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神殿の思惑
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「年々神殿の力は衰えているため、焦っているのだと思う。ここら辺でしっかり存在感をアピールしなくては、と」
トントンと指先でソファの肘掛けを突きつつ、セオドアさんは不意に扉の方を見る。
その横で、アランさんはガシガシと頭を搔いた。
「ほとんど争いのない平和な時代で、恵まれない者達の救済というのが減ったもんな。国が主体となって、福祉活動を行うようになってからは余計に」
「あと、神官達の光魔法による治療も医療技術の発展や神殿に属さない光魔法の使い手の増加により、需要が落ちたッスよね」
『そのせいで、寄付金も減っているらしくて』と述べ、キースさんは小さく肩を竦める。
ちょっと神殿を不憫に思っているのが苦笑いしている彼を前に、セオドアさんは足を組んだ。
「何より、ここ数十年リーリエ様が地上に降りていない」
『なんなら、神託さえも』と語るセオドアさんに、私は────
実はこの前、リーリエ様が降臨していたと言ったら怒られるだろうか。
────と、考える。
神獣を召喚しまくったときの出来事を思い返す私の前で、セオドアさんは視線を前に戻した。
「だから、神獣の一件は神殿にとって千載一遇のチャンスなんだ」
「今日の時点で引き下がらなかったことから、あちらは何がなんでもそのチャンスを掴もうとしている筈ッス」
「今後はより一層、気を引き締めていかないとな」
セオドアさんに続く形で、キースさんとアランさんはこちらに危機感を抱くよう促す。
『のほほんとしたままじゃ、ダメ』だと主張する彼らを前に、私は顔を上げた。
「なるほど、分かりました」
────と、答えた数日後。
大公家を後にして帰路へつき、何日か掛けて街に辿り着いた。
久々の日常風景に懐かしさを覚える────が、たった一点だけ以前と違うところを見つける。
「ジェシカさんのお店、凄く賑わっていますね」
長蛇の列となっているお店を眺め、私は僅かに目を見開く。
『リフォームしたのか、外観も変わっているし』と思案する私を前に、アランさん達はまじまじと店を見つめた。
「それだけじゃない。街の人達の格好が、変わっている」
「あれって、確か既製服ッスよね?ミレイちゃんが着ているやつ」
「どうやら、事業は上手くいったようだな」
感心したような素振りを見せ、アランさん達はスッと目を細める。
────と、ここで知り合いが何人か私達に気づいた。
「おっ?アラン達じゃないか」
「久しぶりだな」
「今までどこに行っていたんだ?」
軽く手を上げてやってくる彼らに対し、アランさんは笑顔で応じる。
「ちょっと実家の方にな。それより、ジェシカの店とてつもなく繁盛しているな」
「ああ、既製服っつーのが凄くてな。着脱が超楽なんだ」
「値段も安いし、何よりそのまま他のやつに着せられるのがデカい」
「これまでは多少なりとも手直ししないといけなかったが、今後は気軽に衣服をシェア出来そうだ」
『もちろん、そんなの家族や友人限定だけど』と話しつつ、彼らはケラケラと笑った。
と同時に、それぞれの妻や姉妹と思しき女性達がひょっこり顔を出す。
「既製服の魅力はもう一つあるわよ。ブランドと言って、高級嗜好のシリーズ製品があるの。品質が他のものよりいいのはもちろんのこと、デザインも凝っていてね」
「さすがにファーストブランドには手が出せないけど、貯金を叩けばギリギリ買えるセカンドブランドと比較的手頃なサードブランドは購入を検討しているわ」
「既に買っている人も大勢居て、今じゃブランドのロゴが入っている商品を持っていることが一種のステータスになっているのよ」
ブランドも、上手くいっているんだ。
ジェシカさん、凄いな。
思わず感嘆の息を漏らす私の前で、女性達はニッコリと微笑む。
自分達の夫や男兄弟を見つめながら。
「だから……ねっ?」
「こんなところで油を売ってないで、しっかり働きなさい」
「またサボっていることがバレて、減給なんかになったら許さないわよ」
「「「ひっ……!」」」
男性陣はビクッと肩を揺らして、頬を引き攣らせた。
かと思えば、『今、戻ろうとしていたところなんだ!』と言ってこの場を立ち去る。
それはもう脱兎のような勢いで。
『全く……逃げ足だけは、早いんだから』と呆れる女性陣を前に、セオドアさんが顔を上げた。
「一つ聞きたいんだが、そのブランドというのは世の中にどの程度浸透しているんだ?」
「ここエテルノの街には間違いなく浸透していると思うけど、他は……分からないわね」
「噂だと、王都に支店を作るらしいわよ。そこで上手く行けば、イーリス帝国全土に広まるんじゃないかしら」
「近頃、貴族にも興味を持たれているらしいし」
快く情報を提供してくれる女性陣に対し、セオドアさんは小さく相槌を打つ。
「なるほど。情報提供、感謝する」
「いえいえ」
「それじゃあ、私達は行くわね」
「そろそろ、夕食の支度をしないと」
かなり傾いてきた太陽を一瞥し、女性陣は歩き出した。
あっという間に人混みの中へ消えていった彼女達を前に、私達もアジトへ帰る。
「はぁ……これでまたミレイのリスクが、上がったな」
「まさか、既製服がここまで人気になるとは」
「貴族の目にも止まっているというのは、予想外だったな」
帰宅した途端、セオドアさん・キースさん・アランさんの三人はここぞとばかりに溜め息を漏らした。
恐らく、先程は人の目があったため我慢していた反動だろう。
私は『既製服やブランドが上手くいって、良かった』としか思わなかったけど、そういうことも考えられるのか。
相変わらず平和ボケした思考回路を持つ私は、『三人とも、よく気がつくなぁ』と呑気に考える。
おもむろにリビングのソファへ腰掛ける私を他所に、セオドアさん・アランさん・キースさんは顎を撫でた。
「まあ、既製服の件はもうミレイの手から離れたようだし、ジェシカさえ余計なことを口走らなければこちらに火の粉は降り掛かってこない筈だ」
「いざとなったら、また魔法で記憶を消せばいいしな」
「油断は出来ないッスけど、そこまで深刻にならなくて良さそうッスね」
『一先ず、様子を見よう』という結論に至り、三人は少しばかり肩の力を抜いた。
「さて、話もまとまったことだし、夕食にしましょ」
キースさんは『パパッと何か作ってくるッス』と言い、キッチンの方に引っ込む。
それから、三十分ほどしていい匂いがしてきた。
『これって、もしかして……』と察する中、キースさんは出来上がった料理を運んでくる。
「────さあ、どうぞ。今日の夕食は、お好み焼きッスよ~」
ダイニングテーブルの上に料理を並べ、キースさんはニッコリ笑った。
いそいそと食卓へ移動する私達を前に、彼は肩を竦める。
「と言っても、足りない材料なんかがあったんで完全なものではないッスけど。ソースもその関係で、アレンジを加えているんスよ」
『厳密に言えば別物』と主張し、キースさんはチラリとこちらを見た。
「ちゃんと味見をして美味しいものに仕上げたんスだけど、既に味を知っているミレイちゃんからすれば違和感があるかもッス」
「全然大丈夫です。美味しいです」
「いや、まだ食べてないだろ」
アランさんは思わずといった様子でツッコミを入れ、『何故もう確信しているんだ』と呆れた。
なので、私はすかさずこう言い返す。
「匂いで分かります。これは間違いなく、お好み焼きです」
「そ、そうか」
真顔で断言する私に気圧されたのか、アランさんは納得を示した。
────と、ここでキースさんが席につく。
「とりあえず、いただきましょ~」
その言葉を合図に、私達は食べ始めた。
と同時に、瞠目する。
「ん~~~!美味いな、これ!パンケーキみたいな食感に反してしょっぱい味付けだからちょっと混乱するだけど、好きなやつだ!」
「ソースの味が、濃いな。でも、豚肉の香ばしさと野菜の甘さもしっかり感じられる。なかなかに興味深い料理だ」
「キースさんの言った通り私の知っているお好み焼きとは少し違いますけど、凄く美味しいです。特にソースが、いいですね。手作りだからか素材の新鮮な味を感じられるし、通常のものより香り豊かで」
アランさん・セオドアさん・私の順番で、口々にお好み焼きを褒め称えた。
自然と頬が綻ぶ私達を前に、キースさんは表情を和らげる。
「口に合ったようで、何よりッス。今から、追加分を作るんで良ければおかわりしてくださいッス」
────そんなキースさんのお言葉に甘えて、私達はそれぞれ満足するまでお好み焼きをいただいた。
久々のキースさんの手作りご飯だったため、つい食べ過ぎてしまったのは余談である。
トントンと指先でソファの肘掛けを突きつつ、セオドアさんは不意に扉の方を見る。
その横で、アランさんはガシガシと頭を搔いた。
「ほとんど争いのない平和な時代で、恵まれない者達の救済というのが減ったもんな。国が主体となって、福祉活動を行うようになってからは余計に」
「あと、神官達の光魔法による治療も医療技術の発展や神殿に属さない光魔法の使い手の増加により、需要が落ちたッスよね」
『そのせいで、寄付金も減っているらしくて』と述べ、キースさんは小さく肩を竦める。
ちょっと神殿を不憫に思っているのが苦笑いしている彼を前に、セオドアさんは足を組んだ。
「何より、ここ数十年リーリエ様が地上に降りていない」
『なんなら、神託さえも』と語るセオドアさんに、私は────
実はこの前、リーリエ様が降臨していたと言ったら怒られるだろうか。
────と、考える。
神獣を召喚しまくったときの出来事を思い返す私の前で、セオドアさんは視線を前に戻した。
「だから、神獣の一件は神殿にとって千載一遇のチャンスなんだ」
「今日の時点で引き下がらなかったことから、あちらは何がなんでもそのチャンスを掴もうとしている筈ッス」
「今後はより一層、気を引き締めていかないとな」
セオドアさんに続く形で、キースさんとアランさんはこちらに危機感を抱くよう促す。
『のほほんとしたままじゃ、ダメ』だと主張する彼らを前に、私は顔を上げた。
「なるほど、分かりました」
────と、答えた数日後。
大公家を後にして帰路へつき、何日か掛けて街に辿り着いた。
久々の日常風景に懐かしさを覚える────が、たった一点だけ以前と違うところを見つける。
「ジェシカさんのお店、凄く賑わっていますね」
長蛇の列となっているお店を眺め、私は僅かに目を見開く。
『リフォームしたのか、外観も変わっているし』と思案する私を前に、アランさん達はまじまじと店を見つめた。
「それだけじゃない。街の人達の格好が、変わっている」
「あれって、確か既製服ッスよね?ミレイちゃんが着ているやつ」
「どうやら、事業は上手くいったようだな」
感心したような素振りを見せ、アランさん達はスッと目を細める。
────と、ここで知り合いが何人か私達に気づいた。
「おっ?アラン達じゃないか」
「久しぶりだな」
「今までどこに行っていたんだ?」
軽く手を上げてやってくる彼らに対し、アランさんは笑顔で応じる。
「ちょっと実家の方にな。それより、ジェシカの店とてつもなく繁盛しているな」
「ああ、既製服っつーのが凄くてな。着脱が超楽なんだ」
「値段も安いし、何よりそのまま他のやつに着せられるのがデカい」
「これまでは多少なりとも手直ししないといけなかったが、今後は気軽に衣服をシェア出来そうだ」
『もちろん、そんなの家族や友人限定だけど』と話しつつ、彼らはケラケラと笑った。
と同時に、それぞれの妻や姉妹と思しき女性達がひょっこり顔を出す。
「既製服の魅力はもう一つあるわよ。ブランドと言って、高級嗜好のシリーズ製品があるの。品質が他のものよりいいのはもちろんのこと、デザインも凝っていてね」
「さすがにファーストブランドには手が出せないけど、貯金を叩けばギリギリ買えるセカンドブランドと比較的手頃なサードブランドは購入を検討しているわ」
「既に買っている人も大勢居て、今じゃブランドのロゴが入っている商品を持っていることが一種のステータスになっているのよ」
ブランドも、上手くいっているんだ。
ジェシカさん、凄いな。
思わず感嘆の息を漏らす私の前で、女性達はニッコリと微笑む。
自分達の夫や男兄弟を見つめながら。
「だから……ねっ?」
「こんなところで油を売ってないで、しっかり働きなさい」
「またサボっていることがバレて、減給なんかになったら許さないわよ」
「「「ひっ……!」」」
男性陣はビクッと肩を揺らして、頬を引き攣らせた。
かと思えば、『今、戻ろうとしていたところなんだ!』と言ってこの場を立ち去る。
それはもう脱兎のような勢いで。
『全く……逃げ足だけは、早いんだから』と呆れる女性陣を前に、セオドアさんが顔を上げた。
「一つ聞きたいんだが、そのブランドというのは世の中にどの程度浸透しているんだ?」
「ここエテルノの街には間違いなく浸透していると思うけど、他は……分からないわね」
「噂だと、王都に支店を作るらしいわよ。そこで上手く行けば、イーリス帝国全土に広まるんじゃないかしら」
「近頃、貴族にも興味を持たれているらしいし」
快く情報を提供してくれる女性陣に対し、セオドアさんは小さく相槌を打つ。
「なるほど。情報提供、感謝する」
「いえいえ」
「それじゃあ、私達は行くわね」
「そろそろ、夕食の支度をしないと」
かなり傾いてきた太陽を一瞥し、女性陣は歩き出した。
あっという間に人混みの中へ消えていった彼女達を前に、私達もアジトへ帰る。
「はぁ……これでまたミレイのリスクが、上がったな」
「まさか、既製服がここまで人気になるとは」
「貴族の目にも止まっているというのは、予想外だったな」
帰宅した途端、セオドアさん・キースさん・アランさんの三人はここぞとばかりに溜め息を漏らした。
恐らく、先程は人の目があったため我慢していた反動だろう。
私は『既製服やブランドが上手くいって、良かった』としか思わなかったけど、そういうことも考えられるのか。
相変わらず平和ボケした思考回路を持つ私は、『三人とも、よく気がつくなぁ』と呑気に考える。
おもむろにリビングのソファへ腰掛ける私を他所に、セオドアさん・アランさん・キースさんは顎を撫でた。
「まあ、既製服の件はもうミレイの手から離れたようだし、ジェシカさえ余計なことを口走らなければこちらに火の粉は降り掛かってこない筈だ」
「いざとなったら、また魔法で記憶を消せばいいしな」
「油断は出来ないッスけど、そこまで深刻にならなくて良さそうッスね」
『一先ず、様子を見よう』という結論に至り、三人は少しばかり肩の力を抜いた。
「さて、話もまとまったことだし、夕食にしましょ」
キースさんは『パパッと何か作ってくるッス』と言い、キッチンの方に引っ込む。
それから、三十分ほどしていい匂いがしてきた。
『これって、もしかして……』と察する中、キースさんは出来上がった料理を運んでくる。
「────さあ、どうぞ。今日の夕食は、お好み焼きッスよ~」
ダイニングテーブルの上に料理を並べ、キースさんはニッコリ笑った。
いそいそと食卓へ移動する私達を前に、彼は肩を竦める。
「と言っても、足りない材料なんかがあったんで完全なものではないッスけど。ソースもその関係で、アレンジを加えているんスよ」
『厳密に言えば別物』と主張し、キースさんはチラリとこちらを見た。
「ちゃんと味見をして美味しいものに仕上げたんスだけど、既に味を知っているミレイちゃんからすれば違和感があるかもッス」
「全然大丈夫です。美味しいです」
「いや、まだ食べてないだろ」
アランさんは思わずといった様子でツッコミを入れ、『何故もう確信しているんだ』と呆れた。
なので、私はすかさずこう言い返す。
「匂いで分かります。これは間違いなく、お好み焼きです」
「そ、そうか」
真顔で断言する私に気圧されたのか、アランさんは納得を示した。
────と、ここでキースさんが席につく。
「とりあえず、いただきましょ~」
その言葉を合図に、私達は食べ始めた。
と同時に、瞠目する。
「ん~~~!美味いな、これ!パンケーキみたいな食感に反してしょっぱい味付けだからちょっと混乱するだけど、好きなやつだ!」
「ソースの味が、濃いな。でも、豚肉の香ばしさと野菜の甘さもしっかり感じられる。なかなかに興味深い料理だ」
「キースさんの言った通り私の知っているお好み焼きとは少し違いますけど、凄く美味しいです。特にソースが、いいですね。手作りだからか素材の新鮮な味を感じられるし、通常のものより香り豊かで」
アランさん・セオドアさん・私の順番で、口々にお好み焼きを褒め称えた。
自然と頬が綻ぶ私達を前に、キースさんは表情を和らげる。
「口に合ったようで、何よりッス。今から、追加分を作るんで良ければおかわりしてくださいッス」
────そんなキースさんのお言葉に甘えて、私達はそれぞれ満足するまでお好み焼きをいただいた。
久々のキースさんの手作りご飯だったため、つい食べ過ぎてしまったのは余談である。
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