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最終章 神造七代の創生
アザゼルとルシファー(4)
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四音ことルシファーも、奏と遥、燐、桜、陽菜のチームに合流し応戦。魔王を危険視した悪神は、いくつもの天変地異を引き起こす。
「カラスといい、貴様といい! よくも、我の塔を!!」
「みんな、くるわよ!」
ルシファーの掛け声に全員が警戒。小型の太陽を頭上に創り、灼熱地獄を生み出す。これに、桜が反応し神器の能力にて仲間たちに守護の結果を施す。それによって行動制限を受けることなく、悪神に突貫していく燐。魔剣の威力をその身に浴びさせる。
「せやぁあああっ!」
気合いの声と共に一太刀でまずは一本の上でを斬り落とし、二撃目で小型太陽を一刀両断してみせた。邪魔な本を持つ腕を先に斬り、多少の時間稼ぎで太陽を沈めることにしたのだ。
「やはり、意味がないか。面倒な」
忌々しい、と言いたげな表情の燐。太陽を失い、腕をダーインスレイヴの斬撃を受けても、復活し次なる攻撃が襲う。今度は極寒、視界を真っ白に染める猛吹雪を引き起こし、身動きを封じに掛かる。おまけに、足元から氷結していく始末。
「ヒナも、頑張る!」
しかし、陽菜の治癒が役に立つ。全員に淡い光が全身を包み、凍死を未然に防ぐ。
視界が悪い仲、ルシファーが動く。
「この程度で、どうにかできるなんて思わないことね。悪神」
小さな魔力の球体を創り、猛吹雪を吸い込み始めた。掃除機のように、強力な吸引力で見る見る吸い込み、視界が晴れた瞬間に奏と遥が動く。
「行くよ、遥!」
「うん!」
奏を前衛に、後衛を遥が務める。奏の周りに二匹の龍を従え悪神へ向かっていく。背後から、水鉄砲を構える遥は迷いなく黒炎の弾丸を撃つ。
悪神の機体に全弾命中。懐に飛び込む奏と、龍による連続殴打と頭突き。龍の胴体は奏を護り、奏は黒炎を拳に纏わせ殴り続ける。
「はあっ!」
「くっ……! 邪魔な、ウロボロスが!」
「奏に触れさせない!」
「うぐっ!? ま、また弾丸か!」
前方からは奏が殴り続け、後方からは遥が撃つ弾丸でその場から動けない悪神。攻撃を入れようにも、拳も武器も龍たちの胴体が完璧に防ぎ、奏に一切の攻撃が入らない。そこへ燐も参戦、背後から斬って掛かる。
「……っ! 舐めるでないわ!!」
けれど、そう簡単にはいかないもの。二本の腕が燐の斬撃を受け流し反撃に出た。瞬時に剣を生み、手に持つと乱れ突きを繰り出し剣同士による甲高い音と火花が散る。
「くっ……! まだだ!」
乱れ突きを防ぎつつ、燐も負けじと斬撃を繰り出す。どちらも引かず攻防戦だ。奏と龍たちによる殴打と遥の撃つ弾丸にも耐え続け、背後では燐と斬り合い三人がかりでも破壊ができない。
「――――――ッ!」
悪神は、遥の弾丸を手にする本の一節を読み上げ嵐で打ち消し、ルシファーから放たれる魔力の塊を落雷で相殺する。
「打ち消された!?」
「やってくれるわね!」
遥とルシファーも、天変地異を簡単に引き起こせるあの白一色のカバーをした本、『世界の出来事』の複製本が非常に厄介だと改めて知らしめられる。
アザゼル側と戦う悪神同様に、こちらの悪神も焦りが募り余裕がなくなっていく。向こうと同じことを考える。
(このままでは、オリジナルの降臨が邪魔だけではなく、不可能に陥ってしまうではないか……!?)
そうなれば、悪神の計画は完全に頓挫してしまうだろう。
(ふ、ふざけるでないっ! そんなこと、起きてなるものか! 我は、神ぞ! 邪魔立ては許さん!!)
ならば手段を選んでいる場合ではない。
奥の手を使ってでも、ここにいる全員を殺すと決め動く悪神だった。
「カラスといい、貴様といい! よくも、我の塔を!!」
「みんな、くるわよ!」
ルシファーの掛け声に全員が警戒。小型の太陽を頭上に創り、灼熱地獄を生み出す。これに、桜が反応し神器の能力にて仲間たちに守護の結果を施す。それによって行動制限を受けることなく、悪神に突貫していく燐。魔剣の威力をその身に浴びさせる。
「せやぁあああっ!」
気合いの声と共に一太刀でまずは一本の上でを斬り落とし、二撃目で小型太陽を一刀両断してみせた。邪魔な本を持つ腕を先に斬り、多少の時間稼ぎで太陽を沈めることにしたのだ。
「やはり、意味がないか。面倒な」
忌々しい、と言いたげな表情の燐。太陽を失い、腕をダーインスレイヴの斬撃を受けても、復活し次なる攻撃が襲う。今度は極寒、視界を真っ白に染める猛吹雪を引き起こし、身動きを封じに掛かる。おまけに、足元から氷結していく始末。
「ヒナも、頑張る!」
しかし、陽菜の治癒が役に立つ。全員に淡い光が全身を包み、凍死を未然に防ぐ。
視界が悪い仲、ルシファーが動く。
「この程度で、どうにかできるなんて思わないことね。悪神」
小さな魔力の球体を創り、猛吹雪を吸い込み始めた。掃除機のように、強力な吸引力で見る見る吸い込み、視界が晴れた瞬間に奏と遥が動く。
「行くよ、遥!」
「うん!」
奏を前衛に、後衛を遥が務める。奏の周りに二匹の龍を従え悪神へ向かっていく。背後から、水鉄砲を構える遥は迷いなく黒炎の弾丸を撃つ。
悪神の機体に全弾命中。懐に飛び込む奏と、龍による連続殴打と頭突き。龍の胴体は奏を護り、奏は黒炎を拳に纏わせ殴り続ける。
「はあっ!」
「くっ……! 邪魔な、ウロボロスが!」
「奏に触れさせない!」
「うぐっ!? ま、また弾丸か!」
前方からは奏が殴り続け、後方からは遥が撃つ弾丸でその場から動けない悪神。攻撃を入れようにも、拳も武器も龍たちの胴体が完璧に防ぎ、奏に一切の攻撃が入らない。そこへ燐も参戦、背後から斬って掛かる。
「……っ! 舐めるでないわ!!」
けれど、そう簡単にはいかないもの。二本の腕が燐の斬撃を受け流し反撃に出た。瞬時に剣を生み、手に持つと乱れ突きを繰り出し剣同士による甲高い音と火花が散る。
「くっ……! まだだ!」
乱れ突きを防ぎつつ、燐も負けじと斬撃を繰り出す。どちらも引かず攻防戦だ。奏と龍たちによる殴打と遥の撃つ弾丸にも耐え続け、背後では燐と斬り合い三人がかりでも破壊ができない。
「――――――ッ!」
悪神は、遥の弾丸を手にする本の一節を読み上げ嵐で打ち消し、ルシファーから放たれる魔力の塊を落雷で相殺する。
「打ち消された!?」
「やってくれるわね!」
遥とルシファーも、天変地異を簡単に引き起こせるあの白一色のカバーをした本、『世界の出来事』の複製本が非常に厄介だと改めて知らしめられる。
アザゼル側と戦う悪神同様に、こちらの悪神も焦りが募り余裕がなくなっていく。向こうと同じことを考える。
(このままでは、オリジナルの降臨が邪魔だけではなく、不可能に陥ってしまうではないか……!?)
そうなれば、悪神の計画は完全に頓挫してしまうだろう。
(ふ、ふざけるでないっ! そんなこと、起きてなるものか! 我は、神ぞ! 邪魔立ては許さん!!)
ならば手段を選んでいる場合ではない。
奥の手を使ってでも、ここにいる全員を殺すと決め動く悪神だった。
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