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第一章 その魔女はコーンスープが苦手
歩く理不尽
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今日は休日。
朝、目を開けて最初にその事実を思い出すと、瞼は何の抵抗もなく再び閉じていく。
そのまま二度寝をしようとも思ったが、脳裏には先日の来客の姿が流れていった。
あの偉そうな、金の髪をツインテールにして吊り目を光らせた女の姿が。
「行くか。今なら言ってた時間にもちょうどいいだろ」
時計は十時を指している。ご飯を食べて身だしなみを整えてしまえばもう昼前だろう。
そう思って、俺はベッドから抜け出した。
★
フレンから渡されていた地図はなかなかに細かく書かれていたものだったが、それでもなお彼女の家の周りは複雑な地形となっていた。
人口密集区特有の、立体的に家が重なった区域である。
螺旋路地や地下への階段がそこかしこに存在していて、少しばかりの冒険心を掻きたてられた。
が、今回は用事がある。階段を上ったり下りたりしていると、ようやく地図と同じ特徴をもった一軒家を見つけた。
「……でかいな、ここも」
なぜ俺の知り合いの女性は皆大きな家に住んでいるのだろうか。若干の理不尽を抱きつつも俺はノッカーを叩く。
「フレンさーん、来ましたよー」
堅苦しいのはごめんだと言われはしたが、玄関先で敬語になってしまうのは仕方のないことだと思う。
待つことしばしば。とたとたと扉の向こうから音が近づいてくる。
そして今しがた開かれた隙間から顔だけをのぞかせると、その明らかに寝起きであろう目で睨んでくる。
一つあくびを噛み殺すと、フレンは口を開いて。
「まだ早朝でしょうが。ぶっ殺すわよ」
とだけ言って頭を引っ込めどこかへ消えた。
家に上げてもらえたのは30分近くたった頃だった。
「紅茶に砂糖は入れるタイプ?」
ソファーに身を沈めているとキッチンの方から声が飛んでくる。
「あー、多めで」
甘いのを飲んで疲れを取りたかった。
そんな思いでのリクエストだったが、部屋着を着崩した彼女から渡された紅茶は若干の粘性を抱いていた。俺はこんなにねばついた紅茶を知らないのだが。
「ちょっとこれ……」
「なによ」
「いや、なにも」
文句はうまく出てくれなかった。だらしない恰好をしたフレンを、情けないことに直視できないのだ。
そういう作戦か?……いや、俺の慣れが無さすぎるのか。
甘ったるい香りを放つ紅茶に口をつける。自然と眉間にしわが寄った。
「……冗談のつもりだったんだけど、あんたも行ける派なの?」
そういう彼女の指は俺の持つカップを指している。
どうやらいたずらだったらしい。
「行けないわ、こんなの。ほっといたらこのまま固まるんじゃないのか?これ」
「そこまでじゃないわよ……。はい」
「あ、どうも」
フレンは自分のカップと俺のカップを取り換えると、何のためらいもなく激アマ紅茶に口をつける。
回し飲み気にしない派の人間か?
「私は好きなのよ。この甘さ」
「そうかよ。体壊しそうだけどな」
どうやら相当な甘党のようだった。
「で、何から話す?聞いてくれれば答えるけど」
一息ついたところでフレンがそういう。
俺はとりあえず、魔女日記の続きについて尋ねることにした。
「あんたが本当に魔女日記の作者なら、ぜひ続きを話してほしい。街に入るってとこまでは読んだんだ。なんだっけな・・・・・マグラット?」
「たぶんラグナットね。わかったわ。あれは百年とちょっと前の話よ」
机に置いてあったキャンドルに火を灯すと、部屋に甘い香りが広がっていった。
★
私、フレンは百数年前の記憶を引っ張り出す。
とはいえ毎晩のように繰り返していることだから、体感的には昨日のことのように感じられた。
ラグナットの街に入った時のことだっけ?日記に書いた内容はもう覚えていないが、その日何があったのかははっきり覚えている。
私はやけに真剣な顔ではこちらを見つめる、「宗教勢力が変わって職業差別がなくなった今でもなお恐れられる魔女」を、怖がるどころか仲間にしたいと抜かす風変わりな少年に話を聞かせ始めた。
☆
魔女狩りの依頼。それはやはりラグナットにももう広まっていた。
それもそうだろう。職業判定の結果は水晶を通じて王都に集結するのだ。大きな都市ほど魔女の発見は伝わりやすい。
もしかしたら、私達の住む町のほうが今もなお安全かもしれない。
って、そんなこと考えてたら嫌になっちゃうか。
頭を振って思考を飛ばす私を、ルルは不思議そうに見上げてくる。この不安にも似た感情を、彼女に移すわけにはいかなかった。
とはいえ詳しい外見上の特徴なんて伝わりきっていないから、ルルの魔法で見た目を変えてしまえばなんてことはない。魔女様万歳だ。
彼女の集中が切れたら大ピンチではあろうが……。
案の定、ピンチはやってきた。
まあなんだ、私も初めての都会に浮かれていたのだ。
気づけばルルとは離れていて、ようやく彼女を見つけたときには既に人だかりができていた。
「あの、何があったんですか?」
なんて、何も知らない風に尋ねると、見知らぬ男はこちらに目もくれずに言った。
「魔女だ。目の前で急に姿が変わったと思ったら、聞いてた話とそっくりな女が出てきたんだ」
「しかも周りの家を吹き飛ばしちまった……!」
確かにルルの周りには不自然な空白がある。
彼女は人込みに囲まれながらも必死に何かを探していた。
しばらくして、私と目が合う。
「ルルっ!」
私はそこから飛び出して、彼女に駆け寄ろうとした。
が、できなかった。
私の手足は、見えない何かで縛られていたのだ。
ルルは私の方を見て、最後に、優しく笑ってくれた。
その後の彼女を、私は知らない。
☆
「え……。これで終わりなのか?」
あまりにも突拍子のない結末に俺は戸惑いを隠せない。
しかしフレンは首を振った。
「まさか、これは始まりよ。なるべくまとめはするけど、もう少し続くわ」
朝、目を開けて最初にその事実を思い出すと、瞼は何の抵抗もなく再び閉じていく。
そのまま二度寝をしようとも思ったが、脳裏には先日の来客の姿が流れていった。
あの偉そうな、金の髪をツインテールにして吊り目を光らせた女の姿が。
「行くか。今なら言ってた時間にもちょうどいいだろ」
時計は十時を指している。ご飯を食べて身だしなみを整えてしまえばもう昼前だろう。
そう思って、俺はベッドから抜け出した。
★
フレンから渡されていた地図はなかなかに細かく書かれていたものだったが、それでもなお彼女の家の周りは複雑な地形となっていた。
人口密集区特有の、立体的に家が重なった区域である。
螺旋路地や地下への階段がそこかしこに存在していて、少しばかりの冒険心を掻きたてられた。
が、今回は用事がある。階段を上ったり下りたりしていると、ようやく地図と同じ特徴をもった一軒家を見つけた。
「……でかいな、ここも」
なぜ俺の知り合いの女性は皆大きな家に住んでいるのだろうか。若干の理不尽を抱きつつも俺はノッカーを叩く。
「フレンさーん、来ましたよー」
堅苦しいのはごめんだと言われはしたが、玄関先で敬語になってしまうのは仕方のないことだと思う。
待つことしばしば。とたとたと扉の向こうから音が近づいてくる。
そして今しがた開かれた隙間から顔だけをのぞかせると、その明らかに寝起きであろう目で睨んでくる。
一つあくびを噛み殺すと、フレンは口を開いて。
「まだ早朝でしょうが。ぶっ殺すわよ」
とだけ言って頭を引っ込めどこかへ消えた。
家に上げてもらえたのは30分近くたった頃だった。
「紅茶に砂糖は入れるタイプ?」
ソファーに身を沈めているとキッチンの方から声が飛んでくる。
「あー、多めで」
甘いのを飲んで疲れを取りたかった。
そんな思いでのリクエストだったが、部屋着を着崩した彼女から渡された紅茶は若干の粘性を抱いていた。俺はこんなにねばついた紅茶を知らないのだが。
「ちょっとこれ……」
「なによ」
「いや、なにも」
文句はうまく出てくれなかった。だらしない恰好をしたフレンを、情けないことに直視できないのだ。
そういう作戦か?……いや、俺の慣れが無さすぎるのか。
甘ったるい香りを放つ紅茶に口をつける。自然と眉間にしわが寄った。
「……冗談のつもりだったんだけど、あんたも行ける派なの?」
そういう彼女の指は俺の持つカップを指している。
どうやらいたずらだったらしい。
「行けないわ、こんなの。ほっといたらこのまま固まるんじゃないのか?これ」
「そこまでじゃないわよ……。はい」
「あ、どうも」
フレンは自分のカップと俺のカップを取り換えると、何のためらいもなく激アマ紅茶に口をつける。
回し飲み気にしない派の人間か?
「私は好きなのよ。この甘さ」
「そうかよ。体壊しそうだけどな」
どうやら相当な甘党のようだった。
「で、何から話す?聞いてくれれば答えるけど」
一息ついたところでフレンがそういう。
俺はとりあえず、魔女日記の続きについて尋ねることにした。
「あんたが本当に魔女日記の作者なら、ぜひ続きを話してほしい。街に入るってとこまでは読んだんだ。なんだっけな・・・・・マグラット?」
「たぶんラグナットね。わかったわ。あれは百年とちょっと前の話よ」
机に置いてあったキャンドルに火を灯すと、部屋に甘い香りが広がっていった。
★
私、フレンは百数年前の記憶を引っ張り出す。
とはいえ毎晩のように繰り返していることだから、体感的には昨日のことのように感じられた。
ラグナットの街に入った時のことだっけ?日記に書いた内容はもう覚えていないが、その日何があったのかははっきり覚えている。
私はやけに真剣な顔ではこちらを見つめる、「宗教勢力が変わって職業差別がなくなった今でもなお恐れられる魔女」を、怖がるどころか仲間にしたいと抜かす風変わりな少年に話を聞かせ始めた。
☆
魔女狩りの依頼。それはやはりラグナットにももう広まっていた。
それもそうだろう。職業判定の結果は水晶を通じて王都に集結するのだ。大きな都市ほど魔女の発見は伝わりやすい。
もしかしたら、私達の住む町のほうが今もなお安全かもしれない。
って、そんなこと考えてたら嫌になっちゃうか。
頭を振って思考を飛ばす私を、ルルは不思議そうに見上げてくる。この不安にも似た感情を、彼女に移すわけにはいかなかった。
とはいえ詳しい外見上の特徴なんて伝わりきっていないから、ルルの魔法で見た目を変えてしまえばなんてことはない。魔女様万歳だ。
彼女の集中が切れたら大ピンチではあろうが……。
案の定、ピンチはやってきた。
まあなんだ、私も初めての都会に浮かれていたのだ。
気づけばルルとは離れていて、ようやく彼女を見つけたときには既に人だかりができていた。
「あの、何があったんですか?」
なんて、何も知らない風に尋ねると、見知らぬ男はこちらに目もくれずに言った。
「魔女だ。目の前で急に姿が変わったと思ったら、聞いてた話とそっくりな女が出てきたんだ」
「しかも周りの家を吹き飛ばしちまった……!」
確かにルルの周りには不自然な空白がある。
彼女は人込みに囲まれながらも必死に何かを探していた。
しばらくして、私と目が合う。
「ルルっ!」
私はそこから飛び出して、彼女に駆け寄ろうとした。
が、できなかった。
私の手足は、見えない何かで縛られていたのだ。
ルルは私の方を見て、最後に、優しく笑ってくれた。
その後の彼女を、私は知らない。
☆
「え……。これで終わりなのか?」
あまりにも突拍子のない結末に俺は戸惑いを隠せない。
しかしフレンは首を振った。
「まさか、これは始まりよ。なるべくまとめはするけど、もう少し続くわ」
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