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第2章 運命をかえる!
3.神さまホルンちゃんは扉を開きたい
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「この真実の歴史が成立するには、あなたがたの協力が不可欠なのです。
350年まえ、わたしのところへ未来から来たというかたがあらわれました。
農民一揆が成功し、処刑が中止されたのは、そのかたの協力があってこそです。
そのかたを送りこんだのは、350年後のわたしでした。
つまり、いまのわたしです」
ソラは、脳をフル回転させてホルンちゃんの言葉を整理する。
350年まえの一揆で、処刑された人はいなかった。
そうなったのは、未来から来たという人の協力があったから。
で、その人は、未来のホルンちゃんが送りこんだ。
で、いま、ホルンちゃんが、あたしたちふたごのまえにいる。
「いまのわたしが、350年まえにだれかを送りこまなければ、歴史はかわってしまいます。
記録のとおり、大勢が処刑されてしまったか、一揆が失敗したか、な歴史にです。
真実の歴史を真実のままにするために、力を貸してください」
資料館で見た、悲惨な歴史はかえられる。
いや、悲惨な歴史の裏がわにある、だれも死ぬことのなかった真実の歴史を、守ることができる。
「もし、おれたちが行かなければ、いまのこの世界はどうなるの。資料館に展示されてる歴史が、本物になったら、どうなる?」
ホルンちゃんのぱっちりお目めが細くなる。
「処刑された人の子孫にあたる人間は、消えてしまうでしょうね。重すぎる年貢で大勢が飢え死にして、村々が消えてしまうことも考えられます。そうなると、この町そのものがなくなる可能性だってあります」
ソラの胸が、ずしりと重くなる。
ほんとうは処刑されていなかった人たちの命だけじゃない。
そのあとにつづく子孫、さらに、何百人もの飢え死と、飢え死にする人のあとにつづく何百何千何万の人たちの命と存在がかかっていることになる。
セイがはっとする。
「高橋さんがおゆうの子孫っていう話し。あれはきっと、ほんとうのことなんだ。真実の歴史の一部なんだよ! 歴史がかわったら、高橋さんは……」
「そんなの、だめ!」
ソラは立ちあがった。
「高橋さんが、学校のだれかが、消えちゃうなんてぜったいにイヤ。そんなこと、ぜったいさせない。あたしは行くよ! ね、セイ」
セイも迷いなくうなずく。
ホルンちゃんがほほえんだ。
「決意をかためてくれましたね。この役目には三つの条件が必要でした。
事件の関係者であること、強い願いと決意を持っていること。
さらにもうひとつの条件、これがいちばん大切な点ですが、絆が強く、感情や感覚が伝わりやすいこと……共鳴力、とでもいいましょうか。
もとの世界から大きく時間をはなれると、自分のことがわからなくなって存在をたもてなくなります。
おたがいの存在をつなぎとめるために、そしてもとの時間と行き来するために、共鳴力が必要なのです。ふたごは、共鳴力が強いことが多いですからね」
「共鳴力があれば、ふたごじゃなくてもいいってこと?」
「はい。まあ、そうなります」
セイは、すこし考える。
「もしかして、今回のことのほかにも、歴史がかわらないように、過去にだれかを送ったりしてる?」
ホルンちゃんは、心なしか得意げな顔になってフフフンと笑った。
「そのとおり。時の扉を開くことを願う瞬間は、無数にあります。
わたしだけでなく、その地に住まうものを愛する霊験……土地神、といえばわかりやすいですか?
わたしたちは、願いを力として、そこかしこで時の扉を開いています」
ソラは、静かな感動をおぼえる。
知らないところでつながっている想いや命があって、それをすくいとってくれる神さまたちがいる。
「このことはだれにも言ってはいけませんよ。『世界の秘密』というやつです。多くの人に知られて秘密でなくなったとき、力は失われてしまいます。
どうぞ、内密に」
大きな使命と、大きな秘密と。
あらためて、星空ふたごは大きな決意を胸に落とした。
さて、350年まえに乗りこむのは、ここからいますぐ! ……ではなかった。
時の扉を開く場所は、願いの力が強い農民一揆顕彰会館の神社でなければならない。
そして過去へ行けるのは3回だという。
「過去へ行くというのは、『時』という海のなかに、錨を下ろすようなものと考えてください。現代に戻るときは、鎖をたぐりよせて錨を引きあげる感じです。未来と行き来することはできません」
ふたごのうちどちらかが錨として過去へもぐり、もういっぽうが現代に残って引きあげる役目をする。錨を鎖でつなぐためにこそ、強い共鳴力が必要なのだ。
でも、決心したといっても、350年まえの世界でたったひとりは不安すぎる。
「ご心配なく。そこもふくめての、共鳴力です」
そう言って神さまホルンちゃんは、手のひらサイズのホルンちゃん人形をふたつ取りだした。
「人形の肩かけかばんに、体の一部を入れてください。分身になってくれます」
「か、体の一部!?」
「落ちつけって。どうせ、髪の毛とか爪とか、そんなんでいいんでしょ」
冷静なセイに、ホルンちゃんはちょっとつまらなさそう顔をする。
「ええ、髪でもけっこうです。
で、分身を交換して持っていれば、人形を通して会話もできますし、人形の目と耳を通して、周りのようすもわかります。
時の扉をくぐるまえに、練習しておいてくださいね。使用にはちょっとコツがいりますので」
とても重要なアイテムにはちがいないのに、ぽよぽよしたホルンちゃん人形は緊張感に欠ける。
というか、神さまホルンちゃん自身に緊張感があまりない。
「ひとりが過去へ行っているあいだ、もうひとりは時の扉のそばにいなければなりません」
「うーん、あやしまれずにふたりで出かけられるのって……休みの日に、半日くらい?」
カレンダーを見ると、あさってから三連休だ。
「おお、ちょうどいいですね! 過去に行けるのは3回、お休みも3日間。鉄は熱いうちに打てともうしますし、決行日はあさってからといたしましょう。
扉を開いているあいだ、わたしは身うごきがとれなくなってしまいますから、準備はぬかりなくお願いします」
いますぐではないにしろ、あさってというのもいきなりだ。
一揆のことももっと調べておきたいし、人形を使う練習もあるというのに、ホルンちゃんは決行日を決めてしまったようだ。
「……ふう。お伝えするべきことは、お伝えしました。
わたしも体調を整えておかねばなりませんので、ここらへんでおいとましましょう」
神さまホルンちゃんの姿がぼやけはじめる。
「いいですね。くれぐれも、秘密は守ってください。あさって……神社で……お待ち……して…………」
もやもやとした光のかたまりにもどったホルンちゃんは、霧のように消えてしまった。
「「夢、じゃないよね」」
ふたごの手に残されたホルンちゃん人形が、夢じゃない証拠だった。
350年まえ、わたしのところへ未来から来たというかたがあらわれました。
農民一揆が成功し、処刑が中止されたのは、そのかたの協力があってこそです。
そのかたを送りこんだのは、350年後のわたしでした。
つまり、いまのわたしです」
ソラは、脳をフル回転させてホルンちゃんの言葉を整理する。
350年まえの一揆で、処刑された人はいなかった。
そうなったのは、未来から来たという人の協力があったから。
で、その人は、未来のホルンちゃんが送りこんだ。
で、いま、ホルンちゃんが、あたしたちふたごのまえにいる。
「いまのわたしが、350年まえにだれかを送りこまなければ、歴史はかわってしまいます。
記録のとおり、大勢が処刑されてしまったか、一揆が失敗したか、な歴史にです。
真実の歴史を真実のままにするために、力を貸してください」
資料館で見た、悲惨な歴史はかえられる。
いや、悲惨な歴史の裏がわにある、だれも死ぬことのなかった真実の歴史を、守ることができる。
「もし、おれたちが行かなければ、いまのこの世界はどうなるの。資料館に展示されてる歴史が、本物になったら、どうなる?」
ホルンちゃんのぱっちりお目めが細くなる。
「処刑された人の子孫にあたる人間は、消えてしまうでしょうね。重すぎる年貢で大勢が飢え死にして、村々が消えてしまうことも考えられます。そうなると、この町そのものがなくなる可能性だってあります」
ソラの胸が、ずしりと重くなる。
ほんとうは処刑されていなかった人たちの命だけじゃない。
そのあとにつづく子孫、さらに、何百人もの飢え死と、飢え死にする人のあとにつづく何百何千何万の人たちの命と存在がかかっていることになる。
セイがはっとする。
「高橋さんがおゆうの子孫っていう話し。あれはきっと、ほんとうのことなんだ。真実の歴史の一部なんだよ! 歴史がかわったら、高橋さんは……」
「そんなの、だめ!」
ソラは立ちあがった。
「高橋さんが、学校のだれかが、消えちゃうなんてぜったいにイヤ。そんなこと、ぜったいさせない。あたしは行くよ! ね、セイ」
セイも迷いなくうなずく。
ホルンちゃんがほほえんだ。
「決意をかためてくれましたね。この役目には三つの条件が必要でした。
事件の関係者であること、強い願いと決意を持っていること。
さらにもうひとつの条件、これがいちばん大切な点ですが、絆が強く、感情や感覚が伝わりやすいこと……共鳴力、とでもいいましょうか。
もとの世界から大きく時間をはなれると、自分のことがわからなくなって存在をたもてなくなります。
おたがいの存在をつなぎとめるために、そしてもとの時間と行き来するために、共鳴力が必要なのです。ふたごは、共鳴力が強いことが多いですからね」
「共鳴力があれば、ふたごじゃなくてもいいってこと?」
「はい。まあ、そうなります」
セイは、すこし考える。
「もしかして、今回のことのほかにも、歴史がかわらないように、過去にだれかを送ったりしてる?」
ホルンちゃんは、心なしか得意げな顔になってフフフンと笑った。
「そのとおり。時の扉を開くことを願う瞬間は、無数にあります。
わたしだけでなく、その地に住まうものを愛する霊験……土地神、といえばわかりやすいですか?
わたしたちは、願いを力として、そこかしこで時の扉を開いています」
ソラは、静かな感動をおぼえる。
知らないところでつながっている想いや命があって、それをすくいとってくれる神さまたちがいる。
「このことはだれにも言ってはいけませんよ。『世界の秘密』というやつです。多くの人に知られて秘密でなくなったとき、力は失われてしまいます。
どうぞ、内密に」
大きな使命と、大きな秘密と。
あらためて、星空ふたごは大きな決意を胸に落とした。
さて、350年まえに乗りこむのは、ここからいますぐ! ……ではなかった。
時の扉を開く場所は、願いの力が強い農民一揆顕彰会館の神社でなければならない。
そして過去へ行けるのは3回だという。
「過去へ行くというのは、『時』という海のなかに、錨を下ろすようなものと考えてください。現代に戻るときは、鎖をたぐりよせて錨を引きあげる感じです。未来と行き来することはできません」
ふたごのうちどちらかが錨として過去へもぐり、もういっぽうが現代に残って引きあげる役目をする。錨を鎖でつなぐためにこそ、強い共鳴力が必要なのだ。
でも、決心したといっても、350年まえの世界でたったひとりは不安すぎる。
「ご心配なく。そこもふくめての、共鳴力です」
そう言って神さまホルンちゃんは、手のひらサイズのホルンちゃん人形をふたつ取りだした。
「人形の肩かけかばんに、体の一部を入れてください。分身になってくれます」
「か、体の一部!?」
「落ちつけって。どうせ、髪の毛とか爪とか、そんなんでいいんでしょ」
冷静なセイに、ホルンちゃんはちょっとつまらなさそう顔をする。
「ええ、髪でもけっこうです。
で、分身を交換して持っていれば、人形を通して会話もできますし、人形の目と耳を通して、周りのようすもわかります。
時の扉をくぐるまえに、練習しておいてくださいね。使用にはちょっとコツがいりますので」
とても重要なアイテムにはちがいないのに、ぽよぽよしたホルンちゃん人形は緊張感に欠ける。
というか、神さまホルンちゃん自身に緊張感があまりない。
「ひとりが過去へ行っているあいだ、もうひとりは時の扉のそばにいなければなりません」
「うーん、あやしまれずにふたりで出かけられるのって……休みの日に、半日くらい?」
カレンダーを見ると、あさってから三連休だ。
「おお、ちょうどいいですね! 過去に行けるのは3回、お休みも3日間。鉄は熱いうちに打てともうしますし、決行日はあさってからといたしましょう。
扉を開いているあいだ、わたしは身うごきがとれなくなってしまいますから、準備はぬかりなくお願いします」
いますぐではないにしろ、あさってというのもいきなりだ。
一揆のことももっと調べておきたいし、人形を使う練習もあるというのに、ホルンちゃんは決行日を決めてしまったようだ。
「……ふう。お伝えするべきことは、お伝えしました。
わたしも体調を整えておかねばなりませんので、ここらへんでおいとましましょう」
神さまホルンちゃんの姿がぼやけはじめる。
「いいですね。くれぐれも、秘密は守ってください。あさって……神社で……お待ち……して…………」
もやもやとした光のかたまりにもどったホルンちゃんは、霧のように消えてしまった。
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