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守り抜く決意
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シャマシュのに体を預けて、抱き合う。あったかいシャマシュの体を全身に感じたシャマシュは、突然の出来事に完全に動きをフリーズさせてしまっている。顔を真っ赤にして、視線がぐるぐると泳いでいた。慌てて肩をゆすって正気に戻す。お~~い、戻ってこい~~い。
ポッと私をじっと見て、何とか正気の戻るシャマシュ。笑顔を作ってウィンクをして言った。
「絶対、私空を飛んでみせるから──よろしくねっ!」
「よろしく、お願いします」
シャマシュの表情が、はっと明るくなった。優しい、まるで女神のような笑みを浮かべて言葉を返してくる。シャマシュ、やっぱり笑った顔はかわいい。もっと、こんなシャマシュの表情を見たいな。
そして2人で、素敵な未来を作る。そう心に誓うのだった。
翌朝、私は昨日の空を飛んだ代償を払うこととなった。
あの後、ミシェウの部屋に行って、紅茶を飲みながらいろいろとお話をした。そして──途中で疲れがどっときて眠くなったて、ここで一夜を過ごすことになったのだが問題は朝起きてから。
そして朝、目が覚めて、立ち上がろうとして背中に力を入れた瞬間──悲鳴をあげてしまった。
筋肉痛、マジで痛い──。体がメリメリ、バキバキ……今日の職務は午後からだったのが幸い。
しばらくは、まともに動けそうにないかな……。ベッドの上に再び仰向けに倒れこんだ。
「ミシェル様、大丈夫ですか?」
朝食を持ってきたララーナが慌てて寄ってくる。体を動かそうとするだけで、背中の筋肉がメリメリとした痛みを上げていた。
「ミシェウ、大丈夫??」
苦笑いで、言葉を返した。
ララーナは、痛みに効く薬を持ってくるって言って、どこかに飛び出していった。少し時間がかかるそうだ。助かる……。こんな痛みじゃ、午後からの職務に支障が出そうだし。
ララーナがこの場を去った後、シャマシュがやってきた。寝っ転がっている私の隣でちょこんと座っている。
せっかく2人なったいい機会なんだし、ここでいろいろ話ちゃおっかな。痛みをこらえて腰を上げる。シャマシュの隣に座る感じになり、にこっと笑みを浮かべて話かけた。
「話、しよっか」
空を飛ぶことができたミシェウ。でも、実戦で使うにはまだまだ魔力消費の点で課題ありだわ。あの後、私の部屋で完全に眠り込んじゃったし。
眠っているミシェウ、本当にかわいかった。そして、ララーナが外に出てしまい。2人っきり。ミシェウは優しい笑みを浮かべてこっちを見ている。て、照れちゃうじゃない……。
座りながら、ミシェウが話を始めた。
「シャマシュとあってさ、色々とあったよね。おかげで、シャマシュの意外なところが知れて、本当に良かったと思う」
「ありがとう──」
ミシェウは笑顔でそう言った後、窓の外から遠くの景色を見始める。そよ風がほほに当たって、どこか雰囲気が変わった気がした。
「シャマシュ──あの婚約破棄のパーティー以来、変わったわよね」
「え──」
「それからは、いつもよりも表情が真剣になって──それだけじゃなくってさ。どこか焦っていて、使命感に駆られているような……」
「え……」
その言葉に思わずフリーズしてしまった。表情も、いつもよりも達観していておちゃらけたような感じはない。
「昨日さ、私空を飛びたいって言った瞬間、大きく叫んだじゃん」
「そういえば」
あったわね。思いっきり痛がってて──何かと思ったけどその後のこともあってすっかり記憶から飛んじゃってた。でも、一日たってもなんともない限り大丈夫──なのかな?
ミシェウは、視線を私から窓の外へとむけた。
「思い出したんだ──私、世界をやり直しているんだって。ここから、そんな未来を変えるために」
「え──」
その言葉に、私は言葉を失った。まさか──私だけじゃなくて、ミシェウまで。
そして、両手で私の右手を握って、じっと見つめてくる。
「シャマシュ、あなたを救いたかった。その思いで、ここまでやってきたの。だからこそ分かったの、あなたがどうして私のことを想ってくれているのか」」
同じように、ミシェウも時をさかのぼっていたんだ。ミシェウは、自分が経験してきたことをすべて話してきた。
ミシェウが歩んできた世界。王国一丸となって、強大な魔物たちと戦っていた。私とミシェウが力を合わせて、何とか国をまとめ上げて力を合わせて激闘を繰り広げていた。
王都を廃墟にして、自分たちの持てる力をすべて出し尽くし──多大な犠牲をはらって。
しかし──あと少しのところで力及ばず──私たちは敗れた。
私は魔力が尽きて動けなくなったところを、強大な力を持つ魔物に心臓を突き刺されたらしい。
亡骸となった私の身体を抱きかかえながら、ただ涙を流すことしかできなかったミシェウ。
「シャマシュ──あなたを助けることが出来なくて、ただ泣いていた。一生分じゃあないかってくらい──息が途絶えたあなたの前で涙を流していたわ」
そして、私と一緒だ──アルルによって時の巻き戻し。
そう言うことだったんだ。この状況で、私だけ隠し事なんてできるはずがなかった。
「私も、そうでした。力及ばず、破滅した世界で、私たちのために戦ってくれたあなた。そんなあなただからこそ、私は好きだって思いました」
そう言って、優しくミシェウの頭を撫でる。
それから、私が戦ってきた記憶をすべて話す。
「ありがとう。私のために戦ってくれたんだ~~。すごいじゃない」
「今の言葉で、肩の荷が下りました」
「大丈夫、心配しないで──何かあったら一緒に戦いましょ。あなただって、私たちの大切なひとなんだから。絶対、2人そろって生き残って──この世界を守り切りましょう」
「はい」
うっすらと涙が垂れる、そのままミシェウの胸に飛びついた。
どれだけ止められても、決してやめることなんてない。だって、心から誓ったのだから、
ぎゅっと、シャマシュの手をつなぐ。滑らかで、すべすべしてて冷たい。ずっと握っていたくなるような感じだ。やっぱりあったかい。顔を上げてミシェウの顔を見る。
「婚約者、なんでしょ──これからもよろしくね」
「そ、そうですね。これからよろしくお願いします」
「笑顔、とってもかわいいじゃん」
にこっと笑うミシェウ。その笑顔に、私は心から救われた気がした。
これから、2人に様々な試練が待ち構えているだろう。それでも──たとえどんな試練が待ち構えていたって、私は絶対王国も、ミシェウも──守り抜いて見せる。それが、あの時シャマシュに誓った約束なのだから。愛するシャマシュとの約束なのだから。
ポッと私をじっと見て、何とか正気の戻るシャマシュ。笑顔を作ってウィンクをして言った。
「絶対、私空を飛んでみせるから──よろしくねっ!」
「よろしく、お願いします」
シャマシュの表情が、はっと明るくなった。優しい、まるで女神のような笑みを浮かべて言葉を返してくる。シャマシュ、やっぱり笑った顔はかわいい。もっと、こんなシャマシュの表情を見たいな。
そして2人で、素敵な未来を作る。そう心に誓うのだった。
翌朝、私は昨日の空を飛んだ代償を払うこととなった。
あの後、ミシェウの部屋に行って、紅茶を飲みながらいろいろとお話をした。そして──途中で疲れがどっときて眠くなったて、ここで一夜を過ごすことになったのだが問題は朝起きてから。
そして朝、目が覚めて、立ち上がろうとして背中に力を入れた瞬間──悲鳴をあげてしまった。
筋肉痛、マジで痛い──。体がメリメリ、バキバキ……今日の職務は午後からだったのが幸い。
しばらくは、まともに動けそうにないかな……。ベッドの上に再び仰向けに倒れこんだ。
「ミシェル様、大丈夫ですか?」
朝食を持ってきたララーナが慌てて寄ってくる。体を動かそうとするだけで、背中の筋肉がメリメリとした痛みを上げていた。
「ミシェウ、大丈夫??」
苦笑いで、言葉を返した。
ララーナは、痛みに効く薬を持ってくるって言って、どこかに飛び出していった。少し時間がかかるそうだ。助かる……。こんな痛みじゃ、午後からの職務に支障が出そうだし。
ララーナがこの場を去った後、シャマシュがやってきた。寝っ転がっている私の隣でちょこんと座っている。
せっかく2人なったいい機会なんだし、ここでいろいろ話ちゃおっかな。痛みをこらえて腰を上げる。シャマシュの隣に座る感じになり、にこっと笑みを浮かべて話かけた。
「話、しよっか」
空を飛ぶことができたミシェウ。でも、実戦で使うにはまだまだ魔力消費の点で課題ありだわ。あの後、私の部屋で完全に眠り込んじゃったし。
眠っているミシェウ、本当にかわいかった。そして、ララーナが外に出てしまい。2人っきり。ミシェウは優しい笑みを浮かべてこっちを見ている。て、照れちゃうじゃない……。
座りながら、ミシェウが話を始めた。
「シャマシュとあってさ、色々とあったよね。おかげで、シャマシュの意外なところが知れて、本当に良かったと思う」
「ありがとう──」
ミシェウは笑顔でそう言った後、窓の外から遠くの景色を見始める。そよ風がほほに当たって、どこか雰囲気が変わった気がした。
「シャマシュ──あの婚約破棄のパーティー以来、変わったわよね」
「え──」
「それからは、いつもよりも表情が真剣になって──それだけじゃなくってさ。どこか焦っていて、使命感に駆られているような……」
「え……」
その言葉に思わずフリーズしてしまった。表情も、いつもよりも達観していておちゃらけたような感じはない。
「昨日さ、私空を飛びたいって言った瞬間、大きく叫んだじゃん」
「そういえば」
あったわね。思いっきり痛がってて──何かと思ったけどその後のこともあってすっかり記憶から飛んじゃってた。でも、一日たってもなんともない限り大丈夫──なのかな?
ミシェウは、視線を私から窓の外へとむけた。
「思い出したんだ──私、世界をやり直しているんだって。ここから、そんな未来を変えるために」
「え──」
その言葉に、私は言葉を失った。まさか──私だけじゃなくて、ミシェウまで。
そして、両手で私の右手を握って、じっと見つめてくる。
「シャマシュ、あなたを救いたかった。その思いで、ここまでやってきたの。だからこそ分かったの、あなたがどうして私のことを想ってくれているのか」」
同じように、ミシェウも時をさかのぼっていたんだ。ミシェウは、自分が経験してきたことをすべて話してきた。
ミシェウが歩んできた世界。王国一丸となって、強大な魔物たちと戦っていた。私とミシェウが力を合わせて、何とか国をまとめ上げて力を合わせて激闘を繰り広げていた。
王都を廃墟にして、自分たちの持てる力をすべて出し尽くし──多大な犠牲をはらって。
しかし──あと少しのところで力及ばず──私たちは敗れた。
私は魔力が尽きて動けなくなったところを、強大な力を持つ魔物に心臓を突き刺されたらしい。
亡骸となった私の身体を抱きかかえながら、ただ涙を流すことしかできなかったミシェウ。
「シャマシュ──あなたを助けることが出来なくて、ただ泣いていた。一生分じゃあないかってくらい──息が途絶えたあなたの前で涙を流していたわ」
そして、私と一緒だ──アルルによって時の巻き戻し。
そう言うことだったんだ。この状況で、私だけ隠し事なんてできるはずがなかった。
「私も、そうでした。力及ばず、破滅した世界で、私たちのために戦ってくれたあなた。そんなあなただからこそ、私は好きだって思いました」
そう言って、優しくミシェウの頭を撫でる。
それから、私が戦ってきた記憶をすべて話す。
「ありがとう。私のために戦ってくれたんだ~~。すごいじゃない」
「今の言葉で、肩の荷が下りました」
「大丈夫、心配しないで──何かあったら一緒に戦いましょ。あなただって、私たちの大切なひとなんだから。絶対、2人そろって生き残って──この世界を守り切りましょう」
「はい」
うっすらと涙が垂れる、そのままミシェウの胸に飛びついた。
どれだけ止められても、決してやめることなんてない。だって、心から誓ったのだから、
ぎゅっと、シャマシュの手をつなぐ。滑らかで、すべすべしてて冷たい。ずっと握っていたくなるような感じだ。やっぱりあったかい。顔を上げてミシェウの顔を見る。
「婚約者、なんでしょ──これからもよろしくね」
「そ、そうですね。これからよろしくお願いします」
「笑顔、とってもかわいいじゃん」
にこっと笑うミシェウ。その笑顔に、私は心から救われた気がした。
これから、2人に様々な試練が待ち構えているだろう。それでも──たとえどんな試練が待ち構えていたって、私は絶対王国も、ミシェウも──守り抜いて見せる。それが、あの時シャマシュに誓った約束なのだから。愛するシャマシュとの約束なのだから。
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