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第二章 神喰い狼フェンリルと不死鳥フェニックス
縛られる巫女(3)
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ベッドに押し倒し跨る美哉は、少し前のめりになり夏目の右手に手を重ねた。
手の平全体から伝わる温もり、柔らかさに夏目の脳が沸騰しそうになる。
(ど、どうすればいいっ……⁉)
この状況をどう乗り切ればいいのか思考するが纏まらず、力が入り指が胸に食い込むと美哉の口からもれる声。
「んぁっ……」
「~~~~っ!」
瞳を揺らし、頬を赤らめ見下ろす美哉の呼吸が少しずつ乱れていく。
右手を放したくても、美哉に手を重ね掴まれているため放せない。左手で目元を半分隠した視界から凝視してしまう夏目。
(や、柔らかいし弾力がすごいっ……!)
などと頭の中で感想を述べる。
美哉はというと、手ぶらのもう片手を夏目の服の下に滑り込ませた。
「ひゃいっ⁉」
細い指と手の感触に、素っ頓狂な声が出るが気にせず胸板を撫で回す。次第に撫でる指は、服をたくし上げ上半身が露わになっていく。
このままではいけないと、視界を隠すことより止める方が先だと判断した夏目は美哉の手首を掴み上げ制止。
「こ、これ以上は……! い、一旦、やめよう! なっ⁉」
「………………」
美哉を説得しようと試みるが効果はなく、むしろ前のめりだった体勢がより体重をかけられ片腕では支え切れず、左手は肩を掴み右手はそのまま胸を鷲掴みへと。
「お、おいっ⁉ な、なんのマネだ!」
支えようと腕に力が入り、それに釣られて右手にも力が込められ美哉の胸を強く揉む格好となる。そうなると、口から喘ぎ声がもれ余計に夏目の理性を溶かしにくる。
「あっ、んんっ……」
「――――っ!」
その声に理性は機能を果たせなくなり始め、思わず揉む指により一層力が入り沈み込んでいく。柔らかいのに、奥から押し返す弾力で元に戻ろうとする。
「はあっ、んっ……」
呼吸をする度、動く体の揺れが小さな刺激を美哉に送り続ける。揉まれる手の平の中央に当たる敏感な突起部分。微かに擦れ、押し潰れ快楽を与えていく。
「…………っ! み、美哉、本当にこれ以上はマズイって……!」
「はあっ、はあっ」
夏目の顔は赤く、汗を吹き出していた。しかし、美哉は完全にその気になっておりもう止められない、止めたくはないと顔を近づけキスを求める。
「み、美哉――んっ⁉」
「……んぅっ」
視界を覆い尽くし、至近距離で見つめ為す術もなくされるがまま。拒絶もできず、かといって本気で止める気もない欲望に振り回される夏目。覆い被さった美哉とキスを交わす。
「……う、んっ⁉」
「ふっ……あむ……」
ただ唇を当てるだけでは満足できない美哉は、夏目の口の中に自ら舌を強引に入れる。
唐突に入ってくる生暖かくぬるりとした感触に目を開き固まる。唾液が流れ込み、舌の動きに夏目は身動き一つ取れない。
――くちゅ、ちゅっ、じゅるっ。
「ふっー、はっ、んんっー……」
隙間からもれるキスの水音、美哉の吐息が耳元で響き性欲を最大限に刺激され沸々と湧き上がっていく。
夏目の理性は役目を放棄し、我慢の限界を超えた。
美哉の肩を掴んでいた左手も、白い肌を撫で胸へと伸びた。両手は、強弱をつけ揉む。指が赤い痕をつけるのではというくらい強く食い込ませ、撫で回しピンと立つ敏感な突起部分を擦り、時に指で弾き摘んでと快楽を送る。
「つっ……、あっ、うんんっ……」
夏目からさせることを待っていた美哉も、舌の動きを激しいものへと変化させる。お互い初めてのディープキス。それに翻弄されていた夏目だが、美哉の舌の動きに順応し合わせ絡めていく。
二人の唾液、舌の動きから水音が部屋に響きそれがより興奮度を高める。
美哉の腰が我慢できず動き、夏目の股間に押し当て揺らし新たな刺激を与える。
「……ぷはあっ」
「んっ、はあっ」
長いキスがよやく終わり二人共、呼吸が荒く放した口から繋がっていた銀色の糸が音もなく切れた。
「「……………………」」
数秒、見つめ合ったのち美哉からもう一度、同じ言葉を言う。
「夏目……。私を抱いてください」
「――――っ!」
その言葉がトリガーとなり、今度は夏目が美哉を押し倒す。
理性など、とっくの前に機能を放棄しただ目の前の美哉が欲しいと欲望が突き動かす。
右手は美哉の膝の裏を軽く持ち上げ、左手はズボンを下ろそうと手にかける。
(ああ……。やっと、夏目に抱いてもらえるのですね)
美哉の内心は、待ち焦がれていたこの瞬間にどこか夢を見ているかのようなふわふわした感覚。だが、触れられる夏目の手の感触が確かな現実だと教え幸福感が心を満たそうと溢れる。
(これで、私の想いが……)
あと少しで、計画いや美哉の想いが成就するとそう思った矢先、二人しかいないはずの家に二つの足音が近づく。
――バンッ!
そして、夏目の部屋の扉が勢いよく開け放たれた。
「――――っ⁉」
「なっ……⁉」
扉の音に声も出せず振り返り固まる夏目と、部屋に入り込む二人の姿に言葉を失う美哉。のぼせ上がっていた興奮も性欲も一瞬で冷める。
最大の機会を、割って入った二人の人物に対して美哉の中で怒りの感情が沸き立つのだった。
手の平全体から伝わる温もり、柔らかさに夏目の脳が沸騰しそうになる。
(ど、どうすればいいっ……⁉)
この状況をどう乗り切ればいいのか思考するが纏まらず、力が入り指が胸に食い込むと美哉の口からもれる声。
「んぁっ……」
「~~~~っ!」
瞳を揺らし、頬を赤らめ見下ろす美哉の呼吸が少しずつ乱れていく。
右手を放したくても、美哉に手を重ね掴まれているため放せない。左手で目元を半分隠した視界から凝視してしまう夏目。
(や、柔らかいし弾力がすごいっ……!)
などと頭の中で感想を述べる。
美哉はというと、手ぶらのもう片手を夏目の服の下に滑り込ませた。
「ひゃいっ⁉」
細い指と手の感触に、素っ頓狂な声が出るが気にせず胸板を撫で回す。次第に撫でる指は、服をたくし上げ上半身が露わになっていく。
このままではいけないと、視界を隠すことより止める方が先だと判断した夏目は美哉の手首を掴み上げ制止。
「こ、これ以上は……! い、一旦、やめよう! なっ⁉」
「………………」
美哉を説得しようと試みるが効果はなく、むしろ前のめりだった体勢がより体重をかけられ片腕では支え切れず、左手は肩を掴み右手はそのまま胸を鷲掴みへと。
「お、おいっ⁉ な、なんのマネだ!」
支えようと腕に力が入り、それに釣られて右手にも力が込められ美哉の胸を強く揉む格好となる。そうなると、口から喘ぎ声がもれ余計に夏目の理性を溶かしにくる。
「あっ、んんっ……」
「――――っ!」
その声に理性は機能を果たせなくなり始め、思わず揉む指により一層力が入り沈み込んでいく。柔らかいのに、奥から押し返す弾力で元に戻ろうとする。
「はあっ、んっ……」
呼吸をする度、動く体の揺れが小さな刺激を美哉に送り続ける。揉まれる手の平の中央に当たる敏感な突起部分。微かに擦れ、押し潰れ快楽を与えていく。
「…………っ! み、美哉、本当にこれ以上はマズイって……!」
「はあっ、はあっ」
夏目の顔は赤く、汗を吹き出していた。しかし、美哉は完全にその気になっておりもう止められない、止めたくはないと顔を近づけキスを求める。
「み、美哉――んっ⁉」
「……んぅっ」
視界を覆い尽くし、至近距離で見つめ為す術もなくされるがまま。拒絶もできず、かといって本気で止める気もない欲望に振り回される夏目。覆い被さった美哉とキスを交わす。
「……う、んっ⁉」
「ふっ……あむ……」
ただ唇を当てるだけでは満足できない美哉は、夏目の口の中に自ら舌を強引に入れる。
唐突に入ってくる生暖かくぬるりとした感触に目を開き固まる。唾液が流れ込み、舌の動きに夏目は身動き一つ取れない。
――くちゅ、ちゅっ、じゅるっ。
「ふっー、はっ、んんっー……」
隙間からもれるキスの水音、美哉の吐息が耳元で響き性欲を最大限に刺激され沸々と湧き上がっていく。
夏目の理性は役目を放棄し、我慢の限界を超えた。
美哉の肩を掴んでいた左手も、白い肌を撫で胸へと伸びた。両手は、強弱をつけ揉む。指が赤い痕をつけるのではというくらい強く食い込ませ、撫で回しピンと立つ敏感な突起部分を擦り、時に指で弾き摘んでと快楽を送る。
「つっ……、あっ、うんんっ……」
夏目からさせることを待っていた美哉も、舌の動きを激しいものへと変化させる。お互い初めてのディープキス。それに翻弄されていた夏目だが、美哉の舌の動きに順応し合わせ絡めていく。
二人の唾液、舌の動きから水音が部屋に響きそれがより興奮度を高める。
美哉の腰が我慢できず動き、夏目の股間に押し当て揺らし新たな刺激を与える。
「……ぷはあっ」
「んっ、はあっ」
長いキスがよやく終わり二人共、呼吸が荒く放した口から繋がっていた銀色の糸が音もなく切れた。
「「……………………」」
数秒、見つめ合ったのち美哉からもう一度、同じ言葉を言う。
「夏目……。私を抱いてください」
「――――っ!」
その言葉がトリガーとなり、今度は夏目が美哉を押し倒す。
理性など、とっくの前に機能を放棄しただ目の前の美哉が欲しいと欲望が突き動かす。
右手は美哉の膝の裏を軽く持ち上げ、左手はズボンを下ろそうと手にかける。
(ああ……。やっと、夏目に抱いてもらえるのですね)
美哉の内心は、待ち焦がれていたこの瞬間にどこか夢を見ているかのようなふわふわした感覚。だが、触れられる夏目の手の感触が確かな現実だと教え幸福感が心を満たそうと溢れる。
(これで、私の想いが……)
あと少しで、計画いや美哉の想いが成就するとそう思った矢先、二人しかいないはずの家に二つの足音が近づく。
――バンッ!
そして、夏目の部屋の扉が勢いよく開け放たれた。
「――――っ⁉」
「なっ……⁉」
扉の音に声も出せず振り返り固まる夏目と、部屋に入り込む二人の姿に言葉を失う美哉。のぼせ上がっていた興奮も性欲も一瞬で冷める。
最大の機会を、割って入った二人の人物に対して美哉の中で怒りの感情が沸き立つのだった。
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