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第二章
14:リリ
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「リリさんが四天王グラミー……?」
衝撃の発言に俺は目を剥いた。
それは言われた当人であるリリも同じなようだ。
「な、何を言ってるんですか……? 私はこの街の住人で……」
「いいえ、それは違います。あなたにゾンビにされたとゾンビ達も言っています!」
「ゾンビが……? どういう事です?」
「ラーティは死者の霊と会話ができるんだとさ」
俺が補足すると、リリは憤慨した様子で声を荒らげた。
「そんなのいくらでも嘘をつけるじゃないですか!」
まぁそうだな。リリの言う通り嘘はいくらでもつける。
しかし言われてみればいくらかの不自然さを感じられるのも確かだ。
何の荷物も持たず一人で森の中を逃げていたというのも変だし、ゾンビに襲われたのも俺達が通りがかったまさにその時。
しかも俺はすぐに助けに行かず、ラーティと会話していたほどなのに、リリは囲まれていたゾンビに傷ひとつ付けられてなかった。
そういう事もあるかもしれないが、演出と言われたら納得してしまうほどの完璧なタイミングだ。
ラーティは犯人を追い詰める名探偵のごとく睨みを利かせ、聖杖を地に打ち付けた。
「確かに死霊も嘘はつけます。ですが、これだけ多くの者達が口を揃えて一斉に訴えているのですよ」
「だったらラーティさんが嘘をついてるんじゃないですか!?」
「ただの村娘であるあなたにそんな事をする意味は?」
「それは……っ」
リリの表情が苦々しげに歪んだ。
思えば俺達がこの世界に召喚された時、レイマール王国を襲撃していたのは死霊だった。
であれば死霊使いグラミーは、俺と邪帝王が交わした取引について知っていてもおかしくない。そういえばリリはこの街には行くなと必死に引き留めようとしてたな。
「もしかして襲撃中のロドニスの街から俺達を遠ざけるために、ゾンビに襲われている振りをして接触し、ロドニス出身と嘘をついて引き留めようとしたのか?」
「……はぁ、バレちゃしょうがねぇ」
リリ――改めグラミーはフードを払って顔を晒した。
そしてゾンビから骨でできた大鎌を生成し、肩に担いで見せる。さながら死神のようだ。
「そうだよ。アタシが邪帝王軍四天王の一人、死霊使いグラミー様だ!」
「口調が変わったな。今までの仕草は全部演技だったって事か」
「そういうこった。かよわい薄幸の美少女の演技はなかなかのもんだったろ?」
「美少女って自分で言っちゃうんだ……」
いやまぁ顔だけは可愛いけどさぁ。
「でもなぜだ? どうして人間の君が人間を滅ぼそうとする?」
「はぁ~? 魔人も知らねぇのか……ってそうか。異世界の勇者なら知るわけねぇな。アタシは人間じゃねぇ。魔に与する亜人種とでも思っとけ」
面倒さそうにガシガシと髪をかき乱すグラミー。
「本当はてめぇらを監視しろって邪帝王様に言われてたんだけど、台無しだぜ。どうしてくれんだ」
「別に台無しでもないだろ。今からでも監視すればいい」
「そうはいかねぇ。邪帝王様にはこうも言われてんだ。『この街にいる人間を一人残らず滅ぼせ。例外はない』ってなぁ!」
グラミーが大鎌を振り上げた瞬間、地面が隆起した。
「うおぉぉぉなんだ!?」
飛び退いた俺の足元から腐乱したゾンビが石畳を押し退けて姿を現す。
それだけじゃない。周囲も同じように手が生え頭が生えの地獄絵図だった。その総数、ざっと見て万に届くかもしれない。
「この街の住民の大半がゾンビになったっつー事はよぉ、そいつらを感染させた兵隊がいるって事だよなぁ? せっかくアタシが助けてやろうとしたってのに、バカな奴らだぜ!」
ゾンビの神輿に乗り、グラミーは高らかに笑う。
「まぁ安心しろ、てめぇらの死は無駄にしねぇ。アタシのコレクションに加えて遊んでやっからよォ!」
黒い津波のようにゾンビ軍団が押し寄せる。
「う、うわぁぁぁぁっ!? この数は無理無理無理だって!」
「聖なる守護神アルデム様、不浄なる敵から我らをお守りください――ホーリーシェル!」
ラーティの神聖術が発動したのとまさに同時にゾンビどもが結界に貼り付いた。
「何とか間に合いましたね」
「し、死ぬかと思った……!」
とはいえ別に状況が好転したわけでもない。四方すべての結界表面にゾンビが貼り付いており、逃げ道などまったくない。
「……どうしましょう?」
「どうって、何か使えそうな魔法ないの?」
「使えそうな神聖術が結界だったのです。それに神聖力も残りわずか。使えば使うほどイサム様のゾンビ化も近付きますが……」
八方塞がりか。でも諦めるわけにはいかない!
「しょうがない。千里の道も一歩から、だ。結界越しに斬りまくってやる!」
前列のゾンビどもを聖剣で八つ裂きにする。
くそったれ、斬っても斬っても後ろからゾンビが湧いてきて終わる気がしねぇ!
「はぁっ……はぁっ……! 体力が保たないぞこれ! どうすりゃいいんだ!?」
疲労困憊で聖剣を振るっていた、その時。
「グオォォォォッ!!」
一際大きな鳴き声を上げ、一体のベルベルゾンビが駆け寄ってきた。
体格差で他のゾンビを蹴散らし、一直線に俺達のもとへ走ってくる。
「アレクサンダー! 生きてたのか!?」
「イサム様、ゾンビは死んでます」
「いやそうだけどさぁ! そういう事じゃなくてさぁ!」
ゾンビを踏み潰しながら結界のすぐそばまで駆け寄るアレクサンダー。
モフモフだった体は毛が毟られ、右の目玉はこぼれ落ち、肋骨が見えている。
「変わり果てた姿になってかわいそうに……」
俺が伸ばそうとした手を、けれどアレクサンダーの牙がガチンとかすめた。
「グオォォォォ!」
「ふぁっ!?」
結界表面に必死に噛みつき、よだれを撒き散らす。
「アレクサンダー!? よせ、俺だ! ストップ! どうどう! ハウス!」
「グルォォォォォォ!!」
「ひぇぇっ!?」
全然言う事聞かねぇ! どうしてしまったんだアレクサンダー!
それを見てグラミーが口角を持ち上げた。
「あぁ、さっきのベルベルゾンビか。そいつならアタシのコレクションに加えてやったぜ?」
助けに来たのかと思ったら敵かよ!?
いや……違う! これはまさか、そういう事なのか!?
突如として舞い降りた閃きに俺は震えた。
「ラーティ、回復魔法は使えるな?」
「癒やしの神聖術なら使えますが、しかし使えばゾンビ化が……」
「それはもういい! 今が使い時だ、いくぞ!」
俺は聖剣を手放し――結界越しにアレクサンダーへ噛み付いた。
「イサム様!?」
「グオォォォ!!」
「いってぇ! こんにゃろっ!」
アレクサンダーも俺の右肩に噛み付いたが、戦闘不能になるほどじゃない。
「ギャハッ! ゾンビに噛み付くとかおもしれぇなお前! そのまま食いちぎられちまえ!」
グラミーの嘲笑が遠くから聞こえる。
だがその直後、アレクサンダーは俺から離れた。
「あん? アタシは離れろなんて命令してねぇぞ? さっさと食い殺せ!」
「敵ゾンビどもに一噛みして回れ!」
命令を受けてアレクサンダーが動いた。
俺を背にして結界の周りにいるゾンビを一噛みして回る。
すると噛まれたゾンビもまた周りのゾンビに噛み付く。それが連鎖的に広がっていった。
「どうなってやがる!? なんでゾンビどもがアタシに逆らう!?」
「わからないなら教えてやるよ」
俺は精一杯かっこいいポーズを決めてやった。
「これが俺の死霊術だ。こいつは将棋みたいなもんなんだよ!」
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それは言われた当人であるリリも同じなようだ。
「な、何を言ってるんですか……? 私はこの街の住人で……」
「いいえ、それは違います。あなたにゾンビにされたとゾンビ達も言っています!」
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そういう事もあるかもしれないが、演出と言われたら納得してしまうほどの完璧なタイミングだ。
ラーティは犯人を追い詰める名探偵のごとく睨みを利かせ、聖杖を地に打ち付けた。
「確かに死霊も嘘はつけます。ですが、これだけ多くの者達が口を揃えて一斉に訴えているのですよ」
「だったらラーティさんが嘘をついてるんじゃないですか!?」
「ただの村娘であるあなたにそんな事をする意味は?」
「それは……っ」
リリの表情が苦々しげに歪んだ。
思えば俺達がこの世界に召喚された時、レイマール王国を襲撃していたのは死霊だった。
であれば死霊使いグラミーは、俺と邪帝王が交わした取引について知っていてもおかしくない。そういえばリリはこの街には行くなと必死に引き留めようとしてたな。
「もしかして襲撃中のロドニスの街から俺達を遠ざけるために、ゾンビに襲われている振りをして接触し、ロドニス出身と嘘をついて引き留めようとしたのか?」
「……はぁ、バレちゃしょうがねぇ」
リリ――改めグラミーはフードを払って顔を晒した。
そしてゾンビから骨でできた大鎌を生成し、肩に担いで見せる。さながら死神のようだ。
「そうだよ。アタシが邪帝王軍四天王の一人、死霊使いグラミー様だ!」
「口調が変わったな。今までの仕草は全部演技だったって事か」
「そういうこった。かよわい薄幸の美少女の演技はなかなかのもんだったろ?」
「美少女って自分で言っちゃうんだ……」
いやまぁ顔だけは可愛いけどさぁ。
「でもなぜだ? どうして人間の君が人間を滅ぼそうとする?」
「はぁ~? 魔人も知らねぇのか……ってそうか。異世界の勇者なら知るわけねぇな。アタシは人間じゃねぇ。魔に与する亜人種とでも思っとけ」
面倒さそうにガシガシと髪をかき乱すグラミー。
「本当はてめぇらを監視しろって邪帝王様に言われてたんだけど、台無しだぜ。どうしてくれんだ」
「別に台無しでもないだろ。今からでも監視すればいい」
「そうはいかねぇ。邪帝王様にはこうも言われてんだ。『この街にいる人間を一人残らず滅ぼせ。例外はない』ってなぁ!」
グラミーが大鎌を振り上げた瞬間、地面が隆起した。
「うおぉぉぉなんだ!?」
飛び退いた俺の足元から腐乱したゾンビが石畳を押し退けて姿を現す。
それだけじゃない。周囲も同じように手が生え頭が生えの地獄絵図だった。その総数、ざっと見て万に届くかもしれない。
「この街の住民の大半がゾンビになったっつー事はよぉ、そいつらを感染させた兵隊がいるって事だよなぁ? せっかくアタシが助けてやろうとしたってのに、バカな奴らだぜ!」
ゾンビの神輿に乗り、グラミーは高らかに笑う。
「まぁ安心しろ、てめぇらの死は無駄にしねぇ。アタシのコレクションに加えて遊んでやっからよォ!」
黒い津波のようにゾンビ軍団が押し寄せる。
「う、うわぁぁぁぁっ!? この数は無理無理無理だって!」
「聖なる守護神アルデム様、不浄なる敵から我らをお守りください――ホーリーシェル!」
ラーティの神聖術が発動したのとまさに同時にゾンビどもが結界に貼り付いた。
「何とか間に合いましたね」
「し、死ぬかと思った……!」
とはいえ別に状況が好転したわけでもない。四方すべての結界表面にゾンビが貼り付いており、逃げ道などまったくない。
「……どうしましょう?」
「どうって、何か使えそうな魔法ないの?」
「使えそうな神聖術が結界だったのです。それに神聖力も残りわずか。使えば使うほどイサム様のゾンビ化も近付きますが……」
八方塞がりか。でも諦めるわけにはいかない!
「しょうがない。千里の道も一歩から、だ。結界越しに斬りまくってやる!」
前列のゾンビどもを聖剣で八つ裂きにする。
くそったれ、斬っても斬っても後ろからゾンビが湧いてきて終わる気がしねぇ!
「はぁっ……はぁっ……! 体力が保たないぞこれ! どうすりゃいいんだ!?」
疲労困憊で聖剣を振るっていた、その時。
「グオォォォォッ!!」
一際大きな鳴き声を上げ、一体のベルベルゾンビが駆け寄ってきた。
体格差で他のゾンビを蹴散らし、一直線に俺達のもとへ走ってくる。
「アレクサンダー! 生きてたのか!?」
「イサム様、ゾンビは死んでます」
「いやそうだけどさぁ! そういう事じゃなくてさぁ!」
ゾンビを踏み潰しながら結界のすぐそばまで駆け寄るアレクサンダー。
モフモフだった体は毛が毟られ、右の目玉はこぼれ落ち、肋骨が見えている。
「変わり果てた姿になってかわいそうに……」
俺が伸ばそうとした手を、けれどアレクサンダーの牙がガチンとかすめた。
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いや……違う! これはまさか、そういう事なのか!?
突如として舞い降りた閃きに俺は震えた。
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「それはもういい! 今が使い時だ、いくぞ!」
俺は聖剣を手放し――結界越しにアレクサンダーへ噛み付いた。
「イサム様!?」
「グオォォォ!!」
「いってぇ! こんにゃろっ!」
アレクサンダーも俺の右肩に噛み付いたが、戦闘不能になるほどじゃない。
「ギャハッ! ゾンビに噛み付くとかおもしれぇなお前! そのまま食いちぎられちまえ!」
グラミーの嘲笑が遠くから聞こえる。
だがその直後、アレクサンダーは俺から離れた。
「あん? アタシは離れろなんて命令してねぇぞ? さっさと食い殺せ!」
「敵ゾンビどもに一噛みして回れ!」
命令を受けてアレクサンダーが動いた。
俺を背にして結界の周りにいるゾンビを一噛みして回る。
すると噛まれたゾンビもまた周りのゾンビに噛み付く。それが連鎖的に広がっていった。
「どうなってやがる!? なんでゾンビどもがアタシに逆らう!?」
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