97 / 105
第五章
97:究極兵器
しおりを挟む
魔石鉱山の制圧からおよそ二週間。
テラミスやエスリに軍を動かしてもらい、トランシーバーで連携しながら王都への街道をすべて封鎖した。
王都へ向かう隊商については、こちらの指示に従うなら商品をすべて相場の倍額で買い上げる事にしている。歯向かえば捕縛だ。
これにより王都では食糧が不足し、治安が悪化しているらしい。王都から出ていく場合のみ通行を許した事で、王都を脱出する人々が日に日に増えていっている。
だがハーヴィンは当然これを座視せず、黒竜を従えた魔獣部隊を繰り出す事で街道の支配権を巡り小競り合いが起きているようだ。
「――報告は以上だよ、レン」
ジエットが言い、後ろに立つローズベル公爵軍の兵達が敬礼する。
「なるほど、大体想定通りだな」
広げられた地図を見ながら錬は首肯した。
その背後ではギコギコと木材を切る音や、出力を絞った魔石銃の火花の音が絶え間なく響いている。作業をしているのはスロウ爺さんやベルドら解放奴隷で、数十人が忙しなく動いていた。
ここはハストン城の一画である。
兵舎の一つを改装し、魔石銃や狙撃銃、自動車などを量産するための工場に仕立てたのだ。
「これからどうする? 今のところハーヴィンお兄様は王都から出て来てないけど」
「街道を封鎖し続ければいずれは出て来ざるを得ないよ。ここは我慢比べになるな」
「でも……ハーヴィンお兄様自身が動いた場合、大丈夫かな……?」
ジエットは不安げにうつむいた。
ハーヴィンが動けばファラガの笛を使われる可能性がある。
その前に狙撃部隊で仕留めてもらう算段だが、狙撃の経験者などもちろんいないし、訓練する時間もほとんどなかった。
ぶっつけ本番でどこまでやれるかは未知数である以上、失敗した場合を想定すべきだろう。だから直接戦闘する部隊も用意しておかなければならない。
しかしファラガの笛への対抗手段がない以上、その部隊はほぼ決死隊になる。その事に彼女は思うところがあるようだ。
「それでしたら我らがやりましょう!」
ローズベル公爵軍の兵士が叫んだ。
「ジエッタニア様と王国の未来のためならこの命、惜しくありません!」
「ぜひ我らにお任せを!」
奮起する彼らをしかし、錬は制す。
「待った待った。皆さんの心意気はありがたいですが、仲間を失うのは極力避けたい」
テラミスと手を組んだとはいえ、頭数はハーヴィン側の方が圧倒的に多い。それなのに人的資源を無駄遣いしていては敗戦まっしぐらだ。
「しかし誰かがやらねばならぬのであれば……」
「そう、誰かがやらないといけない。だから俺は今こいつを作ってるんです」
錬は今しがた作っていたものに手を乗せた。
四つの車輪で車体を支え、改良した魔石砲を一門備えている。
「魔石砲を積んだ自動車?」
「そうだけど、少し違う。こいつは無人機だ」
「ムジンキ……?」
結晶貨による風魔法を使えばトランシーバーを作る事ができる。
ゾルダート伯爵領の砦からこの魔石鉱山まではかなりの距離があるが、それでも通話ができる程度の強度で風魔法による信号が届いている。
ならば可能なはずだ。遠隔操作できる無人機が。
「まぁ無人機って言ってもラジコンカーみたいなもんだけどな。とにかく有視界から遠隔操作して、移動と攻撃ができる無人の兵隊だ」
「……よくわからないけど、伝承にあるゴーレムみたいなもの?」
「そんなもんかな。ひとまず動かせるところまできたから実演してみよう」
錬は基板剥き出しのリモコンを取り、レバーを倒す。すると無人機の魔石エンジンが火花を散らして車輪を回した。
「なんと……! 大賢者殿はゴーレムを作る英知までお持ちとは!?」
「まさに究極の兵器ですな!」
兵士達は歓声を上げた。
「良ければ操縦してみます?」
「よ、よろしいので……?」
「誰かがやらないといけない事ですから」
にっこり笑って言うと、兵士達は我こそはと手を挙げた。
「私がやりましょう!」
「いやオレだ! ぜひオレにやらせてください!」
「ずるいぞお前ら!」
「仲良くやってくださいね……?」
苦笑する錬など気にも留めず、彼らはリモコンを奪い合いながら無人機を走らせる。まるで新しいおもちゃを奪い合う兄弟のようである。
(ゴーレムか……。そういやテラミスが持ってた宝玉も似たようなものなのかもな)
エムトハの魔術師なる王家の秘宝は、その辺の岩を操っていた。人や竜を形作る仕組みはよくわからないが、遠隔操作という点だけを見れば同じような構造かもしれない。
ともあれこの無人機と魔光石センサーによるトラップを駆使すれば、戦死する者を極力抑えつつ戦う事ができるだろう。
あるいはあえて撃たせる事で、ファラガの笛の弱点などを探る事もできるかもしれない。
そんな事を考えていると、不意にジエットのトランシーバーがノイズを放った。一言二言受け答えをし、ジエットの表情に緊張が走る。
「ジエット? どうした?」
「……エスリ先生からだよ。ハーヴィンお兄様が動いたって」
***
その少し前の時間。
エスリは三十騎ほどの竜騎兵を率いて王都へ続く街道の一つを封鎖していた。
「騎士様、何とか通しちゃくれんですかねぇ?」
「ダメだ。何人たりとも王都へ行かせぬようにとの命だからな」
「どうすりゃあええんじゃ……果物が腐っちまうよ」
行商の男が竜車の荷を見て嘆息する。
「安心なさい。荷物はすべて買い取らせていただくわ。相場の倍の値でね」
「……あんたは?」
「わたくしはローズベル公爵家のエスリという者よ」
「公爵家……ってぇと大貴族様でねぇか!? こりゃあ大変な失礼を……へへ」
行商は目玉が飛び出るほど驚き、急に揉み手を始めた。調子の良い男である。
そうして買い取り契約の手形を渡し、行商をローズベル公爵領へ向かわせる。
伝令が来たのはそんな時だ。
「エスリ様! 敵が動きました!」
「また変異種の地竜かしら? 飽きないわね」
「いえ! 敵はハーヴィン王太子殿下です!」
「!」
これまで魔獣部隊との小競り合いばかりだったが、ついに本腰を入れて潰しにかかったようだ。
「狙撃部隊に通達! 各員、作戦通り一撃離脱しながらハーヴィン王太子殿下を狙撃なさい!」
「そ、それが……敵の進軍速度が予想外に速く、狙撃はすでに始まっておりまして……」
「どういう事?」
狙撃が始まったのなら、ハーヴィンは倒れていなければならないはずだ。なのに終わったという報告がない。
(……まさか失敗したというの?)
狙撃部隊は十名もいる。何度かミスをする前提で作戦を立案しているし、エスリの率いる部隊に支給された狙撃銃はすべて二属性や三属性のもの。少々外れても魔法障壁ごと吹き飛ばす威力があるはずだ。
伝令は歯切れ悪く口ごもり、震える声で告げた。
「さ、三属性の魔法が……ハーヴィン王太子殿下にはまったく効かないようです……!」
テラミスやエスリに軍を動かしてもらい、トランシーバーで連携しながら王都への街道をすべて封鎖した。
王都へ向かう隊商については、こちらの指示に従うなら商品をすべて相場の倍額で買い上げる事にしている。歯向かえば捕縛だ。
これにより王都では食糧が不足し、治安が悪化しているらしい。王都から出ていく場合のみ通行を許した事で、王都を脱出する人々が日に日に増えていっている。
だがハーヴィンは当然これを座視せず、黒竜を従えた魔獣部隊を繰り出す事で街道の支配権を巡り小競り合いが起きているようだ。
「――報告は以上だよ、レン」
ジエットが言い、後ろに立つローズベル公爵軍の兵達が敬礼する。
「なるほど、大体想定通りだな」
広げられた地図を見ながら錬は首肯した。
その背後ではギコギコと木材を切る音や、出力を絞った魔石銃の火花の音が絶え間なく響いている。作業をしているのはスロウ爺さんやベルドら解放奴隷で、数十人が忙しなく動いていた。
ここはハストン城の一画である。
兵舎の一つを改装し、魔石銃や狙撃銃、自動車などを量産するための工場に仕立てたのだ。
「これからどうする? 今のところハーヴィンお兄様は王都から出て来てないけど」
「街道を封鎖し続ければいずれは出て来ざるを得ないよ。ここは我慢比べになるな」
「でも……ハーヴィンお兄様自身が動いた場合、大丈夫かな……?」
ジエットは不安げにうつむいた。
ハーヴィンが動けばファラガの笛を使われる可能性がある。
その前に狙撃部隊で仕留めてもらう算段だが、狙撃の経験者などもちろんいないし、訓練する時間もほとんどなかった。
ぶっつけ本番でどこまでやれるかは未知数である以上、失敗した場合を想定すべきだろう。だから直接戦闘する部隊も用意しておかなければならない。
しかしファラガの笛への対抗手段がない以上、その部隊はほぼ決死隊になる。その事に彼女は思うところがあるようだ。
「それでしたら我らがやりましょう!」
ローズベル公爵軍の兵士が叫んだ。
「ジエッタニア様と王国の未来のためならこの命、惜しくありません!」
「ぜひ我らにお任せを!」
奮起する彼らをしかし、錬は制す。
「待った待った。皆さんの心意気はありがたいですが、仲間を失うのは極力避けたい」
テラミスと手を組んだとはいえ、頭数はハーヴィン側の方が圧倒的に多い。それなのに人的資源を無駄遣いしていては敗戦まっしぐらだ。
「しかし誰かがやらねばならぬのであれば……」
「そう、誰かがやらないといけない。だから俺は今こいつを作ってるんです」
錬は今しがた作っていたものに手を乗せた。
四つの車輪で車体を支え、改良した魔石砲を一門備えている。
「魔石砲を積んだ自動車?」
「そうだけど、少し違う。こいつは無人機だ」
「ムジンキ……?」
結晶貨による風魔法を使えばトランシーバーを作る事ができる。
ゾルダート伯爵領の砦からこの魔石鉱山まではかなりの距離があるが、それでも通話ができる程度の強度で風魔法による信号が届いている。
ならば可能なはずだ。遠隔操作できる無人機が。
「まぁ無人機って言ってもラジコンカーみたいなもんだけどな。とにかく有視界から遠隔操作して、移動と攻撃ができる無人の兵隊だ」
「……よくわからないけど、伝承にあるゴーレムみたいなもの?」
「そんなもんかな。ひとまず動かせるところまできたから実演してみよう」
錬は基板剥き出しのリモコンを取り、レバーを倒す。すると無人機の魔石エンジンが火花を散らして車輪を回した。
「なんと……! 大賢者殿はゴーレムを作る英知までお持ちとは!?」
「まさに究極の兵器ですな!」
兵士達は歓声を上げた。
「良ければ操縦してみます?」
「よ、よろしいので……?」
「誰かがやらないといけない事ですから」
にっこり笑って言うと、兵士達は我こそはと手を挙げた。
「私がやりましょう!」
「いやオレだ! ぜひオレにやらせてください!」
「ずるいぞお前ら!」
「仲良くやってくださいね……?」
苦笑する錬など気にも留めず、彼らはリモコンを奪い合いながら無人機を走らせる。まるで新しいおもちゃを奪い合う兄弟のようである。
(ゴーレムか……。そういやテラミスが持ってた宝玉も似たようなものなのかもな)
エムトハの魔術師なる王家の秘宝は、その辺の岩を操っていた。人や竜を形作る仕組みはよくわからないが、遠隔操作という点だけを見れば同じような構造かもしれない。
ともあれこの無人機と魔光石センサーによるトラップを駆使すれば、戦死する者を極力抑えつつ戦う事ができるだろう。
あるいはあえて撃たせる事で、ファラガの笛の弱点などを探る事もできるかもしれない。
そんな事を考えていると、不意にジエットのトランシーバーがノイズを放った。一言二言受け答えをし、ジエットの表情に緊張が走る。
「ジエット? どうした?」
「……エスリ先生からだよ。ハーヴィンお兄様が動いたって」
***
その少し前の時間。
エスリは三十騎ほどの竜騎兵を率いて王都へ続く街道の一つを封鎖していた。
「騎士様、何とか通しちゃくれんですかねぇ?」
「ダメだ。何人たりとも王都へ行かせぬようにとの命だからな」
「どうすりゃあええんじゃ……果物が腐っちまうよ」
行商の男が竜車の荷を見て嘆息する。
「安心なさい。荷物はすべて買い取らせていただくわ。相場の倍の値でね」
「……あんたは?」
「わたくしはローズベル公爵家のエスリという者よ」
「公爵家……ってぇと大貴族様でねぇか!? こりゃあ大変な失礼を……へへ」
行商は目玉が飛び出るほど驚き、急に揉み手を始めた。調子の良い男である。
そうして買い取り契約の手形を渡し、行商をローズベル公爵領へ向かわせる。
伝令が来たのはそんな時だ。
「エスリ様! 敵が動きました!」
「また変異種の地竜かしら? 飽きないわね」
「いえ! 敵はハーヴィン王太子殿下です!」
「!」
これまで魔獣部隊との小競り合いばかりだったが、ついに本腰を入れて潰しにかかったようだ。
「狙撃部隊に通達! 各員、作戦通り一撃離脱しながらハーヴィン王太子殿下を狙撃なさい!」
「そ、それが……敵の進軍速度が予想外に速く、狙撃はすでに始まっておりまして……」
「どういう事?」
狙撃が始まったのなら、ハーヴィンは倒れていなければならないはずだ。なのに終わったという報告がない。
(……まさか失敗したというの?)
狙撃部隊は十名もいる。何度かミスをする前提で作戦を立案しているし、エスリの率いる部隊に支給された狙撃銃はすべて二属性や三属性のもの。少々外れても魔法障壁ごと吹き飛ばす威力があるはずだ。
伝令は歯切れ悪く口ごもり、震える声で告げた。
「さ、三属性の魔法が……ハーヴィン王太子殿下にはまったく効かないようです……!」
0
あなたにおすすめの小説
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる