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最終章 神造七代の創生
アザゼルとルシファー(3)
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悪神と戦う紅たちの下へ合流するアザゼル、ルシファーの二人。そこには、二体に分裂した機械仕掛けの神と戦う姿が。
「ルシファー、俺は紅たちの下へ向かう! そっちは任せる!」
「分かったわ!」
二人も手分けして事に当たる。まず、アザゼルは紅チームの下へ。紅、真冬、春人はアザゼルの飛んでくる姿を見るとほっ、とし叫ぶ。
「アザゼル!」
「アザゼルじゃない!」
「良かった!」
「おう、お前たち。無事だな」
悪神は、アザゼルを視界に捉えると怒りをぶつけた。
「カラス! 貴様、よくも我の塔を!!」
塔を破壊したことに対して、憤る相手に対してアザゼルは鼻で笑う。
「はんっ。ざまあみろ、ってな!」
と一言発し、瞬時に懐へ潜り込み光の剣で一閃。腹から、上半身と下半身を二つに斬り落とされる悪神。だが、こちらも瞬時に再生。
悪神の腕がアザゼルを狙うが、八岐大蛇の頭が真正面から拳を喰らい手首から先を失う。追撃と言わんばかりに、レヴィアタンとフェニックスの水と業火による水蒸気爆発を起こす。
周囲を煙が覆い視界を塞ぐ。八岐大蛇に護られたアザゼルは無傷、悪神は全身が吹き飛ぶものの逆再生の如く機体を修復させる。
「羽虫共が!」
苛立ち、三つの目が血走る。その背後から、真冬がデュランダルの連続斬撃が悪神を襲う。だがしかし、後ろに目でもあるのかと思わせる身のこなし。連続の斬撃を、全ての腕を駆使して受け流してみせた。
「ちっ!」
これに真冬は舌打ち、距離を取る。その隙に悪神は本の一節を読み上げる。
「――――――ッ!」
地面が揺れ、突き上げるような衝撃が紅たちに襲い掛かる。
「また天変地異の力か!」
そう紅が吐き捨てる。
「気をつけろ! 何かくるぞ!」
「分かってるわ!」
「フェニックス、おいで!」
アザゼルの言葉に、真冬と春人も警戒を最大限に引き上げた。それは、限定的な噴火だ。それぞれが立つその足元から、灼熱の火柱が地中を突き破りマグマを垂れ流す。
『――っ!?』
全員が咄嗟の判断でその場から離脱。誰にも大した怪我はない。だが、噴火は止まらず立つ場所に次々に火柱を上げる。
「レヴィアタン!」
真冬は、レヴィアタンに命ずる。大量の水を天に創り出し洪水を起こし鎮火を試みる。結果は成功だ。
ただ路上は、限定的とはいえマグマによって溶けた箇所は黒く固まり、道はもはやその原型を留めておらず凹凸が目立つ。こうなると、駆ける際に躓き一瞬の隙を生みかねないと行動パターンを思案する面々。
(な、何故、こうなるのだ!? あの時とは、まるで何かが違う! なんだ、この羽虫共は!? 我の攻撃が上手くいかないだと!? こ、これでは……)
アザゼルが合流するまで、そして今もことごとく防がれる悪神の攻撃。それに対して、怒りだけではない焦りが徐々に募っていく。おまけに、夏目たちをみすみす並行世界へ行かせてしまったこと。このままでは、オリジナルの降臨が邪魔だけではなく、不可能に陥るのではないかと。
(そ、それだけはならぬ! 決して、そのようなことは!)
故に、奥の手を使うことを決めた悪神だった。
「ルシファー、俺は紅たちの下へ向かう! そっちは任せる!」
「分かったわ!」
二人も手分けして事に当たる。まず、アザゼルは紅チームの下へ。紅、真冬、春人はアザゼルの飛んでくる姿を見るとほっ、とし叫ぶ。
「アザゼル!」
「アザゼルじゃない!」
「良かった!」
「おう、お前たち。無事だな」
悪神は、アザゼルを視界に捉えると怒りをぶつけた。
「カラス! 貴様、よくも我の塔を!!」
塔を破壊したことに対して、憤る相手に対してアザゼルは鼻で笑う。
「はんっ。ざまあみろ、ってな!」
と一言発し、瞬時に懐へ潜り込み光の剣で一閃。腹から、上半身と下半身を二つに斬り落とされる悪神。だが、こちらも瞬時に再生。
悪神の腕がアザゼルを狙うが、八岐大蛇の頭が真正面から拳を喰らい手首から先を失う。追撃と言わんばかりに、レヴィアタンとフェニックスの水と業火による水蒸気爆発を起こす。
周囲を煙が覆い視界を塞ぐ。八岐大蛇に護られたアザゼルは無傷、悪神は全身が吹き飛ぶものの逆再生の如く機体を修復させる。
「羽虫共が!」
苛立ち、三つの目が血走る。その背後から、真冬がデュランダルの連続斬撃が悪神を襲う。だがしかし、後ろに目でもあるのかと思わせる身のこなし。連続の斬撃を、全ての腕を駆使して受け流してみせた。
「ちっ!」
これに真冬は舌打ち、距離を取る。その隙に悪神は本の一節を読み上げる。
「――――――ッ!」
地面が揺れ、突き上げるような衝撃が紅たちに襲い掛かる。
「また天変地異の力か!」
そう紅が吐き捨てる。
「気をつけろ! 何かくるぞ!」
「分かってるわ!」
「フェニックス、おいで!」
アザゼルの言葉に、真冬と春人も警戒を最大限に引き上げた。それは、限定的な噴火だ。それぞれが立つその足元から、灼熱の火柱が地中を突き破りマグマを垂れ流す。
『――っ!?』
全員が咄嗟の判断でその場から離脱。誰にも大した怪我はない。だが、噴火は止まらず立つ場所に次々に火柱を上げる。
「レヴィアタン!」
真冬は、レヴィアタンに命ずる。大量の水を天に創り出し洪水を起こし鎮火を試みる。結果は成功だ。
ただ路上は、限定的とはいえマグマによって溶けた箇所は黒く固まり、道はもはやその原型を留めておらず凹凸が目立つ。こうなると、駆ける際に躓き一瞬の隙を生みかねないと行動パターンを思案する面々。
(な、何故、こうなるのだ!? あの時とは、まるで何かが違う! なんだ、この羽虫共は!? 我の攻撃が上手くいかないだと!? こ、これでは……)
アザゼルが合流するまで、そして今もことごとく防がれる悪神の攻撃。それに対して、怒りだけではない焦りが徐々に募っていく。おまけに、夏目たちをみすみす並行世界へ行かせてしまったこと。このままでは、オリジナルの降臨が邪魔だけではなく、不可能に陥るのではないかと。
(そ、それだけはならぬ! 決して、そのようなことは!)
故に、奥の手を使うことを決めた悪神だった。
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