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April
ハードモードを通り越して、もはや無理ゲーです
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長かったこのケイドロゲームも、いよいよラストに差し掛かっていた。
これまでそんなに警察に遭遇することもなく、思ったよりも楽にいけている。まぁその分、謎に濡場に遭遇したりはしたけども。
でも、初めに陽希に言われたほどハードモードではなかったな~。今の俺には梶木さんこと、保くんという用心棒もいるし~。
なんて、気を緩めたのが間違いだった。
1-Sの教室を出て本校舎へと向かった俺たちは今、それはそれはたくさんの警察たちに追われていた。
「やっばいやばいどうしよう!? どこへ逃げたらいいと思う保くん!?」
「……」
「保くうぅぅうん!!! 返事してえええ!!!」
「うす」
「そうじゃなくて!!! なんかもっと具体的なやつ!!!」
「……」
全速力で走りながら保くんに助けを乞うが、当人は前を向いたまま振り返ってくれない。
なんなのこの不思議な人!? 会話ができないんですけど! マリモとはまた違った意思疎通の出来なさ! あ。そう言えば、マリモに会ってないな。いや別に会いたいわけじゃないけど全く。俺を捕まえるとか声高々に宣言してた割には会わなかったなって思っただけだから。会いたいわけじゃないから。決してフラグ立てたわけじゃないから! ……って俺は一体誰に言い訳してんだ?
器用に脳内だけ現実逃避しつつ、階段を駆け降り外へと飛び出す。西の方角から、春の柔らかい日差しが俺たちに降り注いだ。
正直な話、足はどちらかと言うと早い方だと自負していた。そんな俺がずっと全速力で走っているのに、追っ手を振り切ることが出来ず、ただただ体力だけが奪われていく。
足と同じく体力にもそれなりに自信があったけど、マジでもうそろそろ辛い。追っ手側もチワワくんたちは脱落しガチムチばかり。ただ、走っているうちに色んな警察たちを巻き込みまくったからか、見た目の数はむしろ増えたんじゃないかと思う。なんてこった。
兎にも角にも、今この人に見捨てられたら完全に終わりだと、前を走る保くんを必死に追いかける。
だって考えてみ? この人と別れたところで、多分おそらくほぼ全ての追っ手が俺の方に来るわけですよ。それってもう完全に、ハードモード通り越して無理ゲーじゃない?
気がつくと、ほとんど足を踏み入れたことのない未知の世界である体育会系部活の部室棟へと迷い込んでしまっていた。男の汗の匂いがむんむんとする体育会系の部室棟をバタバタと駆けていく。
どうしよう。造りが全くわかんねぇし、このままだと行き止まりとかにぶち当たってしまうかもしれない。それはやばい。流石にその捕まり方はなんか嫌だ!
「……こっちっす」
「わぷっ……!?」
突如腕を引かれ、何かに視界を覆われた。え、なにがどうなっていますか!?
意味がわからず硬直していると、すぐ脇を夥しい量の足音が通り過ぎていく。その余りの多さに塞がらない口を、何とか手で押さえた。
「どこいった!?」
「こっちだ!!」
「嘘! こっちでしょ!!?」
「《女神様》!! どこですかああ!!」
「俺に捕まって下さああああい!!!!!」
そんな、歓声だか悲鳴だかわからない声がだんだん遠退いていって。
しばらくすると、お互いの呼吸の音も聞こえるくらいに静まり返った。
そこでやっと、身に起きている状況を理解する。
俺、保くんにホールドされてる……?
とくん。とくん。
と、規則正しい鼓動が聞こえてくる。俺のじゃない。保くんのやつ。あんなに走ったのに規則正しいだなんてどんな心臓なんだ? とかも思うけど。
顔を動かして、少し上にある保くんを見上げると、その鋭い視線は音の消え去った方を睨むように見ていた。
「……行ったっすね」
「あ、うん」
太くて力強い腕に絶妙な力加減で抱き締められながら、真剣な顔をまっすぐに見上げる。
下心が皆無なのがわかるからか、嫌な感じは全くしない。むしろ何だろう。守られている安心感が強いかも。この腕の中にいたら絶対大丈夫って思う。例えるならそうだな。お父さんとかお兄ちゃんの腕の中、みたいな。
正直、身を隠すために引っ張り込まれたこの場所は、密室ではないものの暗くて狭い。だから、本来なら震えてたり冷や汗でもかいてておかしくないはずなんだけど。保くんの規則正しい心臓の音も相まって、心地よい安心感に包まれていた。
指摘もせずにしばらくそのまま大人しくしていると、警戒していた保くんの腕から、ふっと力が抜けた。
黒い瞳が俺を捉え、謎にしばらく見つめあう。俺の方から逸らす理由もないしと、頭にはてなマークを浮かべつつ見上げていると、突然細い目が見開かれ、バッと効果音がつきそうなくらいに激しく離された。背後もすぐに壁なので、たいして離れることもできなかったけど。
「……っ!?」
多分表情の乏しい人なんだろう。
ずっとほとんど変わらなかった表情が、今は驚きと羞恥と困惑に染まっている。……何だか可愛いんですけどどうしましょうか奥様。
「……………………す、すいません……。深い意味は、何も……」
「わかってるよ、大丈夫。むしろなんか安心感あったくらいだし」
というかむしろ、あの隙間に身を潜めると口で言われただけだと、怖くて入れたかどうかもわからない。なんて裏話は、保くんは知る由もないけれど。
なぜだか少し項垂れた様子の保くん。ガシガシと頭を掻いて、また頭を下げる。
「……マジ、すんませんっした……」
「いやいやむしろ、護ってくれてありがとう。おかげで助かった~」
「まぁ、それが俺の任務なんで……」
ぼそぼそと小さな声で呟く声に、なぜだか表情が緩む。
ナギの命令に素直に従う保くん。その関係性がいいなって思った。お互いに信頼し合っているんだなと。
それから保くんは、落ち着くためか大きく一度息を吐くと、周囲を念入りに確認して、身を隠していた隙間からするりと出た。そして振り返りると、手を差し出してくる。まるでお姫様をエスコートするみたいに。本当に、流れるような所作だった。
んーと。天然なのか? もう染み込んじゃってるのかね? あまりにも自然すぎて、陽希なんかよりずっと紳士に見えるんですが。
まぁでも、差し出してくれた手を取らない理由は特にない。だから遠慮なくエスコートしてもらう。それにきっと、というか確実に、保くんに他意はないもんな。
「……行きましょう」
「で、これからどこに向かうんだ?」
「……あなたの向かうところへ」
他意は、ないんだよな……?
その飾り気のないまっすぐなセリフに目を丸くする俺をよそに、保くんはただ俺の言葉を待っている。
何と言いますか。まさか自分がこんなお姫様扱いされることになるだなんて。容姿からきゃあきゃあ持ち上げられることはあっても、こんな風に扱われることはこれまでもなかった。
主従関係。そんな言葉がぴったりと当てはまる。
こういうの、この学園に通うおぼっちゃまにとっちゃ普通なのかもしれないけどさぁ。
ごくごく普通の一般家庭で、そういう身分制度とは縁遠い生活をしてきた俺としては、かなり反応に困ってしまう。
「あー、っとそうだな……。とりあえず、ここから出たい。初めて来たから全く勝手がわかんないんだ」
「……了解っす」
短く静かにそう返事をすると、先導するように半歩前を歩き出す。
正直、執事な篠原くんと比べると、保くんの言葉遣いは少し荒っぽい。でもきっと、そんなぶっきらぼうな優しさが彼の良さ。つまり、ギャップ萌え。
あー、これがもし俺以外のチワワちゃんならば恋が芽生えたかもしれないよなぁ。だってそのくらいかっこよかった。絶妙な力加減で抱きしめてくれるところとか、お姫様を扱うように接してくれるところとか。そもそも“護ってくれる”ってこと自体がいいよな。まるでドラマか漫画の主人公になった気分。こういうの、ロマンチストな受けくんにハマりそうだな。
ということで、ぜひ今度誰か別の人でやってあげてね、保くん。そしてその時はぜひ俺を呼んでください!
安心感のあるその広い背中を見ながら、“言葉足らずな無口ヤンキーくんが見せる紳士的な仕草に惹かれる男の娘”の妄想を繰り広げていく。気づかれないように1人口角を上げていると、何かにぶつかった。
「ってぇ……。急にどうした、保くん?」
鼻を押さえて声をかける。ぶつかったのは保くんの背中。
声をかけたのに返事はない、というのは特におかしくないけれど、その背中から何か緊張した雰囲気を感じる。
警察でもいたのか? でもそれなら逃げないといけないのに、何で動かないんだ?
不思議に思いながら保くんの肩越しに向こう側を覗き込む。
そこにいたのは──。
「おや。こんなところで会うとは奇遇ですね《女神様》」
これまでそんなに警察に遭遇することもなく、思ったよりも楽にいけている。まぁその分、謎に濡場に遭遇したりはしたけども。
でも、初めに陽希に言われたほどハードモードではなかったな~。今の俺には梶木さんこと、保くんという用心棒もいるし~。
なんて、気を緩めたのが間違いだった。
1-Sの教室を出て本校舎へと向かった俺たちは今、それはそれはたくさんの警察たちに追われていた。
「やっばいやばいどうしよう!? どこへ逃げたらいいと思う保くん!?」
「……」
「保くうぅぅうん!!! 返事してえええ!!!」
「うす」
「そうじゃなくて!!! なんかもっと具体的なやつ!!!」
「……」
全速力で走りながら保くんに助けを乞うが、当人は前を向いたまま振り返ってくれない。
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器用に脳内だけ現実逃避しつつ、階段を駆け降り外へと飛び出す。西の方角から、春の柔らかい日差しが俺たちに降り注いだ。
正直な話、足はどちらかと言うと早い方だと自負していた。そんな俺がずっと全速力で走っているのに、追っ手を振り切ることが出来ず、ただただ体力だけが奪われていく。
足と同じく体力にもそれなりに自信があったけど、マジでもうそろそろ辛い。追っ手側もチワワくんたちは脱落しガチムチばかり。ただ、走っているうちに色んな警察たちを巻き込みまくったからか、見た目の数はむしろ増えたんじゃないかと思う。なんてこった。
兎にも角にも、今この人に見捨てられたら完全に終わりだと、前を走る保くんを必死に追いかける。
だって考えてみ? この人と別れたところで、多分おそらくほぼ全ての追っ手が俺の方に来るわけですよ。それってもう完全に、ハードモード通り越して無理ゲーじゃない?
気がつくと、ほとんど足を踏み入れたことのない未知の世界である体育会系部活の部室棟へと迷い込んでしまっていた。男の汗の匂いがむんむんとする体育会系の部室棟をバタバタと駆けていく。
どうしよう。造りが全くわかんねぇし、このままだと行き止まりとかにぶち当たってしまうかもしれない。それはやばい。流石にその捕まり方はなんか嫌だ!
「……こっちっす」
「わぷっ……!?」
突如腕を引かれ、何かに視界を覆われた。え、なにがどうなっていますか!?
意味がわからず硬直していると、すぐ脇を夥しい量の足音が通り過ぎていく。その余りの多さに塞がらない口を、何とか手で押さえた。
「どこいった!?」
「こっちだ!!」
「嘘! こっちでしょ!!?」
「《女神様》!! どこですかああ!!」
「俺に捕まって下さああああい!!!!!」
そんな、歓声だか悲鳴だかわからない声がだんだん遠退いていって。
しばらくすると、お互いの呼吸の音も聞こえるくらいに静まり返った。
そこでやっと、身に起きている状況を理解する。
俺、保くんにホールドされてる……?
とくん。とくん。
と、規則正しい鼓動が聞こえてくる。俺のじゃない。保くんのやつ。あんなに走ったのに規則正しいだなんてどんな心臓なんだ? とかも思うけど。
顔を動かして、少し上にある保くんを見上げると、その鋭い視線は音の消え去った方を睨むように見ていた。
「……行ったっすね」
「あ、うん」
太くて力強い腕に絶妙な力加減で抱き締められながら、真剣な顔をまっすぐに見上げる。
下心が皆無なのがわかるからか、嫌な感じは全くしない。むしろ何だろう。守られている安心感が強いかも。この腕の中にいたら絶対大丈夫って思う。例えるならそうだな。お父さんとかお兄ちゃんの腕の中、みたいな。
正直、身を隠すために引っ張り込まれたこの場所は、密室ではないものの暗くて狭い。だから、本来なら震えてたり冷や汗でもかいてておかしくないはずなんだけど。保くんの規則正しい心臓の音も相まって、心地よい安心感に包まれていた。
指摘もせずにしばらくそのまま大人しくしていると、警戒していた保くんの腕から、ふっと力が抜けた。
黒い瞳が俺を捉え、謎にしばらく見つめあう。俺の方から逸らす理由もないしと、頭にはてなマークを浮かべつつ見上げていると、突然細い目が見開かれ、バッと効果音がつきそうなくらいに激しく離された。背後もすぐに壁なので、たいして離れることもできなかったけど。
「……っ!?」
多分表情の乏しい人なんだろう。
ずっとほとんど変わらなかった表情が、今は驚きと羞恥と困惑に染まっている。……何だか可愛いんですけどどうしましょうか奥様。
「……………………す、すいません……。深い意味は、何も……」
「わかってるよ、大丈夫。むしろなんか安心感あったくらいだし」
というかむしろ、あの隙間に身を潜めると口で言われただけだと、怖くて入れたかどうかもわからない。なんて裏話は、保くんは知る由もないけれど。
なぜだか少し項垂れた様子の保くん。ガシガシと頭を掻いて、また頭を下げる。
「……マジ、すんませんっした……」
「いやいやむしろ、護ってくれてありがとう。おかげで助かった~」
「まぁ、それが俺の任務なんで……」
ぼそぼそと小さな声で呟く声に、なぜだか表情が緩む。
ナギの命令に素直に従う保くん。その関係性がいいなって思った。お互いに信頼し合っているんだなと。
それから保くんは、落ち着くためか大きく一度息を吐くと、周囲を念入りに確認して、身を隠していた隙間からするりと出た。そして振り返りると、手を差し出してくる。まるでお姫様をエスコートするみたいに。本当に、流れるような所作だった。
んーと。天然なのか? もう染み込んじゃってるのかね? あまりにも自然すぎて、陽希なんかよりずっと紳士に見えるんですが。
まぁでも、差し出してくれた手を取らない理由は特にない。だから遠慮なくエスコートしてもらう。それにきっと、というか確実に、保くんに他意はないもんな。
「……行きましょう」
「で、これからどこに向かうんだ?」
「……あなたの向かうところへ」
他意は、ないんだよな……?
その飾り気のないまっすぐなセリフに目を丸くする俺をよそに、保くんはただ俺の言葉を待っている。
何と言いますか。まさか自分がこんなお姫様扱いされることになるだなんて。容姿からきゃあきゃあ持ち上げられることはあっても、こんな風に扱われることはこれまでもなかった。
主従関係。そんな言葉がぴったりと当てはまる。
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「あー、っとそうだな……。とりあえず、ここから出たい。初めて来たから全く勝手がわかんないんだ」
「……了解っす」
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正直、執事な篠原くんと比べると、保くんの言葉遣いは少し荒っぽい。でもきっと、そんなぶっきらぼうな優しさが彼の良さ。つまり、ギャップ萌え。
あー、これがもし俺以外のチワワちゃんならば恋が芽生えたかもしれないよなぁ。だってそのくらいかっこよかった。絶妙な力加減で抱きしめてくれるところとか、お姫様を扱うように接してくれるところとか。そもそも“護ってくれる”ってこと自体がいいよな。まるでドラマか漫画の主人公になった気分。こういうの、ロマンチストな受けくんにハマりそうだな。
ということで、ぜひ今度誰か別の人でやってあげてね、保くん。そしてその時はぜひ俺を呼んでください!
安心感のあるその広い背中を見ながら、“言葉足らずな無口ヤンキーくんが見せる紳士的な仕草に惹かれる男の娘”の妄想を繰り広げていく。気づかれないように1人口角を上げていると、何かにぶつかった。
「ってぇ……。急にどうした、保くん?」
鼻を押さえて声をかける。ぶつかったのは保くんの背中。
声をかけたのに返事はない、というのは特におかしくないけれど、その背中から何か緊張した雰囲気を感じる。
警察でもいたのか? でもそれなら逃げないといけないのに、何で動かないんだ?
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