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第五章 真実に近づく者たち
堕天使総督と魔王と女神(4)
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一段落した結果、ヘルを連れて帰宅した夏目たち。
家に上がり、部屋を見て回るヘルはいきなり不満をもらした。
「……兄様たちが住む割に普通です。いえ、むしろ狭すぎです。もっと広く、動き回れる部屋を用意するべきです」
と、家主の夏目に向かって言い放つ。
(な、なんだか似てるなあ……)
夏目は既視感を覚えた。この強引というか、無茶振りがどことなく美哉に似ていると。そう思うと、笑ってしまいそうになるのを我慢する。
他にもヘルの無理な要望が続く。
風呂場を見れば、
「疲労回復効果やリラックス効果のある湯を張るべきです。配慮が足りません」
と指摘して、お次はフェンリルとヨルムンガンドも眠る夏目の部屋へと向かう。
「寝床は、ふかふかの布団と睡眠の質を上げるためもっと良い物を用意しなさいです」
大きなクッションと毛布を見て言うヘルは知らないのだ。部屋に置いてある大きなクッションと肌触りの良い毛布は、兄たちが自ら選び夏目が買ったお気に入りの物ということを。
神獣たちは、主を見上げ目で訴える。捨てるなどしないだろうな? と。
夏目は、首を横に振り捨てたりなんかしないと顔で語る。
最後は食事についてだ。
「料理は、肉多めのものに変えなさい。野菜は摂らなくても問題ありません。兄様たちの好物は肉です」
とあれやこれやと言い張る。まるで小姑のようなヘルの態度に美哉は、
「面倒くさい女神ですね」
そう一言、文句をこぼす。
「人間の娘如きが、何か言いましたか?」
「むっ。別に、何も言ってませんよ。ただ、面倒くさい女神もいたもの、と思っただけですよ。何も知らない、口うるさい人だと」
「め、面倒くさい女神!? わたくしは、兄様たちの生活があまりにも人間の生活に収められているのが不憫で言っているだけです!」
「それはフェンリルとヨルムンガンドが決めることだと思いますよ?」
言い合う二人を眺めていた夏目は、我慢できず笑ってしまう。
「ぷっ、くくくっ!」
「な、何を笑っているのです!」
「い、いやっ、なんていうか。ごめんごめん」
ここまで兄思いの妹も珍しい。フェンリルとヨルムンガンドは、愛されているのだなと分かる。
笑う夏目に怒るヘルだが、兄大好きブラコンな妹というイメージが生まれ最初より怖いとは思わなくなり、クスクスと笑いながらも謝る。
夕食時、メニューは生姜焼きだ。甘辛のタレと生姜が効き白いご飯が進む。
美哉の手料理を気に入っている兄弟の食べる勢いはすごい。
「ハグハグッ」
「もぐもぐっ」
「ハグッ。美哉、おかわりを所望する」
「ごっくん。ボクもおかわり!」
三人前は余裕で平らげ、おかわりを所望するほど。
「…………」
その姿を目の当たりにしたヘルは驚き、箸を持たされた手が止まった。兄たちが、美味しそうに食べる様はさすがに予想できなかったようだ。
「一口でいいから、食べてみればいい。美哉の手料理は美味しいから」
夏目は、ヘルに勧める。目の前に置かれた食事と、兄たちを交互に見て一口運ぶ。
「……っ。美味しいです」
口の中に広がる肉の旨味とタレ、生姜がマッチしご飯に自然と手が伸びる。その美味さに目を開き小声でこぼれる感想。
「ふふっ」
これに美哉は、胸を張りドヤ顔に。だが、すぐいつも通りの表情に戻りヘルに言う。
「好きなだけ食べて構いませんよ。沢山ありますから」
微笑み、美哉も食事を再開。ヘルも、言われた通り今度は味噌汁に手を伸ばし口をつけ啜る。
「これが、味噌汁……。初めて食べましたが、こちらも美味しいです」
料理の感想に、夏目も美哉、兄弟もみんな笑みをこぼす。
「口に合ってよかった」
ヘルの感想にそう返す夏目。そう言われ、はっ、と顔を上げれば誰もが微笑む光景にツンが出る。
「りょ、料理だけは認めてあげます。まあ、雪平美哉の実力なので、あなたではありませんが」
「あはは……。俺は、料理下手だしできないからその判断は正しいな」
苦笑いの夏目。未だに、料理スキルは上達することはなく美哉に頼り切りだ。
「夏目はそのままでいいんです。料理ができてしまったら、私が作る意味がなくなるじゃないですか」
なんて話す夏目と美哉を観察するヘル。仲が良いのは、出会ってすぐ分かったことだ。この二人の間からは、お互いを想い合う気を感じ取った。
とはいえ内心では、これはこれ、だと言い聞かせるヘル。
食事が終わりしばらくしてお風呂の時間へ。
そこでヘルは、美哉の大胆かつ誘惑を目にすることに。
一緒に入ろうとする美哉と抵抗する夏目の図。これにはフェンリルたちは、いつものことと全く気にも留めない。
夏目は美哉に強引にお風呂へと連行されて行く。何故かその後が気になったヘル。
「…………」
二人のあとを、気配と息を殺しこっそりと覗きに。
「ちょっ、み、美哉!?」
「夏目……」
浴室では、夏目の声が反響していた。どうやら美哉が襲っているようだ。まあ、これも変わらない光景だが。
美哉の甘えるような声と艶めかしく、体を擦り寄せ誘惑に力を入れる。
夏目の背中に抱きつき、一糸まとわぬ姿で胸を押しつけ手は胸を撫で回し首筋に吸いつく。
「ちゅっ……」
「ひゃいっ!?」
夏目は耳まで赤くして腕を振り解こうと掴むが力が入らないのか、されるがままの状態だ。
「な、なななんですかこの二人は……!?」
最大限、声を抑えて視界に映る二人を見たヘルは顔を赤くさせていた。
ヘルが覗いていることなど知らない二人のイチャつきは止まらない。
「~~~~っ!」
声を出さないよう抑える夏目の反応が面白い美哉は、耳を甘噛みし時に息を吹きかけ楽しむ。
「はむっ……。んっ、ふぅー……」
「はへっ!? あぁううぅっ……!」
美哉の誘惑に、素っ頓狂な声がもれ体全身を震わせる夏目の脳内がおかしくなり始めたのか、呼吸が荒く歯を食いしばりながらも口に端から涎が垂れていく。
垂れていく涎を、舌舐めずりをしながら指ですくう美哉は夏目の頭を上へ向けさせる。視界を覆い強引に、キスを交わし自らの舌を滑り込ませ絡める。
淫靡な水音が、浴室に響く。
「な、ななななななななっ……!!」
覗いているヘルの方が恥ずかしくて居た堪れないほど、甘々でこれ以上この場に留まると心臓が耐え切れないと判断し離脱。
覗きに行ったヘルを心配し、その様子を伺っていた兄たちを鉢合わせ微笑まれた。
「に、兄様、ヨル兄様!?」
フェンリルは前足で、ヨルムンガンドは顔を近づけ、ヘルの頭を撫でながら言う。
「最初に言うべきであったな。ヘル、主と美哉はあれが普通なのだ。見ているこちらが、恥ずかしくなるほどイチャつく」
「ボクはね、見ていて楽しいからずっと見ていたいんだけど、時には無粋だから空気を読むんだ。でも、他の人が見たら色々と耐えられないかもしれないね」
まさか、兄たちにここまで言わせるとは恐ろしいと認識を改めさせられる。あの二人のイチャイチャが、ここまで涙目になるくらい精神的くるとは思わなかった。
頭を撫でられながら、赤くなった顔を冷やすヘルだった。
家に上がり、部屋を見て回るヘルはいきなり不満をもらした。
「……兄様たちが住む割に普通です。いえ、むしろ狭すぎです。もっと広く、動き回れる部屋を用意するべきです」
と、家主の夏目に向かって言い放つ。
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夏目は既視感を覚えた。この強引というか、無茶振りがどことなく美哉に似ていると。そう思うと、笑ってしまいそうになるのを我慢する。
他にもヘルの無理な要望が続く。
風呂場を見れば、
「疲労回復効果やリラックス効果のある湯を張るべきです。配慮が足りません」
と指摘して、お次はフェンリルとヨルムンガンドも眠る夏目の部屋へと向かう。
「寝床は、ふかふかの布団と睡眠の質を上げるためもっと良い物を用意しなさいです」
大きなクッションと毛布を見て言うヘルは知らないのだ。部屋に置いてある大きなクッションと肌触りの良い毛布は、兄たちが自ら選び夏目が買ったお気に入りの物ということを。
神獣たちは、主を見上げ目で訴える。捨てるなどしないだろうな? と。
夏目は、首を横に振り捨てたりなんかしないと顔で語る。
最後は食事についてだ。
「料理は、肉多めのものに変えなさい。野菜は摂らなくても問題ありません。兄様たちの好物は肉です」
とあれやこれやと言い張る。まるで小姑のようなヘルの態度に美哉は、
「面倒くさい女神ですね」
そう一言、文句をこぼす。
「人間の娘如きが、何か言いましたか?」
「むっ。別に、何も言ってませんよ。ただ、面倒くさい女神もいたもの、と思っただけですよ。何も知らない、口うるさい人だと」
「め、面倒くさい女神!? わたくしは、兄様たちの生活があまりにも人間の生活に収められているのが不憫で言っているだけです!」
「それはフェンリルとヨルムンガンドが決めることだと思いますよ?」
言い合う二人を眺めていた夏目は、我慢できず笑ってしまう。
「ぷっ、くくくっ!」
「な、何を笑っているのです!」
「い、いやっ、なんていうか。ごめんごめん」
ここまで兄思いの妹も珍しい。フェンリルとヨルムンガンドは、愛されているのだなと分かる。
笑う夏目に怒るヘルだが、兄大好きブラコンな妹というイメージが生まれ最初より怖いとは思わなくなり、クスクスと笑いながらも謝る。
夕食時、メニューは生姜焼きだ。甘辛のタレと生姜が効き白いご飯が進む。
美哉の手料理を気に入っている兄弟の食べる勢いはすごい。
「ハグハグッ」
「もぐもぐっ」
「ハグッ。美哉、おかわりを所望する」
「ごっくん。ボクもおかわり!」
三人前は余裕で平らげ、おかわりを所望するほど。
「…………」
その姿を目の当たりにしたヘルは驚き、箸を持たされた手が止まった。兄たちが、美味しそうに食べる様はさすがに予想できなかったようだ。
「一口でいいから、食べてみればいい。美哉の手料理は美味しいから」
夏目は、ヘルに勧める。目の前に置かれた食事と、兄たちを交互に見て一口運ぶ。
「……っ。美味しいです」
口の中に広がる肉の旨味とタレ、生姜がマッチしご飯に自然と手が伸びる。その美味さに目を開き小声でこぼれる感想。
「ふふっ」
これに美哉は、胸を張りドヤ顔に。だが、すぐいつも通りの表情に戻りヘルに言う。
「好きなだけ食べて構いませんよ。沢山ありますから」
微笑み、美哉も食事を再開。ヘルも、言われた通り今度は味噌汁に手を伸ばし口をつけ啜る。
「これが、味噌汁……。初めて食べましたが、こちらも美味しいです」
料理の感想に、夏目も美哉、兄弟もみんな笑みをこぼす。
「口に合ってよかった」
ヘルの感想にそう返す夏目。そう言われ、はっ、と顔を上げれば誰もが微笑む光景にツンが出る。
「りょ、料理だけは認めてあげます。まあ、雪平美哉の実力なので、あなたではありませんが」
「あはは……。俺は、料理下手だしできないからその判断は正しいな」
苦笑いの夏目。未だに、料理スキルは上達することはなく美哉に頼り切りだ。
「夏目はそのままでいいんです。料理ができてしまったら、私が作る意味がなくなるじゃないですか」
なんて話す夏目と美哉を観察するヘル。仲が良いのは、出会ってすぐ分かったことだ。この二人の間からは、お互いを想い合う気を感じ取った。
とはいえ内心では、これはこれ、だと言い聞かせるヘル。
食事が終わりしばらくしてお風呂の時間へ。
そこでヘルは、美哉の大胆かつ誘惑を目にすることに。
一緒に入ろうとする美哉と抵抗する夏目の図。これにはフェンリルたちは、いつものことと全く気にも留めない。
夏目は美哉に強引にお風呂へと連行されて行く。何故かその後が気になったヘル。
「…………」
二人のあとを、気配と息を殺しこっそりと覗きに。
「ちょっ、み、美哉!?」
「夏目……」
浴室では、夏目の声が反響していた。どうやら美哉が襲っているようだ。まあ、これも変わらない光景だが。
美哉の甘えるような声と艶めかしく、体を擦り寄せ誘惑に力を入れる。
夏目の背中に抱きつき、一糸まとわぬ姿で胸を押しつけ手は胸を撫で回し首筋に吸いつく。
「ちゅっ……」
「ひゃいっ!?」
夏目は耳まで赤くして腕を振り解こうと掴むが力が入らないのか、されるがままの状態だ。
「な、なななんですかこの二人は……!?」
最大限、声を抑えて視界に映る二人を見たヘルは顔を赤くさせていた。
ヘルが覗いていることなど知らない二人のイチャつきは止まらない。
「~~~~っ!」
声を出さないよう抑える夏目の反応が面白い美哉は、耳を甘噛みし時に息を吹きかけ楽しむ。
「はむっ……。んっ、ふぅー……」
「はへっ!? あぁううぅっ……!」
美哉の誘惑に、素っ頓狂な声がもれ体全身を震わせる夏目の脳内がおかしくなり始めたのか、呼吸が荒く歯を食いしばりながらも口に端から涎が垂れていく。
垂れていく涎を、舌舐めずりをしながら指ですくう美哉は夏目の頭を上へ向けさせる。視界を覆い強引に、キスを交わし自らの舌を滑り込ませ絡める。
淫靡な水音が、浴室に響く。
「な、ななななななななっ……!!」
覗いているヘルの方が恥ずかしくて居た堪れないほど、甘々でこれ以上この場に留まると心臓が耐え切れないと判断し離脱。
覗きに行ったヘルを心配し、その様子を伺っていた兄たちを鉢合わせ微笑まれた。
「に、兄様、ヨル兄様!?」
フェンリルは前足で、ヨルムンガンドは顔を近づけ、ヘルの頭を撫でながら言う。
「最初に言うべきであったな。ヘル、主と美哉はあれが普通なのだ。見ているこちらが、恥ずかしくなるほどイチャつく」
「ボクはね、見ていて楽しいからずっと見ていたいんだけど、時には無粋だから空気を読むんだ。でも、他の人が見たら色々と耐えられないかもしれないね」
まさか、兄たちにここまで言わせるとは恐ろしいと認識を改めさせられる。あの二人のイチャイチャが、ここまで涙目になるくらい精神的くるとは思わなかった。
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