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第二章
アンヘル帝国への対応
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「何故、アンヘル帝国は優秀な人材をキープ出来ているんだ?憶測でもいいから、答えてみろ」
『小太りの男より、こいつらの方が何か知ってそうだ』と狙い撃ちすると、二人は硬直した。
かと思えば、歯を食いしばったり手で唇を押さえたりする。
が、努力の甲斐も虚しく……口は動いてしまった。
「これは風の噂で聞いた話ですが、アンヘル帝国は────他所から、優秀な人材を攫ってきているようです」
「攫ってきている、だと?それは場合によって、かなり問題にならないか?」
「そうですね。でも、今のところそういったトラブルになった話は聞いていません。恐らく、権力者の血縁なんかは避けているのでしょう。実際、アンヘル帝国で活躍する天才達は平民ばかりで、大した後ろ盾も持っていませんし」
『上から圧力を掛けて黙らせている可能性が高い』と主張し、教皇と若い神官は嘆息する。
また喋ってしまった、とでも言うように。
すっかり意気消沈してしまっている彼らの前で、私は自身の顎を撫でる。
今の話が仮に本当だとして、アンヘル帝国の奴らはどうやって天才と凡人を嗅ぎ分けているんだ?
攫うにしたって、そこら辺をハッキリさせないと無駄骨になってしまうだろう?
でも、容姿の優劣と違って技術やスキルは目に見えない。
そう簡単に『こいつは○○の分野において、優秀だ!』と分かるものか?
考えれば考えるほど疑問しか湧かないアンヘル帝国のやり方に、私は首を傾げた。
が、『別にそこはどうでもいいか』と判断し、さっさと思考を放棄する。
今、大事なのは────
「何故、そんな優秀な人材で溢れ返ったアンヘル帝国が我が国を狙うんだ?それほど栄えていて今後の心配もないなら、わざわざ戦を起こす必要はないと思うが」
────アルバート帝国に向けられた敵意の理由を把握すること。
本来、大国であるアンヘルからすれば我々は眼中にもない存在の筈だ。
今の皇帝が余程の馬鹿でもない限り、無駄に火種を振り撒くような真似はしないだろう。
『最近、悪目立ちしていたからか?』と自分なりに原因を探っていると、教皇達が顔を見合わせる。
「……それは我々にも分かりません」
「私達はただ、『きちんとバックアップするから、イザベラ・アルバートを消せ』と言われただけで……」
「国を丸ごと貰えてアンヘル帝国に恩を売れるなら、悪くない話かと思い……」
先程より明らかに口の軽くなった三人は、困ったような表情を浮かべる。
こちらの顔色を窺うような視線に、私はフッと笑みを漏らした。
『ようやく、観念する気になったか』と思案しながら。
犬の調教が上手くいっていることをヒシヒシと感じる中、ジークが少し身を乗り出す。
「一つ確認したい。アンヘル帝国の皇帝は────『アルバート帝国を消せ』じゃなくて、『イザベラ・アルバートを消せ』と言ったんだな?」
「あ、あぁ……」
ジークの剣幕に押されながらも、教皇は何とか首を縦に振る。
その隣に居る若い神官や小太りの男も、コクコクと頷いていた。
困惑と動揺を示す彼らの前で、ジークは若干表情を険しくする。
「そうなると、アンヘル帝国の狙いはもしかしたら────イザベラ様個人かもしれない」
「「「!!」」」
誰もが弾かれたようにジークの方を向き、固まった。
『なるほど』と半ば納得しながら。
ここ最近、狙われると言えば国ばかりだったからそんなこと思いつきもしなかった。
現に、今回も奴らは国の乗っ取りを計画していた訳だし。
でも、それはソラリス神殿を動かすための方便だと切り離して考えれば……
「ない話ではないな」
前世では何かと付け狙われていたため、わりとすんなりその仮説を受け入れた。
『今度はなんだ?魔法の技術か?この顔か?』なんて思っていると、ジークが唇を噛み締める。
「イザベラ様のお命を狙うなんて……!それも、こんな汚い手を使ってまで!なんて、陰湿な奴らなんだ……!」
つい先程までアンヘル帝国を恐れていた筈なのに、ジークは『許せない!』と憤怒の炎を燃やす。
黄金の瞳に殺意と敵意を滲ませる彼の前で、私は苦笑を漏らした。
『相変わらず、私のことになると短気だな』と肩を竦め、ジークの背中を叩く。
「まあ、落ち着け。アンヘル帝国の奴らがどれだけ策を練ろうと、私を殺すことは不可能だ」
『前世も結局、老衰だったしな』と思い返し、私は全くもって杞憂であることを明言した。
なんせ、こちらの世界には私に対抗出来る者すら居ないから。
『殺害なんて、夢のまた夢だろう』と考え、私は教皇達に視線を向ける。
「他に何か知っていることは?」
「「「いえ、特には」」」
『そこまで深い繋がりはないので』と語る彼らに、私はスッと目を細めた。
「そうか。なら、いい。では、通常業務に戻れ。ただし、ここであったことは誰にも言うな」
『アンヘル帝国には、特に』と言い聞かせ、私は箝口令を敷く。
コクコクと素直に頷く彼らの前で、おもむろに踵を返し────瞬きの間に消えた。
無論、ジークやアランを連れて。
「さて、これからどうするか」
最上階にある執務室で腕を組み、私は来客用のソファへ腰を下ろす。
そして、間髪容れずにジークの手を引いて隣へ座らせた。
「一先ず、様子見でいいんじゃないですか?もしくは、ソラリス神殿の奴らを使って情報を引き出すとか」
ソファの後ろへ回り、背もたれの上部に寄り掛かるアランはそう提案する。
ソラリス神殿の時と同様、正面切っての戦争はリスクが高いと言いたいのだろう。
アンヘル帝国は他所と違って、長い歴史を持っているからな。
おまけに豊かで、大抵の者達は安定した生活を送れている。
それをいきなりぶち壊し、統治に置くのは骨が折れるだろう。
少なくとも、しばらく内部紛争は続きそうだ。
『ソラリス神殿のように乗っ取るか、あるいは……』と悩み、私は口元に手を当てる。
「いや────正攻法で行く」
「えっ?」
「戦争を仕掛けるぞ」
「はっ!?」
面食らったかのように目を剥き、アランはこちらへ身を乗り出してくる。
おかげでソファの重心は後ろへ傾いてしまうものの、魔法で支えた。
『こいつは本当に……興奮すると、周りが見えなくなるな』と呆れる中、アランは焦ったような表情を浮かべる。
「アンヘル帝国まで、支配下に置くつもりですか!?」
敗戦など端から頭にないアランは、『最近、三ヶ国を滅ぼしたばかりなのに……!』と叫んだ。
「アンヘル帝国の民達をまとめ上げるのは、一筋縄じゃ行かないんですよ!?」
「分かっている。だが、全く打つ手がない訳じゃない。平和ボケしている奴らは良くも悪くも心に余裕があって、他人を慮ることが出来るからな。そこを利用する」
数千もの長い時間を生き、様々なことを経験してきた私だからこそ分かる人間の真理。
『平等に』『公平に』という綺麗事が発揮する偽善の影響力を思い浮かべ、ゆるりと口角を上げた。
説得力のある筋書きを考える私の前で、アランはパチパチと瞬きを繰り返す。
「えっ?り、利用って……?」
「それはあとのお楽しみだ────その前に確かめておかないと、いけないこともあるしな」
そう言うが早いか、私はパチンッと指を鳴らして国境付近に転移する。
ジークのみを連れて。
『アランはうるさいからな』と思いつつ、とある場所へ向かい────私は適当に用事を済ませた。
これで心置きなく、戦争を仕掛けられるな。
十五分ほどで執務室に戻ってきた私は、ニヤニヤと口元を歪める。
人の粗探しというのは存外楽しいものだ、と考えながら。
「ジーク、今すぐアンヘル帝国に宣戦布告してこい」
『小太りの男より、こいつらの方が何か知ってそうだ』と狙い撃ちすると、二人は硬直した。
かと思えば、歯を食いしばったり手で唇を押さえたりする。
が、努力の甲斐も虚しく……口は動いてしまった。
「これは風の噂で聞いた話ですが、アンヘル帝国は────他所から、優秀な人材を攫ってきているようです」
「攫ってきている、だと?それは場合によって、かなり問題にならないか?」
「そうですね。でも、今のところそういったトラブルになった話は聞いていません。恐らく、権力者の血縁なんかは避けているのでしょう。実際、アンヘル帝国で活躍する天才達は平民ばかりで、大した後ろ盾も持っていませんし」
『上から圧力を掛けて黙らせている可能性が高い』と主張し、教皇と若い神官は嘆息する。
また喋ってしまった、とでも言うように。
すっかり意気消沈してしまっている彼らの前で、私は自身の顎を撫でる。
今の話が仮に本当だとして、アンヘル帝国の奴らはどうやって天才と凡人を嗅ぎ分けているんだ?
攫うにしたって、そこら辺をハッキリさせないと無駄骨になってしまうだろう?
でも、容姿の優劣と違って技術やスキルは目に見えない。
そう簡単に『こいつは○○の分野において、優秀だ!』と分かるものか?
考えれば考えるほど疑問しか湧かないアンヘル帝国のやり方に、私は首を傾げた。
が、『別にそこはどうでもいいか』と判断し、さっさと思考を放棄する。
今、大事なのは────
「何故、そんな優秀な人材で溢れ返ったアンヘル帝国が我が国を狙うんだ?それほど栄えていて今後の心配もないなら、わざわざ戦を起こす必要はないと思うが」
────アルバート帝国に向けられた敵意の理由を把握すること。
本来、大国であるアンヘルからすれば我々は眼中にもない存在の筈だ。
今の皇帝が余程の馬鹿でもない限り、無駄に火種を振り撒くような真似はしないだろう。
『最近、悪目立ちしていたからか?』と自分なりに原因を探っていると、教皇達が顔を見合わせる。
「……それは我々にも分かりません」
「私達はただ、『きちんとバックアップするから、イザベラ・アルバートを消せ』と言われただけで……」
「国を丸ごと貰えてアンヘル帝国に恩を売れるなら、悪くない話かと思い……」
先程より明らかに口の軽くなった三人は、困ったような表情を浮かべる。
こちらの顔色を窺うような視線に、私はフッと笑みを漏らした。
『ようやく、観念する気になったか』と思案しながら。
犬の調教が上手くいっていることをヒシヒシと感じる中、ジークが少し身を乗り出す。
「一つ確認したい。アンヘル帝国の皇帝は────『アルバート帝国を消せ』じゃなくて、『イザベラ・アルバートを消せ』と言ったんだな?」
「あ、あぁ……」
ジークの剣幕に押されながらも、教皇は何とか首を縦に振る。
その隣に居る若い神官や小太りの男も、コクコクと頷いていた。
困惑と動揺を示す彼らの前で、ジークは若干表情を険しくする。
「そうなると、アンヘル帝国の狙いはもしかしたら────イザベラ様個人かもしれない」
「「「!!」」」
誰もが弾かれたようにジークの方を向き、固まった。
『なるほど』と半ば納得しながら。
ここ最近、狙われると言えば国ばかりだったからそんなこと思いつきもしなかった。
現に、今回も奴らは国の乗っ取りを計画していた訳だし。
でも、それはソラリス神殿を動かすための方便だと切り離して考えれば……
「ない話ではないな」
前世では何かと付け狙われていたため、わりとすんなりその仮説を受け入れた。
『今度はなんだ?魔法の技術か?この顔か?』なんて思っていると、ジークが唇を噛み締める。
「イザベラ様のお命を狙うなんて……!それも、こんな汚い手を使ってまで!なんて、陰湿な奴らなんだ……!」
つい先程までアンヘル帝国を恐れていた筈なのに、ジークは『許せない!』と憤怒の炎を燃やす。
黄金の瞳に殺意と敵意を滲ませる彼の前で、私は苦笑を漏らした。
『相変わらず、私のことになると短気だな』と肩を竦め、ジークの背中を叩く。
「まあ、落ち着け。アンヘル帝国の奴らがどれだけ策を練ろうと、私を殺すことは不可能だ」
『前世も結局、老衰だったしな』と思い返し、私は全くもって杞憂であることを明言した。
なんせ、こちらの世界には私に対抗出来る者すら居ないから。
『殺害なんて、夢のまた夢だろう』と考え、私は教皇達に視線を向ける。
「他に何か知っていることは?」
「「「いえ、特には」」」
『そこまで深い繋がりはないので』と語る彼らに、私はスッと目を細めた。
「そうか。なら、いい。では、通常業務に戻れ。ただし、ここであったことは誰にも言うな」
『アンヘル帝国には、特に』と言い聞かせ、私は箝口令を敷く。
コクコクと素直に頷く彼らの前で、おもむろに踵を返し────瞬きの間に消えた。
無論、ジークやアランを連れて。
「さて、これからどうするか」
最上階にある執務室で腕を組み、私は来客用のソファへ腰を下ろす。
そして、間髪容れずにジークの手を引いて隣へ座らせた。
「一先ず、様子見でいいんじゃないですか?もしくは、ソラリス神殿の奴らを使って情報を引き出すとか」
ソファの後ろへ回り、背もたれの上部に寄り掛かるアランはそう提案する。
ソラリス神殿の時と同様、正面切っての戦争はリスクが高いと言いたいのだろう。
アンヘル帝国は他所と違って、長い歴史を持っているからな。
おまけに豊かで、大抵の者達は安定した生活を送れている。
それをいきなりぶち壊し、統治に置くのは骨が折れるだろう。
少なくとも、しばらく内部紛争は続きそうだ。
『ソラリス神殿のように乗っ取るか、あるいは……』と悩み、私は口元に手を当てる。
「いや────正攻法で行く」
「えっ?」
「戦争を仕掛けるぞ」
「はっ!?」
面食らったかのように目を剥き、アランはこちらへ身を乗り出してくる。
おかげでソファの重心は後ろへ傾いてしまうものの、魔法で支えた。
『こいつは本当に……興奮すると、周りが見えなくなるな』と呆れる中、アランは焦ったような表情を浮かべる。
「アンヘル帝国まで、支配下に置くつもりですか!?」
敗戦など端から頭にないアランは、『最近、三ヶ国を滅ぼしたばかりなのに……!』と叫んだ。
「アンヘル帝国の民達をまとめ上げるのは、一筋縄じゃ行かないんですよ!?」
「分かっている。だが、全く打つ手がない訳じゃない。平和ボケしている奴らは良くも悪くも心に余裕があって、他人を慮ることが出来るからな。そこを利用する」
数千もの長い時間を生き、様々なことを経験してきた私だからこそ分かる人間の真理。
『平等に』『公平に』という綺麗事が発揮する偽善の影響力を思い浮かべ、ゆるりと口角を上げた。
説得力のある筋書きを考える私の前で、アランはパチパチと瞬きを繰り返す。
「えっ?り、利用って……?」
「それはあとのお楽しみだ────その前に確かめておかないと、いけないこともあるしな」
そう言うが早いか、私はパチンッと指を鳴らして国境付近に転移する。
ジークのみを連れて。
『アランはうるさいからな』と思いつつ、とある場所へ向かい────私は適当に用事を済ませた。
これで心置きなく、戦争を仕掛けられるな。
十五分ほどで執務室に戻ってきた私は、ニヤニヤと口元を歪める。
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