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April
ワイングラスの中身は何ですか?
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「……まぁた陽希とおんなじ顔してる~」
呆れたような、笑っているような、そんなナギの声で妄想の世界から戻ってくると、俺の目の前にはシンプルだが高そうな椅子が用意されていた。
ふと横を見ると立っていたのは、ケイドロの時にナギと一緒にいたプリン頭のお兄さんだった。
「あー、あの時の……」
「っス! 黄楊って言いやす! よろしくお願いしやす!」
「あ、藤咲です、よろしくお願いします……?」
あまりにもフレンドリーに、かつ元気に挨拶をされて面食らう。そんな俺の動揺に全く気が付かないプリン頭の黄楊さんは、細長くて厳ついがキラキラした瞳で、溌剌と続けた。
「あの! 握手とかしてもらえたりしやすか!?」
「え、あぁ握手。はい、大丈──」
「黄楊」
「すいやせん!」
漫画だったら「ずざざ!」なんて効果音がつきそうな程のスライディング土下座を見せた黄楊さんに、ナギは苦笑を漏らす。
ってか、ナギが嗜めてくれちゃったけど、握手くらい別にいいんだけどな。そこまで徹底しなくてもだけど、ヤクザさんちの上下関係ってしっかりしてるから下手に口出ししないでおこう。
「黄楊が急にごめんね。蒼葉くんずっと立ってたから疲れたやろ? どうぞ座って~」
「あー、いや。大丈夫。そろそろお暇するから」
「えー。そんなことゆわんと」
「すんません《女神様》! 俺たちが邪魔なら、すぐここから消えるっスよ!」
土下座から立ち直った黄楊さんが、喜んで消えていきそうなのを慌てて止める。
「違う違う、そう言うわけじゃないです。せっかくだから色々回ろうかなぁなんて思ってるだけです。他の料理も食べたいし」
「なるほど、そうゆわれちゃしゃあないね。蒼葉くんらしくて止めようがないや」
玉座に鎮座したまま、くすくすと可愛らしく微笑むナギ。
俺らしいって言われたけど、どんだけ食い意地張ってると思われてるんだろう……?
「……まぁそれはそうとしてナギ、どうしても気になることがあるんだけど」
「ん、なーに?」
「それ、本物の酒じゃないよな?」
指差すのは、さっきから何度もワイングラスに注がれる赤紫っぽい液体。
肉料理には赤ワインって聞いたことがあるけれど、未成年の俺には馴染みがないから、どうにも見当がつかない。家族にもワインを飲む人はいなかったし。
まぁとは言え、子どもを預かる学園としても、犯罪をになるようなことは流石にしないと思うが……。そう信じてはいるのだが、何しろここは規格外だから。
しかも、ナギなら。
お家がヤクザさんなナギならば、用意も密輸もお手の物なんじゃないだろうか? 完全に偏見が入ってるけど。
でも正直なんか、学園中の他の誰よりもあり得そう。そう思ったら、確認してみたくなった。
真剣な俺の問いに、ナギは傾けていたグラスをゆっくりと戻す。細い首に見える喉仏が数回上下に動いた。
“艶めかしい”という言葉がしっくりくるような、どこか大人な魅力を醸しながら、グラスを回すナギ。……なんだかさっきの光景と相まって、新たな世界の扉が見えそうです。
「聞きたい?」
たっぷりの時間を使ってかけられた言葉は、そんな短いもの。
足を組み、頬杖を付いて俺を眺める愉しそうな余裕の表情に、なんだかだんだん怖くなってきた。
だってさ。もしもこれが本物だったとして、それを聞いたところで俺、どうすれば……?
となると、下手に聞かない方が身のためかもしれない。
「あー…………いや、やっぱりい──」
「どうぞっス! 《女神様》!」
やっぱり断ろうとした言葉を遮って差し出されたのは、空のワイングラス。いつの間にか、隣に立つ黄楊さんの手には、ナギのグラスに注いでいるものと同じ瓶が握られていた。
思わず受け取ってしまったワイングラスに、深い赤色をした液体が注がれていく。
注いでいく黄楊さんの所作は、さっきまでのおちゃらけた言動とは比べ物にならないほどに、スマートで洗礼されたもので。映画なんかで見るソムリエがやってそう……とか思って見惚れてしまった。
本当、この学園の生徒は良い意味で期待を裏切ってくれる。是非とも他の人に披露してドキドキさせて差し上げれば良いのに!
「蒼葉くん、乾杯」
向かい合ってはいるものの、グラスの届く距離ではないため、お互いにグラスを持つ手を軽く上に掲げる。
ナギはそのまま優雅な所作でグラスに口付ける。
顔色を変えず美味しそうに飲む姿を見る限り、とてもアルコールとは思えない。思えないけど。
ごくりと唾を飲み込む。
あぁもう……っ! こうなったらヤケクソだ!
意を決し、目を閉じておそるおそるグラスを傾けていく。
液体が舌に触れ、その味がわかると同時に、勢いよく嚥下した。
「やっぱ、ただの葡萄ジュースじゃん……!」
袖口で口元を拭い、眉根を寄せて吐き捨てるように言うと、ナギはおかしそうに笑った。
「あはははっ! もー蒼葉くんたら、ほんとに僕が赤ワイン飲んでると思ったん?」
「ナギならあり得るんじゃないかと。お家柄、簡単に持ち込めそうだし」
「持ち込めるかはともかく、さすがの僕も学園で飲んだりしやんよ。バレたら停学なっちゃうやん。ま、バレへん自信はあるけどね?」
そういえば、学園規則にそんなことが明記されていた気がする。
髪色やらカラコンやら、かなりの自由が許されているこの学園でも、お酒や煙草などお国に背くような行為には厳しいらしい。
地元中学ではちらほら見かけた煙草を吸う生徒をこの学園で見かけない理由は、そういうことなのだろう。
っていうか。
「学園でってことは、外では飲むのか?」
「んーまぁ、そうゆう世界やからね。無いとはゆわれへんかな」
「やっぱりそうなんだな」
「うん。ここにいるんはみんなそんな感じやよ」
「みんなって、保くんとかも?」
「もちろん」
思わず保くんの方を見る。彼は顔色を変えず、ただ小さく頷いた。
「……っす」
「マジですか……」
「俺も飲むっすけど苦手っス……。アルコールって、なんか苦ぇんすよねぇ……」
「……へぇ~」
黄楊さんは舌を出して、苦々しいを全体で表現する。
この人、見た目はもろヤンキーな感じなのに、なんだかお茶目な人だな。親しみ持てるし、ある意味犬みたい。賢心先輩とかちりちゃんとはまた違ったタイプの、“わんこ”と言うより“犬”なんだよなぁ。あー、分かるかなぁ、この違い!
こういう人が、受けになるのもかなり美味しいよな! ぜひともそういう絡みを誰かと見せて!
またもやニヤつきそうになった口元を隠すように、グラスに口付ける。ナギにまた呆れられる前にこの場を離れようと、残っていた葡萄ジュースを全て流し込んだ。
にしても、このジュース濃厚で美味かったな。きっと目玉が飛び出でるくらいお高いんだろうな~。そんな高級瓶ジュースを、この人たちは一体何本空けてんだろ……?
そんなことを考えながら、空になったワイングラスを近くのテーブルに置いた。
「ちなみに。僕は赤より白が好き」
「ん? なんのこと?」
「ワインの話ね」
そう言って、串に刺さったサイコロステーキをぱくりと頬張ったナギは、年相応の無邪気な可愛らしさだった。
呆れたような、笑っているような、そんなナギの声で妄想の世界から戻ってくると、俺の目の前にはシンプルだが高そうな椅子が用意されていた。
ふと横を見ると立っていたのは、ケイドロの時にナギと一緒にいたプリン頭のお兄さんだった。
「あー、あの時の……」
「っス! 黄楊って言いやす! よろしくお願いしやす!」
「あ、藤咲です、よろしくお願いします……?」
あまりにもフレンドリーに、かつ元気に挨拶をされて面食らう。そんな俺の動揺に全く気が付かないプリン頭の黄楊さんは、細長くて厳ついがキラキラした瞳で、溌剌と続けた。
「あの! 握手とかしてもらえたりしやすか!?」
「え、あぁ握手。はい、大丈──」
「黄楊」
「すいやせん!」
漫画だったら「ずざざ!」なんて効果音がつきそうな程のスライディング土下座を見せた黄楊さんに、ナギは苦笑を漏らす。
ってか、ナギが嗜めてくれちゃったけど、握手くらい別にいいんだけどな。そこまで徹底しなくてもだけど、ヤクザさんちの上下関係ってしっかりしてるから下手に口出ししないでおこう。
「黄楊が急にごめんね。蒼葉くんずっと立ってたから疲れたやろ? どうぞ座って~」
「あー、いや。大丈夫。そろそろお暇するから」
「えー。そんなことゆわんと」
「すんません《女神様》! 俺たちが邪魔なら、すぐここから消えるっスよ!」
土下座から立ち直った黄楊さんが、喜んで消えていきそうなのを慌てて止める。
「違う違う、そう言うわけじゃないです。せっかくだから色々回ろうかなぁなんて思ってるだけです。他の料理も食べたいし」
「なるほど、そうゆわれちゃしゃあないね。蒼葉くんらしくて止めようがないや」
玉座に鎮座したまま、くすくすと可愛らしく微笑むナギ。
俺らしいって言われたけど、どんだけ食い意地張ってると思われてるんだろう……?
「……まぁそれはそうとしてナギ、どうしても気になることがあるんだけど」
「ん、なーに?」
「それ、本物の酒じゃないよな?」
指差すのは、さっきから何度もワイングラスに注がれる赤紫っぽい液体。
肉料理には赤ワインって聞いたことがあるけれど、未成年の俺には馴染みがないから、どうにも見当がつかない。家族にもワインを飲む人はいなかったし。
まぁとは言え、子どもを預かる学園としても、犯罪をになるようなことは流石にしないと思うが……。そう信じてはいるのだが、何しろここは規格外だから。
しかも、ナギなら。
お家がヤクザさんなナギならば、用意も密輸もお手の物なんじゃないだろうか? 完全に偏見が入ってるけど。
でも正直なんか、学園中の他の誰よりもあり得そう。そう思ったら、確認してみたくなった。
真剣な俺の問いに、ナギは傾けていたグラスをゆっくりと戻す。細い首に見える喉仏が数回上下に動いた。
“艶めかしい”という言葉がしっくりくるような、どこか大人な魅力を醸しながら、グラスを回すナギ。……なんだかさっきの光景と相まって、新たな世界の扉が見えそうです。
「聞きたい?」
たっぷりの時間を使ってかけられた言葉は、そんな短いもの。
足を組み、頬杖を付いて俺を眺める愉しそうな余裕の表情に、なんだかだんだん怖くなってきた。
だってさ。もしもこれが本物だったとして、それを聞いたところで俺、どうすれば……?
となると、下手に聞かない方が身のためかもしれない。
「あー…………いや、やっぱりい──」
「どうぞっス! 《女神様》!」
やっぱり断ろうとした言葉を遮って差し出されたのは、空のワイングラス。いつの間にか、隣に立つ黄楊さんの手には、ナギのグラスに注いでいるものと同じ瓶が握られていた。
思わず受け取ってしまったワイングラスに、深い赤色をした液体が注がれていく。
注いでいく黄楊さんの所作は、さっきまでのおちゃらけた言動とは比べ物にならないほどに、スマートで洗礼されたもので。映画なんかで見るソムリエがやってそう……とか思って見惚れてしまった。
本当、この学園の生徒は良い意味で期待を裏切ってくれる。是非とも他の人に披露してドキドキさせて差し上げれば良いのに!
「蒼葉くん、乾杯」
向かい合ってはいるものの、グラスの届く距離ではないため、お互いにグラスを持つ手を軽く上に掲げる。
ナギはそのまま優雅な所作でグラスに口付ける。
顔色を変えず美味しそうに飲む姿を見る限り、とてもアルコールとは思えない。思えないけど。
ごくりと唾を飲み込む。
あぁもう……っ! こうなったらヤケクソだ!
意を決し、目を閉じておそるおそるグラスを傾けていく。
液体が舌に触れ、その味がわかると同時に、勢いよく嚥下した。
「やっぱ、ただの葡萄ジュースじゃん……!」
袖口で口元を拭い、眉根を寄せて吐き捨てるように言うと、ナギはおかしそうに笑った。
「あはははっ! もー蒼葉くんたら、ほんとに僕が赤ワイン飲んでると思ったん?」
「ナギならあり得るんじゃないかと。お家柄、簡単に持ち込めそうだし」
「持ち込めるかはともかく、さすがの僕も学園で飲んだりしやんよ。バレたら停学なっちゃうやん。ま、バレへん自信はあるけどね?」
そういえば、学園規則にそんなことが明記されていた気がする。
髪色やらカラコンやら、かなりの自由が許されているこの学園でも、お酒や煙草などお国に背くような行為には厳しいらしい。
地元中学ではちらほら見かけた煙草を吸う生徒をこの学園で見かけない理由は、そういうことなのだろう。
っていうか。
「学園でってことは、外では飲むのか?」
「んーまぁ、そうゆう世界やからね。無いとはゆわれへんかな」
「やっぱりそうなんだな」
「うん。ここにいるんはみんなそんな感じやよ」
「みんなって、保くんとかも?」
「もちろん」
思わず保くんの方を見る。彼は顔色を変えず、ただ小さく頷いた。
「……っす」
「マジですか……」
「俺も飲むっすけど苦手っス……。アルコールって、なんか苦ぇんすよねぇ……」
「……へぇ~」
黄楊さんは舌を出して、苦々しいを全体で表現する。
この人、見た目はもろヤンキーな感じなのに、なんだかお茶目な人だな。親しみ持てるし、ある意味犬みたい。賢心先輩とかちりちゃんとはまた違ったタイプの、“わんこ”と言うより“犬”なんだよなぁ。あー、分かるかなぁ、この違い!
こういう人が、受けになるのもかなり美味しいよな! ぜひともそういう絡みを誰かと見せて!
またもやニヤつきそうになった口元を隠すように、グラスに口付ける。ナギにまた呆れられる前にこの場を離れようと、残っていた葡萄ジュースを全て流し込んだ。
にしても、このジュース濃厚で美味かったな。きっと目玉が飛び出でるくらいお高いんだろうな~。そんな高級瓶ジュースを、この人たちは一体何本空けてんだろ……?
そんなことを考えながら、空になったワイングラスを近くのテーブルに置いた。
「ちなみに。僕は赤より白が好き」
「ん? なんのこと?」
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