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第一章
第12話『恋愛は不要』
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女性の悲鳴にも似た甲高い声はよく通る。
ウェイトレスの大声に周囲の男性客は『何事か』とこちらに注目を集めていた。わざわざ目立たない隅っこの席を選んだのにこれでは台無しである。
ウェイトレスに問い詰められる俺を酒の肴にしようと、周囲の客はニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべていた。
人の不幸は蜜の味ってか?
この気に食わない言葉はどの世界でも共通らしい。
俺はこの不幸体質故に、人の不幸を嘲笑う暇なんて無かったがな。
「ちょっと!聞いてるの!?」
再びバンッ!と強くテーブルを叩かれ、慌ててウェイトレスのお姉さんに意識を向けた。
危ない危ない····。己の不幸体質を嘆いている場合じゃなかった。
「悪い。全く聞いていなかった」
「ま、全く聞いていなかったですって!?貴方、耳ちゃんと付いてる!?」
いや、付いてるだろ。どっから、どう見ても。お前の目は節穴か、ウェイトレスのお姉さんよ。
あっ、そう言えば俺って髪長いから耳見えないんだった。
『音羽、そんな下らないこと考えていないでさっさとブローチ出してください。それを出せば万事解決です』
あっ、なるほど!
あの黒髪の美丈夫も『困った時はこのブローチを出せば大体解決する』とか何とか言ってたな。
ポンッと手を叩いた俺は鎧の内側部分────つまり、服に取り付けていたブローチを取り出した。それをウェイトレスのお姉さんにも見えるよう、指でつまんで見せる。
「何?そのブロー····チッ!?え!?王家の家紋がっ···!まさか、王族関係者!?」
王族ではないが、まあ関係者ではあるか。
とりあえず、頷くとウェイトレスのお姉さんはサァッと青ざめる。怒りと興奮で赤く染っていた頬が嘘のように青白く変色していった。
顔面蒼白って、こういう顔色のことを言うのか。
なんて感心しながら、ウェイトレスのお姉さんの顔をまじまじと見つめる俺はかなりマイペースだ。
「う、嘘····私、王族になんてことを···!?」
「いや、俺は王族じゃなくて王族の庇護下にあるただの····」
「どっちも同じです!!」
いや、かなり違う気がするが····。
だって、王族かその庇護下にある者かだぞ?かなり違いがあると思うが····。
『ウェイトレスが言いたいのは『王族であろうと、その庇護下にある者であろうと逆らってはいけない人物に変わりはない』ってことです。王族やその関係者にあのような口を聞けば最悪死刑も有り得ますからね』
死刑か····。
比較的平和な国に生まれた俺からすると、『えっ?それだけで死刑なのか?』ってなるけど、ここではそれが普通なんだろうな。ここでは俺の常識は通用しないのだと、改めて思い知らされる。
そして、自分がどれだけ恵まれた環境に居たのかよく分かった。だって、日本では内閣総理大臣や天皇陛下を罵倒しても死刑は絶対に有り得ない。軽犯罪法で裁かれるかもしれないが、死刑はないだろう。
そういう世界で生きて来た俺にとって、顔面蒼白で震え上がる彼女は不憫で仕方なかった。
「──────注文しても良いか?」
「えっ····?あ、はい」
突然なんの前触れもなく、オーダーしようとする俺にウェイトレスは動揺しながらも、頷いた。
まだ手は可哀想なくらい震えているが、注文が聞けるくらいには精神が安定しているらしい。殺されるかもしれない状況で正気を保っていられるのは冗談抜きで凄いと思う。
この子、結構我慢強いな。それに芯もしっかりしてそうだ。
「じゃあ、手羽先五つと水をくれ」
「か、畏まりました·····あの···」
「ん?どうした?」
震える手を誤魔化すようにキュッと力を入れる彼女に気付かないふりをして、俺はさりげなくメニュー表を元の位置に戻した。
ウェイトレスの目を真っ直ぐに見つめ返す。
「その····怒らな、いんですか···?わ、たし···貴方に失礼なことを····」
「気にしてない。そもそも、いつまでも注文をしなかった俺が悪いからな」
そう、元はと言えば何時までも注文しなかった俺が悪いのだ。俺がさっさと注文していれば、こんな事にはならなかったんだから。
いきなり客を怒鳴りつけるのはどうかと思うが、元凶は俺だ。元凶である俺がお姉さんを叱りつけていい筈がない。
あと、いい加減空腹がピークに達してきたから、さっさとオーダーを厨房に居る料理人に頼んで来てほしい。俺は一体いつまで『待て』をしなければならないんだ····。
『まあ、その原因を作ったのも音羽ですけどね』
御尤もな意見だが、そこは突っ込まないお約束だろ!
『そんなお約束知りませんよ。あっ、ウェイトレスからの好感度が爆発的に上がってますね。これワンチャン有り得ますよ!』
えっ!?マジで!?
根暗陰キャの俺にもついに春がっ····!?
って、そうじゃないだろ!俺は今のところ恋愛する気は0なんだよ。まだ生活の基盤も不安定で、この世界のこともあまり知らないのに恋愛なんてしてる暇ねぇーよ。
『え~?そうなんですか?このウェイトレス、かなり可愛いのに勿体ないですね』
確かに勿体ないとは思うが、まずはこの世界での生活をどうにかしないとだろ。まだ王都内に住むかどうかも決めてないのに····。
それに俺みたいな根暗陰キャを一生愛せる奴なんて居やしないさ。このウェイトレスのお姉さんは吊り橋効果的な“あれ”で、俺に好感を抱いているかもしれないが、俺の中身がただの根暗陰キャだと知ればすぐに身を引くだろう。要するに期待するだけ無駄だ。
「悪いが、早くオーダーを厨房に伝えて来てくれないか?結構お腹空いてるんだ」
「あっ!は、はい!すぐにオーダーしてきます!」
意識が空の彼方へと飛んでいたウェイトレスのお姉さんは慌てて頭を下げて、厨房へと走っていった。
彼女がこの場を去ったことにより、俺に向けられていた視線は自然と散らばって行く。王族関係者である俺を真正面から見つめられるほどの度胸はないらしい。
まあ、それでも俺に注目は集まったままだが···。
はぁ·····目立つのはあまり好きじゃないんだがな。
『まあ、こればっかりは我慢するしかありませんね。王家のブローチを出さざるを得ない状況に自らを追い込んだ音羽が悪いです』
はぁ····そんなのは俺が一番分かってるさ。
まあ、でも···王家のブローチによる周りへの影響が分かっただけ良いとするか。
あの男の言う通り、このブローチさえあれば大抵の問題は解決しそうだ。その分、このブローチを取られないよう警戒しなければならないが···。奪われて悪用でもされたら、洒落にならない。
このブローチは大抵の問題なら解決出来る便利アイテムだが、このブローチを持っていることによって巻き起こるトラブルも多そうだ。このブローチは無闇矢鱈に見せない方が良いだろう。
『そうですね。それが賢明な判断だと思います。あぁ、それともうすぐ料理が出来上がるみたいですよ。王族の関係者だから、と音羽の注文を最優先に調理を行っているみたいです』
それは有り難いな。
まあ、順番を抜かすのは忍びないが····。
俺の意思でないにしろ、割り込みをしてしまったのには違いない。注文の品を待っている周りのむさ苦しい男どもには悪い事をした。
割り込みをしてしまった申し訳なさから、自然と眉が下がる。
『あっ、料理が来たみたいですよ』
ビアンカがそう告げるのと同時に香ばしい香りが俺の嗅覚を刺激した。
ウェイトレスの大声に周囲の男性客は『何事か』とこちらに注目を集めていた。わざわざ目立たない隅っこの席を選んだのにこれでは台無しである。
ウェイトレスに問い詰められる俺を酒の肴にしようと、周囲の客はニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべていた。
人の不幸は蜜の味ってか?
この気に食わない言葉はどの世界でも共通らしい。
俺はこの不幸体質故に、人の不幸を嘲笑う暇なんて無かったがな。
「ちょっと!聞いてるの!?」
再びバンッ!と強くテーブルを叩かれ、慌ててウェイトレスのお姉さんに意識を向けた。
危ない危ない····。己の不幸体質を嘆いている場合じゃなかった。
「悪い。全く聞いていなかった」
「ま、全く聞いていなかったですって!?貴方、耳ちゃんと付いてる!?」
いや、付いてるだろ。どっから、どう見ても。お前の目は節穴か、ウェイトレスのお姉さんよ。
あっ、そう言えば俺って髪長いから耳見えないんだった。
『音羽、そんな下らないこと考えていないでさっさとブローチ出してください。それを出せば万事解決です』
あっ、なるほど!
あの黒髪の美丈夫も『困った時はこのブローチを出せば大体解決する』とか何とか言ってたな。
ポンッと手を叩いた俺は鎧の内側部分────つまり、服に取り付けていたブローチを取り出した。それをウェイトレスのお姉さんにも見えるよう、指でつまんで見せる。
「何?そのブロー····チッ!?え!?王家の家紋がっ···!まさか、王族関係者!?」
王族ではないが、まあ関係者ではあるか。
とりあえず、頷くとウェイトレスのお姉さんはサァッと青ざめる。怒りと興奮で赤く染っていた頬が嘘のように青白く変色していった。
顔面蒼白って、こういう顔色のことを言うのか。
なんて感心しながら、ウェイトレスのお姉さんの顔をまじまじと見つめる俺はかなりマイペースだ。
「う、嘘····私、王族になんてことを···!?」
「いや、俺は王族じゃなくて王族の庇護下にあるただの····」
「どっちも同じです!!」
いや、かなり違う気がするが····。
だって、王族かその庇護下にある者かだぞ?かなり違いがあると思うが····。
『ウェイトレスが言いたいのは『王族であろうと、その庇護下にある者であろうと逆らってはいけない人物に変わりはない』ってことです。王族やその関係者にあのような口を聞けば最悪死刑も有り得ますからね』
死刑か····。
比較的平和な国に生まれた俺からすると、『えっ?それだけで死刑なのか?』ってなるけど、ここではそれが普通なんだろうな。ここでは俺の常識は通用しないのだと、改めて思い知らされる。
そして、自分がどれだけ恵まれた環境に居たのかよく分かった。だって、日本では内閣総理大臣や天皇陛下を罵倒しても死刑は絶対に有り得ない。軽犯罪法で裁かれるかもしれないが、死刑はないだろう。
そういう世界で生きて来た俺にとって、顔面蒼白で震え上がる彼女は不憫で仕方なかった。
「──────注文しても良いか?」
「えっ····?あ、はい」
突然なんの前触れもなく、オーダーしようとする俺にウェイトレスは動揺しながらも、頷いた。
まだ手は可哀想なくらい震えているが、注文が聞けるくらいには精神が安定しているらしい。殺されるかもしれない状況で正気を保っていられるのは冗談抜きで凄いと思う。
この子、結構我慢強いな。それに芯もしっかりしてそうだ。
「じゃあ、手羽先五つと水をくれ」
「か、畏まりました·····あの···」
「ん?どうした?」
震える手を誤魔化すようにキュッと力を入れる彼女に気付かないふりをして、俺はさりげなくメニュー表を元の位置に戻した。
ウェイトレスの目を真っ直ぐに見つめ返す。
「その····怒らな、いんですか···?わ、たし···貴方に失礼なことを····」
「気にしてない。そもそも、いつまでも注文をしなかった俺が悪いからな」
そう、元はと言えば何時までも注文しなかった俺が悪いのだ。俺がさっさと注文していれば、こんな事にはならなかったんだから。
いきなり客を怒鳴りつけるのはどうかと思うが、元凶は俺だ。元凶である俺がお姉さんを叱りつけていい筈がない。
あと、いい加減空腹がピークに達してきたから、さっさとオーダーを厨房に居る料理人に頼んで来てほしい。俺は一体いつまで『待て』をしなければならないんだ····。
『まあ、その原因を作ったのも音羽ですけどね』
御尤もな意見だが、そこは突っ込まないお約束だろ!
『そんなお約束知りませんよ。あっ、ウェイトレスからの好感度が爆発的に上がってますね。これワンチャン有り得ますよ!』
えっ!?マジで!?
根暗陰キャの俺にもついに春がっ····!?
って、そうじゃないだろ!俺は今のところ恋愛する気は0なんだよ。まだ生活の基盤も不安定で、この世界のこともあまり知らないのに恋愛なんてしてる暇ねぇーよ。
『え~?そうなんですか?このウェイトレス、かなり可愛いのに勿体ないですね』
確かに勿体ないとは思うが、まずはこの世界での生活をどうにかしないとだろ。まだ王都内に住むかどうかも決めてないのに····。
それに俺みたいな根暗陰キャを一生愛せる奴なんて居やしないさ。このウェイトレスのお姉さんは吊り橋効果的な“あれ”で、俺に好感を抱いているかもしれないが、俺の中身がただの根暗陰キャだと知ればすぐに身を引くだろう。要するに期待するだけ無駄だ。
「悪いが、早くオーダーを厨房に伝えて来てくれないか?結構お腹空いてるんだ」
「あっ!は、はい!すぐにオーダーしてきます!」
意識が空の彼方へと飛んでいたウェイトレスのお姉さんは慌てて頭を下げて、厨房へと走っていった。
彼女がこの場を去ったことにより、俺に向けられていた視線は自然と散らばって行く。王族関係者である俺を真正面から見つめられるほどの度胸はないらしい。
まあ、それでも俺に注目は集まったままだが···。
はぁ·····目立つのはあまり好きじゃないんだがな。
『まあ、こればっかりは我慢するしかありませんね。王家のブローチを出さざるを得ない状況に自らを追い込んだ音羽が悪いです』
はぁ····そんなのは俺が一番分かってるさ。
まあ、でも···王家のブローチによる周りへの影響が分かっただけ良いとするか。
あの男の言う通り、このブローチさえあれば大抵の問題は解決しそうだ。その分、このブローチを取られないよう警戒しなければならないが···。奪われて悪用でもされたら、洒落にならない。
このブローチは大抵の問題なら解決出来る便利アイテムだが、このブローチを持っていることによって巻き起こるトラブルも多そうだ。このブローチは無闇矢鱈に見せない方が良いだろう。
『そうですね。それが賢明な判断だと思います。あぁ、それともうすぐ料理が出来上がるみたいですよ。王族の関係者だから、と音羽の注文を最優先に調理を行っているみたいです』
それは有り難いな。
まあ、順番を抜かすのは忍びないが····。
俺の意思でないにしろ、割り込みをしてしまったのには違いない。注文の品を待っている周りのむさ苦しい男どもには悪い事をした。
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