パペットプリンセス

伊駒辰葉

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一章

倉庫でひとり

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 灰色の壁に日の光が当たっている。焦点の合わない目で斎姫はぼんやりと倉庫の壁を眺めていた。ゆらりと手が動いてスカートを持ち上げる。斎姫の下着には愛液がしっとりと染み込んでいた。

 今日も斎姫は授業中に欲情してしまった。隣の優一郎を気にするだけで、身体に疼きが生まれる。初めて優一郎の名を呼んで達してしまった日以来、斎姫は強く優一郎を意識するようになってしまった。

 斎姫は恐る恐るブラウスに包まれた胸に手を伸ばした。震える指でブラウスのボタンを開け、ブラジャーの中に指先を入れる。斎姫は涙に潤んだ目で、自分の胸元を見下ろした。

「やっぱり、吉良くんに反応してる……クリトリスだけじゃなく、乳首まで」

 優一郎のことを意識すると余計に身体が疼くのだ。斎姫は優一郎と会話をした時のことを思い出して、そっと乳首を指で撫でた。すると痺れるような快感が背中を這い登った。斎姫は小さく声を漏らし、優一郎のことを思いながら乳首をこねまわした。

「わたし……。吉良くんのことが、好きなんだわ」

 涙を浮かべて斎姫はそう呟いた。スカートをつかんでいた手を動かし、下着に触れる。下着の底は愛液でぐっしょりと濡れていた。指先に湿りを感じながら、斎姫は小さく指を動かした。

「恋愛感情が性欲に直結してるのね……。いやになるくらい、身体は素直……んっ!」

 優一郎のことを考えながらクリトリスを撫でると、軽い絶頂が訪れた。斎姫は大きく息をつき、目を細めた。陰唇の間から滲んだ愛液が、下着の脇から漏れてくる。

「吉良くんに、こんなことしてるの知られたら……」

 だが斎姫がそう名前を呟くと、身体の疼きはさらに激しくなった。もっと刺激が欲しくてたまらない。斎姫は涙を浮かべて荒い息をついた。優一郎のことを考えながら斎姫は濡れた下着を指でこねた。片手は乳首を弄っている。

「駄目……でも、止まらない! ああんっ!」

 心の中で優一郎を呼び、斎姫は激しい快楽に身を任せた。

 脳裏に思い描いた優一郎が斎姫の乳首を弄る。優一郎が激しくクリトリスを弄る。それを想像しながら斎姫は声を上げて果てた。だがまだ満たされない。

 斎姫は目を固く瞑り、下着の脇に指を滑り込ませた。優一郎がしているのだ、と想像しながら陰唇の中に指先を入れる。斎姫はびくりと身体を震わせ、膣の奥に指を突っ込んだ。何度も膣を突く。指を出し入れしながら斎姫は快感の涙を流した。

「吉良くん! あうんっ……うふっ! 吉良くん!!」

 優一郎の名を呼びながら、斎姫は指で膣を攻めた。優一郎に突き入れられていることを想像しながら、激しい快楽を味わう。膣の中をかき回しながら、斎姫はあられもなく悶えた。

「んふっ! なんで? こんなに……感じちゃうの? なんでっ! ああん!! 吉良くん!!」

 斎姫は足を大きく開いて激しく膣を突いた。溢れてきた愛液が斎姫の指の動きに卑猥な音を立てる。

「あふっ、あっうふぅんっ! いく! いっちゃう!! 吉良くん! 好き! 好きなの!!」

 激しい快楽が訪れる。斎姫は切ない声で鳴きながら一気に達した。
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