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April
王道転入生はアンチマリモでした②
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マリモは意気揚々と、示された里中くんの横の席に腰掛けた。
そしてそのまま、里中くんに話しかける。
「お前颯って言うのか!? オレのことは朔って呼んでくれよ! よろしくなっ!」
「うん、よろしくね。朔くん」
「朔って呼び捨てでいいぞ!」
「わかったよ。朔」
里中くんは、爽やかな笑顔でマリモに微笑みかける。
それに答えるマリモは、薄い本で見ていた通り、必ず語尾にビックリマークが付いている。視覚的に見えなくてもわかる。絶対についてる。
さすがアンチ王道転入生。やっぱりうるさい。
本の通りだ。すげぇなBL本。
俺が感心していると、背中越しだというのに、蓮の機嫌が急降下していくのが分かった。
それに比例して、教室内までピリピリしてくる。みんな、蓮の機嫌が損なわれていることがわかるみたいだ。蓮さんもすげぇな。
しかし、肝心のマリモには分からないらしい。
それどころかなんと、蓮に大きな声で語りかけ始めた。
なんて命知らず。単に鈍いだけか?
「おい! お前は名前なんて言うんだ!?」
「……」
「おい! 聞いてるのか!?」
「……」
「返事しろよ! 聞こえてないのか!?」
「……」
繰り広げられるやり取りを尻目に、窓の外を眺め続ける俺。
前の席からはすごい冷気……いや、これはもはや殺気だ。禍々しい何かがどんどん溢れ出して来る。
あぁもうやめてくれマリモ。蓮に話しかけても無駄だって。諦めなさい。クラスのためにも。
そういえばいつの間にか東先生がいない。
先生、少しはこいつのこと注意して欲しかったよ……。
って、校則的に悪いことは特にしてないのか。しかも学園理事長の甥っ子だもんな。注意もしづらいか。
その後も懲りずに話しかけていたマリモ。その声に微動だにせず、ただ殺気だけを増幅させていく蓮。ハラハラしているクラスメートの雰囲気にも気が付かないマリモをさすがに里中くんが止めに入った。
「朔。そろそろ1限が始まるよ。彼はそっとしておいて、席に──」
「颯! こいつは耳が聞こえないのか!?」
突然マリモにそんなことを聞かれた里中くん。
少し驚いたように瞳を瞬かせたが、すぐにいつもの笑顔を取り戻す。
「ううん。そんなことはないよ。ただ彼は朝が弱いから、少し疲れているのかもしれないね。起こさないであげてね」
「あ、そうなのか! それは悪かった! また元気な時に名前教えてくれよな!」
里中くんナイス!
俺は心中で親指を立てる。今のフォローはさすが里中くんだ。
なんて、そもそもキミがここにマリモを呼びさえしなけりゃよかったんだけどな。まぁ、それでこそ王道的な展開なんだけども。
あぁ複雑だ。
王道ルートを辿っているのは嬉しいが、近付かれるのは嫌だ。この席大好きだったのに、早く席替えしたい。
とはいえ、これでとりあえず今は、蓮はマリモから解放された。よかったよかった。
でもまだ気を抜くわけにはいかない。俺が目を付けられたら元も子もないのだから。
マリモは先に前の生徒に目をつけたようだ。自分の前の席のチワワちゃんを質問攻めにしている。
初めに里中くんを味方につけたのはかなり大きい。なんて言ったって、ランキングのトップ10には入っていないものの、20位以内には入ってるって噂だし、何より自身の親衛隊を持ってる。我が2-Aが誇る人気者だ。
そんな里中くんのサポートによって、だんだんと友達の輪が広がっていく。まったく素晴らしい行動力だ。
1限が始まるまでに、自分の前の席の3人と里中くんを挟んで向こう側の子を攻略(名前をゲット)したらしいマリモ。
これはまずい。次は後ろの可能性がある。
身の危険を感じた俺は、ついに決断を下した。
マリモが里中くんと仲良くお話ししているのを確認して、机に突っ伏している広い背中をツンツンする。
頭も上げ切らずに気怠げに、しかし殺気を秘めたまま寄越された視線。蓮さんたら、そんなに怒っちゃダメだってば。
そう心の中でツッコミながら、俺は何も話さず廊下を指差す。意味が分かったらしい蓮が立ち上がるより先に、俺は静かに廊下に向かった。
複数人のクラスメート達がこちらに視線を向けてくる。
幸い、マリモには気付かれることはなかったようだ。
とはいえ隣の席の蓮は、さすがに気付かれないはずもなく。
「あ、起きたのか!?」
「……」
「おい! どこ行くんだよ!? 今から授業だろ!?」
「……」
食い下がるマリモに視線すら向けない蓮さん。さすがです。
蓮についてこようとするマリモを里中くんがやんわり止める。
なんだか里中くんがいればある程度大丈夫な気がしてきたぞ。
ってかさ、もういいじゃん。爽やか×王道転入生で決めちゃおうぜ。
ほら、これで何もかもハッピーエンドになる。やったね!
あぁでも、この後の食堂イベが難関か。
里中くんが初っ端から副会長と取り合いするような非王道は……。いや、それはそれで楽しそうかもしれない。
考え込んでいると、頭を平手打ちされた。ぺしっという、何かの漫画の効果音でありそうな、可愛い音が鳴る。いつの間にか、隣に蓮が来たようだ。
俺は一番近くにいたクラスメートの肩を軽く叩く。
驚いたように振り返ったクラスメートの平凡くんは、相手が俺だと気付くと目を丸くして金魚のように口をパクパクさせてみせた。
何それ平凡受けの要素ありそうだねキミ。
というのは置いておいて。
俺は外用の笑顔を彼に向ける。俺のキャラではないが、お願い事をするときはこれのほうが楽なのだ。
「俺と蓮、ちょっと体調悪いから保健室行ってくる。先生に伝えておいてもらえる?」
「あ、はい! わかりました! お任せ下さい《女神様》っ!」
「さんきゅ」
声をかけたクラスメート以外にも、俺たちを見ている視線があったので、とりあえず手を振っておく。
おぉ、嬉しそうに振り返してくれてる。いつものことだが、これに関しては少し優越感。
ちなみに蓮さんはというと、まったく見向きもせずにダラダラと横を歩いています。
ってか、みんな止める気はないのね。それはありがたい。
俺たちはクラスメートに見送られながら、悠々と教室を後にした。
荷物置いてきたけど、まぁいっか。
横の人物がさっきまでの不機嫌から一転して、またもや愉しそうにこっちを見ていたので、思い切り足を踏みつけてやった。
「……い"っ!?」
少し横に飛び退く蓮。
大したダメージにはならなかっただろうが、俺の気分がちょっとスッキリしたから良しとする。
「おい、痛ぇんだけど。じゃじゃ馬な《女神様》だな」
「もう1回踏んでやろうか……?」
「おーおー、天下の《女神様》にそんな顔は似合わねぇよ?」
「ふざけんなよ蓮」
「へいへい」
くっそ。蓮お前マジで性格悪すぎ。
そしてそのまま、里中くんに話しかける。
「お前颯って言うのか!? オレのことは朔って呼んでくれよ! よろしくなっ!」
「うん、よろしくね。朔くん」
「朔って呼び捨てでいいぞ!」
「わかったよ。朔」
里中くんは、爽やかな笑顔でマリモに微笑みかける。
それに答えるマリモは、薄い本で見ていた通り、必ず語尾にビックリマークが付いている。視覚的に見えなくてもわかる。絶対についてる。
さすがアンチ王道転入生。やっぱりうるさい。
本の通りだ。すげぇなBL本。
俺が感心していると、背中越しだというのに、蓮の機嫌が急降下していくのが分かった。
それに比例して、教室内までピリピリしてくる。みんな、蓮の機嫌が損なわれていることがわかるみたいだ。蓮さんもすげぇな。
しかし、肝心のマリモには分からないらしい。
それどころかなんと、蓮に大きな声で語りかけ始めた。
なんて命知らず。単に鈍いだけか?
「おい! お前は名前なんて言うんだ!?」
「……」
「おい! 聞いてるのか!?」
「……」
「返事しろよ! 聞こえてないのか!?」
「……」
繰り広げられるやり取りを尻目に、窓の外を眺め続ける俺。
前の席からはすごい冷気……いや、これはもはや殺気だ。禍々しい何かがどんどん溢れ出して来る。
あぁもうやめてくれマリモ。蓮に話しかけても無駄だって。諦めなさい。クラスのためにも。
そういえばいつの間にか東先生がいない。
先生、少しはこいつのこと注意して欲しかったよ……。
って、校則的に悪いことは特にしてないのか。しかも学園理事長の甥っ子だもんな。注意もしづらいか。
その後も懲りずに話しかけていたマリモ。その声に微動だにせず、ただ殺気だけを増幅させていく蓮。ハラハラしているクラスメートの雰囲気にも気が付かないマリモをさすがに里中くんが止めに入った。
「朔。そろそろ1限が始まるよ。彼はそっとしておいて、席に──」
「颯! こいつは耳が聞こえないのか!?」
突然マリモにそんなことを聞かれた里中くん。
少し驚いたように瞳を瞬かせたが、すぐにいつもの笑顔を取り戻す。
「ううん。そんなことはないよ。ただ彼は朝が弱いから、少し疲れているのかもしれないね。起こさないであげてね」
「あ、そうなのか! それは悪かった! また元気な時に名前教えてくれよな!」
里中くんナイス!
俺は心中で親指を立てる。今のフォローはさすが里中くんだ。
なんて、そもそもキミがここにマリモを呼びさえしなけりゃよかったんだけどな。まぁ、それでこそ王道的な展開なんだけども。
あぁ複雑だ。
王道ルートを辿っているのは嬉しいが、近付かれるのは嫌だ。この席大好きだったのに、早く席替えしたい。
とはいえ、これでとりあえず今は、蓮はマリモから解放された。よかったよかった。
でもまだ気を抜くわけにはいかない。俺が目を付けられたら元も子もないのだから。
マリモは先に前の生徒に目をつけたようだ。自分の前の席のチワワちゃんを質問攻めにしている。
初めに里中くんを味方につけたのはかなり大きい。なんて言ったって、ランキングのトップ10には入っていないものの、20位以内には入ってるって噂だし、何より自身の親衛隊を持ってる。我が2-Aが誇る人気者だ。
そんな里中くんのサポートによって、だんだんと友達の輪が広がっていく。まったく素晴らしい行動力だ。
1限が始まるまでに、自分の前の席の3人と里中くんを挟んで向こう側の子を攻略(名前をゲット)したらしいマリモ。
これはまずい。次は後ろの可能性がある。
身の危険を感じた俺は、ついに決断を下した。
マリモが里中くんと仲良くお話ししているのを確認して、机に突っ伏している広い背中をツンツンする。
頭も上げ切らずに気怠げに、しかし殺気を秘めたまま寄越された視線。蓮さんたら、そんなに怒っちゃダメだってば。
そう心の中でツッコミながら、俺は何も話さず廊下を指差す。意味が分かったらしい蓮が立ち上がるより先に、俺は静かに廊下に向かった。
複数人のクラスメート達がこちらに視線を向けてくる。
幸い、マリモには気付かれることはなかったようだ。
とはいえ隣の席の蓮は、さすがに気付かれないはずもなく。
「あ、起きたのか!?」
「……」
「おい! どこ行くんだよ!? 今から授業だろ!?」
「……」
食い下がるマリモに視線すら向けない蓮さん。さすがです。
蓮についてこようとするマリモを里中くんがやんわり止める。
なんだか里中くんがいればある程度大丈夫な気がしてきたぞ。
ってかさ、もういいじゃん。爽やか×王道転入生で決めちゃおうぜ。
ほら、これで何もかもハッピーエンドになる。やったね!
あぁでも、この後の食堂イベが難関か。
里中くんが初っ端から副会長と取り合いするような非王道は……。いや、それはそれで楽しそうかもしれない。
考え込んでいると、頭を平手打ちされた。ぺしっという、何かの漫画の効果音でありそうな、可愛い音が鳴る。いつの間にか、隣に蓮が来たようだ。
俺は一番近くにいたクラスメートの肩を軽く叩く。
驚いたように振り返ったクラスメートの平凡くんは、相手が俺だと気付くと目を丸くして金魚のように口をパクパクさせてみせた。
何それ平凡受けの要素ありそうだねキミ。
というのは置いておいて。
俺は外用の笑顔を彼に向ける。俺のキャラではないが、お願い事をするときはこれのほうが楽なのだ。
「俺と蓮、ちょっと体調悪いから保健室行ってくる。先生に伝えておいてもらえる?」
「あ、はい! わかりました! お任せ下さい《女神様》っ!」
「さんきゅ」
声をかけたクラスメート以外にも、俺たちを見ている視線があったので、とりあえず手を振っておく。
おぉ、嬉しそうに振り返してくれてる。いつものことだが、これに関しては少し優越感。
ちなみに蓮さんはというと、まったく見向きもせずにダラダラと横を歩いています。
ってか、みんな止める気はないのね。それはありがたい。
俺たちはクラスメートに見送られながら、悠々と教室を後にした。
荷物置いてきたけど、まぁいっか。
横の人物がさっきまでの不機嫌から一転して、またもや愉しそうにこっちを見ていたので、思い切り足を踏みつけてやった。
「……い"っ!?」
少し横に飛び退く蓮。
大したダメージにはならなかっただろうが、俺の気分がちょっとスッキリしたから良しとする。
「おい、痛ぇんだけど。じゃじゃ馬な《女神様》だな」
「もう1回踏んでやろうか……?」
「おーおー、天下の《女神様》にそんな顔は似合わねぇよ?」
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「へいへい」
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