんね」
母は泣きながら謝る。
母は私のことを本当に大事に思っているから骨髄提供を反対したんだ。それなのに私は母を傷つけることをしてしまった。罪悪感を感じる。
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