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第三章
第93話『無知で哀れな勇者様』
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雪のように真っ白な鎧を身につけ、純白に耀く聖剣を手にする朝日と紺色の修道服にクロスボウを手に持つユノ。
金髪黒目の青年と金髪碧眼の美女は依代を守るように俺達の前に立ちはだかった。
なるほど····この特別棟の最後の砦は勇者様と王女様って訳か···。ラノベらしい展開だ。実に俺好みである。
こいつらにはウリエルの借りがあったからな····借りはきっちり返さねぇーと、相手に失礼だよなぁ?
『オトハ、落ち着いてください。私達の目的はあくまで依代の破壊。朝日やユノを倒すことが目的ではありません。怒りで我を忘れないでください』
んなのは言われなくても分かってるつもりだ。でも、こいつらが依代の破壊を許すと思うか?ズボラで不器用な朝日はさておき、あのずる賢い女がそんな隙を見せるとは思えない。
この狂信者は実力こそ俺たちに遠く及ばないが、油断ならない何かがある·····。不気味なくらい隙がないのがその証拠だ。
こいつらを倒さない限り、依代の破壊は無理だ。この場にもう一人頼りになる実力者が居れば、こいつらを倒す前に依代の破壊が出来たかもしれないが、それは不可能····。二対二である以上、倒して前に進むしかない。
『····確かにそうですね。音羽の意見には一理あります』
だろ?
珍しく俺の意見に賛同したビアンカ。さすがのビアンカもこの状況で戦闘回避を勧めることはしなかった。
ウリエルの小さな手から自身の手を離した俺はその手に短剣を握る。竜のマークが刻まれたそれは光を帯びて艶を出した。
ユノは油断ならない女だが、実力的には朝日の方が上。おまけに朝日には全てを斬り裂く聖剣がある。回避力に自信の無いウリエルに朝日を任せることは出来ない。任せるなら、ユノだ。
「ウリエル、ユノ····女の方を頼む。あいつは何をしてくるか分からない危険人物だ。油断するなよ」
「分かった。オトハも気をつけて」
「ああ」
俺は相棒のウリエルと短い会話を交わすと─────────どちらとでもなく、飛び出した。
ほぼ同時に飛び出した俺とウリエルは目当ての人物に牙を向く。先手必勝とばかりに飛び出した俺達を朝日達はどこか余裕のある表情で眺めていた。
朝日は俺のスピードに少し焦っているが、俊敏性に欠けるウリエルを相手にしているユノは余裕の笑みだ。クスクスと笑いながら、ウリエルの拳や蹴りを躱している。
肉弾戦ではウリエルが少し不利か····。まあ、ウリエルにはブレスという切り札がある。油断せずに戦えば問題ない筈だ。
「おいおい。この俺様を相手にしてるっつーのに呑気に余所見かよっ!」
そう言って、聖剣をバッドのように振り回す朝日。俺はそれをのらりくらりと躱しながら、元クラスメイトを見つめた。
こいつに剣の使い方教えたの誰だよ····。剣は野球で使うバッドじゃねぇーんだぞ?適当に振り回したって意味ねぇーよ。
俺はダンスのステップを踏むように軽やかに朝日の攻撃を躱し、魔力銃の火力を調整する。
この鎧はなかなかの強度だ。適当な火力で撃ち抜けるほど柔らかくはない。
はぁ····実力はそこそこなのに持っている武器や装備品は一級品かよ····。さすがは勇者様って感じだな。まあ、その勇者様も俺の敵ではないが····。
俺の首目掛けてフルスイングしてきた聖剣をイナバウアーで躱し、朝日の守りが薄くなった隙に魔力銃を撃ち込む。最大火力の一歩手前まで引き上げた弾丸は見事朝日の右肩を貫通した。
「いっ····てぇ···!!何しやがる!!」
「いや、何しやがるって····」
肩に傷を負い、焦った朝日は慌てて俺と距離を取った。そして、口を開いたかと思えばこれである。謎の逆ギレを披露された。
いや、戦闘で怪我して『何しやがる!!』はねぇーだろ····。何でキレてんだよ····。戦争なんだから、怪我するのは当たり前だ。その事でキレられてもこっちが困る。
こいつ、戦争の意味ちゃんと分かってんのか?死ぬリスクを覚悟した上でここに居るんだよな?それとも、あれか?戦争はするけど、自分は怪我したくありません的なやつか?もし、そうだとしたら俺はお前を軽蔑するぞ····。
朝日の理不尽な怒りに呆れ果てる俺だったが、朝日が次に取った行動に目を見開くことになる。
「ったく····俺様に手傷を負わせるなんて生意気だな。根暗陰キャのくせによ····まあ、良い─────これで仕切り直しだ」
グチグチと文句を言いながら、鎧の中から小瓶を取り出した朝日。その透明な小瓶の中には緑色の液体が入っていた。
なんだ?それ····。
その液体の正体が分からず、コテンと首を傾げる俺の前で朝日はニヤリと不気味に笑った。背筋がゾッとするような気持ち悪い笑みだ。
朝日は俺をじっと見つめたまま、見せつけるようにその液体を飲み干す。
すると──────────忽ち、右肩の傷が塞がった。
ドバドバと流れていた血が止まり、傷口が綺麗に塞がっている。
朝日はクルクルと肩を回し、再びその手で聖剣を持った。
まさか、あれは─────────ポーション!?
異世界での定番アイテムであるポーション。ポーションには大きく分けて二種類ある。怪我を治したり、HPを回復させたりするライフポーションと魔力を回復させるマジックポーション。この二つがメジャーだ。
で、恐らく朝日が飲んだのはライフポーションの方。
「くっくっくっ!驚いたか?魔族にはポーションがねぇーもんな?このポーションはまだ試作段階のものだが、体には害がないらしい。どうだ?すげぇーだろ?」
「·····」
「凄すぎて言葉も出ないってか?あっはっはっ!」
違う····凄すぎて言葉が出ないんじゃない。朝日、お前が愚かすぎて····いや、無知すぎて可哀想になっただけだ。
ポーション作りは魔族側も何度か試みたことがある。でも、その度に失敗してきた。その主な理由は体や体内魔力への副作用。治癒魔法と違って、ポーションは自己治癒能力を高めるものだ。自己治癒能力の向上は体や魔力に大きな影響を与える。例えば、ホルモンバランスが崩れたり、体内魔力が不安定なったり、各器官に過度な負担が掛かったり····。これらの副作用を改善出来るだけの科学技術がこの世界の現代にはなかった。
ルシファーから、人族はポーションの研究を進めていると聞いていたが、『完成している』とは聞いていない。むしろ、ポーションの研究は行き詰まっていると聞いていた。
つまり───────────今、朝日が飲んだポーションには副作用があるってことだ。
朝日にポーションを持たせたのは恐らくユノ!王族のあいつなら、研究室から試作品ポーションを盗み出すことは可能だからな。
あの女·····!!朝日をこの場で使い潰す気だ····!!俺を倒すために····!!
なんつー性悪女だよ·····。そこまで性格悪いと、いっそ清々しいぜ·····!!
最初は朝日が神の使いである勇者だからユノは朝日にべったりなのかと思ったが·····その考えは間違いだったらしい。もしも、本当に朝日を神の使いと崇めているなら、不完全なポーションを『副作用はない』なんて嘘をついて渡す訳が無い!!こいつの真の目的はなんだ!?こいつは何を考えている!?
愛する女に騙されているとは知らずに朝日は元気よく腕をブンブン振り回した。
「っし!第2ラウンドと行こうじゃねぇーか!今度こそ、ぶち殺してやる!!」
そう意気込む朝日が····俺の目には可哀想な人間に見えた。
金髪黒目の青年と金髪碧眼の美女は依代を守るように俺達の前に立ちはだかった。
なるほど····この特別棟の最後の砦は勇者様と王女様って訳か···。ラノベらしい展開だ。実に俺好みである。
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『オトハ、落ち着いてください。私達の目的はあくまで依代の破壊。朝日やユノを倒すことが目的ではありません。怒りで我を忘れないでください』
んなのは言われなくても分かってるつもりだ。でも、こいつらが依代の破壊を許すと思うか?ズボラで不器用な朝日はさておき、あのずる賢い女がそんな隙を見せるとは思えない。
この狂信者は実力こそ俺たちに遠く及ばないが、油断ならない何かがある·····。不気味なくらい隙がないのがその証拠だ。
こいつらを倒さない限り、依代の破壊は無理だ。この場にもう一人頼りになる実力者が居れば、こいつらを倒す前に依代の破壊が出来たかもしれないが、それは不可能····。二対二である以上、倒して前に進むしかない。
『····確かにそうですね。音羽の意見には一理あります』
だろ?
珍しく俺の意見に賛同したビアンカ。さすがのビアンカもこの状況で戦闘回避を勧めることはしなかった。
ウリエルの小さな手から自身の手を離した俺はその手に短剣を握る。竜のマークが刻まれたそれは光を帯びて艶を出した。
ユノは油断ならない女だが、実力的には朝日の方が上。おまけに朝日には全てを斬り裂く聖剣がある。回避力に自信の無いウリエルに朝日を任せることは出来ない。任せるなら、ユノだ。
「ウリエル、ユノ····女の方を頼む。あいつは何をしてくるか分からない危険人物だ。油断するなよ」
「分かった。オトハも気をつけて」
「ああ」
俺は相棒のウリエルと短い会話を交わすと─────────どちらとでもなく、飛び出した。
ほぼ同時に飛び出した俺とウリエルは目当ての人物に牙を向く。先手必勝とばかりに飛び出した俺達を朝日達はどこか余裕のある表情で眺めていた。
朝日は俺のスピードに少し焦っているが、俊敏性に欠けるウリエルを相手にしているユノは余裕の笑みだ。クスクスと笑いながら、ウリエルの拳や蹴りを躱している。
肉弾戦ではウリエルが少し不利か····。まあ、ウリエルにはブレスという切り札がある。油断せずに戦えば問題ない筈だ。
「おいおい。この俺様を相手にしてるっつーのに呑気に余所見かよっ!」
そう言って、聖剣をバッドのように振り回す朝日。俺はそれをのらりくらりと躱しながら、元クラスメイトを見つめた。
こいつに剣の使い方教えたの誰だよ····。剣は野球で使うバッドじゃねぇーんだぞ?適当に振り回したって意味ねぇーよ。
俺はダンスのステップを踏むように軽やかに朝日の攻撃を躱し、魔力銃の火力を調整する。
この鎧はなかなかの強度だ。適当な火力で撃ち抜けるほど柔らかくはない。
はぁ····実力はそこそこなのに持っている武器や装備品は一級品かよ····。さすがは勇者様って感じだな。まあ、その勇者様も俺の敵ではないが····。
俺の首目掛けてフルスイングしてきた聖剣をイナバウアーで躱し、朝日の守りが薄くなった隙に魔力銃を撃ち込む。最大火力の一歩手前まで引き上げた弾丸は見事朝日の右肩を貫通した。
「いっ····てぇ···!!何しやがる!!」
「いや、何しやがるって····」
肩に傷を負い、焦った朝日は慌てて俺と距離を取った。そして、口を開いたかと思えばこれである。謎の逆ギレを披露された。
いや、戦闘で怪我して『何しやがる!!』はねぇーだろ····。何でキレてんだよ····。戦争なんだから、怪我するのは当たり前だ。その事でキレられてもこっちが困る。
こいつ、戦争の意味ちゃんと分かってんのか?死ぬリスクを覚悟した上でここに居るんだよな?それとも、あれか?戦争はするけど、自分は怪我したくありません的なやつか?もし、そうだとしたら俺はお前を軽蔑するぞ····。
朝日の理不尽な怒りに呆れ果てる俺だったが、朝日が次に取った行動に目を見開くことになる。
「ったく····俺様に手傷を負わせるなんて生意気だな。根暗陰キャのくせによ····まあ、良い─────これで仕切り直しだ」
グチグチと文句を言いながら、鎧の中から小瓶を取り出した朝日。その透明な小瓶の中には緑色の液体が入っていた。
なんだ?それ····。
その液体の正体が分からず、コテンと首を傾げる俺の前で朝日はニヤリと不気味に笑った。背筋がゾッとするような気持ち悪い笑みだ。
朝日は俺をじっと見つめたまま、見せつけるようにその液体を飲み干す。
すると──────────忽ち、右肩の傷が塞がった。
ドバドバと流れていた血が止まり、傷口が綺麗に塞がっている。
朝日はクルクルと肩を回し、再びその手で聖剣を持った。
まさか、あれは─────────ポーション!?
異世界での定番アイテムであるポーション。ポーションには大きく分けて二種類ある。怪我を治したり、HPを回復させたりするライフポーションと魔力を回復させるマジックポーション。この二つがメジャーだ。
で、恐らく朝日が飲んだのはライフポーションの方。
「くっくっくっ!驚いたか?魔族にはポーションがねぇーもんな?このポーションはまだ試作段階のものだが、体には害がないらしい。どうだ?すげぇーだろ?」
「·····」
「凄すぎて言葉も出ないってか?あっはっはっ!」
違う····凄すぎて言葉が出ないんじゃない。朝日、お前が愚かすぎて····いや、無知すぎて可哀想になっただけだ。
ポーション作りは魔族側も何度か試みたことがある。でも、その度に失敗してきた。その主な理由は体や体内魔力への副作用。治癒魔法と違って、ポーションは自己治癒能力を高めるものだ。自己治癒能力の向上は体や魔力に大きな影響を与える。例えば、ホルモンバランスが崩れたり、体内魔力が不安定なったり、各器官に過度な負担が掛かったり····。これらの副作用を改善出来るだけの科学技術がこの世界の現代にはなかった。
ルシファーから、人族はポーションの研究を進めていると聞いていたが、『完成している』とは聞いていない。むしろ、ポーションの研究は行き詰まっていると聞いていた。
つまり───────────今、朝日が飲んだポーションには副作用があるってことだ。
朝日にポーションを持たせたのは恐らくユノ!王族のあいつなら、研究室から試作品ポーションを盗み出すことは可能だからな。
あの女·····!!朝日をこの場で使い潰す気だ····!!俺を倒すために····!!
なんつー性悪女だよ·····。そこまで性格悪いと、いっそ清々しいぜ·····!!
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