53 / 94
April
狼くんの帰還
しおりを挟む
────
──
そんなこんなで、あっという間に新歓前日になった。
この数日、特に何事もなく過ぎ去っている。
マリモが相変わらず煩いものの、なにか大きなことをしでかすことも無く、教室に留まることが増えていた。生徒会なんかは、新歓前で忙しいから構っていられないんだろう。マリモが大人しいからか、かなり学園内も落ち着きを取り戻している。
だがしかし、同じクラスである2-Aメンバーは、どう足掻いてもマリモとの接触が増えるわけで。
「蒼葉! この後一緒に遊ぼうぜ!!」
「遊ばない」
「遠慮すんなって!! オレの部屋来いよ!!」
「行かない」
「何でだよーっ!? 別に予定もないだろ!?」
「人を暇人みたいに言うな」
何て失礼なやつだ。
俺にはな、ゲームしたり、本読んだり、執筆したり、写真撮ったりと、予定が山積みなんだよ!
それでもマリモは蓮の席に反対向きに座って、俺の目の前で駄々を捏ねてくる。
「最近みんな忙しいって相手してくれないんだって! なあ蒼葉!! あーそーぼー!!」
「遊ばないって」
「何でだよー! あ、蒼葉がやりたいことあるなら付き合うから!!」
「やだね」
「そんなこと言うなよ!! 遊ぼー!! 遊んでくれなきゃ帰さないからな!!」
「子どもか!」
「男子高校生はまだまだ子どもだ!!」
そんな、いかにも馬鹿なやり取りを見て、周りのクラスメートたちがまたコソコソと話し出す。
「あぁ、《女神様》のあの素っ気ない感じ、すごくいいよね!!」
「わかる! あの小学生みたいなマリモに付き合って差し上げているところが本当にお優しい……!」
「もうやりとりが可愛い」
「俺さ、最近マリモのこと、ちょっと可愛く感じるんだよな」
「マジ? 眼科行った方がいいんじゃね?」
「それは酷すぎるだろ!?」
「あー、相手がマリモじゃなけりゃなぁ……」
「絵になるのになぁ」
そういえば、いつの間にか転入生である朔のことを"マリモ"と呼ぶのが定着したらしい。誰が流行らせたんだろうな。もしかして、俺が呟いたりしたのを聞いていたんだろうか。声に出さないように気をつけていたのにもしそうだとするなら、無意識って恐ろしい。
しばらくそんな不毛なやりとりを続けていると、里中くん改め颯くんが現れた。明日の新歓に向けて部活は休みだと言うので、これ幸いとマリモ頭の子どもを押し付けて、俺は寮へと帰ることにした。
天照学園の寮は、どこかの高級ホテルのような出で立ちをしている。山の頂きに聳え立つ高層建造物。どうやって建てたんだろう。本気で謎だ。
全部で10階建てのこの建物。1階1階の天井が異様に高いので、一般的な10階建ての建物より高いと思う。多分。
1階は全校生徒の交流の場であるロビーがあり、2階は教職員の部屋。その上の3階~7階がA~Dクラス、8・9階はSクラスの生徒が2人1部屋で割り振られている。かく言う俺も、つい先月までは504号室を蓮と使っていた。しかし、発表された今年度のランキングで3位以内に入ってしまったため、最上階である10階にある6部屋のうちの1部屋を贅沢にも1人で使うことになってしまった。ランキングが実権を握るこの学園らしいっちゃあらしいけど、ここまで来るといっそ清々しい気すらしてくる。
この部屋割りに沿って、TSPで入れる階が決められている。例えば、俺のいる10階には住んでいる6人しか入れない。逆に俺たち6人はこの寮内どの階にでも入れる。つまり、部屋にさえいれば、マリモに突撃される心配はないわけだ。他の住人たちが連れてこなければ、だけど。
日付が変わった頃。明日に備えて早く寝ようとベッドに入った。しばらく横になっているといい感じに眠気が襲ってきて気持ちよくうとうとと微睡んでいると、それをぶち壊すように突然スマホが震えた。
「んんぅ……。だれ……?」
目を開くのも億劫だったがいつまで経っても切れる様子のない着信に、仕方なくスマホを手に取った。ディスプレイを確認すると、1週間ぶりの名前が表示されていた。
「……もしもし」
『下』
「へ……?」
『1階まで降りてきてくれ』
「おい、ちょ──」
一方的に通話を切られた。その有無を言わさない勝手な要求にかなり苛立ったが、アイツは言い出したら聞かない。このまま無視しても、また電話がかかってくるだけ。後の面倒ごとは避けたいので、俺は仕方なく眠たい身体に鞭打って部屋を出た。
「遅せぇ」
「……こんな時間に人を呼び付けて、第一声がそれかよ」
「眠そうな声だったもんな」
エレベーターを降りると、蓮はロビーに置かれたソファーに寝転んでいた。
眠気MAXで不機嫌な俺に対し、蓮は楽しげに話しかけてくる。すぐにでもベッドに戻りたい俺は、先を促した。
「で? 何の用?」
「ま、とにかくお前の部屋に行こうぜ」
「……それが用件か」
何となく、予想はしていた。
そもそも蓮は、朔とルームメイトになったのが嫌で学園を飛び出したわけで。帰ってきたところで、朔との関係が改善するだなんて微塵も思っていない。
下手すりゃ、俺のところに来るとか言い出すかもしれないと思っていたが、まさか本当にそうなるとは。
立ち歩いていることもあって、徐々に眼も覚めてきた。回り出した頭でよくよく考えてみたら、予想はしていたものの、蓮を10階に連れて行くのは結構危険なんじゃないだろうか?
「別に来てもいいけど、変な噂立つかもしれないぞ? "《女神様》と蓮様がついに同棲"みたいな」
自分で言っててちょっとぞわっとした。俺はノーマル。ノンケなんだよ。蓮は良き友人であって、そういう対象としては見れないんだよ。
「アレと関わるよりマシ」
「嘘だろ」
「お前、腐男子のくせに自分の関わるやつに耐性無さすぎんだよ。この学園にいれば、嫌でも慣れる」
そういうもんなのか。確かに、嫌でも耳には入るし、下手すりゃ視界にも入るけど、それでも受け入れられないものってありますでしょ?
「ったく、仕方ねぇな。お前は言い出したら引かねぇからな……」
蓮が頑固なことは、この1年一緒にいて身をもって知っている。
諦めてエレベーターのボタンを押すと、蓮はニヤリと意地悪そうに笑った。
「さっすが、学園の《女神様》。噂に違わず慈しみに溢れておいでで」
「殴るぞ」
「暴力沙汰なんて起こしたら、お前の言うチワワたちが泣くぜ」
「マジうぜぇ」
蓮を連れて自室に入る。俺の前を歩く蓮を見て、つい数週間前のことなのにルームメイトしてたことがなんだか懐かしく感じた。
今の自分の部屋は広くて住み心地はいいけれど、ちょっと寂しいし、時々怖いんだよな。『ただいま』って言ったら『おかえり』って返ってくるのが当たり前の家で育ったからかもしれない。
「はー。流石に、豪華な部屋だな」
「無駄にな。そういや、明日は頑張って泥棒捕まえろよ、警察さん」
「あ? 新歓なんか、テキトーにやるつもりだが」
「んなこと言ってたら、遊園地に変なペアで挑むことになるぞ」
「何だよそれ?」
俺は新歓用ケイドロのルールを掻い摘んで話した。なかなか面倒くさいルールなのに、俺の説明がいいのか、蓮の察しがいいのか、1回で理解できたらしい。
聞き終わった瞬間、蓮は荒々しく舌打ちする。
「ふざけんなよ! 誰だよ俺の分のくじ引きやがったやつ」
「俺ですが何か?」
「蒼葉テメェ、自分のと入れ替えやがったんじゃねぇだろうな……?」
「そんなことできねぇよ」
「マジかよ。本気でやらなきゃいけねぇとかマジめんどくせぇ……」
「ふぁいとー」
軽く言ってやるとものすごい顔で睨まれた。お前な、それ人でも殺しそうな顔だぞ。高校生がする顔じゃねぇぞ。
部屋に戻ってきたことで、眠気も戻ってきた。大きな欠伸を漏らしながら、寝室へ体を向ける。
「ふあぁ……。ねっむ、もう寝る。そっちの部屋はほぼ使ってないから好きに使えよ。離れてるし、電気消してくれてもいいから」
「そういや、暗い部屋は苦手なんだったか」
「正確には暗くて狭い密室な。ま、ドア開いてて豆電点いてりゃそんな気にはなんねぇけど。じゃ、おやすみ」
「おう、おやすみ」
寝室へ戻ると、勢いよくベッドへダイブした。目は覚めたと思っていたのに横になったことで一気に睡魔が襲ってきて、そのまま何も考えることなく夢の世界へと旅立ったのだった。
──
そんなこんなで、あっという間に新歓前日になった。
この数日、特に何事もなく過ぎ去っている。
マリモが相変わらず煩いものの、なにか大きなことをしでかすことも無く、教室に留まることが増えていた。生徒会なんかは、新歓前で忙しいから構っていられないんだろう。マリモが大人しいからか、かなり学園内も落ち着きを取り戻している。
だがしかし、同じクラスである2-Aメンバーは、どう足掻いてもマリモとの接触が増えるわけで。
「蒼葉! この後一緒に遊ぼうぜ!!」
「遊ばない」
「遠慮すんなって!! オレの部屋来いよ!!」
「行かない」
「何でだよーっ!? 別に予定もないだろ!?」
「人を暇人みたいに言うな」
何て失礼なやつだ。
俺にはな、ゲームしたり、本読んだり、執筆したり、写真撮ったりと、予定が山積みなんだよ!
それでもマリモは蓮の席に反対向きに座って、俺の目の前で駄々を捏ねてくる。
「最近みんな忙しいって相手してくれないんだって! なあ蒼葉!! あーそーぼー!!」
「遊ばないって」
「何でだよー! あ、蒼葉がやりたいことあるなら付き合うから!!」
「やだね」
「そんなこと言うなよ!! 遊ぼー!! 遊んでくれなきゃ帰さないからな!!」
「子どもか!」
「男子高校生はまだまだ子どもだ!!」
そんな、いかにも馬鹿なやり取りを見て、周りのクラスメートたちがまたコソコソと話し出す。
「あぁ、《女神様》のあの素っ気ない感じ、すごくいいよね!!」
「わかる! あの小学生みたいなマリモに付き合って差し上げているところが本当にお優しい……!」
「もうやりとりが可愛い」
「俺さ、最近マリモのこと、ちょっと可愛く感じるんだよな」
「マジ? 眼科行った方がいいんじゃね?」
「それは酷すぎるだろ!?」
「あー、相手がマリモじゃなけりゃなぁ……」
「絵になるのになぁ」
そういえば、いつの間にか転入生である朔のことを"マリモ"と呼ぶのが定着したらしい。誰が流行らせたんだろうな。もしかして、俺が呟いたりしたのを聞いていたんだろうか。声に出さないように気をつけていたのにもしそうだとするなら、無意識って恐ろしい。
しばらくそんな不毛なやりとりを続けていると、里中くん改め颯くんが現れた。明日の新歓に向けて部活は休みだと言うので、これ幸いとマリモ頭の子どもを押し付けて、俺は寮へと帰ることにした。
天照学園の寮は、どこかの高級ホテルのような出で立ちをしている。山の頂きに聳え立つ高層建造物。どうやって建てたんだろう。本気で謎だ。
全部で10階建てのこの建物。1階1階の天井が異様に高いので、一般的な10階建ての建物より高いと思う。多分。
1階は全校生徒の交流の場であるロビーがあり、2階は教職員の部屋。その上の3階~7階がA~Dクラス、8・9階はSクラスの生徒が2人1部屋で割り振られている。かく言う俺も、つい先月までは504号室を蓮と使っていた。しかし、発表された今年度のランキングで3位以内に入ってしまったため、最上階である10階にある6部屋のうちの1部屋を贅沢にも1人で使うことになってしまった。ランキングが実権を握るこの学園らしいっちゃあらしいけど、ここまで来るといっそ清々しい気すらしてくる。
この部屋割りに沿って、TSPで入れる階が決められている。例えば、俺のいる10階には住んでいる6人しか入れない。逆に俺たち6人はこの寮内どの階にでも入れる。つまり、部屋にさえいれば、マリモに突撃される心配はないわけだ。他の住人たちが連れてこなければ、だけど。
日付が変わった頃。明日に備えて早く寝ようとベッドに入った。しばらく横になっているといい感じに眠気が襲ってきて気持ちよくうとうとと微睡んでいると、それをぶち壊すように突然スマホが震えた。
「んんぅ……。だれ……?」
目を開くのも億劫だったがいつまで経っても切れる様子のない着信に、仕方なくスマホを手に取った。ディスプレイを確認すると、1週間ぶりの名前が表示されていた。
「……もしもし」
『下』
「へ……?」
『1階まで降りてきてくれ』
「おい、ちょ──」
一方的に通話を切られた。その有無を言わさない勝手な要求にかなり苛立ったが、アイツは言い出したら聞かない。このまま無視しても、また電話がかかってくるだけ。後の面倒ごとは避けたいので、俺は仕方なく眠たい身体に鞭打って部屋を出た。
「遅せぇ」
「……こんな時間に人を呼び付けて、第一声がそれかよ」
「眠そうな声だったもんな」
エレベーターを降りると、蓮はロビーに置かれたソファーに寝転んでいた。
眠気MAXで不機嫌な俺に対し、蓮は楽しげに話しかけてくる。すぐにでもベッドに戻りたい俺は、先を促した。
「で? 何の用?」
「ま、とにかくお前の部屋に行こうぜ」
「……それが用件か」
何となく、予想はしていた。
そもそも蓮は、朔とルームメイトになったのが嫌で学園を飛び出したわけで。帰ってきたところで、朔との関係が改善するだなんて微塵も思っていない。
下手すりゃ、俺のところに来るとか言い出すかもしれないと思っていたが、まさか本当にそうなるとは。
立ち歩いていることもあって、徐々に眼も覚めてきた。回り出した頭でよくよく考えてみたら、予想はしていたものの、蓮を10階に連れて行くのは結構危険なんじゃないだろうか?
「別に来てもいいけど、変な噂立つかもしれないぞ? "《女神様》と蓮様がついに同棲"みたいな」
自分で言っててちょっとぞわっとした。俺はノーマル。ノンケなんだよ。蓮は良き友人であって、そういう対象としては見れないんだよ。
「アレと関わるよりマシ」
「嘘だろ」
「お前、腐男子のくせに自分の関わるやつに耐性無さすぎんだよ。この学園にいれば、嫌でも慣れる」
そういうもんなのか。確かに、嫌でも耳には入るし、下手すりゃ視界にも入るけど、それでも受け入れられないものってありますでしょ?
「ったく、仕方ねぇな。お前は言い出したら引かねぇからな……」
蓮が頑固なことは、この1年一緒にいて身をもって知っている。
諦めてエレベーターのボタンを押すと、蓮はニヤリと意地悪そうに笑った。
「さっすが、学園の《女神様》。噂に違わず慈しみに溢れておいでで」
「殴るぞ」
「暴力沙汰なんて起こしたら、お前の言うチワワたちが泣くぜ」
「マジうぜぇ」
蓮を連れて自室に入る。俺の前を歩く蓮を見て、つい数週間前のことなのにルームメイトしてたことがなんだか懐かしく感じた。
今の自分の部屋は広くて住み心地はいいけれど、ちょっと寂しいし、時々怖いんだよな。『ただいま』って言ったら『おかえり』って返ってくるのが当たり前の家で育ったからかもしれない。
「はー。流石に、豪華な部屋だな」
「無駄にな。そういや、明日は頑張って泥棒捕まえろよ、警察さん」
「あ? 新歓なんか、テキトーにやるつもりだが」
「んなこと言ってたら、遊園地に変なペアで挑むことになるぞ」
「何だよそれ?」
俺は新歓用ケイドロのルールを掻い摘んで話した。なかなか面倒くさいルールなのに、俺の説明がいいのか、蓮の察しがいいのか、1回で理解できたらしい。
聞き終わった瞬間、蓮は荒々しく舌打ちする。
「ふざけんなよ! 誰だよ俺の分のくじ引きやがったやつ」
「俺ですが何か?」
「蒼葉テメェ、自分のと入れ替えやがったんじゃねぇだろうな……?」
「そんなことできねぇよ」
「マジかよ。本気でやらなきゃいけねぇとかマジめんどくせぇ……」
「ふぁいとー」
軽く言ってやるとものすごい顔で睨まれた。お前な、それ人でも殺しそうな顔だぞ。高校生がする顔じゃねぇぞ。
部屋に戻ってきたことで、眠気も戻ってきた。大きな欠伸を漏らしながら、寝室へ体を向ける。
「ふあぁ……。ねっむ、もう寝る。そっちの部屋はほぼ使ってないから好きに使えよ。離れてるし、電気消してくれてもいいから」
「そういや、暗い部屋は苦手なんだったか」
「正確には暗くて狭い密室な。ま、ドア開いてて豆電点いてりゃそんな気にはなんねぇけど。じゃ、おやすみ」
「おう、おやすみ」
寝室へ戻ると、勢いよくベッドへダイブした。目は覚めたと思っていたのに横になったことで一気に睡魔が襲ってきて、そのまま何も考えることなく夢の世界へと旅立ったのだった。
58
あなたにおすすめの小説
どうしてそうなるんだよ!!!
藤沢茉莉
BL
俺様な会長、腹黒な副会長、無口な書記、双子の庶務……不本意ながら生徒会役員に選ばれてしまった見た目不良なお人好し主人公が、個性的なメンバーに囲まれながら頑張る話。
多忙のため少々お休み中。
誤字脱字ほか、気になる箇所があれば随時修正していきます。
【完結】ハーレムラブコメの主人公が最後に選んだのは友人キャラのオレだった。
或波夏
BL
ハーレムラブコメが大好きな男子高校生、有真 瑛。
自分は、主人公の背中を押す友人キャラになって、特等席で恋模様を見たい!
そんな瑛には、様々なラブコメテンプレ展開に巻き込まれている酒神 昴という友人がいる。
瑛は昴に《友人》として、自分を取り巻く恋愛事情について相談を持ちかけられる。
圧倒的主人公感を持つ昴からの提案に、『友人キャラになれるチャンス』を見出した瑛は、二つ返事で承諾するが、昴には別の思惑があって……
̶ラ̶ブ̶コ̶メ̶の̶主̶人̶公̶×̶友̶人̶キ̶ャ̶ラ̶
【一途な不器用オタク×ラブコメ大好き陽キャ】が織り成す勘違いすれ違いラブ
番外編、牛歩更新です🙇♀️
※物語の特性上、女性キャラクターが数人出てきますが、主CPに挟まることはありません。
少しですが百合要素があります。
☆第1回 青春BLカップ30位、応援ありがとうございました!
第13回BL大賞にエントリーさせていただいています!もし良ければ投票していただけると大変嬉しいです!
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
百合豚、男子校に入る。
揺
BL
百合をこよなく愛する男子高校生・眞辺恵。
母の歪んだ価値観により共学への進学を断たれ、彼が入学させられたのは――
男同士の恋愛が“文化”として成立している、全寮制男子校《私立瑞嶺学園》だった。
この学園では、生徒会長は「抱かれたいランキング」で選ばれ、美貌こそが正義とされる世界。
それでも眞辺は決意する。
生徒会長になり、この学校を“共学”に変え、間近で百合を拝むことを。
立ちはだかるのは、顔面至上主義の学園制度、性に奔放すぎるイケメンな幼馴染、そして彼らに憧れ恋をする生徒たち。
さらに何故か、学園の人気者たちに次々と目をつけられてしまい――。
百合を拝むため男子校を変えようとする異端者が、歪んだ王道学園を改革する物語。
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語
笑わない風紀委員長
馬酔木ビシア
BL
風紀委員長の龍神は、容姿端麗で才色兼備だが周囲からは『笑わない風紀委員長』と呼ばれているほど表情の変化が少ない。
が、それは風紀委員として真面目に職務に当たらねばという強い使命感のもと表情含め笑うことが少ないだけであった。
そんなある日、時期外れの転校生がやってきて次々に人気者を手玉に取った事で学園内を混乱に陥れる。 仕事が多くなった龍神が学園内を奔走する内に 彼の表情に接する者が増え始め──
※作者は知識なし・文才なしの一般人ですのでご了承ください。何言っちゃってんのこいつ状態になる可能性大。
※この作品は私が単純にクールでちょっと可愛い男子が書きたかっただけの自己満作品ですので読む際はその点をご了承ください。
※文や誤字脱字へのご指摘はウエルカムです!アンチコメントと荒らしだけはやめて頂きたく……。
※オチ未定。いつかアンケートで決めようかな、なんて思っております。見切り発車ですすみません……。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる