34 / 112
マイエル家、エドゥアルド卿
しおりを挟む
「皇帝さんから聞いたんだけど、この皇族の仕事に嫌気がさしてるって本当なの?」
幸乃がどこか言いずらそうに質問をするとシャレーは目を細めて外を見つめながら話しだす。
「だって、変な目で見られるんだもん」
「私たち王族はいつも悪いことばかりしていて何でも望みがかなっていいなってみんなから嫌味みたいに言われるんだもん」
「実際には違うよ、クーデターがあったら真っ先に目の敵にされて下手したら処刑される、結婚はすべて政略結婚で私の気持ちなんか聞いてくれない、対等な人間関係も作れず友達もなかなかできない、この身分でよかった事なんて一個もない、私」
「だから……なんだろう、みんな嫌になっちゃったんだよね」
3人はどう言葉をかければいいかわからなかった、自分は貴族などではない、だからどう声をかければいいかなんてわからないしありきたりの言葉をかけたとしてもそれで彼女の助けになるとは到底思えなかったからである。
「おやおやお嬢様、こんなところでどうされているのですか?」
突然の声に3人は声の方向を向く、そしてシャレーが驚き、この場に緊張が走る。
そう、彼こそがシャレーの政略結婚の相手コンラート=フォン=エドゥアルドだった。
茶髪で長身、銀でできた刺繍や金色の数々の勲章、青色でところどころにルビーやエメラルドの宝石がちりばめられていた。
いかにも貴族らしい服装でぱっと見では礼儀正しい男性という印象だが、どこか薄ら笑いを浮かべていてどこか威圧的な印象を醸し出していた。慌てた口調でシャレーが言葉を返す。
「エドゥアルド卿、こんなところでどうされたのですか?面会の明日のはずではなかったのですか?」
「先ほど私の部下からこの辺りにあなたが出現しているという情報を聞きましてねぇ、駆け付けたわけですよ、いやあ素晴らしいですよ、変装もうまいですねえ、ほとんど別人ですよ」
そして彼はシャレーの全身を舐めまわすように見定める。
「いやあ、さすがマイエル家のお嬢様だけあってお美しいですな」
シャレーは無表情で彼を見つめながら言葉を返す、そして3人にことのいきさつを話し始める。
「彼がこのビコフスキを納める貴族の跡取りの長男コンラート=フォン=エドゥアルド、彼女達3人は知り合いの冒険者です」
3人は軽くお辞儀をしあいさつする。次にシャレーはなぜ今ここで合わなければいけないかを丁寧な口調で質問した、すると……
「いやあ、私はせっかちで気が早いものでしてねえ、もうすぐ私の嫁になるあなたを一秒でも早く拝んでおきたいものでしてねぇ、そちらこそ何をなさっていたのですか?一国のお姫様がこんなところで」
彼が薄ら笑いを浮かべながら自信満々に質問するとシャレーは一杯コーヒーを口に含む、そしてコーヒーを飲みこむと冷静な表情を作りながら淡々と言葉を返す。
「あなたには3つの返す言葉があります、
1つ、私はあなたの嫁になるとはまだ決まっていません、なのでそのような言葉は早計だと考えます、
2つ、私がここに来た理由はこの街で暮らす一般の人たちがどのような暮らしをしているのかが気になっていたからです、見たところずいぶん荒れ果てて苦しい生活を強いられているようですねえ、バードランドの一件があったことを考慮してもちょっと内政がおろそかになっているのではないですか?
3つ目、この言葉で私はあなたにわずかばかりの怒りを覚えました、こんなところとはどういう事ですか?ここはあなたが尽くさなければならない一般人や難民となった方がたくさんいるところですそれをこんなところと言い切るとは、私ならそんな言い方はしません」
シャレーの質問が終わる、するとエドゥアルドは先ほどの言葉を気にもしなかったような態度で、しかしにやりと笑みを浮かべながら冷静に言葉を返す。
「さすが、私の見込んだ通りの女性だ、そこまで民のことを気にかけているとは──ますますあなたのことが私は欲しくなってしまった、そう言ったところも含めてあなたは美しい……婚約の話、まとまるといいですねぇ」
そういって彼はこの場を去った、この場を去った後、シャレーは気を取り直して今後の打ち合わせをしだす。
「──っていうのを頼みたいんだけどいいかな?」
シャレーが両手を合わせてお願いをする、すると──
「いいよいいよ、むしろ嬉しいよ、頼ってくれて」
幸乃が笑顔で了承する、ベルとリルカもそれに同調する。そして夜、夕食が終わった頃に宮殿の前で待ち合わせる約束をして4人はこの店を出た。
※
そして夜、この街の中心部……
貧困にあえぐこの街とは対照的に豪華絢爛な城、中は整った石畳に大理石の彫刻が所々に設置されていた。
皆が寝静まろうとしている夜、ここの兵士の鎧を着て城の中をうろつく人が4人ほどいた。シャレー、幸乃、ベル、リルカの4人だった。
これはシャレー達マイエル家は良くやっている事らしい、地方の貴族たちとの交流を図る時、彼らの言葉をそのまま鵜呑みにせず、実情を知るためにこういったことをしていとのこと。
悪事に手を染めている貴族は悪いことがあっても真実を話さずにうその報告を平気でするため自分たちで真実をつかみとらなければならないらしい、だから変装をして侵入しそこから本当の情報を集めているらしい。
ここで二手に分かれるとシャレーがそう囁くと当初の作戦通り二手に分かれた。何かあった時接近戦ができる幸乃とベル、こういった潜入ができるシャレーとベルを分けさせるため幸乃とシャレー、リルカとベルに分かれた。
幸乃とシャレーが道を歩いて何か手掛かりを得られる場所がないか城を歩いていると。
「ん?どうしたの?」
シャレーが幸乃の肩をつんつんとついてきたのでそれに小声で言葉を返す、すると……
幸乃がどこか言いずらそうに質問をするとシャレーは目を細めて外を見つめながら話しだす。
「だって、変な目で見られるんだもん」
「私たち王族はいつも悪いことばかりしていて何でも望みがかなっていいなってみんなから嫌味みたいに言われるんだもん」
「実際には違うよ、クーデターがあったら真っ先に目の敵にされて下手したら処刑される、結婚はすべて政略結婚で私の気持ちなんか聞いてくれない、対等な人間関係も作れず友達もなかなかできない、この身分でよかった事なんて一個もない、私」
「だから……なんだろう、みんな嫌になっちゃったんだよね」
3人はどう言葉をかければいいかわからなかった、自分は貴族などではない、だからどう声をかければいいかなんてわからないしありきたりの言葉をかけたとしてもそれで彼女の助けになるとは到底思えなかったからである。
「おやおやお嬢様、こんなところでどうされているのですか?」
突然の声に3人は声の方向を向く、そしてシャレーが驚き、この場に緊張が走る。
そう、彼こそがシャレーの政略結婚の相手コンラート=フォン=エドゥアルドだった。
茶髪で長身、銀でできた刺繍や金色の数々の勲章、青色でところどころにルビーやエメラルドの宝石がちりばめられていた。
いかにも貴族らしい服装でぱっと見では礼儀正しい男性という印象だが、どこか薄ら笑いを浮かべていてどこか威圧的な印象を醸し出していた。慌てた口調でシャレーが言葉を返す。
「エドゥアルド卿、こんなところでどうされたのですか?面会の明日のはずではなかったのですか?」
「先ほど私の部下からこの辺りにあなたが出現しているという情報を聞きましてねぇ、駆け付けたわけですよ、いやあ素晴らしいですよ、変装もうまいですねえ、ほとんど別人ですよ」
そして彼はシャレーの全身を舐めまわすように見定める。
「いやあ、さすがマイエル家のお嬢様だけあってお美しいですな」
シャレーは無表情で彼を見つめながら言葉を返す、そして3人にことのいきさつを話し始める。
「彼がこのビコフスキを納める貴族の跡取りの長男コンラート=フォン=エドゥアルド、彼女達3人は知り合いの冒険者です」
3人は軽くお辞儀をしあいさつする。次にシャレーはなぜ今ここで合わなければいけないかを丁寧な口調で質問した、すると……
「いやあ、私はせっかちで気が早いものでしてねえ、もうすぐ私の嫁になるあなたを一秒でも早く拝んでおきたいものでしてねぇ、そちらこそ何をなさっていたのですか?一国のお姫様がこんなところで」
彼が薄ら笑いを浮かべながら自信満々に質問するとシャレーは一杯コーヒーを口に含む、そしてコーヒーを飲みこむと冷静な表情を作りながら淡々と言葉を返す。
「あなたには3つの返す言葉があります、
1つ、私はあなたの嫁になるとはまだ決まっていません、なのでそのような言葉は早計だと考えます、
2つ、私がここに来た理由はこの街で暮らす一般の人たちがどのような暮らしをしているのかが気になっていたからです、見たところずいぶん荒れ果てて苦しい生活を強いられているようですねえ、バードランドの一件があったことを考慮してもちょっと内政がおろそかになっているのではないですか?
3つ目、この言葉で私はあなたにわずかばかりの怒りを覚えました、こんなところとはどういう事ですか?ここはあなたが尽くさなければならない一般人や難民となった方がたくさんいるところですそれをこんなところと言い切るとは、私ならそんな言い方はしません」
シャレーの質問が終わる、するとエドゥアルドは先ほどの言葉を気にもしなかったような態度で、しかしにやりと笑みを浮かべながら冷静に言葉を返す。
「さすが、私の見込んだ通りの女性だ、そこまで民のことを気にかけているとは──ますますあなたのことが私は欲しくなってしまった、そう言ったところも含めてあなたは美しい……婚約の話、まとまるといいですねぇ」
そういって彼はこの場を去った、この場を去った後、シャレーは気を取り直して今後の打ち合わせをしだす。
「──っていうのを頼みたいんだけどいいかな?」
シャレーが両手を合わせてお願いをする、すると──
「いいよいいよ、むしろ嬉しいよ、頼ってくれて」
幸乃が笑顔で了承する、ベルとリルカもそれに同調する。そして夜、夕食が終わった頃に宮殿の前で待ち合わせる約束をして4人はこの店を出た。
※
そして夜、この街の中心部……
貧困にあえぐこの街とは対照的に豪華絢爛な城、中は整った石畳に大理石の彫刻が所々に設置されていた。
皆が寝静まろうとしている夜、ここの兵士の鎧を着て城の中をうろつく人が4人ほどいた。シャレー、幸乃、ベル、リルカの4人だった。
これはシャレー達マイエル家は良くやっている事らしい、地方の貴族たちとの交流を図る時、彼らの言葉をそのまま鵜呑みにせず、実情を知るためにこういったことをしていとのこと。
悪事に手を染めている貴族は悪いことがあっても真実を話さずにうその報告を平気でするため自分たちで真実をつかみとらなければならないらしい、だから変装をして侵入しそこから本当の情報を集めているらしい。
ここで二手に分かれるとシャレーがそう囁くと当初の作戦通り二手に分かれた。何かあった時接近戦ができる幸乃とベル、こういった潜入ができるシャレーとベルを分けさせるため幸乃とシャレー、リルカとベルに分かれた。
幸乃とシャレーが道を歩いて何か手掛かりを得られる場所がないか城を歩いていると。
「ん?どうしたの?」
シャレーが幸乃の肩をつんつんとついてきたのでそれに小声で言葉を返す、すると……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活
仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」
ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。
彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる