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第二章
空腹《ニクス side》
「す、すみません……!お願いします!見逃してください!」
『まだここで捕まる訳には……!』と懇願し、学園長は頭を下げる。
なりふり構わずといった様子で頼み込んでくる彼に、僕は一切心を動かされなかった。
隣に立つリディアはちょっと複雑そうだが、事が事だけに『はい、いいですよ』とはならない。
ただただ、気の毒そうに学園長を見つめているだけ。
「魔王に力を貸している者の願いなど、聞くつもりはない。諦めろ」
「そ、そこを何とかお願いします……!」
尚も食い下がってくる学園長に、僕は思わず溜め息を零す。
『これが大人のすることか』と思うと、あまりにも情けなくて。
仮にも、学園を管理する一族の長だろう?
何故、ここまで落ちぶれてしまったんだ?
『それでは、先祖に顔向け出来ないぞ』と呆れながら、魔術を使用した。
どうせなら、リディアの残した魔法の残骸────もとい氷を利用しようと思って。
『せっかく、妹が頑張ったんだから』と口角を上げ、僕は全て冷気に変える。
おかげで、学園長の足元は真っ白だ。
『やっぱり、冷気は重たいな』と思いつつ、上手くコントロールしていると、学園長が風魔法を展開する。
そして、何とか冷気をこちら側へ押しやろうとするものの……先程の転移魔法で魔力を使い果たしたのか、風は直ぐに止んだ。
かと思えば、ものの数秒でバタンと倒れる。
「老体に寒さは堪えるようだな」
青白くなった学園長の顔色を見て、僕は肩を竦めた。
と同時に、温度を正常へ戻す。
このままでは、凍死してしまうため。
一応、リディアに火炎魔法を使ってもらうか?
いや、季節はもう夏だし、放っておいても大丈夫だろう。勝手に温かくなる。
そもそも口と頭さえ動けば他はどうでもいいため、そこまで世話してやる義理はなかった。
冷酷に学園長を突き放す僕の傍で、レーヴェン殿下は蔓を生成した。
かと思えば、スルスルとソレを伸ばし、学園長の頬を軽く突く。
が、ピクリともしない。
完全に気を失ったとみて、間違いないだろう。
「思ったより、呆気なかったね」
抵抗らしい抵抗がなかったことに、レーヴェン殿下は苦笑を漏らした。
『もっと苦戦するかと思ったんだけど』と述べつつ、学園長を縛り上げる。
あっという間に蔓でグルグル巻きにされた学園長を前に、僕は小さく肩を竦めた。
「リディアがずっと粘って、相手を消耗させてくれていましたからね」
「ご自慢の“空間支配”なんて、もうほぼ使い切っていたもんなぁ」
「辛うじて保っていた空間も、リエート様に切り裂かれていましたし」
『あの時点で相手方はほぼ詰んでいたでしょ』と零し、特待生は立ち上がる。
リエートの手を引いて。
どうやら、『光の乙女』の能力である程度回復出来たようだ。
先程より、明らかに顔色がいい。
使用時間も僅かだったから、そこまで酷い反動じゃなかったんだろう。
まあ、なんにせよ動ける状態になってくれて良かった。
────学園長と違って、あっちは機動性も兼ね備えているようだから。
いつの間にか天井にへばり付いていた黒髪の男を見上げ、僕は『くくくっ……!』と低く笑う。
恐らく、冷気から逃れるため本能的に上へ避難したんだろうが……あまりにも不格好すぎた。
『これなら、楽に倒せそうだな』と考える中、アガレスは
「飯……飯……飯……」
と、譫言のように呟く。
リディアを凝視した状態で。
つまり、奴は僕の妹を食材認定しているのだ。
『こいつ……!』と眉を顰める僕の前で、アガレスはこちらへ手を伸ばす。
標的は言うまでもなく、リディアで……
「あまり調子に乗るな、魔王の犬風情が」
僕は怒りに任せて、氷結魔法を放った。
向かってくる手を、指を、腕を凍らせ、全力でねじ伏せに掛かる。
『僕の妹には、指一本触れさせない』と決意しながら。
「ぐっ……!」
氷で覆われた右腕を見つめ、アガレスは眉を顰めた。
かと思えば────氷を噛み砕く。いや、食べると言った方が正しいかもしれない。
「おいおい……!こいつ、正気かよ!?下手したら、自分の腕まで食いちぎるかもしれないのに!」
「……成長前って、こんなに知能低いんだ」
ギョッとするリエートとドン引きしている特待生に、僕は思わず共感してしまう。
だって、こんな暴挙に出た敵は初めて見たから。
『そんなに空腹だったのか?』と頭を捻る中、レーヴェン殿下は蔓でアガレスの手足を拘束する。
が、意図も簡単に引きちぎられてしまう。
単なる植物とはいえ、かなり魔法で強化している筈なのに。
「なんつー馬鹿力だよ」
「お前も大概だけどな」
呆れたように肩を竦めるリエートに、僕は思わず言い返す。
だって、こいつも同じことをやってのけそうだったから。
『お、俺はもうちょい苦戦するって!』と弁解(?)するリエートをスルーし、僕は氷の矢を放つ。
が、あっさり避けられてしまう。
やっぱり、やりづらいな……。
獣に近い身のこなしだから動きを読めないし、飛行可能であるが故に行動範囲も広い。
捉え切るのは、難しそうだ。
『ちょっと趣向を変えるか』と画策していると、アガレスが顔を上げる。
どうやら、氷は粗方食べ終わったらしい。
若干皮膚の剥がれた右腕を前に、僕は少しばかり頬を引き攣らせた。
「本当に空腹なんだな」
「仕上げ段階に至るまで、ずっと絶食状態だったみたいですからね。飢えていても、おかしくありません」
床に落ちていた研究資料を手に取り、特待生は『ほら』と見せてくる。
促されるまま文章を読み進めていくと、そこには確かに『まだ絶食する必要あり』やら『絶食終了まであと〇日』やら書かれていた。
なるほど。魔族は最初に食べた生贄から、魔力量や属性などを引き継ぐ習性があるのか。
魔物とは、えらい違いだな。
『物凄く手間が掛かりそうだ』と辟易し、僕は資料を一瞥する。
「まあ、なんにせよ────これで終わりだ」
こちらへ……というかリディアへ突進してきたアガレスを見据え、僕はパチンッと指を鳴らした。
刹那────奴の体は内側から、凍っていく。
先程、食べた氷を一旦冷気に変えて再度固めたのだが……上手くいったようだな。
この手の魔術はあまり使わないため内心不安だったものの、無事成功して安堵する。
『このまま、心臓まで凍らせよう』と考える中、アガレスはガクンと膝をついた。
恐らく、凍傷の影響で上手く体を動かせなくなったのだろう。
立っているのもままならない程度には。
「め、し……」
体の痛みよりも空腹が勝っているのか、アガレスは尚も食事を要求する。
────と、ここでリディアがポケットを漁り始めた。
「リディア?」
突然の行動に驚き、僕は思わず声を掛ける。
が、リディアは聞こえていないようで一生懸命何かを探していた。
かと思えば、
「あった!」
と、表情を明るくする。
その手には、包装されたチョコが。
おい、待て。まさか────
嫌な予感を覚え、僕は直ぐさまリディアの手を引っ張った。
「やめておけ」
咎めるような声色でリディアを制止すると、彼女は眉尻を下げる。
凄く申し訳なさそうに。
でも、こちらを見つめるタンザナイトの瞳は真っ直ぐだった。
「お願いします、お兄様」
「絶対にダメだ。第一、あいつの主食は人間だろ」
「それは試してみないと、分かりませんわ。それに────飢えたまま、死んでいくなんてあまりにも可哀想です。せめて、最後にちょっとだけ満たしてあげたいと思うのはそんなにいけないことですか?」
人類の敵である四天王にまで心を砕くリディアに、僕は口を噤む。
ここで『ダメだ』と言い張るのは簡単だ。
強硬に反対すれば、なんだかんだ彼女は諦めてくれるだろう。
でも、きっと悔いは残る。
一生ソレを抱えて生きていく彼女を思うと、胸が張り裂けそうだ。
くそっ……僕も大概甘いな。
『こういう甘やかし方はしたくないんだが』と苛立ちつつ、僕はアガレスへ近づく。
────リディアの手を引いて。
「チッ……!このお人好しめ、恩を仇で返されても知らないからな」
『まだここで捕まる訳には……!』と懇願し、学園長は頭を下げる。
なりふり構わずといった様子で頼み込んでくる彼に、僕は一切心を動かされなかった。
隣に立つリディアはちょっと複雑そうだが、事が事だけに『はい、いいですよ』とはならない。
ただただ、気の毒そうに学園長を見つめているだけ。
「魔王に力を貸している者の願いなど、聞くつもりはない。諦めろ」
「そ、そこを何とかお願いします……!」
尚も食い下がってくる学園長に、僕は思わず溜め息を零す。
『これが大人のすることか』と思うと、あまりにも情けなくて。
仮にも、学園を管理する一族の長だろう?
何故、ここまで落ちぶれてしまったんだ?
『それでは、先祖に顔向け出来ないぞ』と呆れながら、魔術を使用した。
どうせなら、リディアの残した魔法の残骸────もとい氷を利用しようと思って。
『せっかく、妹が頑張ったんだから』と口角を上げ、僕は全て冷気に変える。
おかげで、学園長の足元は真っ白だ。
『やっぱり、冷気は重たいな』と思いつつ、上手くコントロールしていると、学園長が風魔法を展開する。
そして、何とか冷気をこちら側へ押しやろうとするものの……先程の転移魔法で魔力を使い果たしたのか、風は直ぐに止んだ。
かと思えば、ものの数秒でバタンと倒れる。
「老体に寒さは堪えるようだな」
青白くなった学園長の顔色を見て、僕は肩を竦めた。
と同時に、温度を正常へ戻す。
このままでは、凍死してしまうため。
一応、リディアに火炎魔法を使ってもらうか?
いや、季節はもう夏だし、放っておいても大丈夫だろう。勝手に温かくなる。
そもそも口と頭さえ動けば他はどうでもいいため、そこまで世話してやる義理はなかった。
冷酷に学園長を突き放す僕の傍で、レーヴェン殿下は蔓を生成した。
かと思えば、スルスルとソレを伸ばし、学園長の頬を軽く突く。
が、ピクリともしない。
完全に気を失ったとみて、間違いないだろう。
「思ったより、呆気なかったね」
抵抗らしい抵抗がなかったことに、レーヴェン殿下は苦笑を漏らした。
『もっと苦戦するかと思ったんだけど』と述べつつ、学園長を縛り上げる。
あっという間に蔓でグルグル巻きにされた学園長を前に、僕は小さく肩を竦めた。
「リディアがずっと粘って、相手を消耗させてくれていましたからね」
「ご自慢の“空間支配”なんて、もうほぼ使い切っていたもんなぁ」
「辛うじて保っていた空間も、リエート様に切り裂かれていましたし」
『あの時点で相手方はほぼ詰んでいたでしょ』と零し、特待生は立ち上がる。
リエートの手を引いて。
どうやら、『光の乙女』の能力である程度回復出来たようだ。
先程より、明らかに顔色がいい。
使用時間も僅かだったから、そこまで酷い反動じゃなかったんだろう。
まあ、なんにせよ動ける状態になってくれて良かった。
────学園長と違って、あっちは機動性も兼ね備えているようだから。
いつの間にか天井にへばり付いていた黒髪の男を見上げ、僕は『くくくっ……!』と低く笑う。
恐らく、冷気から逃れるため本能的に上へ避難したんだろうが……あまりにも不格好すぎた。
『これなら、楽に倒せそうだな』と考える中、アガレスは
「飯……飯……飯……」
と、譫言のように呟く。
リディアを凝視した状態で。
つまり、奴は僕の妹を食材認定しているのだ。
『こいつ……!』と眉を顰める僕の前で、アガレスはこちらへ手を伸ばす。
標的は言うまでもなく、リディアで……
「あまり調子に乗るな、魔王の犬風情が」
僕は怒りに任せて、氷結魔法を放った。
向かってくる手を、指を、腕を凍らせ、全力でねじ伏せに掛かる。
『僕の妹には、指一本触れさせない』と決意しながら。
「ぐっ……!」
氷で覆われた右腕を見つめ、アガレスは眉を顰めた。
かと思えば────氷を噛み砕く。いや、食べると言った方が正しいかもしれない。
「おいおい……!こいつ、正気かよ!?下手したら、自分の腕まで食いちぎるかもしれないのに!」
「……成長前って、こんなに知能低いんだ」
ギョッとするリエートとドン引きしている特待生に、僕は思わず共感してしまう。
だって、こんな暴挙に出た敵は初めて見たから。
『そんなに空腹だったのか?』と頭を捻る中、レーヴェン殿下は蔓でアガレスの手足を拘束する。
が、意図も簡単に引きちぎられてしまう。
単なる植物とはいえ、かなり魔法で強化している筈なのに。
「なんつー馬鹿力だよ」
「お前も大概だけどな」
呆れたように肩を竦めるリエートに、僕は思わず言い返す。
だって、こいつも同じことをやってのけそうだったから。
『お、俺はもうちょい苦戦するって!』と弁解(?)するリエートをスルーし、僕は氷の矢を放つ。
が、あっさり避けられてしまう。
やっぱり、やりづらいな……。
獣に近い身のこなしだから動きを読めないし、飛行可能であるが故に行動範囲も広い。
捉え切るのは、難しそうだ。
『ちょっと趣向を変えるか』と画策していると、アガレスが顔を上げる。
どうやら、氷は粗方食べ終わったらしい。
若干皮膚の剥がれた右腕を前に、僕は少しばかり頬を引き攣らせた。
「本当に空腹なんだな」
「仕上げ段階に至るまで、ずっと絶食状態だったみたいですからね。飢えていても、おかしくありません」
床に落ちていた研究資料を手に取り、特待生は『ほら』と見せてくる。
促されるまま文章を読み進めていくと、そこには確かに『まだ絶食する必要あり』やら『絶食終了まであと〇日』やら書かれていた。
なるほど。魔族は最初に食べた生贄から、魔力量や属性などを引き継ぐ習性があるのか。
魔物とは、えらい違いだな。
『物凄く手間が掛かりそうだ』と辟易し、僕は資料を一瞥する。
「まあ、なんにせよ────これで終わりだ」
こちらへ……というかリディアへ突進してきたアガレスを見据え、僕はパチンッと指を鳴らした。
刹那────奴の体は内側から、凍っていく。
先程、食べた氷を一旦冷気に変えて再度固めたのだが……上手くいったようだな。
この手の魔術はあまり使わないため内心不安だったものの、無事成功して安堵する。
『このまま、心臓まで凍らせよう』と考える中、アガレスはガクンと膝をついた。
恐らく、凍傷の影響で上手く体を動かせなくなったのだろう。
立っているのもままならない程度には。
「め、し……」
体の痛みよりも空腹が勝っているのか、アガレスは尚も食事を要求する。
────と、ここでリディアがポケットを漁り始めた。
「リディア?」
突然の行動に驚き、僕は思わず声を掛ける。
が、リディアは聞こえていないようで一生懸命何かを探していた。
かと思えば、
「あった!」
と、表情を明るくする。
その手には、包装されたチョコが。
おい、待て。まさか────
嫌な予感を覚え、僕は直ぐさまリディアの手を引っ張った。
「やめておけ」
咎めるような声色でリディアを制止すると、彼女は眉尻を下げる。
凄く申し訳なさそうに。
でも、こちらを見つめるタンザナイトの瞳は真っ直ぐだった。
「お願いします、お兄様」
「絶対にダメだ。第一、あいつの主食は人間だろ」
「それは試してみないと、分かりませんわ。それに────飢えたまま、死んでいくなんてあまりにも可哀想です。せめて、最後にちょっとだけ満たしてあげたいと思うのはそんなにいけないことですか?」
人類の敵である四天王にまで心を砕くリディアに、僕は口を噤む。
ここで『ダメだ』と言い張るのは簡単だ。
強硬に反対すれば、なんだかんだ彼女は諦めてくれるだろう。
でも、きっと悔いは残る。
一生ソレを抱えて生きていく彼女を思うと、胸が張り裂けそうだ。
くそっ……僕も大概甘いな。
『こういう甘やかし方はしたくないんだが』と苛立ちつつ、僕はアガレスへ近づく。
────リディアの手を引いて。
「チッ……!このお人好しめ、恩を仇で返されても知らないからな」
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