システマティックな少女と一般サラリーマンな俺

伊駒辰葉

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二章

彼女の名は

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 急いでオフィスに戻って所長に叱られた後、日誌を書いて慌ただしくまたオフィスを駆け出す。そんな俺のことを、怒られてる癖に妙に嬉しそうにしやがって、なんて所長は誰かに言ってたらしいが、そんなこと俺の知ったことか。ああ、ちなみに言い訳するとだな。叱られてるのが嬉しいわけじゃねえよ。おれは所長の説教なんぞはなっから聞いちゃいねえってだけだ。

「んじゃ、おつかれ!」
「は、はい。お疲れ様でした」

 元気良く言った俺に驚いたように江崎が答える。だが江崎の声が聞こえた頃にはもう、俺はオフィスのドアのとこにたどり着いていた。オフィスを駆け出した俺の傍をいけ好かない連中が入れ違いに過ぎる。すれ違いざまに何か言われた気がしたが、んなもんいちいち構ってられっか。

 エレベーターに乗って開発部に向かう。たどり着いた開発部一課のドアを、俺はそれまでの勢いを殺して静かに開けた。こっそりと中を伺う。幸い、仕事をしてる連中は俺に気付いた様子はない。一応、別の部署だしな。騒ぐのも悪いだろ。だから俺はここに来る時はいつも大人しくしてるんだ。

「本当にいつも時間通りだな」

 呆れたように言いながら勝亦が立ち上がる。周辺の奴らが口々にお疲れ、と勝亦に言う。勝亦はちょっと出てきますと挨拶して白衣を着たまま俺のところに来た。

「たまには遅れたりしないのか」

 ため息混じりに言われて俺はふん、と笑ってみせた。

「自慢じゃないが俺の営業成績は最悪なんだ。残業するほどの仕事はねえよ」

 だからこそ残業しなきゃだめなんじゃないのか? という勝亦の厭味を聞き流しつつ、俺は考えを巡らせた。

 新商品として売り出されたI 3604 Twinsの評判は上々だ。今でもまだその商品を入荷してくれと言う客は多い。だが出だしの頃のような爆発的な勢いはもうない。ちなみに他社がうちの勢いに便乗してリリースした新商品は売上の方は今ひとつのようだ。そりゃあね。それだけうちのが革新的なシステマだったんだろ。

 いや、そんなことはどうでもいいんだ。売れてるのがI 3604 Twinsだろうが他社新商品だろうが、そんなことは俺の知ったことじゃねえ。

「毎日毎日……。部長がこの間笑ってたぞ。やけに熱心だなって」

 まあ、だからカードを預けて貰えたんだが。勝亦がしかめっ面でそう解説する。うるせえよ。何でもいいからさっさと行こうぜ。そんな俺の言い分に勝亦はため息をついてやれやれと肩を落とす。

 二人してエレベーターに乗り込んで四十二階へ。いつものように勝亦がケースを動かしてる間に俺は急いで小部屋を出た。部屋の前にある細い廊下の手すりに乗り出してケースが動くのをじっと見守る。近頃では大量にあるケースのどの辺りに目当てのものがあるか、勝亦の操作の仕方から見当がつくようになっちまった。一面の青い液体の上を滑るようにしてケースが移動する。お、あれだあれ。俺が目星をつけた右奥のケースが思った通りに徐々に近付いてくる。手すりつきの廊下からせり出した台に俺は進み出た。

 目の前に停止したケースを覗きこむ。中のシステマを見止めて俺は思わず口許を緩めた。昨日と同じ格好で少女が横たわっている。青い液体の中で手足を丸め、眠るように目を閉じたシステマの様にしばし見とれてから俺は振り返った。硝子窓から覗く勝亦に頷く。するとほどなくケースの蓋が開いた。

 口から鼻からどろどろと液体吐くのは見目的にどうなのかって? ああ、そんなもんちょっとの間だから余所向いてりゃいいし、第一もう慣れちまったよ。そもそも人間だって赤ん坊の頃は涎だの鼻水だの垂らして泣き喚くだろ。それと同じだと思えばいいんだよ、要するに。

 身を起こしてぼんやりしてるシステマの腕を取る。手早くケースから取り出したところで次のケースがタイミングよく台の前に滑り込んでくる。続けて少年のなりをしたシステマの片割れを取り出す。シャワールームに二人を突っ込んでから服をロッカーから引っ張り出す。ああ、このロッカーな。いつもどこぞから服を持ってくるのは面倒だしってんで、空いてたのを借りて置かせてもらってるんだ。

 バスタオルから服一式揃えたところで俺はシャワールームのドアを開けた。脱衣所の籠に二人分の服とタオルを入れて部屋に戻ったところで何故か勝亦と目が合う。

「何だよ」
「よく飽きないな」

 そりゃあ、てめえらみたいに毎日毎日システマ弄ってりゃ飽きもするだろうさ。でも俺はこれが初めてだからな。そんな風に説明して、俺は勝亦にさっさと行けよ、と手を振った。何で追い出すのかって? 決まってんだろ。勝亦の奴はまだ仕事が残ってるんだよ。んだから、俺が遊んでる間は開発部に戻って仕事の続きをするって訳だ。

 ちなみに今はこのフロアは無人だ。開発部の奴らも見学の奴らもいない。試作品でもあがってくればまた別だろうが、今は俺がいても邪魔にならないってことだ。

「能戸。判ってると思うが」
「あー、はいはい。ログはとってるって言いたいんだろ? 別に妙なことなんて考えてねえよ。それに俺に何が出来るってんだ」

 自慢じゃないが機械おんちだぞ、俺は。そんな風に笑って俺は勝亦を送り出した。渋々の態で勝亦が部屋を出て行く。手を振ってそれを見送ってから、俺はいそいそとテーブルと三脚の椅子を用意した。続いて鞄から引っ張り出したものをテーブルに乗せる。よし。これで準備完了。タイミングよくシャワールームから出てきた二人をそれぞれの椅子に腰掛けさせる。

「ほら。続きが見たいって言ってたろ?」

 そう言いながら俺は鞄から携帯端末を取り上げた。すっげえ旧式のやつ。いやいや、見かけはぼろいかも知れんが、今ではもう流通してないデータが中に入ってるけっこうな貴重品なんだぞ。入ってるのは俺が随分と前に読んでた本のデータだ。黒いボディのそれを差し出すと、男性型のシステマが会釈をして受け取る。おお、ちゃんと学習したみたいだな。きっちりとありがとうございます、なんてな言葉も出てくるじゃねえか。感心感心。

 ちなみに呼ぶのに面倒なんで俺はこいつらに仮の名前をつけた。正式名称はI 3604 Twins RC1 TypeAとかなんだぞ。呼びにくいったらねえだろ。だから男性型の方が時雨しぐれ、女性型の方が睦月むつき。季節外れかも知れないが、他にいい名前を思いつけなかったんだよ。で、ずっと前に読んだ本のこと思い出して、その登場人物の名前を借りたって訳だ。……あー? オリジナリティがない? ほっとけ。

 時雨は受け取った端末を早速操作してる。液晶画面に文書が表示されるタイプの読み取り専用の端末だ。一時期とても流行ったらしいが、今はもうこのタイプの端末は殆ど見かけない。今はずっと軽くて薄くなってるんじゃねえかな。

 通常、システマは外部からソフトをインストールする際、ネットシステムを使用する。ディスク等を使うよりその方が断然速いからだ。が、どうも時雨の奴は視覚で情報を取り込むことが好きらしい。感情スイッチも入れっぱなしだからな。まあ、好みがあるならそれに従ってればいいんじゃねえの? 時雨はちょっと俯いてテキストデータを読み始めた。

「で、だ。睦月はこっちな」
「はい」

 初めてこいつらの声を聞いた時はすげえ妙な気分になったっけな。時雨も睦月も人みたいな声を出すもんだからさ。いや、俺だって別のシステマと話くらいはしたことあるけどな。んでも、こいつらみたいに人っぽくなかったんだよ。独特の……そうだな。イントネーションを極力殺した感じって言えばいいか。でもこいつらの場合、聞いてても喋り方に少しも違和感ねえのな。

「これは、何ですか」

 じっとテーブルの上を見つめて睦月が問う。やっぱりいつ聞いても睦月の声って綺麗だなあ。時雨も相当なもんだと思うが男だからかな。時雨の声は睦月よりちょっと低いんだよ。

「チェスだよ。知らない?」

 俺はそう言いながらテーブルに乗せてあった玩具みたいなチェス盤を開いた。中に納まってた小さな箱を取り出してから盤をテーブルに置きなおす。二つの箱には白と黒の駒が分かれて入ってる。

「いえ。それは判ります」

 生真面目な顔で睦月が頷く。俺はそれを見て思わず吹き出した。声を殺して笑う俺を見ていた睦月が首を傾げる。

「ゲームしたりしてたから、俺の頭の程度は判るだろ? それに合わせて相手してくれりゃいい」

 俺だってまさかシステマにチェス勝負で勝てるなんて思っちゃいない。単に遊びだ、遊び。俺のレベルに合わせて相手してくれるだけでいい。俺はそう睦月に説明した。すると睦月が少し考えるように黙してから判りました、と頷く。

 インターフェイスを外してこいつらと話を直にするようになって数日。ゲームにも飽きていた俺は、直接こいつらと話をする方が断然面白いことに気付いた。勝亦は最初はいい顔はしなかったけどな。今じゃもう、文句は言わなくなった。

 俺が白、睦月が黒の駒を並べて勝負は始まった。まあ、勝負っつっても実際は睦月が俺に合わせてるんだけどな。しっかし絶妙な手加減だなあ。指してるうちに俺もちょっと本気になったりして。

 こいつらの学習能力は驚くほど高い。最初は喋るって言っても大した会話なんぞ出来なかったもんだ。はいとかいいえとかの返事以外はしなかったな。んでも、喋ってるうちに段々と覚えて……うお。ちょい待った!

「ま、待ったなし?」

 チェス盤を食い入るように見てから俺は睦月に訊ねた。すると睦月が静かに頷く。うう、容赦のない奴。俺は仕方なく負けを宣言して盤の上の駒を回収した。駒を新たに並べながら俺はもう一回と睦月を促した。睦月も頷いて白い駒を盤上に乗せ始める。

 細い白い指が一つずつ駒を乗せていく様にいつの間にか俺は見とれてしまっていた。ぶかぶかのシャツの胸元に覗く素肌も白い。男物のシャツってのが間違いなんだろうな。ずれてくるんだろう。時々、睦月がバスタオルごとシャツの肩辺りをつかんで引っ張り上げる。何でバスタオルかって? そりゃ、睦月の髪が腰まであるもんでな。まだ濡れてるんだよ。

 睫毛長いよなあ。そんなことを呑気に考えていた俺は、ふと睦月と目が合ったところで我に返った。

「能戸さん?」
「あ、ああ。ごめん」

 睦月に声をかけられて、俺は我ながらみっともないくらい焦っちまった。慌てて笑顔を作って手の中に握ってた駒を並べていく。そうしつつ俺はちらっと時雨の様子を伺った。よし、本に夢中で気付いてないな。

 ……って、こいつらは二台で一台なんだってば。睦月が気付いてりゃ、当然時雨だって気付いてるに決まってる。自分の考えをそう心の底で否定してから目を上げる。うあ。睦月の奴、じっとこっち見てやんの。何か俺、変だったかな。

 頭をかいて黙り込んだ俺を睦月はしばらく静かに見つめていた。その視線に耐えられなくなった俺はわざとらしいくらいに不自然に目を逸らしちまった。……なにやってるんだ、俺は。後悔するやら恥ずかしいやら、居たたまれない気分でいた俺に睦月がふと手を伸ばす。何事かと焦った俺の手の中から睦月は一つずつ黒いチェスの駒を取り上げた。俺の代わりに盤の上に駒を並べ始める。

 ああ、他愛ないと思うよ、自分でも。人間にしたら十五歳くらいってところだもんな。睦月の見た目って。下手すりゃ犯罪ですかってな年頃だ。そんなことは百も承知だし、第一、こいつらはシステマだぞ。ばかげた話だってことは十分に判ってるつもりだ。

 俺は自然と盤上に駒を乗せた両手を差し出した。テーブルに身を乗り出しかけていた睦月が椅子に腰掛け直し、俺の手から一つずつ駒を取り上げる。

 うあ、駄目だ。

「あ、ごめん。ちょっとトイレ行ってくる」

 そう言って俺は手の中に残ってた駒を盤の上に落とした。乾いた音を立てて落ちた駒を睦月が一つずつ拾い上げていく。それを尻目に俺は平然を装って部屋の端にあるトイレのドアを開いた。開発部の奴らがこもることがあるからなのか、部屋はシャワールームやトイレ、空調完備だ。いや、それはいいんだ、それは。

 なにやってんだ、俺。広々とした洗面台にもたれかかって俺は低く呻いた。壁に張り付けられた鏡に映った俺の顔は……ああ、もう、やっぱりかよ。真っ赤じゃねえか。情けねえ、と呟いてはみるがそう簡単に顔色は戻ってくれない。仕方なく俺は顔を洗うことにした。冷たい水で洗えば少しは落ち着くだろう。そんなことを考えつつ、シャツの袖をまくって顔を洗ったところで俺は気付いた。しまった。タオルがねえ。ハンカチはジャケットの中だ。

 仕方なく俺は顔を出来るだけ手で拭ってからトイレを出た。椅子にかけておいたジャケットからハンカチを出して濡れた顔を拭く。多分、これで顔色も落ち着いただろ。

 チェス盤の上には白と黒の駒が綺麗に並べられていた。椅子に腰掛けて目を上げると睦月と視線が合う。だが今度は俺は取り乱さずに済んだ。要は営業だと思えばいいんだよ。俺がにっこり笑顔で悪いな、と言うと睦月は無言で小さく頷いた。ほら、大丈夫だ。

 その日もいつものように時間ぎりぎりまで遊んでから俺は二人をケースに戻した。早くしろ、と勝亦に急かされて部屋に戻る。んな、マイク越しに言われなくても戻りますよ。けっ。

 そういえば明日は休みだっけな。俺は二人の着ていた服を紙袋に放り込み始めた。短い時間しか着ないっつっても、さすがに洗濯くらいはした方がいいだろう。シャツにジーンズ、下着が一揃い、と。

「……能戸。お前さ」
「あー?」

 脱衣所で屈んで服を紙袋に詰めてた俺は、勝亦の声に振り返った。だがこの角度からは勝亦は見えない。まあいっか、と気楽に考えて俺は何だよと勝亦を促した。

「システマを使うのはもう止めた方がいいんじゃないか?」

 それを聞いて俺は顔をしかめた。こいつもいつもいつも凝りもせず同じことを……。

 近頃、勝亦は俺が遊び終わると必ずそんなことを言う。いつもはもう少し遠回し言い方だけどな。俺は手早く服とバスタオルを紙袋に詰め込んだ。

 フロアの中央を向いた窓に寄りかかって勝亦は腕組みをしている。開きっぱなしになったドアから出た俺は勝亦を睨みつけた。が、勝亦はやけに真面目な顔をしている。茶化しているようでもない。

「お前もしつこいな。何でだよ」

 好きなように使えと言ったのは勝亦だ。なのに何故、今さらそんなことを言われるのか判らない。からかい半分と思ってこれまで流してきたが、真面目な顔をしてるところを見ると、今日の勝亦にはからかうつもりはないようだ。

「遊んでいいって言ったのはお前だろ? 別に仕事の邪魔はしてないし」

 そういえばあの時、似たようなことを中條先輩も言ってたな。開発部には行かない方がいいって言われたんだったかな。でもあの時も中條先輩は勘違いだって言ってたし、多分大したことじゃないんだと俺は思っていた。それにそれっきり、何も言われたことはない。所長の小言は増えた気がするがそれだけだ。そんなの珍しいことじゃないし、第一、それでなくたって俺の営業成績はどんじりだ。遊んでいようがいまいが変わらんだろ。

 仕方ないな、と勝亦がため息をつく。何が仕方ないんだよと言い返した俺を無視して勝亦は続けた。

「これだけは忘れるなよ。あれはシステマだ」
「なに言ってるんだ、今さら」

 そんなことは判りきってるじゃねえか。テーブルに置き去りにされていた旧式の端末とチェス盤を片付ける。駒をケースに戻して折り畳んだ盤に挟んで納めたところで俺は少しの間、テーブルをじっと見下ろした。

 さっきまでここに居た二人のことを思い出す。人のように笑ったり怒ったりといった表情には乏しいが、それでも彼らに感情がない訳ではない。仕事によっては感情のスイッチを外部から意図的に切ることは出来るが、今の彼らはそれをしていないのだ。

 システマは機械ではない。あくまでも生身で出来ている。しかも彼らは他のシステマなど比べ物にならないほど、外見は人に酷似している。もしもあの二人が自分と同じ環境にいたらどうだろう。ケースの中ではない、外界に出て生活すれば人と同じ感情が生まれるのではないか。二人といる時間を重ねるごとに俺のそんな思いは強くなる。

 彼らは本当はもっと人らしく生きられるのではないか。

「能戸? 大丈夫か? 具合でも悪いのか?」

 声をかけられて俺は慌てて顔を上げた。勝亦が妙に心配そうにこっちを見ている。ちょっと考え事をしてただけだと断って、俺は手にしていたチェス盤を袋に詰め込んだ。

 多分、俺は間違ってるんだろう。そんなことも時々考える。だって相手はシステマだぞ? ただの道具だろ、道具。だがそう考える度に本当にそうなのかという疑問もわいてくる。間違っているのは俺なのか? それとも人間にしか見えないあの二人なのか? だから俺はこんなに煮え切らない思いをしているのか?

 あれから俺は真っ直ぐに家に戻った。さんざっぱら自問自答しつつ洗濯機に服とバスタオルを放り込む。会社を出る時に勝亦が飲みに行くか、といつものように誘ってくれたがそれも断った。今は飲む気にはどうしてもなれない。例え相手が江崎や中條先輩だったとしてもきっと同じように断っただろう。

 道具か。俺は洗濯機の前に立ったまま呟いた。洗濯機の透明な窓の向こうで衣類が回っている。この洗濯機だってただの道具だ。ということは、あいつらも同じってことか?

 そんなはずないだろう。睦月も時雨も生身で、感情もあって、それに人と当り前に話したりも出来る。見た目だって人と同じで違うところなんてありはしない。

 だから俺のこの感情は間違っていない。頭の中でいつもと同じ答えを出してから俺は洗濯機の前から離れた。静音設計ばんざい。夜中に洗濯しても煩がられないのはありがたいよな。
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