乙女ゲームに転生したらチートだったけど平凡に生きたいのでとりあえず悪役令息付きの世話役になってみました。

任務ですよ

119.

イオとレオン、そしてディアヌンテとは異質な関係だった。

最後の飛び級した学年にいたのがディアヌンテ。彼女はイオをいじめてた主犯であった。




平民の分際でレオン様に近づくなんて許せない!!!!!!



とのことだ。

彼女はレオンが好きだったのだ。

イオが出世する度に同志だった輩は手のひらを返したようにイオを崇高する。

このディアヌンテはレオンの心を自分の物にしようと惚れ薬や、イオを蹴落とそうと毒薬を作ってるうちにそちらに特化し、魔女と呼ばれるようになったのだった。

まぁ、全部イオに邪魔をされてきたのだが、、、。 


そして現在。


レオンはディアヌンテがかなり苦手で、、彼女を怒らせると散々な目にあってきた為つい低姿勢で接してしまう。

ようは怖いのだ。

イオはと言えば、嫌悪感を隠そうともせずディアヌンテが嫌いだ。なんてったってレオンに近づくにはイオと仲良くした方がいい。と思いついてからは「イオっち」と呼んでくるこの鳥頭が見ていて腹が立つ。



まぁ、そんな苦手な相手ディアヌンテに会いに来たのは龍の情報を聞く為には必要なんだけど。