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April
さようなら、俺の静かな学園ライフ①
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────
──
「ふわぁ……」
大欠伸をして眠い目を擦りながら、寮からの通学路を歩く。
先日、先輩方がめでたくカップルとなったあの桜並木の通学路。
綺麗な桃色の花弁を散らしながら吹き抜ける風は、相変わらず心地いい。
そんな穏やかな朝なのだが、登校する生徒たちが纏う空気は少し忙しない感じがする。
昨日の騒動を引き摺ってるのがありありと分かって、俺は小さくため息をついた。
「あ、ちゃんと来た。おはよう、藤咲くん」
いつもより少ない視線を浴びながら教室にたどり着くと、廊下側の自席で本を読んでいた里緒が顔を上げた。
いつもの通り、邪気のない子犬みたいな笑顔を見せる里緒の机に手を置き、俺は目を細めて見下ろす。
「里緒さんねぇ。俺だって、来なくていいなら来たくなかったんですよ」
「ふふ。約束だもんね」
「約束ってか脅しだよ。あんな脅され方したら来るしかない」
「またそんな言い方して。雅楽代先輩が聞いたら泣いちゃうよ」
「絶対言うなよ」
「頼まれたって言わないよ。絡まれるの嫌だもん」
「それはそれで酷い言いよう」
雅楽代雪之丞先輩。
彼のことをこんなふうに言うのは、俺とそのごく少数の周りの人間くらいのものだろう。
なんてったって先輩は、抱かれたいランキングに3年連続トップ10入りしているイケメン。
黒いさらさらの髪で、所作は艶やか。
プライベートでは着流しを好む、名前の通りの和風なかっこいい人なのだ。
俺が関わりさえしなければ、だが。
自慢じゃないが、俺の事になるとあの人は人が変わる。
かなり面倒なので、関わらなくていい時には極力関わりたくない。なので、仕方なく登校した。
マリモと先輩を天秤にかけたら、先輩の方に傾いたということだ。
それはそれで今更ながら驚きだが。
「そんなに避けてるけど、どうせ明日会うんでしょ? たった1日早まるだけじゃない」
「バーカ。その1日が大きいんだよ。しかも、今日会う羽目になったとしたら、2日連続だぞ? あー、ありえない。俺の精神が持たないって」
そう。里緒の言う通り、明日はとある用事があるため、先輩と顔を突き合わせて話さなければならない。
たった1日。
それくらいいいじゃないかと思うが、その1日が大切なんです。分かってくれ。
「心の底から愛してる、大好きな大好きな藤咲くんにそこまで言われるなんて、雅楽代先輩可哀想……」
少し震えた声で、眉を下げて悲しげにそんなことを言う里緒。
黒い瞳には、だんだんと涙が溢れ始める。
え、泣くの?
なんで里緒が泣くの!?
一瞬怯んだ俺だったが、昨日の一件を思い出して大きくため息をついた。
「おい里緒。そんなこと思ってもないんだろ……」
すると、里緒は一転してにっとイタズラっぽい笑顔になった。
今にも零れそうだった雫を袖口で拭う。
「酷いなあ。少しは思ってるよ。まぁ、先輩がそんなことでダメージを受けるような人でないことも知ってるけどね」
「涙まで溜めるとかマジかよ」
「驚いた? こういうの、僕得意なんだよね」
「怖すぎるわ」
「ま、雅楽代先輩をイジめるのもほどほどにね。フォローするの、下についてる僕達なんだから」
まさかこんなに腹の中が読めないやつだったとは。
これまでも一筋縄じゃいかないような気は少しはしてたけど、ここまでとは思わなかった。
まぁ、これはこれで冗談を言い合うのも楽しいからいいけど。
それよりも!
その俳優並みの演技力をぜひどこかのイケメンくんに披露してくれませんかね?
誘い受けって良いと思いますよ里緒さん!!
身近なところでクラスメートだよな。
蓮はさすがに難しいし、里中くんはマリモとイイ感じだし……。
あ、風紀委員会内とかもいいかもしれない。
桜花ちゃんもいいかもしれないけど、里緒が相手はちょっと違う気がする。あ、もちろん左側は桜花ちゃんですよ。
となれば、あの1年生で抱かれたいランクに入ってた──。
「……ちょっと藤咲くん? 口元緩んでるけど、一体何を考えてるの?」
里緒誘い受けの妄想に耽っていると、どうやら表情が緩んでいたらしい。
怪訝な顔で俺を見上げる里緒に、慌てて否定する。
「え!? あ、いや何でも!」
「すごい否定するじゃん。怪しい~」
「いやいや、何でもないって! んじゃ!」
確かに否定するのはおかしかった。俺としたことが。
とはいえ、俺が腐男子だとは知らない里緒。説明は難しい。
まぁ、里緒にくらいバラしてもいいけど。タイミングは今じゃないよな。
そう考えて、逃げるように里緒の元を離れた俺は、奥の自席へと向かう。
そのほんの少しの間に、そばにいた生徒たちから次々に声をかけられる。
「お、おはよう《女神様》……!」
「おはよー」
「今日もいい天気ですね!」
「そうだねー」
「今日もとても麗しくてステキです……!」
「ありがとー」
麗しいって、男に使う言葉とは思えないぞ。
なんて、心の中で突っ込みながらも、顔は笑顔をキープする。
セリフが棒読みなのはご愛嬌。
なんかフィルターかかってるみたいでみんな気付かないし、大丈夫。これぞウィン・ウィンの関係だよな。
それにしても、敬語はやめて欲しいよな。仮にもクラスメートで同い年なんだから。
席に着くと、俺のプライベートの時間を邪魔しないように配慮して、みんな遠巻きに見つめてくるので、いつものように机に頬杖をついてスマホをいじる。
あー。そういえば、蓮を呼ぶの忘れた。
学校に来ても、蓮がいなけりゃ物足りない。
里緒みたいに普通に話してくれるクラスメートもいるにはいるが、彼らは彼らで友人がいるわけで。
元ルームメイトということもあるからか、一番話が合うのは蓮だったりする。
よし。
モーニングコールしてやろう。
そう思い立ち、電話をかける。
「…………でねぇ」
何度コールしても出ない。
着信音を切っているのかもしれない。っつーか、蓮ならデフォルトで切ってそう。
仕方ないので、“起きたらすぐに学校に来い”ってメッセージだけ送っておいた。
その後、適当にネットサーフィンをして時間を潰していた。
だんだんと教室にも、廊下にも、人が増え始める。
教室にいるのは基本的にはクラスメート。
だが、廊下にいるのは、学年クラス様々な生徒たちだ。
彼らの目的は、特別扱いで手の届かない有名人であるSクラスの人よりも、会いに行けるアイドル程度のSクラス以外の人気者に会うこと。
ここにいるということはもちろん、2-Aの誰かに会いに来てるというからである。
実は、この2-Aは他の学年も含めたA~Dクラスと比べて人気者が多い。
俺や蓮、里中くんに生徒会補佐の篠原くん。あの里緒も小規模ながら親衛隊持ちだし、昨日マリモと一緒にいた柊くんも人気がある。
ちらりと廊下の方を見ると、男子校とは思えない黄色い歓声が上がった。
毎朝見る顔触れもだいたい決まってきたように感じる。
視線を戻した俺は、またため息を吐いた。
この点では、Sクラスでいた方が楽だったなぁなんて思う。
危害を加えられるわけではないからいいけどさ。
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「ふわぁ……」
大欠伸をして眠い目を擦りながら、寮からの通学路を歩く。
先日、先輩方がめでたくカップルとなったあの桜並木の通学路。
綺麗な桃色の花弁を散らしながら吹き抜ける風は、相変わらず心地いい。
そんな穏やかな朝なのだが、登校する生徒たちが纏う空気は少し忙しない感じがする。
昨日の騒動を引き摺ってるのがありありと分かって、俺は小さくため息をついた。
「あ、ちゃんと来た。おはよう、藤咲くん」
いつもより少ない視線を浴びながら教室にたどり着くと、廊下側の自席で本を読んでいた里緒が顔を上げた。
いつもの通り、邪気のない子犬みたいな笑顔を見せる里緒の机に手を置き、俺は目を細めて見下ろす。
「里緒さんねぇ。俺だって、来なくていいなら来たくなかったんですよ」
「ふふ。約束だもんね」
「約束ってか脅しだよ。あんな脅され方したら来るしかない」
「またそんな言い方して。雅楽代先輩が聞いたら泣いちゃうよ」
「絶対言うなよ」
「頼まれたって言わないよ。絡まれるの嫌だもん」
「それはそれで酷い言いよう」
雅楽代雪之丞先輩。
彼のことをこんなふうに言うのは、俺とそのごく少数の周りの人間くらいのものだろう。
なんてったって先輩は、抱かれたいランキングに3年連続トップ10入りしているイケメン。
黒いさらさらの髪で、所作は艶やか。
プライベートでは着流しを好む、名前の通りの和風なかっこいい人なのだ。
俺が関わりさえしなければ、だが。
自慢じゃないが、俺の事になるとあの人は人が変わる。
かなり面倒なので、関わらなくていい時には極力関わりたくない。なので、仕方なく登校した。
マリモと先輩を天秤にかけたら、先輩の方に傾いたということだ。
それはそれで今更ながら驚きだが。
「そんなに避けてるけど、どうせ明日会うんでしょ? たった1日早まるだけじゃない」
「バーカ。その1日が大きいんだよ。しかも、今日会う羽目になったとしたら、2日連続だぞ? あー、ありえない。俺の精神が持たないって」
そう。里緒の言う通り、明日はとある用事があるため、先輩と顔を突き合わせて話さなければならない。
たった1日。
それくらいいいじゃないかと思うが、その1日が大切なんです。分かってくれ。
「心の底から愛してる、大好きな大好きな藤咲くんにそこまで言われるなんて、雅楽代先輩可哀想……」
少し震えた声で、眉を下げて悲しげにそんなことを言う里緒。
黒い瞳には、だんだんと涙が溢れ始める。
え、泣くの?
なんで里緒が泣くの!?
一瞬怯んだ俺だったが、昨日の一件を思い出して大きくため息をついた。
「おい里緒。そんなこと思ってもないんだろ……」
すると、里緒は一転してにっとイタズラっぽい笑顔になった。
今にも零れそうだった雫を袖口で拭う。
「酷いなあ。少しは思ってるよ。まぁ、先輩がそんなことでダメージを受けるような人でないことも知ってるけどね」
「涙まで溜めるとかマジかよ」
「驚いた? こういうの、僕得意なんだよね」
「怖すぎるわ」
「ま、雅楽代先輩をイジめるのもほどほどにね。フォローするの、下についてる僕達なんだから」
まさかこんなに腹の中が読めないやつだったとは。
これまでも一筋縄じゃいかないような気は少しはしてたけど、ここまでとは思わなかった。
まぁ、これはこれで冗談を言い合うのも楽しいからいいけど。
それよりも!
その俳優並みの演技力をぜひどこかのイケメンくんに披露してくれませんかね?
誘い受けって良いと思いますよ里緒さん!!
身近なところでクラスメートだよな。
蓮はさすがに難しいし、里中くんはマリモとイイ感じだし……。
あ、風紀委員会内とかもいいかもしれない。
桜花ちゃんもいいかもしれないけど、里緒が相手はちょっと違う気がする。あ、もちろん左側は桜花ちゃんですよ。
となれば、あの1年生で抱かれたいランクに入ってた──。
「……ちょっと藤咲くん? 口元緩んでるけど、一体何を考えてるの?」
里緒誘い受けの妄想に耽っていると、どうやら表情が緩んでいたらしい。
怪訝な顔で俺を見上げる里緒に、慌てて否定する。
「え!? あ、いや何でも!」
「すごい否定するじゃん。怪しい~」
「いやいや、何でもないって! んじゃ!」
確かに否定するのはおかしかった。俺としたことが。
とはいえ、俺が腐男子だとは知らない里緒。説明は難しい。
まぁ、里緒にくらいバラしてもいいけど。タイミングは今じゃないよな。
そう考えて、逃げるように里緒の元を離れた俺は、奥の自席へと向かう。
そのほんの少しの間に、そばにいた生徒たちから次々に声をかけられる。
「お、おはよう《女神様》……!」
「おはよー」
「今日もいい天気ですね!」
「そうだねー」
「今日もとても麗しくてステキです……!」
「ありがとー」
麗しいって、男に使う言葉とは思えないぞ。
なんて、心の中で突っ込みながらも、顔は笑顔をキープする。
セリフが棒読みなのはご愛嬌。
なんかフィルターかかってるみたいでみんな気付かないし、大丈夫。これぞウィン・ウィンの関係だよな。
それにしても、敬語はやめて欲しいよな。仮にもクラスメートで同い年なんだから。
席に着くと、俺のプライベートの時間を邪魔しないように配慮して、みんな遠巻きに見つめてくるので、いつものように机に頬杖をついてスマホをいじる。
あー。そういえば、蓮を呼ぶの忘れた。
学校に来ても、蓮がいなけりゃ物足りない。
里緒みたいに普通に話してくれるクラスメートもいるにはいるが、彼らは彼らで友人がいるわけで。
元ルームメイトということもあるからか、一番話が合うのは蓮だったりする。
よし。
モーニングコールしてやろう。
そう思い立ち、電話をかける。
「…………でねぇ」
何度コールしても出ない。
着信音を切っているのかもしれない。っつーか、蓮ならデフォルトで切ってそう。
仕方ないので、“起きたらすぐに学校に来い”ってメッセージだけ送っておいた。
その後、適当にネットサーフィンをして時間を潰していた。
だんだんと教室にも、廊下にも、人が増え始める。
教室にいるのは基本的にはクラスメート。
だが、廊下にいるのは、学年クラス様々な生徒たちだ。
彼らの目的は、特別扱いで手の届かない有名人であるSクラスの人よりも、会いに行けるアイドル程度のSクラス以外の人気者に会うこと。
ここにいるということはもちろん、2-Aの誰かに会いに来てるというからである。
実は、この2-Aは他の学年も含めたA~Dクラスと比べて人気者が多い。
俺や蓮、里中くんに生徒会補佐の篠原くん。あの里緒も小規模ながら親衛隊持ちだし、昨日マリモと一緒にいた柊くんも人気がある。
ちらりと廊下の方を見ると、男子校とは思えない黄色い歓声が上がった。
毎朝見る顔触れもだいたい決まってきたように感じる。
視線を戻した俺は、またため息を吐いた。
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