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3 美味しくて危険
しおりを挟む子供の躾といえば真っ先に尻叩きが思い浮かぶ。
だからだろう。
レジーナにそうしてしまったのは。
ただの罰則、そのつもりだった。
なのに痛いと涙を流す彼女の声があまりにも悩ましくて、必要以上に酷くしてしまったかもしれない。
泣きながら懇願する姿があまりにも可愛らしく思え、誘われるように口づけてしまった。
罰則、だったはずだ。だというのに、途中からはただの愛撫になってしまった気がしてしまう。
レジーナにとっては痛いばかりの罰だっただろう。しかし、レジナルドは自分が途中から興奮してしまっていたことに気がつく。
泣き叫ぶレジーナをもっと痛めつけたい。それだけではなかった。今すぐ彼女に欲望を注ぎたいと考えてしまい、その考えを否定するように一層強く叩いた。
だというのに、レジーナはレジナルドを好きだなどと口にした。
魔法にかけられてしまったようだ。
こんなに可愛い人を殺せるはずがない。
もうだめだ。認めないわけにはいかない。あの幼い言動の少女に惑わされてしまった。
国を手に入れる為の口実が現実になってしまうだけだ。
レジーナには妻に迎えると言っているが、正式な書類は一切交わしていない。彼女に署名させた紙は黒の王国に関する一切をレジナルドに任せるという誓約書だ。レジーナとは夫婦でもなんでもないのだ。
だというのに、レジーナは書類を一行だって読まずにレジナルドを夫だと信じている。
その行為を愚かだと見下していた。
けれども今となってはそれでよかったとさえ思ってしまう。
レジーナを誰にも渡したくない。そんな感情が増幅していくのを感じた。
林檎の世話も読書も禁じてしまえばなにをしていいのかわからないらしい。
レジーナはレジナルドの膝の上で固まってしまっている。
「レジーナ、緊張してる?」
そう訊ねれば、少しばかりぼんやりとした視線を向けられた。
「本当に林檎の世話をしちゃいけないの?」
「ああ、一日くらい庭師に任せたって大丈夫だ」
そう答えたところでレジーナは不安そうだ。繰り返すことに強い拘りを持つ彼女は予定が狂うことが苦手だ。さらに恐ろしいほどの専門バカで、林檎に関してはとても詳しいが、それを応用できないというべきか、林檎以外の植物に関しては薬学の知識しか持ち合わせていない。薬効は答えられるくせに花言葉は知らないのだ。とても王族に相応しい教養とは言えない。
「俺に仕事を溜めさせるのはお前だけだ」
思わずそんな言葉が飛び出してしまう。
今頃机の上は書類の山が出来上がっているだろう。
そろそろ黒の王国内も直接見て回らなくてはいけないというのにレジーナにばかり気を取られてしまい全く先に進められそうにない。
黒の先王であるレジーナの父親は死亡が確認されているが、母親の方は生死不明なのだ。レジーナ自身突然消えてしまった程度にしか認識出来ていない様子で、どのような人物であったとしても立場上厄介な相手になる。できるだけ早く見つけ出して対処しなければならない。
「レジナルド様が傍に居てくれるのは嬉しいけど……そろそろ読書の時間なの」
「今日は読書は禁止だ」
「だったら名前を書く書類が増えたのかしら?」
「君はもうやらなくていい」
黒の王国もレジナルドの管理下にある。レジーナを騙していた連中の後始末と、レジーナがろくに内容を確認せずに署名してきた書類の再確認が主な仕事になってはいるが、同時進行でレジーナの教育にも力を入れなければならない。
レジーナにはまず道徳観を身につけさせなくてはならないのだが、何から教えるべきがとても悩ましいものだ。
「まずはレジーナ、魔力の制御を覚えるべきだ」
推測の範囲で、レジーナは恐怖を感じると魔力を使ってしまうのだと考えられる。メイに悪気はなかったとしても、なんらかの理由でレジーナを怯えさせてしまったのだ。
「メイは、お前に何をした?」
そう訊ねれば、レジーナは少し拗ねたようにレジナルドの胸に顔を埋めた。
「……レジナルド様のところに戻ろうとしたら、いきなり腕を掴んだの」
「それだけ?」
訊ねれば、頷く。
メイに全く非が無いと言えば嘘になるが、レジーナも少しばかり臆病すぎないかと思ってしまう。
「急に触れられると、怖いわ」
「ああ、そうか。メイには言っておくよ」
レジーナは病気だと言う使用人たちの言葉は少し理解に苦しむが、やはり普通とは少し違いそうだ。
膝に乗せていたレジーナは徐々にそわそわと落ち着かないそぶりを見せる。予定が狂いすぎて落ち着かないのだろう。どうも、彼女は自分の決めた規則の範囲で行動しないと落ち着かないらしい。それは慣れれば行動が把握しやすく使用人から見れば楽な主かもしれないが、少しでもそれから逸れると急に泣き出したり落ち着かないそぶりを見せたりするのは困る。
そっと口づければ一瞬驚いた様子を見せるがすぐに受け入れた。
何度か繰り返せばどうやら意識が口づけの方に逸れてくれたらしい。もっとと強請られる。
「お前、単純すぎ」
思わず笑ってしまう。
素直で単純な部分はかわいいと思うが、それと同時に心配でもある。きっと彼女はこうやって誰にでも簡単に利用されてしまうのだ。
レジーナの強力すぎる魔力と膨大な魔術の知識が欲しい。彼女は強すぎる魔力も、膨大な量の知識も、使い方を知らない。だから周囲に言われるまま従ってしまうのだろう。
国土は取り戻した。けれども、レジーナを利用してきた連中を未だに全ては捕らえられていない。奴らを捕らえるためにもレジーナの魔力が必要だ。
優しく頬に口づければ嬉しそうに笑う。
レジーナがレジナルドから両親を奪ったというのに、最早彼女を憎むことすらできない。
なにも知らなかったのだ。
無知は罪なのだと思いつつもその責任は彼女にきちんと教育を施さずに利用し続けた周囲の大人達にあるのだと思ってしまう。
レジーナを立派な大人にしなければ。
「レジーナ、お前が一人前になったら、白の王国に連れて行くよ」
褒美をちらつかせればやる気を出してくれるのではないかと思いそう提示すればレジーナは軽く瞬きをする。どうやらなにを言われたのか理解するまでに時間が必要だったらしい。
「無理よ。私、このお城から出られないの」
レジーナはなんの感情も読み取れない表情でそう言う。
彼女が嘘を吐いているわけではないということくらいレジナルドにも理解出来た。ただ、レジーナの場合は勘違いということもあるのだ。予測出来るのは、生まれてから一度も外に出たことがないのだろうということだ。
「外には、お前の知らないものがたくさんある」
そう言って髪を撫でればそんなことはないとでも言うように首を振られる。
「私、何でも知れるわ。鏡が教えてくれるもの」
「自分の目で見るものとは、やはり違うよ」
出来るだけ優しく言ったつもりだけれども、声色に嫉妬が滲んでしまったかもしれない。
レジーナが絶対的な信頼を寄せているあの鏡の中の魔術師は何者なのだろう。レジーナにとってはあの魔術師が世界の全てを知る者だし、何人か捕らえた大臣達も、あの魔術師の情報は信用できると考えていたことは確かだ。
「俺は、外を見たレジーナがどんな顔をするのかを見たい」
レジーナは首を傾げる。こういう動き一つ一つに魅了されてしまうのだろう。
口づければあっさりと受け入れられ、体を委ねようとしてくれる。
けれども彼女の胸元に手を伸ばしかけた瞬間、立ち上がろうとした。
「あら、お夕食の時間だわ」
ゆっくりと体を起こし、何事もなかったように食堂へ向かおうとするレジーナを思わず引き止める。
「レジーナ、こういう時は、自分の予定を優先させないでくれないか?」
そう言うと、レジーナは言葉の意味を理解できなかったようだ。
「どういうこと?」
「あー、その……俺が、お前にキスしてる最中は、他の予定は全部後回しにして欲しい」
「でも、料理長が夕食の仕度をしてくれているわ」
こればかりはレジーナの言葉の方が正しい。昔の家庭教師か乳母が予定を狂わせると他の人間に迷惑が掛かると教えたのだろう。
「俺達は新婚だから、そんなことは誰も気にしないよ」
咄嗟に都合のいい嘘を吐く。レジーナはすぐに信じてしまうだろう。これではレジナルドもずるい大人だ。レジーナを利用するだけになってしまう。
「レジーナは、俺の妻なんだから、俺を愛さないと」
レジーナは一瞬驚きを見せ、なにかを考えてから頷いた。
「ええ、そうね。レジナルド様は私を殺しに来たのだもの。ちゃんと死ねるように頑張るわ」
レジーナの純真な瞳に傷ついた。
彼女はレジナルドが自分を殺す人間であると信じている。
黒の女王は真実の愛を得ることによって永遠を失う。レジーナはそう言っていたではないか。
しかし、レジーナは真実の愛を信じていない。
彼女の両親に何があったのかはレジナルドには分からないが、レジーナが愛を信じていないことだけは確かだ。
「レジーナ」
名を呼んで、何を言おうとしたのか。言葉が迷子になってしまう。
「鏡が言っていたの。庭に来た白い男の人が私を殺すって」
レジーナはまるで御伽噺を信じる子供のような表情で言う。
「あなたを好きになったら、私は死ぬのだと思っていたけれど、好きなだけじゃ死ねないのね」
「死にたいのか?」
そう訊ねるとレジーナは首を傾げる。
「さぁ? でも、飽きてたのは本当よ」
彼女はそう言って「お夕食よ」とレジナルドの手を引いた。
小さな手だと思う。
決して背が低いわけではないし、触れれば体も発育がよいことがすぐに分かる。肉体自体は大人の女性なのだが、彼女の幼い言動は小さな子供を見ているような気分にさせる。
だからだろう。手を出せない。口づけが精一杯になってしまう。
子供に手を出してはいけない。そんなことは、大人のすべきことではない。
けれども、レジーナを手放す気も無い。
全部片付いたら。レジーナを養女に迎えようかとさえ思った。しかし、実際そこまでは歳は離れていないのだ。六つ年下の彼女は十以上離れて感じられる。
食堂に入れば。食卓には既にレジーナの好物が沢山並んでいた。
レジーナの食卓はいつだって何から何まで林檎が入っている。
豚肉に林檎とトマト。サラダにも林檎。お茶も林檎、デザートは林檎のパイ。
レジーナのあの異常なまでの林檎への執着はなんなのだろうとさえ思うが、一切林檎を禁止すれば、きっと暴れだしてしまうだろう。
「どうしてそんなに林檎が好きなんだ?」
「だって、とっても美味しいわ」
レジーナは少し大人びた笑みを見せる。子供が少し背伸びをしたような印象だった。
「林檎は美味しくて、危険なの」
椅子に座ろうとしたレジーナはまだ尻が痛むのか、一瞬もじもじとした様子を見せる。しかし、それに気付いたのか、使用人がすぐに柔らかい敷物を用意した。
「みんな私のこと、子ども扱いして」
少し不満そうに言って真っ先にデザートへ手を伸ばすレジーナに思わず笑いそうになる。彼女は実際子供に見えるし、子ども扱いするなと言う方が無理だ。料理だって好きなものから食べる、というよりは好きなものだけ食べるのだろう。
「危険?」
話を林檎に戻す。
「林檎は、闇の果実なのよ? 黒の女王が愛してもおかしくないでしょう?」
レジーナは悪戯っぽく笑む。
彼女の紫がかった暗い瞳が一層美しく見えた。
ああ、夜空に似ているのかと思う。あの瞳は太陽が眠る直前の空の色だ。
「林檎が闇の果実?」
「そうよ。悪い女王は林檎を育てないといけないもの」
レジーナはまるでそれが義務だと言っているようだ。もしかすると彼女がいつも読んでいる童話にそう書かれているのかもしれない。
「レジーナは、悪い女王になりたかったの?」
「ええ。だってそうしたら正義の王が殺しに来てくれるでしょう? 楽しみにしてたの」
レジーナはそう言ってフォークでパイを崩す。
妙な娘だ。それ以上に憐れに思う。
寂しかったのだろう。
本当は望んでいない終わりを求めていると信じてしまうほど。
「俺は、お前を殺さないよ」
そう言うと、レジーナは目を見開く。そして、少し落ち込むような様子を見せた。
その後は、一言も口を開かずに食事を終えた。
入浴の時間だと言う彼女を見送ると、妙な寂しさを感じた。
あの林檎になにかある。
先回りをして鏡の間に入れば、まるで拒むかのような静寂だけが広がっていた。
「鏡の魔術師、お前の名は?」
どの鏡に問いかけてもきっと結果は同じだと思い部屋の中央で問う。
「私に名などありません。呼ぶ時はミラーとでもお呼びください」
ひどく機械的に答えると、魔術師はもやの中に消えようとした。
「待て、レジーナのあの林檎はなんなんだ?」
「陛下の林檎は魔の果実です。知恵を与え、陛下をお守りする」
それだけ答え、魔術師はもやの中に消えてしまう。
まだ答えに満足できないと、呼び戻そうとすれば、レジーナが入ってきた。
「あら、レジナルド様、先にいらしたの?」
特に怒っている様子も、喜んでいる様子さえも見せないレジーナは少し扱いに困る。
「ああ。あの魔術師が消えた」
鏡を指さして言えば、レジーナは微かに笑う。
「鏡は私以外のお客様にはちょっと無愛想なの。きっと誰も、林檎をあげないからね」
彼女はそう言って赤と言うよりは黒に近い林檎を鏡の前に置いた。
「鏡さん、賄賂よ。レジナルド様の質問に答えてあげて」
レジーナの言葉に、もやの向こうから再び魔術師が現れる。
「おおっぴらに賄賂などと」
鏡の中の魔術師は穏やかな笑みで答える。
「言ってみたかったの」
レジーナは無邪気に笑う。その様子になぜか無性に苛立った。
レジーナのあの愛らしい笑みが魔術師に向けられるのが許せない。
「そもそも、なぜ鏡の中に居る?」
鏡の中の魔術師に問えば、彼がレジーナに向けていた柔らかい笑みは消える。
「私は元々宮廷魔術師でしたが、陛下のお母様の怒りを買ってしまい、鏡の中に封じられました」
「レジーナが望めば外に出られるのではないか?」
レジーナの魔力はとんでもなく強い。彼女が心から望めば簡単に出来てしまうだろう。レジナルドはそう思ったが、魔術師は首を振った。
「私には既に肉体がありません」
彼はそう言ってまた、レジーナに向いた。
「陛下、質問したいというお顔ですが、本日はどのようなご用件で?」
「んー、林檎のお世話って一日休んじゃっても大丈夫なのかしら? 今日は林檎のお世話をできなかったから……」
レジーナの関心はやはり林檎のようだ。
「一日くらいならば大丈夫ですよ。陛下が毎日大切にお世話をしている林檎です。それに、庭師も、気を配っております」
どうも魔術師はレジーナに甘いらしい。
「なぜ、レジーナはこんなにも林檎に拘る?」
そう、魔術師に問えば、鏡越しに分かるほど深い溜息を吐かれる。
「それが魔術師にとってとても重要なものだからです。レジーナ様の魔力は、林檎を通すことによって一層強力になる」
魔術師は明らかにレジーナに対して特別な感情を抱いている。だからこそレジナルドに対して敵意のようなものさえ感じ取れた。
「レジーナ様はそろそろ蛇の声に耳を傾けるべきでしょう」
「蛇?」
レジーナは首を傾げた。
「特別な魔力を持った地を這う生物です。そのうち、レジーナ様の庭にも現れるはずです。ただ、気配がとても小さいので、慎重に探らなくては見つけることは出来ないかもしれません」
魔術師がレジーナに笑みを向ける。
そこで違和感を抱いた。
この男は、本当に笑っているのだろうか。
レジーナは全く男を疑っていないようだった。まるで物語の延長を楽しんでいるようにも見える。しかし、すぐに大きなあくびに意識を逸らしてしまったようだ。
「ああ、もうおやすみのお時間ですね。レジーナ様、明日もお待ちしております」
魔術師の言葉に、レジーナは手を振る。
「うん、おやすみなさい。明日はきっといつも通りよ」
レジーナは本当に眠たそうに大きなあくびをして、レジナルドのことなど気にせず鏡の間を出ようとする。
「待て」
思わずレジーナを引き止めた。
「なぁに? おやすみの時間よ? 図書館は禁止なんでしょう?」
レジーナはそう言ってレジナルドを見上げる。色は暗いのに妙に澄んだ瞳は、宝石のようだと思う。一切の不純物を含まない、自然の生み出した美とでも言うのだろうか。レジーナの美には人工的なものを一切感じない。
「……部屋まで送ろう」
「一人で戻れるわ」
「お前は、監視されている身だということを忘れるな」
そう強調したのは、ただの照れ隠しだろう。レジーナを見れば、彼女はまったくもって気にした様子など無かった。
「私のこと、見てて楽しい?」
レジーナは不思議そうに訊ねる。
「ああ、楽しいよ。お前みたいに規則正しすぎる生活をしようなんて人は滅多にいないから」
最初のうちは楽しいかもしれないが、レジーナの生活をずっと監視するとしたらそれはとても退屈だろう。
しかし、これほど監視しやすい性格もない。言い方は悪いが、彼女が妻ならば監視が楽だ。浮気をすればすぐに分かる。
そっとレジーナの腰に腕を回そうとすれば嫌だと手を払われてしまう。
「レジーナ?」
「……ごめんなさい、その……触れられるのはあんまり好きじゃないの」
まだ闇の魔力を纏っていなかったが、彼女にとって突然触れられることは怖いことになってしまうらしい。厄介だ。
「レジーナは、俺のことが嫌いか?」
そう訊ねると首を横に振る。今は、それだけで十分だということにしておこう。
触れることをことわってから腰に腕を回せば、大人しく受け入れてくれる。甘い雰囲気とは程遠いが、これがレジーナという娘なのだろう。彼女には一つ一つを口で説明しなくてはいけない。
前途多難だ。しかし、攻め難いからこそ落とした時の達成感があるというものだ。
レジーナの部屋の前で、彼女の額に口づけて別れる。
少し、気にしたように額に手を当てるレジーナを見て、妙に胸の奧がくすぐったいような感覚を得た。
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