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二章 碧緑の宝剣(リゲル編)
2.説得しなければ始まらない
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「話は聞いたぞ! アルキオーネ!」
真夏の太陽を思わせる赤い瞳をしたアルキオーネの婚約者が扉を開けて入ってくる。
ノックの音なんて全くしなかった。
つまり、レディーの部屋に無断で入り込んできたわけだ。確かに婚約者ではあるが、無断で入り込んでもいいと思えるほど親しくもないし、そういった行動を許した覚えもない。
それでも、俺が何も言わなかったのはリゲルがいたからだ。
「レグルス! 女性の部屋にノックもなしに失礼だろう」
パーティのときとは異なり、リゲルは砕けた口調で叱責した。どうやら任務外ではリゲルはレグルスを友だち扱いしているようだ。完全にオフモードで話している。
レグルスは、フンと鼻を鳴らす。
嗚呼、俺は叱りつけるタイミングを完全に逃してしまった。
まあ、確かにアルキオーネのキャラ的には微笑みながら許すのが正解な気もする。ここはありがたく黙っておいて、リゲルに怒ってもらうことにしよう。
「失礼も何も、お前だってアルキオーネの部屋にいるんだからいいだろう!」
レグルスは腕を組み、尊大な態度でリゲルを見下ろす。
リゲルは頭を抱える。
「君は王子で……少しは考えてものを言ってくれないか?」
すごい。王子にタメ口で話すなんて流石は肝の座った男、リゲル・ジェードだ。俺がリゲルだったら自分の首が飛ぶことを恐れて何も言えなくなるだろう。
俺は感心しながら二人の会話をじっと見つめていた。
「そんなことを言ったら、お前だってわたしの婚約者と二人きりになって何をしようというのだ! アルキオーネも、わたしというものがありながら何故、リゲルと一緒にいるんだ!」
レグルスは指先をリゲルと俺に突きつけた。
レグルスの中では、目の前で真っ赤になっているメリーナはいなかったことになっているらしい。ウチの可愛いメリーナを無視するなんてと怒りが沸き起こりそうになるのを我慢する。
「二人きり?ㅤ本当にどうかしてるよ。君のその赤い目は飾りか何かなの?」
「リゲル……お前、不敬だぞ」
「じゃあ、不敬罪で捕まえてみる? ただじゃ捕まらないけど?」
レグルスとリゲルの二人はバチバチと火花を散らしている。何故、お前たちが争うのだ。
「わたくしの家で暴れるのはやめてくださいね」
「別に、わたしは争うつもりなんてないぞ!」
「そうだよ。レグルスなんて武器を使うまでもなく倒せちゃうんだから暴れる必要もないよ」
「なんだと!」
レグルスはリゲルを睨んだ。リゲルはどこ吹く風で呑気にへらへらと笑っている。
俺はため息を吐いた。
「いいですか。リゲル様はわたくしのお友だちです。お友だち同士でお話をしたりするのは当然でしょう。それにメリーナも一緒ですもの。レグルス様が怒るような二人きりなんて絶対なりません」
俺は毅然としてそう答えた。
だいたい、良家の娘が家族や婚約者以外の男と二人きりなんて絶対なるわけがないじゃないか。今までだって二人きりになったことがあるのはレグルスだけだ。
でも、そんなこと、レグルスが調子に乗るから口が裂けても言わないし、言いたくもない。そもそも、俺は精神的には男だし、レグルスに喜ばれても気持ち悪いだけだ。
レグルスはハッとしたようにメリーナを見つめてから首を振った。
「で、でも、わたし抜きで剣の稽古をしようとしていたではないか!」
レグルスは頬を膨らます。
今までのレグルスでは考えられない行為だった。
おい、まさか、可愛いと思ってやってるんじゃないよな。いや、わざとぶりっ子するような性格とは思えない。寧ろ、威厳を保てそうな尊大な言葉遣いを演じている節がある。
ということは、素のレグルスがこんな感じなのか? いやいや、慣れてきたとはいえ、そんなことするか?
俺は少し考え込む。
我儘なレグルスのことだ。今まで見てこなかっただけでやるのかもしれない。
俺はもう考えるのが面倒になってそう結論付けた。
「じゃあ、レグルスも一緒に剣術を習う?」
リゲルの言葉にレグルスの瞳が輝く。
「もしや、またドゥーベ様の剣術を学べるのか?」
そう言えば、レグルスも最近、剣の稽古にハマっているんだった。自分も一緒にやりたいのに除け者にされて拗ねてしまったのか。仕方ないやつだ。
俺は弟が増えたような気持ちになって、リゲルとレグルスのやり取りを眺めた。
「まあ、ウチに来るならそうなる日もあるだろうけど……」
「それは是が非でも行きたい! 頼む!」
「でも、それにはねぇ?」
リゲルがちらりとメリーナを見る。
メリーナは「ひゃい!」と可愛らしい声を上げた。そして、怯えるような目をしてふるふると震える。
「おお! そうだった! メリーナとやら、頼む。アルキオーネと一緒に剣を学ばせて欲しい。わたしからのお願いだ」
レグルスもそれはそれは整った天使のような美しい顔立ちをしている。そのレグルスが顔を近づけて真剣な眼差しでじっとメリーナを見つめていた。
「う、うう……お嬢様ぁ」
「絶対、無理はしない。神に誓ってもいい。だから、ね?」
ダメ押しのようにレグルスはメリーナの耳元で囁く。
真っ赤になったメリーナは卒倒しそうになりながら、首を縦に振った。
可愛いアルキオーネのお願いは聞いてもらえなかったのに、レグルスのお願いなら聞けるのかと一瞬悲しくなったが、一国の王子の頼みを無下にできるほどメリーナの心臓は強くないだろう。俺は納得することにした。
「よし、許可も得たことだし、わたしも一緒に剣術を学ばせてもらうぞ!」
レグルスは嬉しそうに笑いながらリゲルの肩を叩く。強めに叩いているようにも見えるが、屈強なリゲルはビクともしない。
「ごめん、アルキオーネ。こんなことになって」
リゲルは小さく俺に耳打ちした。
「いえ、剣が習えるのはレグルス様のおかげと割り切ります」
事実、レグルスが無理矢理メリーナを納得させたようなものだ。
いや、この場合、納得というより服従と言った方が正確かもしれない。その無理矢理自分の意見を通した感じがゲーム内のレグルスの暴君俺様キャラのようで俺は身を震わせた。
いや、大丈夫。レグルスは酷い言葉を言われたわけでも、無理矢理従わせて誰かの心を折るようなことをしたわけでもない。このレグルスはそんなことができるような男ではないはずだ。
取り敢えず、何かあったらぶん殴る。今はその為の体力を作ろう。
俺はそう独りごちた。
「そうだな。いつも使われてる側だけど、たまには、レグルスを使ってやるのもありだな」
そう言って微笑むと、俺の頭を撫でた。
ここは乙女ならドキッとしなきゃいけないんだろうけど、生憎、そういった感性は持ち合わせていない。俺はリゲルを同情するような目で見つめた。
リゲルはピタリと手を止めて、ハッとした顔をした。
「ごめん。妹にやる癖でつい……」
リゲルは何か勘違いしたのか、慌てて謝る。
そうだと思ったよ。俺もよく、頭ポンポンとか頭撫でたりとかしてたもん。主に妹に。
脳内で妹の『頭ポンポンとか撫でるのって勘違いする女の子が結構多いから気をつけた方がいいよ』という声が再生される。
「分かっていますよ、リゲルが何も考えていないことぐらい。ただ、他のご令嬢にはしない方が良いかもしれませんね。貴方は次期侯爵ですから、勘違いされると厄介です」
「そうだよね。今度からは気をつけるよ」
そう言って、俺とリゲルは顔を見合せてから笑った。
「ん? 二人でまたコソコソと何をしているな!」
「いえ、わたくしたちはスケジュール確認を」
「ええ、準備もあるし、明後日辺りから始めるのはどうかと話していたんだ」
しれっと俺とリゲルは嘘を吐く。
「そうか! では、わたしもその日に行くぞ!」
レグルスは元気よく手を挙げる。
あんなことがあった後だ。空元気かもしれないが、レグルスが元気でよかった。
俺は微笑ましくレグルスを見つめた。
真夏の太陽を思わせる赤い瞳をしたアルキオーネの婚約者が扉を開けて入ってくる。
ノックの音なんて全くしなかった。
つまり、レディーの部屋に無断で入り込んできたわけだ。確かに婚約者ではあるが、無断で入り込んでもいいと思えるほど親しくもないし、そういった行動を許した覚えもない。
それでも、俺が何も言わなかったのはリゲルがいたからだ。
「レグルス! 女性の部屋にノックもなしに失礼だろう」
パーティのときとは異なり、リゲルは砕けた口調で叱責した。どうやら任務外ではリゲルはレグルスを友だち扱いしているようだ。完全にオフモードで話している。
レグルスは、フンと鼻を鳴らす。
嗚呼、俺は叱りつけるタイミングを完全に逃してしまった。
まあ、確かにアルキオーネのキャラ的には微笑みながら許すのが正解な気もする。ここはありがたく黙っておいて、リゲルに怒ってもらうことにしよう。
「失礼も何も、お前だってアルキオーネの部屋にいるんだからいいだろう!」
レグルスは腕を組み、尊大な態度でリゲルを見下ろす。
リゲルは頭を抱える。
「君は王子で……少しは考えてものを言ってくれないか?」
すごい。王子にタメ口で話すなんて流石は肝の座った男、リゲル・ジェードだ。俺がリゲルだったら自分の首が飛ぶことを恐れて何も言えなくなるだろう。
俺は感心しながら二人の会話をじっと見つめていた。
「そんなことを言ったら、お前だってわたしの婚約者と二人きりになって何をしようというのだ! アルキオーネも、わたしというものがありながら何故、リゲルと一緒にいるんだ!」
レグルスは指先をリゲルと俺に突きつけた。
レグルスの中では、目の前で真っ赤になっているメリーナはいなかったことになっているらしい。ウチの可愛いメリーナを無視するなんてと怒りが沸き起こりそうになるのを我慢する。
「二人きり?ㅤ本当にどうかしてるよ。君のその赤い目は飾りか何かなの?」
「リゲル……お前、不敬だぞ」
「じゃあ、不敬罪で捕まえてみる? ただじゃ捕まらないけど?」
レグルスとリゲルの二人はバチバチと火花を散らしている。何故、お前たちが争うのだ。
「わたくしの家で暴れるのはやめてくださいね」
「別に、わたしは争うつもりなんてないぞ!」
「そうだよ。レグルスなんて武器を使うまでもなく倒せちゃうんだから暴れる必要もないよ」
「なんだと!」
レグルスはリゲルを睨んだ。リゲルはどこ吹く風で呑気にへらへらと笑っている。
俺はため息を吐いた。
「いいですか。リゲル様はわたくしのお友だちです。お友だち同士でお話をしたりするのは当然でしょう。それにメリーナも一緒ですもの。レグルス様が怒るような二人きりなんて絶対なりません」
俺は毅然としてそう答えた。
だいたい、良家の娘が家族や婚約者以外の男と二人きりなんて絶対なるわけがないじゃないか。今までだって二人きりになったことがあるのはレグルスだけだ。
でも、そんなこと、レグルスが調子に乗るから口が裂けても言わないし、言いたくもない。そもそも、俺は精神的には男だし、レグルスに喜ばれても気持ち悪いだけだ。
レグルスはハッとしたようにメリーナを見つめてから首を振った。
「で、でも、わたし抜きで剣の稽古をしようとしていたではないか!」
レグルスは頬を膨らます。
今までのレグルスでは考えられない行為だった。
おい、まさか、可愛いと思ってやってるんじゃないよな。いや、わざとぶりっ子するような性格とは思えない。寧ろ、威厳を保てそうな尊大な言葉遣いを演じている節がある。
ということは、素のレグルスがこんな感じなのか? いやいや、慣れてきたとはいえ、そんなことするか?
俺は少し考え込む。
我儘なレグルスのことだ。今まで見てこなかっただけでやるのかもしれない。
俺はもう考えるのが面倒になってそう結論付けた。
「じゃあ、レグルスも一緒に剣術を習う?」
リゲルの言葉にレグルスの瞳が輝く。
「もしや、またドゥーベ様の剣術を学べるのか?」
そう言えば、レグルスも最近、剣の稽古にハマっているんだった。自分も一緒にやりたいのに除け者にされて拗ねてしまったのか。仕方ないやつだ。
俺は弟が増えたような気持ちになって、リゲルとレグルスのやり取りを眺めた。
「まあ、ウチに来るならそうなる日もあるだろうけど……」
「それは是が非でも行きたい! 頼む!」
「でも、それにはねぇ?」
リゲルがちらりとメリーナを見る。
メリーナは「ひゃい!」と可愛らしい声を上げた。そして、怯えるような目をしてふるふると震える。
「おお! そうだった! メリーナとやら、頼む。アルキオーネと一緒に剣を学ばせて欲しい。わたしからのお願いだ」
レグルスもそれはそれは整った天使のような美しい顔立ちをしている。そのレグルスが顔を近づけて真剣な眼差しでじっとメリーナを見つめていた。
「う、うう……お嬢様ぁ」
「絶対、無理はしない。神に誓ってもいい。だから、ね?」
ダメ押しのようにレグルスはメリーナの耳元で囁く。
真っ赤になったメリーナは卒倒しそうになりながら、首を縦に振った。
可愛いアルキオーネのお願いは聞いてもらえなかったのに、レグルスのお願いなら聞けるのかと一瞬悲しくなったが、一国の王子の頼みを無下にできるほどメリーナの心臓は強くないだろう。俺は納得することにした。
「よし、許可も得たことだし、わたしも一緒に剣術を学ばせてもらうぞ!」
レグルスは嬉しそうに笑いながらリゲルの肩を叩く。強めに叩いているようにも見えるが、屈強なリゲルはビクともしない。
「ごめん、アルキオーネ。こんなことになって」
リゲルは小さく俺に耳打ちした。
「いえ、剣が習えるのはレグルス様のおかげと割り切ります」
事実、レグルスが無理矢理メリーナを納得させたようなものだ。
いや、この場合、納得というより服従と言った方が正確かもしれない。その無理矢理自分の意見を通した感じがゲーム内のレグルスの暴君俺様キャラのようで俺は身を震わせた。
いや、大丈夫。レグルスは酷い言葉を言われたわけでも、無理矢理従わせて誰かの心を折るようなことをしたわけでもない。このレグルスはそんなことができるような男ではないはずだ。
取り敢えず、何かあったらぶん殴る。今はその為の体力を作ろう。
俺はそう独りごちた。
「そうだな。いつも使われてる側だけど、たまには、レグルスを使ってやるのもありだな」
そう言って微笑むと、俺の頭を撫でた。
ここは乙女ならドキッとしなきゃいけないんだろうけど、生憎、そういった感性は持ち合わせていない。俺はリゲルを同情するような目で見つめた。
リゲルはピタリと手を止めて、ハッとした顔をした。
「ごめん。妹にやる癖でつい……」
リゲルは何か勘違いしたのか、慌てて謝る。
そうだと思ったよ。俺もよく、頭ポンポンとか頭撫でたりとかしてたもん。主に妹に。
脳内で妹の『頭ポンポンとか撫でるのって勘違いする女の子が結構多いから気をつけた方がいいよ』という声が再生される。
「分かっていますよ、リゲルが何も考えていないことぐらい。ただ、他のご令嬢にはしない方が良いかもしれませんね。貴方は次期侯爵ですから、勘違いされると厄介です」
「そうだよね。今度からは気をつけるよ」
そう言って、俺とリゲルは顔を見合せてから笑った。
「ん? 二人でまたコソコソと何をしているな!」
「いえ、わたくしたちはスケジュール確認を」
「ええ、準備もあるし、明後日辺りから始めるのはどうかと話していたんだ」
しれっと俺とリゲルは嘘を吐く。
「そうか! では、わたしもその日に行くぞ!」
レグルスは元気よく手を挙げる。
あんなことがあった後だ。空元気かもしれないが、レグルスが元気でよかった。
俺は微笑ましくレグルスを見つめた。
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