転生しました。(異世界転生はいいが、自重しろ)

転生しました。～幼少期～

早くも第一試練突入（？）

あれから３年の月日が経ち、俺、ユウジン・フォン・アンマリーは3歳になりました！

何故洗礼を受けられる5歳じゃなく、3歳なのかって？それはねぇ、なんと！今日、僕の三歳の誕生日に、僕のお披露目パーティがあるからなんだ！！

なあんてテンション高めにしゃべっていますが、正直めちゃくちゃ緊張してます！
なんでも、このパーティーの始めに僕が挨拶しないといけないらしい。でもさ？オレまだ3歳だよ？（中身は高校生ですが）早くね？なんてのをちゃんと綺麗な言葉で父さんに伝えると、

「ユウは、もう話すことも上手にできるし、それに賢いから心配無いよ！あぁ、さすが俺の息子！天才！マジ天使！」

なんて親バカ発言をいただきました…。うん、父さんに聞いた俺が馬鹿だった。うちのパパンすげぇ親ばかなんだよ。

まぁそんなこんなで今に至るわけですよ……はぁ、憂鬱だ…。
俺あんまり人前とか得意じゃないんだけど。いや、決まてしまったことは仕方ない！1回いいよって言ったんだ、男に二言はない。男は度胸！！

…………なんて決意してはや1時間。早くも無理っぽいです。
名門貴族アンマリー公爵家の三男のお披露目パーティということでこの国の重心や高位貴族がこぞって参加しているのだ。緊張するなという方が無理というものだ。

「調子はどうだ、ユウ？…なんだ、緊張してるのか？」
「おとうさま…どうかしたのですか？」
「いや、突然で緊張してるかと思ってな？」

やっぱりか。なんて言いながら優しく笑いかけてくれるお父様を見てやっぱカッケーなぁなんて考える。やさし家族の元に生まれてよかった。前世は俺、家族いなかったんたよなあ。ちなみに、俺って孤児で、前世は孤児院にお世話になってました。
あ、別に辛くなかったよ？そこでは良くしてもらったし。高校も行けて友達もできたし。ただ俺が孤児だって知ってちょかいかけてくるバカがいたから返り討ちにしてたら闘う姿から椿鬼なんて通り名ができるくらい強くなっちゃたけど……。

はっ！つい前世の思い出を思い出していた！！今は挨拶のことだけ考えよう。

「………ユウ、緊張してるの？」
「おにいちゃん！おねえちゃんも！」
「大丈夫だよ！お姉ちゃんがついてるよ!」
「そうだぞ！おにいちゃんがついてる！客なんてかぼちゃだ！」

励ましてくれたんだろうか？でもさ？
あとの2人俺より落ち着いてないんだけど(笑)
なんかみんなを見てたら落ち着いてきたな。

「みんなありがとう。すこしおちついたよ。うん、だいじょうぶそうだ、いってきます！」

みんなの「いってらっしゃい」を聞きながら俺は父さんの元に向かった。もう大丈夫か？と聞く父さんにOKを出し、俺は父さんの後に続いて舞台に上がった。

「今宵は、私、バンドラ・フォン・アンマリー公爵家の三男ユウジンのお披露目パーティにお越しいただき誠に感謝します。本日3歳になったばかりの子にお披露目はまだ早と思われる方もおられるかと思いますが我が子ユウジンの語学力と、知力の発達の良さから本日このこの誕生日に開催とさせてもらいました。では、ユウジン」

「はい」

いよいよだ。深呼吸を二回して、俺は話し始めた。

「しょうかいたまわりました。ユウジン・フォンアンマリーでちゅっ………。」

俺が話し出した途端会場がザワついた。
うぅミスったあ！周りざわついてるし！3歳なんだよ大目に見ろよ！！あぁ、もう！立て直すぞ！！

「……ほんじつはわたくしのためにごそくろういただきありがたくおもいます。それゆえ、こよいはこころゆくまでおたのしみいただけるとうれしくおもいます」

あぁ、やっと終わった。ていうか、さっきよりざわついてない？俺またなんかミスった？……よし！笑顔でごまかそう！俺は、ニコッと今出来る1番の笑顔を向けて逃げるようにして舞台から降りたのでした。
帰り際に悲鳴が聞こえたのですが、それって、どっちの悲鳴かな？わからないって怖い……。



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こんにちは(o´ω`o)ﾉ))
優(・∀・)ゞテ゛シッ!!
まさかのお気に入り60ｽｹﾞ━━━ヽ(ﾟДﾟ)ﾉ━━━!!!!
夢だった人気100以内達成！？（　(≪●≫)　）Д（　(≪●≫)　）
驚き過ぎて、発狂するかと思いました…！

まぁそれは置いといて、読んでくれて有難うございます！！！
これからもがんばるので応援よろしくお願いします！