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Ⅰ閉じ込められた箱庭
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きつく握った拳が、ものの見事に四律将の左頬に――入った。
初めて誰かを殴った。握った拳が痛い。
けれど相手はもっと痛かったはずだ。
だとしても、今は謝る気になれない。
シンとフォニックを、奏人は友人だと思っている。二人……特にフォニックはある一件のことに恩を感じて仕えてくれているが、そんなことは奏人に関係ない。彼らだけが自分をこの世界で初めてまともに、「人」として接してくれた。それがどれだけ有難かったか、嬉しかったか。
二人には伝えていないけれど、律界で平穏を保っていられるのは、フォニックたちのお陰だと思っている。
「き、貴様……四律将である我に、人間風情が……っ」
まさか殴られるとは思っていなかったのか、横転した体を起こして戦慄くエレジーに、しかし奏人は一歩も引かなかった。
怖くないと言ったら嘘になる。相手は奏人を簡単に殺せる人物だ。
今とて殺気が肌を刺すようで、灰色の瞳は怒りに満ち満ちていた。
「今ここで存在を抹消してくれるッ」
「どうぞ? おチビちゃん」
「っ? ……何、だと? 今、チビと……チビと言ったなぁ!」
さっきまでの殺気はどこへいったのか、急に涙目になってひどく傷ついたような顔になった。
その表情を真っ直ぐに見下ろして、一つ閃く。
自ら彼に近づき目の前に立ち、百三十センチ前後のエレジーを見下ろして不敵に微笑んだ。
「チビなの、気にしてるんだ?」
「っ、うるさい!」
いきなり身長の話をされて面食らったのか、エレジーの思考が上手い具合に捻じれる。
これなら怖くない。とはいえ相手はソロと同等の存在。扱いは、極めて慎重にだ。
「今何歳? 俺は二十一」
「フン、我は二百三十七歳だ」
今度は年齢を訊かれて得意げに鼻を鳴らすエレジーに、奏人は益々不敵に笑みを深くする。
「二百三十七年も生きてて、その身長なの? 俺、二十一年でコレだけど」
「だ、黙れッ。貴様とて大きい方ではないだろう! そこの侍従たちより相当低いではないか!」
「んなことないって。今は寝転がってるから分からないだろうけど、そんな差はないよ。もう、ほんのチョッピリ」
「嘘をつくなっ」
「じゃあ試す? 治してみろよ。背比べするから」
「望むところだっ。ほえ面をかくなよ!」
忌々しげに舌打ちをして、エレジーが両手のひらをフォニックとシンに向けた。
漫画などでよく見る、魔法使いが呪文を詠唱するような真似はしない。無言で両手から光を生み出し、二人に当てるだけだ。
ソロが力を使うところを何度か見たことがあるが、彼も何か唱えるといった行為をしたことがなかった。彼らにとって力を使うことは、別に特別な行為ではないのだろう。
しばらくして、小さくフォニックが身動ぎする。同じくシンも目を覚まし、奏人は安堵に胸を撫で下ろした。
二人に駆け寄り傷が塞がっているのを確認して、顔を綻ばせる。
「良かった。大丈夫? 痛みは?」
「カナト、さん……。これは一体」
状況がイマイチ理解できないようで、フォニックは困惑した顔で奏人を見た。シンも同様に、何故自分たちを痛めつけたエレジーが傷を治したのか分からないようだった。
それはそうだろう。奏人とて、こうも簡単に事が運ぶとは思わなかったくらいだ。
「よし。己ら、そこに立て。立ってそこの人間と並べ」
「……あの、何がどうなって」
「いいから、そうして。大丈夫だから」
戸惑うフォニックの肩を叩いて、先に奏人が立ち上がる。
顔を見合わせたフォニックとシンも、訳の分からぬまま言う通りにした。
途端、パァァと嬉しそうな顔をしたのはエレジーだ。
「ほらっ、ほら見ろ! 何がチョッピリだ! 大差あるではないかっ」
「そうかなぁ? だって俺、まだ二十一歳だし。二百三十七歳のお前に言われてもな~。お前の方がも~~~~っと、大差あるじゃないか。――チビ」
「ッ、き、き、貴様っ、我に言ってはならぬことを何度も……! 今すぐに殺してやるッ」
「どうぞ? 俺の勝ち逃げだけどな。身長」
真っ赤になって怒るエレジーに怯えた様子もなく、奏人が両手を広げて見せた。
余裕綽々というよりは勝ち誇った表情の奏人に、エレジーが困惑の色を隠さず尋ねる。
「どういうことだっ」
「だって俺、この時点でお前に勝ってるもん。この先お前が成長して俺のこと抜くかもしれないけど、今は俺の勝ち。勝ったまま殺されるんだから、勝ち逃げだろ?」
それはどういう理屈だと冷静に話を聞いていたフォニックは思ったが、口には出さない。
奏人が勝負の場を己の土俵に引きずり込んでいるのがよく分かるからだ。シンも青い顔で冷や汗を滲ませながら、奏人を静かに見守っている。
無茶苦茶な手だが、上手くいっているのであればなんだってアリなのである。
「まぁ、これから成長期ってのが来てお前に抜かれるようなことがあったら、それはもう腸が煮えくり返るくらい悔しいけど、そういうの見ずに済むんだから俺の完全勝利だな」
「か、完全勝利……? 我の、負け?」
ふんぞり返って高笑いさえして見せる奏人に、エレジーが悔しそうに歯軋りする。
なんだろう。この子。実はとっても阿呆なのではないだろうか。
それでソロと同じ四律将とは、この世界本当に大丈夫か。
「いやぁ、残念だな~。お前の成長期見られなくて」
「うるさい! というか、成長期というのは何だっ」
「え。知らないの、成長期」
「知らん。何だそれは」
腕組みをして偉そうに訊いてくるエレジーに、奏人は少し考えた後で口を開いた。
「一気に身長とか伸びる時期のことだよ。お前見たところまだみたいだし、そのうち伸びるんじゃないか? 身長」
身長が伸びると聞いてエレジーが目を輝かせる。
それはいつだと訊かれたので奏人がお前次第だと答えれば、その場にしゃがみ込んで地面に指で何やら書き始めた。数字の羅列のようにもアラビア文字を逆さにしたようにも見えるそれは、この世界の文字だ。
フォニックを見て目だけで問えば、小さく「計画表と書いてあります」と耳打ちしてくれた。
しばらく周囲の地面を文字で埋めつくように計画とやらを書いていたエレジーは、不敵な笑みを浮かべながら土を払い立ち上がった。
「人間、貴様は生かしておいてやることにした。どうだ、悔しかろうっ」
「へ?」
地面に書かれている文字に気を取られていた奏人は台詞の意味を理解し損ねて、間抜けな返事をしてしまう。
傍にいたフォニックに咳払いされてハッとし、大きく頷いた。
「あ、あぁ! せっかく俺の完全勝利だったのに、なんて奴だっ」
かなり苦しい悔しがり方だったが、エレジーは満足そうに腕を組んでこちらの作戦に全く気付く様子がない。むしろ上機嫌に高笑いをし始め、奏人は本当にこいつが四律将の一人なのかを確認したくらいだった。機嫌を損ねても面倒なので口にはしないが、とてもあのソロと同位なようには見えない。ソロはこんな手に乗って来ないだろうし、よしんば乗ってきたのだとしてもそれは何かしらの企みがあってのことだ。
冷たい外見そのままの、冷淡で残酷な本質。目的のためには手段を選ばず、例え長年仕えてきた忠実な侍従であっても裏切ればその場で何の躊躇もなく殺す。
それを奏人は、たった一ヶ月で何度も目にしてきた。
眉一つ動かさずに許しを請う暇すら与えず、ソロはあっさりと相手の命を絶つ。
それまで当たり前のように動いて話していた人物が、目の前でいきなり死ぬのだ。
ショックのあまり、熱を出したこともあった。
エレジーを見る。鼻歌を鳴らす彼に、奏人は前に出るようにして尋ねた。
「ちょっと訊くけどさ、ソロってお前より強いの?」
「……人間、一つ忠告しておこう。我はあの底意地の悪い男が大ッ嫌いだ。我の前であまりその名を口にするな。虫唾が走る」
「それには大いに賛同するけどさ、俺あいつから逃げたいんだよね」
「何……?」
「カナトさんっ」
フォニックが何を言い出すのだという顔でこちらを見てきたが、奏人はあえてこれをチャンスだと行動を起こす。
奏人の周囲の奴らにとってソロは絶対だ。フォニックとシンは奏人の邪魔はしないけれど、ソロの命令には逆らわない。彼らが大前提としているのは、奏人の身を守ること。今回の逃亡劇も、奏人の安全を守るためについて来たのであって手助けをしてくれたわけではない。
それが、ここにきて初めてソロの支配下にない人物が現れた。好機と取るか危機と取るかが奏人次第なら、前者の方を取る。
エレジーとの間に割って入ろうとするフォニックを押し退け、奏人は続けた。
「俺がソロから離れるには、どうすればいい?」
初めて誰かを殴った。握った拳が痛い。
けれど相手はもっと痛かったはずだ。
だとしても、今は謝る気になれない。
シンとフォニックを、奏人は友人だと思っている。二人……特にフォニックはある一件のことに恩を感じて仕えてくれているが、そんなことは奏人に関係ない。彼らだけが自分をこの世界で初めてまともに、「人」として接してくれた。それがどれだけ有難かったか、嬉しかったか。
二人には伝えていないけれど、律界で平穏を保っていられるのは、フォニックたちのお陰だと思っている。
「き、貴様……四律将である我に、人間風情が……っ」
まさか殴られるとは思っていなかったのか、横転した体を起こして戦慄くエレジーに、しかし奏人は一歩も引かなかった。
怖くないと言ったら嘘になる。相手は奏人を簡単に殺せる人物だ。
今とて殺気が肌を刺すようで、灰色の瞳は怒りに満ち満ちていた。
「今ここで存在を抹消してくれるッ」
「どうぞ? おチビちゃん」
「っ? ……何、だと? 今、チビと……チビと言ったなぁ!」
さっきまでの殺気はどこへいったのか、急に涙目になってひどく傷ついたような顔になった。
その表情を真っ直ぐに見下ろして、一つ閃く。
自ら彼に近づき目の前に立ち、百三十センチ前後のエレジーを見下ろして不敵に微笑んだ。
「チビなの、気にしてるんだ?」
「っ、うるさい!」
いきなり身長の話をされて面食らったのか、エレジーの思考が上手い具合に捻じれる。
これなら怖くない。とはいえ相手はソロと同等の存在。扱いは、極めて慎重にだ。
「今何歳? 俺は二十一」
「フン、我は二百三十七歳だ」
今度は年齢を訊かれて得意げに鼻を鳴らすエレジーに、奏人は益々不敵に笑みを深くする。
「二百三十七年も生きてて、その身長なの? 俺、二十一年でコレだけど」
「だ、黙れッ。貴様とて大きい方ではないだろう! そこの侍従たちより相当低いではないか!」
「んなことないって。今は寝転がってるから分からないだろうけど、そんな差はないよ。もう、ほんのチョッピリ」
「嘘をつくなっ」
「じゃあ試す? 治してみろよ。背比べするから」
「望むところだっ。ほえ面をかくなよ!」
忌々しげに舌打ちをして、エレジーが両手のひらをフォニックとシンに向けた。
漫画などでよく見る、魔法使いが呪文を詠唱するような真似はしない。無言で両手から光を生み出し、二人に当てるだけだ。
ソロが力を使うところを何度か見たことがあるが、彼も何か唱えるといった行為をしたことがなかった。彼らにとって力を使うことは、別に特別な行為ではないのだろう。
しばらくして、小さくフォニックが身動ぎする。同じくシンも目を覚まし、奏人は安堵に胸を撫で下ろした。
二人に駆け寄り傷が塞がっているのを確認して、顔を綻ばせる。
「良かった。大丈夫? 痛みは?」
「カナト、さん……。これは一体」
状況がイマイチ理解できないようで、フォニックは困惑した顔で奏人を見た。シンも同様に、何故自分たちを痛めつけたエレジーが傷を治したのか分からないようだった。
それはそうだろう。奏人とて、こうも簡単に事が運ぶとは思わなかったくらいだ。
「よし。己ら、そこに立て。立ってそこの人間と並べ」
「……あの、何がどうなって」
「いいから、そうして。大丈夫だから」
戸惑うフォニックの肩を叩いて、先に奏人が立ち上がる。
顔を見合わせたフォニックとシンも、訳の分からぬまま言う通りにした。
途端、パァァと嬉しそうな顔をしたのはエレジーだ。
「ほらっ、ほら見ろ! 何がチョッピリだ! 大差あるではないかっ」
「そうかなぁ? だって俺、まだ二十一歳だし。二百三十七歳のお前に言われてもな~。お前の方がも~~~~っと、大差あるじゃないか。――チビ」
「ッ、き、き、貴様っ、我に言ってはならぬことを何度も……! 今すぐに殺してやるッ」
「どうぞ? 俺の勝ち逃げだけどな。身長」
真っ赤になって怒るエレジーに怯えた様子もなく、奏人が両手を広げて見せた。
余裕綽々というよりは勝ち誇った表情の奏人に、エレジーが困惑の色を隠さず尋ねる。
「どういうことだっ」
「だって俺、この時点でお前に勝ってるもん。この先お前が成長して俺のこと抜くかもしれないけど、今は俺の勝ち。勝ったまま殺されるんだから、勝ち逃げだろ?」
それはどういう理屈だと冷静に話を聞いていたフォニックは思ったが、口には出さない。
奏人が勝負の場を己の土俵に引きずり込んでいるのがよく分かるからだ。シンも青い顔で冷や汗を滲ませながら、奏人を静かに見守っている。
無茶苦茶な手だが、上手くいっているのであればなんだってアリなのである。
「まぁ、これから成長期ってのが来てお前に抜かれるようなことがあったら、それはもう腸が煮えくり返るくらい悔しいけど、そういうの見ずに済むんだから俺の完全勝利だな」
「か、完全勝利……? 我の、負け?」
ふんぞり返って高笑いさえして見せる奏人に、エレジーが悔しそうに歯軋りする。
なんだろう。この子。実はとっても阿呆なのではないだろうか。
それでソロと同じ四律将とは、この世界本当に大丈夫か。
「いやぁ、残念だな~。お前の成長期見られなくて」
「うるさい! というか、成長期というのは何だっ」
「え。知らないの、成長期」
「知らん。何だそれは」
腕組みをして偉そうに訊いてくるエレジーに、奏人は少し考えた後で口を開いた。
「一気に身長とか伸びる時期のことだよ。お前見たところまだみたいだし、そのうち伸びるんじゃないか? 身長」
身長が伸びると聞いてエレジーが目を輝かせる。
それはいつだと訊かれたので奏人がお前次第だと答えれば、その場にしゃがみ込んで地面に指で何やら書き始めた。数字の羅列のようにもアラビア文字を逆さにしたようにも見えるそれは、この世界の文字だ。
フォニックを見て目だけで問えば、小さく「計画表と書いてあります」と耳打ちしてくれた。
しばらく周囲の地面を文字で埋めつくように計画とやらを書いていたエレジーは、不敵な笑みを浮かべながら土を払い立ち上がった。
「人間、貴様は生かしておいてやることにした。どうだ、悔しかろうっ」
「へ?」
地面に書かれている文字に気を取られていた奏人は台詞の意味を理解し損ねて、間抜けな返事をしてしまう。
傍にいたフォニックに咳払いされてハッとし、大きく頷いた。
「あ、あぁ! せっかく俺の完全勝利だったのに、なんて奴だっ」
かなり苦しい悔しがり方だったが、エレジーは満足そうに腕を組んでこちらの作戦に全く気付く様子がない。むしろ上機嫌に高笑いをし始め、奏人は本当にこいつが四律将の一人なのかを確認したくらいだった。機嫌を損ねても面倒なので口にはしないが、とてもあのソロと同位なようには見えない。ソロはこんな手に乗って来ないだろうし、よしんば乗ってきたのだとしてもそれは何かしらの企みがあってのことだ。
冷たい外見そのままの、冷淡で残酷な本質。目的のためには手段を選ばず、例え長年仕えてきた忠実な侍従であっても裏切ればその場で何の躊躇もなく殺す。
それを奏人は、たった一ヶ月で何度も目にしてきた。
眉一つ動かさずに許しを請う暇すら与えず、ソロはあっさりと相手の命を絶つ。
それまで当たり前のように動いて話していた人物が、目の前でいきなり死ぬのだ。
ショックのあまり、熱を出したこともあった。
エレジーを見る。鼻歌を鳴らす彼に、奏人は前に出るようにして尋ねた。
「ちょっと訊くけどさ、ソロってお前より強いの?」
「……人間、一つ忠告しておこう。我はあの底意地の悪い男が大ッ嫌いだ。我の前であまりその名を口にするな。虫唾が走る」
「それには大いに賛同するけどさ、俺あいつから逃げたいんだよね」
「何……?」
「カナトさんっ」
フォニックが何を言い出すのだという顔でこちらを見てきたが、奏人はあえてこれをチャンスだと行動を起こす。
奏人の周囲の奴らにとってソロは絶対だ。フォニックとシンは奏人の邪魔はしないけれど、ソロの命令には逆らわない。彼らが大前提としているのは、奏人の身を守ること。今回の逃亡劇も、奏人の安全を守るためについて来たのであって手助けをしてくれたわけではない。
それが、ここにきて初めてソロの支配下にない人物が現れた。好機と取るか危機と取るかが奏人次第なら、前者の方を取る。
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