4 / 40
プロローグ
4話 少しだけ面白くなった人生
しおりを挟む
得てして、そんなときこそ問題とは起きてしまうものだ。
評価を上げ続ける2人を見て、努力を怠っていた貴族は面白く思わない。
足を引っ張ろうと画策し始めたのだ。
悪いのは弱い自分たちではなく、強すぎるあいつら。それが、彼らの基本的な考え方だ。
普段のローランならば簡単に気づけたはずの策略を、余裕のない今の彼には見抜くことができなかった。
険しい岸壁から事故で突き落とされたローランは、1人で魔獣の群れと対峙していた。狼のような体の背から、数本の蛇が生えている異形だ。
ローランがいないことには、すぐに正騎士たちも気づいた。だが、どこでいなくなったかを、画策した生徒たちが誰も口にしないので、見失った場所が分からなかった。
ローランが死ぬかもしれない状況でなお、彼らは自分のつまらないプライドを守ることを優先していた。事故ではなかったとバレれば、どれだけの罪に科せられるかも想像できずに。
そんな中でも、ローランは諦めずに戦い続けていた。自分は嵌められた。当分は増援も来ない。それは理解していたが、耐えられるはずだと自分を信じていた。
問題があるとすれば、崖から落ちたときの影響で、左手首が腫れていることと、肋骨が1本折れていることだろう。動きに精彩さは無く、息も絶え絶えだ。
しかし、目は死んでいない。その気迫に気圧されたのか、魔獣たちが後ずさりをする。
ローランは僅かに胸を撫で下ろしたのだが、それは間違いだった。
一際大きな魔獣が姿を見せ、悠然と歩を進ませる。役に立たない部下たちの犠牲を嫌い、自分が前に出る判断をしたようだ。
ローランはニヤリと笑った。
「勝てば、俺の勝利は決まるな」
万全の状態でも勝てるか分からない相手だ。今のローランでは話にならない。
これは、自分を鼓舞させるための強がりだった。
「う、おおおおおおおおおおおおおおおおおお」
裂帛の気合と共に、ローランは駆け出す。短期決戦しかないと判断してのことだ。
分厚い魔獣の毛皮は、生半可な攻撃を通さない。今のローレンには、それを打ち破る力は残っていなかった。
剣がダメなら魔法をと、ローランは手を前に出す。小さな火球が飛び、魔力が尽きた。
見計らったかのように、魔獣の背に生えている男性の胴ほどもある太さの蛇が、しなやかにその体を伸ばす。
胸に直撃し、ローランの体は吹き飛ばされた。
「あ……がっ……」
ローランは呻き声を上げながらも、背を崖肌に預け、立てぬまま剣を構える。
一際大きな魔獣は動かない。ただ、残りの魔獣たちが唸りながらローランへ近づき始めた。
数秒もすれば、複数体の魔獣に噛みつかれ、ローランの体は引き千切られるだろう。
必死に生き残る術を考えるローランの前に、上空からなにかが飛び降りて来た。
高さを物ともせず着地した赤茶の髪をした少女は、チラリとローランを見て、安堵の表情を見せる。
「大丈夫。後は任せて」
入学してから初めて全力で魔力を解放した一等級冒険者アリーヌ・アルヌールは、ローランでは太刀打ちできなかった魔獣たちを、瞬く間に蹂躙した。
全ての魔獣の死を確認したアリーヌは、少しだけ泣きそうな顔でローランに近づく。
「ひどい怪我。すぐ治療するからね」
回復魔法を使いながら、鞄から回復薬を取り出す。
命を救ってくれ、手当てを施してくれている恩人を見て、ローランは言った。
「……ずっと……手加減……して、いたのか?」
「手加減じゃないよ。一緒に強くなりたいから、調整してただけ」
アリーヌがどう言い繕おうとも手加減に変わりりはない。差は縮まっていると思っていたのに、まるで縮まっていなかった。
その事実を知ったローランの絶望は深い。自分が、勝てるはずのない相手に、勝てると信じて挑み続けていた道化だったと、無駄な努力を続けていたと知ってしまったのだから。
甲斐甲斐しく治療を続けるアリーヌに、最早笑顔を作れなくなっていたローランは怒声を上げた。
「俺は……俺は、君が嫌いだ! アリーヌ・アルヌール!」
ビクリと体を跳ねさせたアリーヌは、下唇を噛みながら治療を再開する。
「ご、ごめんね。わたし、迷惑だったかな。全然、そういうの気づけなくて……」
アリーヌの頬を、目から溢れた涙が伝う。
ローランは誰かを好きだとも嫌いだとも思ったことがない。常に、利用価値のあるなしで判断して生きて来た。
彼は初めて、ハッキリと人を嫌いだと思ったことに自分でも気づかぬまま、苛立たし気に息を吐く。
そして、どこか諦めたような表情で続けて言った。
「だが、それ以上に尊敬している。君はすごい人だ」
自分と同じ歳の才能ある人間が、どれだけ努力すればここまで来られるのか。
ローランは知っている。アリーヌがいつも長袖を着こみ、手袋を嵌めているのは、その傷を隠したいからだと。
どれだけの努力を重ねていたかも知っている。諦めず学んでいたことも知っている。休むことなく、それを続ける辛さも、この一年でよく分かっている。
自分も同じことをして来たのだから。
「え、っと……。感情がグチャグチャになっちゃった。どうすればいいんだろう」
「君はそのままでいいってことだ」
いまだ混乱しているアリーヌは、嫌われているが嫌われていないと、泣きながら笑っていた。
だが、この時ローランは、すでに1つのことを心に決めていた。
――五日後。
学院に退学届けを出し、家から絶縁を告げられたローランは、王都を後にしていた。
遠目に見える生まれ育った王都はすでに小さい。それを見ながら、ローランは自嘲気味に笑う。
「勇者になれるはずもない。騎士になりたかったわけでもない。俺はただ、流されていただけか」
やりたいことはない。だが、知りたいと思うことはある。
それは、アリーヌ・アルヌールの語った世界を見に行くこと。
知らない世界を見ることが、アリーヌ・アルヌールに追いつく最短の道だと、ローランは考えていた。
ローラン・ル・クローゼーという名は失われた。これからはただのローランとして生きていくことになる。
16歳にして面白みのない人生が少し面白くなったなと、ローランはクスリと笑った。
評価を上げ続ける2人を見て、努力を怠っていた貴族は面白く思わない。
足を引っ張ろうと画策し始めたのだ。
悪いのは弱い自分たちではなく、強すぎるあいつら。それが、彼らの基本的な考え方だ。
普段のローランならば簡単に気づけたはずの策略を、余裕のない今の彼には見抜くことができなかった。
険しい岸壁から事故で突き落とされたローランは、1人で魔獣の群れと対峙していた。狼のような体の背から、数本の蛇が生えている異形だ。
ローランがいないことには、すぐに正騎士たちも気づいた。だが、どこでいなくなったかを、画策した生徒たちが誰も口にしないので、見失った場所が分からなかった。
ローランが死ぬかもしれない状況でなお、彼らは自分のつまらないプライドを守ることを優先していた。事故ではなかったとバレれば、どれだけの罪に科せられるかも想像できずに。
そんな中でも、ローランは諦めずに戦い続けていた。自分は嵌められた。当分は増援も来ない。それは理解していたが、耐えられるはずだと自分を信じていた。
問題があるとすれば、崖から落ちたときの影響で、左手首が腫れていることと、肋骨が1本折れていることだろう。動きに精彩さは無く、息も絶え絶えだ。
しかし、目は死んでいない。その気迫に気圧されたのか、魔獣たちが後ずさりをする。
ローランは僅かに胸を撫で下ろしたのだが、それは間違いだった。
一際大きな魔獣が姿を見せ、悠然と歩を進ませる。役に立たない部下たちの犠牲を嫌い、自分が前に出る判断をしたようだ。
ローランはニヤリと笑った。
「勝てば、俺の勝利は決まるな」
万全の状態でも勝てるか分からない相手だ。今のローランでは話にならない。
これは、自分を鼓舞させるための強がりだった。
「う、おおおおおおおおおおおおおおおおおお」
裂帛の気合と共に、ローランは駆け出す。短期決戦しかないと判断してのことだ。
分厚い魔獣の毛皮は、生半可な攻撃を通さない。今のローレンには、それを打ち破る力は残っていなかった。
剣がダメなら魔法をと、ローランは手を前に出す。小さな火球が飛び、魔力が尽きた。
見計らったかのように、魔獣の背に生えている男性の胴ほどもある太さの蛇が、しなやかにその体を伸ばす。
胸に直撃し、ローランの体は吹き飛ばされた。
「あ……がっ……」
ローランは呻き声を上げながらも、背を崖肌に預け、立てぬまま剣を構える。
一際大きな魔獣は動かない。ただ、残りの魔獣たちが唸りながらローランへ近づき始めた。
数秒もすれば、複数体の魔獣に噛みつかれ、ローランの体は引き千切られるだろう。
必死に生き残る術を考えるローランの前に、上空からなにかが飛び降りて来た。
高さを物ともせず着地した赤茶の髪をした少女は、チラリとローランを見て、安堵の表情を見せる。
「大丈夫。後は任せて」
入学してから初めて全力で魔力を解放した一等級冒険者アリーヌ・アルヌールは、ローランでは太刀打ちできなかった魔獣たちを、瞬く間に蹂躙した。
全ての魔獣の死を確認したアリーヌは、少しだけ泣きそうな顔でローランに近づく。
「ひどい怪我。すぐ治療するからね」
回復魔法を使いながら、鞄から回復薬を取り出す。
命を救ってくれ、手当てを施してくれている恩人を見て、ローランは言った。
「……ずっと……手加減……して、いたのか?」
「手加減じゃないよ。一緒に強くなりたいから、調整してただけ」
アリーヌがどう言い繕おうとも手加減に変わりりはない。差は縮まっていると思っていたのに、まるで縮まっていなかった。
その事実を知ったローランの絶望は深い。自分が、勝てるはずのない相手に、勝てると信じて挑み続けていた道化だったと、無駄な努力を続けていたと知ってしまったのだから。
甲斐甲斐しく治療を続けるアリーヌに、最早笑顔を作れなくなっていたローランは怒声を上げた。
「俺は……俺は、君が嫌いだ! アリーヌ・アルヌール!」
ビクリと体を跳ねさせたアリーヌは、下唇を噛みながら治療を再開する。
「ご、ごめんね。わたし、迷惑だったかな。全然、そういうの気づけなくて……」
アリーヌの頬を、目から溢れた涙が伝う。
ローランは誰かを好きだとも嫌いだとも思ったことがない。常に、利用価値のあるなしで判断して生きて来た。
彼は初めて、ハッキリと人を嫌いだと思ったことに自分でも気づかぬまま、苛立たし気に息を吐く。
そして、どこか諦めたような表情で続けて言った。
「だが、それ以上に尊敬している。君はすごい人だ」
自分と同じ歳の才能ある人間が、どれだけ努力すればここまで来られるのか。
ローランは知っている。アリーヌがいつも長袖を着こみ、手袋を嵌めているのは、その傷を隠したいからだと。
どれだけの努力を重ねていたかも知っている。諦めず学んでいたことも知っている。休むことなく、それを続ける辛さも、この一年でよく分かっている。
自分も同じことをして来たのだから。
「え、っと……。感情がグチャグチャになっちゃった。どうすればいいんだろう」
「君はそのままでいいってことだ」
いまだ混乱しているアリーヌは、嫌われているが嫌われていないと、泣きながら笑っていた。
だが、この時ローランは、すでに1つのことを心に決めていた。
――五日後。
学院に退学届けを出し、家から絶縁を告げられたローランは、王都を後にしていた。
遠目に見える生まれ育った王都はすでに小さい。それを見ながら、ローランは自嘲気味に笑う。
「勇者になれるはずもない。騎士になりたかったわけでもない。俺はただ、流されていただけか」
やりたいことはない。だが、知りたいと思うことはある。
それは、アリーヌ・アルヌールの語った世界を見に行くこと。
知らない世界を見ることが、アリーヌ・アルヌールに追いつく最短の道だと、ローランは考えていた。
ローラン・ル・クローゼーという名は失われた。これからはただのローランとして生きていくことになる。
16歳にして面白みのない人生が少し面白くなったなと、ローランはクスリと笑った。
14
あなたにおすすめの小説
『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』
放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。
「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」
身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。
冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。
「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」
得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。
これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。
無自覚人たらしマシュマロ令嬢、王宮で崇拝される ――見た目はぽっちゃり、中身は只者じゃない !
恋せよ恋
ファンタジー
富豪にして美食家、オラニエ侯爵家の長女ステファニー。
もっちり体型から「マシュマロ令嬢」と陰口を叩かれる彼女だが、
本人は今日もご機嫌に美味しいものを食べている。
――ただし、この令嬢、人のオーラが色で見える。
その力をひけらかすこともなく、ただ「気になるから」と忠告した結果、
不正商会が摘発され、運気が上がり、気づけば周囲には信奉者が増えていく。
十五歳で王妃に乞われ、王宮へ『なんでも顧問』として迎えられたステファニー。
美食を愛し、人を疑わず、誰にでも礼を尽くすその姿勢は、
いつの間にか貴族たちの心を掴み、王子たちまで惹きつけていく。
これは、
見た目はぽっちゃり、されど中身は只者ではないマシュマロ令嬢が、
無自覚のまま王宮を掌握していく、もっちり系・人たらし王宮譚。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 エール📣いいね❤️励みになります!
🔶表紙はAI生成画像です🤖
【完結】悪役令嬢ですが、元官僚スキルで断罪も陰謀も処理します。
かおり
ファンタジー
異世界で悪役令嬢に転生した元官僚。婚約破棄? 断罪? 全部ルールと書類で処理します。
謝罪してないのに謝ったことになる“限定謝罪”で、婚約者も貴族も黙らせる――バリキャリ令嬢の逆転劇!
※読んでいただき、ありがとうございます。ささやかな物語ですが、どこか少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる