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俺、人魚に助けられる3
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どのくらいのケガなのだろうか。
海藻をめくって確認しようとしたが、彼にそれを止められた。
「今それを外さないほうがいい。途中で外すと再生が失敗してしまう可能性がある」
「このままにすれば……治るんですか?」
失礼のないように慎重に聞くと彼は俺のことをじっと眺めた。
「確実に治したいか?」
「それは……もちろん」
俺が答えると彼はなにか決心したようだった。
「では、私と来るがいい」
「え?」
「魔族の住処は怖いか?」
彼に尋ねられたが、船もない。ここで見捨てられても死ぬだけだ。
これだけ親切にしてくれたのだ、魔族だと気にしている場合ではない。
俺は覚悟を決めて彼について行くことにした。
「足を治していただけるなら、なんでもします」
もしも、足が治れば俺の出来る限りのお礼をしよう。すでに彼は命の恩人だ。
頭を下げると彼はにこりと笑った。
魅了されてもしょうがないと思えるような微笑みだった。
「さあ」
彼の手を取ると引き寄せられて、その胸に抱かれた。
まるでどこかのお姫様みたいな扱いに恥ずかしくなったが、そんな余裕はすぐになくなった。
ドボン……。
ブクブクと水中に引き込まれて息ができない。
魔族を信じるなんて、早まったか……。
もがいていると彼の美しい顔が近づいてきてそのまま唇が重ねられた。
「う……」
なんで、こんな、と思っていると口の中に硬いものが舌とともに差し込まれた。
途端に水中で息ができる。なにか、不思議なものを口に入れられたらしい。
俺の様子を見て彼はにっこりと笑っている。
驚く俺のことが面白かったのかもしれない。
いきなりキスされたのかと思ったが、俺に呼吸をさせようとしてくれたのだ。
こうやって水中で息をする術を持っているのだろう。
俺に必要なことだったのだろうけれど、ドキドキしてしまった。
少し冷たいけれど、やわらかい、癖になりそうな感触……。
い、いやいやいや……。
人命救助になにを……。
内心モダモダしていると、そのまま彼は俺を抱いたまま、すごい速度で泳ぎ出した。
どんどんと深く、頭上の光が届かなくなると暗闇の奥にキラキラと輝く光が見えだした。
そうして輝く門を通り抜けると、そこに水中都市が見えてきた。
こんなところに人魚の国があるのか。
いままで航海してきて、噂に聞いたことはあったが、実際に見たことはなかった。
人族など連れてこないだろうに、大丈夫なのだろうか。
不安に思いながらも彼に運ばれ、すぐに美しい屋敷に着いた。
彼は迷うことなく奥を進むと豪華な一室に入り、ベッドの上に俺をそっと乗せた。
「名はなんという?」
そうして名前を聞いてくる。そういえば名のりもしないで失礼だった。
「カミル、です。カミル・マッドレー。貿易商の息子です。まだまだ商いはひよっこですが、あなたが気に入るもので手に入れられるものならなんでもお礼を……」
魔族に自己紹介するなんて不思議な感覚だ。お礼の話をしようとしたが、彼はそんな話には興味がないのか会話を遮られた。
「そうか。カミル……いい名だ。私はセイジルという。さあ、呼んでみてくれ」
「セ、セイジル」
俺が彼の名を口にすると彼はまた魅了するように笑った。
「心配するな。カミルの足が治るまで私が面倒をみる。礼は私の相手でいい」
「相手?」
そこでにっこりとまた微笑んだセイジルは俺に乗り上げてきた。
まさか? と思った時にはまた唇を奪われていた。
「ん、んんっ」
いつの間にか口に入っていた硬いものがなくなっている。
セイジルの舌が俺の舌を逃すまいと追いかけてくる。こんなに気持のいいキスは初めてで、頭の中がぼーっとしてしまった。
「拒むな、カミル。水中で生きていくには私のうろこが必要だぞ」
体を離そうと手を動かすとそんなことを言われる。
そう言われると受け取るしかない。
そうか、この硬いものはセイジルにうろこだったのか。
しかし……キスは単にうろこを渡すだけの行為なのだろうか……。
青白くつるつるとした肌……。虹色に光って見える銀色の長い髪……。耳はえらのようにとがっている。
その瞳もまた虹色に輝き……顔も体も造形は恐ろしく整っていた。
それは男女問わず魅了されるほどの現実味がない美しさ……。
「え、ちょっ……!」
キスでぼうっとしていると、セイジルの手が服の合わせ目から入ってくる。
嘘だ……相手って、やっぱりそういう意味……?
まさか魔族から性的なものを要求されるなんて思ってもみなかった。
……セイジルは……男性だよな? 俺も男なんだけれど。
そのままセイジルの指が俺の乳首に触れた。
こんなこと……ありえるのか?
こんな美しい男がどうして俺に手を出すというのだ。
自慢じゃないが、どこにでもいるような茶色い目に茶色の瞳の平均的普通の男だぞ?
モテないことはないが、それは三枚目の俺に油断した女子を話術で丸め込んできたからだ。
こんな極上の男が手を出すような価値は俺にはない。
なのに……あまりに現実味のない光景だ。
「気持ちいいことだけ考えればいい……魔族も人族も……営みは同じだ」
再び、気持ちいいキスが始まる。
少し冷たい舌が俺の舌と擦れると、甘い疼きが体を巡った。
人魚の唾液には催淫効果があるのだろうか。
全てがふわふわしていて夢の中のようだ。
「カミルの可愛い乳首が私を誘っている」
俺の乳首が可愛いだなんて頭がおかしい。ただの戯れか。けれどもセイジルに言われると照れてしまう。
人魚は性別を気にしないで性的接触をするのだろうか。
色々と頭の中を巡らすものの、足も使えない俺に抗う術もなく、彼と触れ合うことに嫌悪感はなかった。
相手は人魚……ぶっちゃけ性器も見当たらない。
体をまさぐられて、どうされるのかも想像つかなかった。
人とは違う生き物……。
大胆になったセイジルは俺の下着の中から局部を取り出して口に含む。急所を咥えられて若干の恐怖に体を動かすことはできない。
冷えた舌が俺の竿に絡んでくる。
「くはっ……」
恐怖を上回る快感の波……。舐めあげられてカチコチになった俺の分身を、彼は丁寧に丁寧に官能に導く。
ぐりぐりと鈴口を責められ、カリを丹念に舐め上げられる。
国一番の娼婦ですらこんなに丁寧に奉仕する者はいないだろう。
人魚の感情はわからないが、しかし彼はうっとりと俺の分身を可愛がる。
「うっ……だ、だめだっ」
射精しそうになって彼の頭を離そうと試みても無駄に終わる。それどころか激しい口技で簡単に口内に射精してしまった。
こくり、と喉を鳴らしたセイジルに、精液が人魚の好物なのかと思ってしまった。
「覚えておくんだカミル。奉仕するのも、君が出したものを飲むのも、特別だ」
そんなことを言ってセイジルはまた俺の体を隅々まで舌でかわいがる。快楽にふにゃふにゃになった俺はうつぶせにされて尻の穴に指を差し入れられた。
「まっ……それはさすがに! はうううううんっ」
一本だった指は二本になり、三本になるころにはもうばらばらと中を探られる。
異物が中を圧迫する感覚に気持ち悪く思っていたのに、一点を指で押されると体が震えた。
「ここが……いいか?」
耳元で囁くとセイジルは指でそこを執拗にこすり上げる。
散々セイジルの口の中で出してしまった俺の肉棒はガチガチに硬くなっても、もう精液は空っぽだ。
「かはっ……!」
「我慢しなくていい」
セイジルは指を抜く気はないようで、それどころか強く刺激してくる。
じわりとした快感が、だんだんと焦れるような快感に変わっていく。
もっと、もっと強く刺激してほしい。
「はっ、はあっ、ああああああああっ!」
そして信じられないことに、俺は射精できずに、絶頂を迎えた。
海藻をめくって確認しようとしたが、彼にそれを止められた。
「今それを外さないほうがいい。途中で外すと再生が失敗してしまう可能性がある」
「このままにすれば……治るんですか?」
失礼のないように慎重に聞くと彼は俺のことをじっと眺めた。
「確実に治したいか?」
「それは……もちろん」
俺が答えると彼はなにか決心したようだった。
「では、私と来るがいい」
「え?」
「魔族の住処は怖いか?」
彼に尋ねられたが、船もない。ここで見捨てられても死ぬだけだ。
これだけ親切にしてくれたのだ、魔族だと気にしている場合ではない。
俺は覚悟を決めて彼について行くことにした。
「足を治していただけるなら、なんでもします」
もしも、足が治れば俺の出来る限りのお礼をしよう。すでに彼は命の恩人だ。
頭を下げると彼はにこりと笑った。
魅了されてもしょうがないと思えるような微笑みだった。
「さあ」
彼の手を取ると引き寄せられて、その胸に抱かれた。
まるでどこかのお姫様みたいな扱いに恥ずかしくなったが、そんな余裕はすぐになくなった。
ドボン……。
ブクブクと水中に引き込まれて息ができない。
魔族を信じるなんて、早まったか……。
もがいていると彼の美しい顔が近づいてきてそのまま唇が重ねられた。
「う……」
なんで、こんな、と思っていると口の中に硬いものが舌とともに差し込まれた。
途端に水中で息ができる。なにか、不思議なものを口に入れられたらしい。
俺の様子を見て彼はにっこりと笑っている。
驚く俺のことが面白かったのかもしれない。
いきなりキスされたのかと思ったが、俺に呼吸をさせようとしてくれたのだ。
こうやって水中で息をする術を持っているのだろう。
俺に必要なことだったのだろうけれど、ドキドキしてしまった。
少し冷たいけれど、やわらかい、癖になりそうな感触……。
い、いやいやいや……。
人命救助になにを……。
内心モダモダしていると、そのまま彼は俺を抱いたまま、すごい速度で泳ぎ出した。
どんどんと深く、頭上の光が届かなくなると暗闇の奥にキラキラと輝く光が見えだした。
そうして輝く門を通り抜けると、そこに水中都市が見えてきた。
こんなところに人魚の国があるのか。
いままで航海してきて、噂に聞いたことはあったが、実際に見たことはなかった。
人族など連れてこないだろうに、大丈夫なのだろうか。
不安に思いながらも彼に運ばれ、すぐに美しい屋敷に着いた。
彼は迷うことなく奥を進むと豪華な一室に入り、ベッドの上に俺をそっと乗せた。
「名はなんという?」
そうして名前を聞いてくる。そういえば名のりもしないで失礼だった。
「カミル、です。カミル・マッドレー。貿易商の息子です。まだまだ商いはひよっこですが、あなたが気に入るもので手に入れられるものならなんでもお礼を……」
魔族に自己紹介するなんて不思議な感覚だ。お礼の話をしようとしたが、彼はそんな話には興味がないのか会話を遮られた。
「そうか。カミル……いい名だ。私はセイジルという。さあ、呼んでみてくれ」
「セ、セイジル」
俺が彼の名を口にすると彼はまた魅了するように笑った。
「心配するな。カミルの足が治るまで私が面倒をみる。礼は私の相手でいい」
「相手?」
そこでにっこりとまた微笑んだセイジルは俺に乗り上げてきた。
まさか? と思った時にはまた唇を奪われていた。
「ん、んんっ」
いつの間にか口に入っていた硬いものがなくなっている。
セイジルの舌が俺の舌を逃すまいと追いかけてくる。こんなに気持のいいキスは初めてで、頭の中がぼーっとしてしまった。
「拒むな、カミル。水中で生きていくには私のうろこが必要だぞ」
体を離そうと手を動かすとそんなことを言われる。
そう言われると受け取るしかない。
そうか、この硬いものはセイジルにうろこだったのか。
しかし……キスは単にうろこを渡すだけの行為なのだろうか……。
青白くつるつるとした肌……。虹色に光って見える銀色の長い髪……。耳はえらのようにとがっている。
その瞳もまた虹色に輝き……顔も体も造形は恐ろしく整っていた。
それは男女問わず魅了されるほどの現実味がない美しさ……。
「え、ちょっ……!」
キスでぼうっとしていると、セイジルの手が服の合わせ目から入ってくる。
嘘だ……相手って、やっぱりそういう意味……?
まさか魔族から性的なものを要求されるなんて思ってもみなかった。
……セイジルは……男性だよな? 俺も男なんだけれど。
そのままセイジルの指が俺の乳首に触れた。
こんなこと……ありえるのか?
こんな美しい男がどうして俺に手を出すというのだ。
自慢じゃないが、どこにでもいるような茶色い目に茶色の瞳の平均的普通の男だぞ?
モテないことはないが、それは三枚目の俺に油断した女子を話術で丸め込んできたからだ。
こんな極上の男が手を出すような価値は俺にはない。
なのに……あまりに現実味のない光景だ。
「気持ちいいことだけ考えればいい……魔族も人族も……営みは同じだ」
再び、気持ちいいキスが始まる。
少し冷たい舌が俺の舌と擦れると、甘い疼きが体を巡った。
人魚の唾液には催淫効果があるのだろうか。
全てがふわふわしていて夢の中のようだ。
「カミルの可愛い乳首が私を誘っている」
俺の乳首が可愛いだなんて頭がおかしい。ただの戯れか。けれどもセイジルに言われると照れてしまう。
人魚は性別を気にしないで性的接触をするのだろうか。
色々と頭の中を巡らすものの、足も使えない俺に抗う術もなく、彼と触れ合うことに嫌悪感はなかった。
相手は人魚……ぶっちゃけ性器も見当たらない。
体をまさぐられて、どうされるのかも想像つかなかった。
人とは違う生き物……。
大胆になったセイジルは俺の下着の中から局部を取り出して口に含む。急所を咥えられて若干の恐怖に体を動かすことはできない。
冷えた舌が俺の竿に絡んでくる。
「くはっ……」
恐怖を上回る快感の波……。舐めあげられてカチコチになった俺の分身を、彼は丁寧に丁寧に官能に導く。
ぐりぐりと鈴口を責められ、カリを丹念に舐め上げられる。
国一番の娼婦ですらこんなに丁寧に奉仕する者はいないだろう。
人魚の感情はわからないが、しかし彼はうっとりと俺の分身を可愛がる。
「うっ……だ、だめだっ」
射精しそうになって彼の頭を離そうと試みても無駄に終わる。それどころか激しい口技で簡単に口内に射精してしまった。
こくり、と喉を鳴らしたセイジルに、精液が人魚の好物なのかと思ってしまった。
「覚えておくんだカミル。奉仕するのも、君が出したものを飲むのも、特別だ」
そんなことを言ってセイジルはまた俺の体を隅々まで舌でかわいがる。快楽にふにゃふにゃになった俺はうつぶせにされて尻の穴に指を差し入れられた。
「まっ……それはさすがに! はうううううんっ」
一本だった指は二本になり、三本になるころにはもうばらばらと中を探られる。
異物が中を圧迫する感覚に気持ち悪く思っていたのに、一点を指で押されると体が震えた。
「ここが……いいか?」
耳元で囁くとセイジルは指でそこを執拗にこすり上げる。
散々セイジルの口の中で出してしまった俺の肉棒はガチガチに硬くなっても、もう精液は空っぽだ。
「かはっ……!」
「我慢しなくていい」
セイジルは指を抜く気はないようで、それどころか強く刺激してくる。
じわりとした快感が、だんだんと焦れるような快感に変わっていく。
もっと、もっと強く刺激してほしい。
「はっ、はあっ、ああああああああっ!」
そして信じられないことに、俺は射精できずに、絶頂を迎えた。
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