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第3章 咲き誇る竜花と大龍の意志 料理屋「○」拡大成長編1
レジェンド達のエクササイズ〜美容と美食と美酒の宴〜9
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第5エリアに入ると直ぐに中央に見える巨大な古代樹が特徴的なエリア
普段は竜や幻獣に近い珍しい魔物やリッチやアンデッド、古代から生き続ける魔物達の楽園と言っても不思議ではない
最初にセーフポイント作った人・・・凄いな
異常じゃない?という程、伝説級の魔物で溢れていた
そして第5エリアに入るとすでに魔物同士の闘いは始まっている様で、騒がしい程に鳴き声や吠える声、大きな魔力の塊がぶつかり合うエネルギーの波動がガンガン届いてくる
エネルギー量が凄い為か、空にも渦巻く黒雲と稲光が走る・・・もはや天災の前兆かと思われる状況である
「この波動・・・キングサーペント亜種ではないのう・・・間違いなくヒュドラじゃな・・・」
「おいおいヒュドラとは・・・久しぶりに戦うな」
「・・・という事は最低限1人1本以上ですか・・・」
「リナ、ジーク、バッツ1人1本ノルマ行けるか?」
「はい!行けます!」
「任せてください!」
「・・・大丈夫だと思います!」
「おいバッツ俺と散々抱き合っておいて、今日死ぬのは無しだぜ!自信ねぇのか?!」
「はい!大丈夫です!やります!」
「よーし良い子だ!帰ったらまた可愛がってやろう!」
「それは勘弁して・・・いや気持ちだけ頂きます」
「1本ってどういう事ですか?」
俺は会話についていけてないので質問する
「ヒュドラはのう強くなればなる程、首の数が増える魔物でのう・・・最低限7本以上の首があるのじゃ・・・つまり儂らも7人1人1本の首を相手にするという事じゃな・・・」
「それって俺も入ってるんですか?」
「余裕があればで良い・・・儂が2本同時にいく・・・マスターは周りの魔物を頼むぞえ」
・・・ちょっと待って?それ意外と俺が相手する魔物多くないか?
「ヒュドラを倒したらすぐに加勢するので、それまで近づけさせない様にして頂けるだけでも助かります」
「マスターの規格外の力期待してますね!」
「マスター頼んだぜ!」
「では行くぞ!」
・・・6人は跳ぶ様にヒュドラに向い、それぞれターゲットの首を決め闘いを始めた
やばい・・・気を引き締めていかないと!
・・・まずは観察する
サーチを半径1kmに限定してそれぞれの魔力で色分けして認識しやすいサーチに改良
今回のヒュドラには9本の首が有り、どうやらリュカ、ティグ、シルバーがそれぞれ2本ずつ相手にする作戦に変更した様だ
先に魔物が与えたダメージが残っているかと思われたが、自己再生能力が高い為か、ほぼダメージは無くなったようだ・・・
そりゃ魔物達も徒党組んで戦おうとする訳だ
しかし6人にとっては魔物達の攻撃が逆に邪魔で戦いにくい状況になっている様だ
とりあえずワイバーン、グリフォン、ヒポグリフ、飛竜達の上からの攻撃を止めるか
6人は首周りを跳びながら器用に全員が被らない様に動き続けている
6人以外のターゲットにエアアブソーブをかける
・・・パキンと弾かれる!魔力の波が激しくてオールターゲットだと精度が低くなって弾かれるのか・・・
まずは、分散させるか・・・
細かい網目状で半球体のドームをイメージしたバリア膜を作る
ヒュドラと闘う6人を囲む様にドームで覆い、外側に高圧電流をイメージした雷属性の電撃魔法を常に発動させる
あえて近づいて来ない様に目視しやすい様に赤く色付けもしておくと流石に魔物達も諦めたのか、触れない様に周りを飛び回るだけで何もして来なくなった
あとは飛ばない魔物達!
あまり賢くないのか、バリアに構わず突っ込んで来るせいでどんどん焼け焦げて死んでいく
何か可哀想だから厚めの土壁でバリアを4メートレ程の高さで覆い、突っ込み防止にしたら諦めた様だ
ここまでは順調に進んだが、中はどうなった?
苦戦する程のスピードで攻撃してくる訳ではないが、噛み付きの力が凄いので捕まれない上に毒持ち、酸攻撃もある
しかし攻撃の手数を止めない体力と自己再生
先にこちらの魔力が切れたら終わりだし、ほぼ同時に全ての首と胴体を倒さないと復活する可能性もある厄介な魔物
皆、なかなか終わらない戦いに一度引いたところだった
「こいつ再生能力がやけに高いな・・・」
「何度か首を落としたんじゃがのぅ」
「リュカ、シルバー!そろそろ本気出して行かねーとジリ貧になるぜ!俺たちだけじゃねぇからな」
「・・・リュカさん状況はいかがですか?」
「マスターさすがじゃな!邪魔が入らなくて戦い易くなったぞ!」
「他に手伝える事ありますか?」
「儂らはこれから本気出して行くつもりじゃからリナ、ジーク、バッツを補助してやってくれぃ」
「分かりました!」
・・・俺は3人と合流し作戦を練る
「マスターありがとうございます!」
「さすがマスター!仕事ができる」
「マスター、どうするコイツら再生が早くて随分面倒だぜ」
「まずは、リナさんとジークさんで3つの首を惹きつけて下さい!1分で良いので頑張ってください」
「バッツさんの爆破属性の魔法を強化補助しますので最大限の魔力で3頭同時に狙って爆破して下さい」
「俺の魔法は一気にやれる程強くねぇけど大丈夫か?」
「大丈夫です!爆破の勢いを使ってエネルギーの速度上昇を狙いますので・・・」
「よく分かんねーけど全力でぶっ放せば良いんだな?!」
「そうです!2人が惹きつけてくれてる間に行きましょう!」
・・・正直、補助魔法という意識は無かった
ただ強いエネルギーで消しとばすイメージ
俺が生きてきて人類史上1番強い衝撃とエネルギーと言えば水爆と太陽!いわゆる核融合エネルギーだ
太陽の途轍もないエネルギーは主に水素原子のぶつかり合いによる核融合エネルギーで出来ている・・・事を急ぐので簡単ではあるが・・・
水素原子4つが超高密度、超高温で熱せられぶつかり合い核融合し、ヘリウムとニュートロンに変わる際のエネルギー、これが核融合エネルギー
これを核融合炉に閉じ込めた状況のイメージとそれを発射して敵を射抜く光線砲のイメージ合体して作った魔法
『フレアレーザー』
天文好きで太陽の仕組み勉強しといて良かった!
バッツさんが詠唱を終わり、爆破属性の魔法をぶっ放す
狙い通り3つの首に向かって魔力が走る
それをフレアレーザーに取り込む
膨大なエネルギーが溜まっていく
波動砲発射の様な光と音が溢れている
「・・・キィィィィィィィィィィィィィィィン」
・・・やり過ぎたかな?
よくよく考えると地球の人類でも核融合エネルギーの潤沢な供給までは行けてない
膨大なお金と施設で研究されてた筈
今放った魔法は言わば「人工太陽をぶつける」
という事
「やばいかも・・・リナさん、ジークさん、リュカさん達も逃げてぇええ」
・・・俺の焦った様子を見て、5人はこちら側に跳んで逃げてくる
エネルギー充填がMAXになった瞬間
「ピシュン・・・」
高速のレーザー光線がヒュドラの首3本を貫く
「・・・ゴゴゴゴゴゴ」
マグマが煮えたぎるような鈍い音と共に膨大な熱量のエネルギーが溜まってヒュドラの首を蒸発させていく
「ドガーン!!」
そのまま大爆発を起こしてさらに首3本と胴体の半分を消し去ってしまった
大気に衝撃波が走る
ソニックブームにより上空にあった筈の黒雲が綺麗に消え去り、キノコ雲が代わりに下から立ち上がっている
奥に射出されたレーザーは貫いた森を蒸発させて一筋の道が遥か先まで続いている
・・・思ってたのと違う
思っていた以上にやばい威力だ
ヒュドラは何が起きたか分からず残りの3本の首は動きを止め竦み始める・・・
集まっていた魔物達も今のを見て蜘蛛の子散らす様に逃げ出した
・・・皆んな上空に広がるキノコ雲を観ながら唖然としている
「・・・・・・今ですよー、残りの3本・・・お願いしまーす・・・」
声小さめで目を逸らしながら言うと、時が動き出した
「マスター・・・とりあえず後で説教じゃ!」
・・・やっぱりやり過ぎデスヨネー
凹む俺をリナさんとジークさんとバッツさんが、目を見合わせて突っ込む
「マスターが料理人で良かったな・・・」
普段は竜や幻獣に近い珍しい魔物やリッチやアンデッド、古代から生き続ける魔物達の楽園と言っても不思議ではない
最初にセーフポイント作った人・・・凄いな
異常じゃない?という程、伝説級の魔物で溢れていた
そして第5エリアに入るとすでに魔物同士の闘いは始まっている様で、騒がしい程に鳴き声や吠える声、大きな魔力の塊がぶつかり合うエネルギーの波動がガンガン届いてくる
エネルギー量が凄い為か、空にも渦巻く黒雲と稲光が走る・・・もはや天災の前兆かと思われる状況である
「この波動・・・キングサーペント亜種ではないのう・・・間違いなくヒュドラじゃな・・・」
「おいおいヒュドラとは・・・久しぶりに戦うな」
「・・・という事は最低限1人1本以上ですか・・・」
「リナ、ジーク、バッツ1人1本ノルマ行けるか?」
「はい!行けます!」
「任せてください!」
「・・・大丈夫だと思います!」
「おいバッツ俺と散々抱き合っておいて、今日死ぬのは無しだぜ!自信ねぇのか?!」
「はい!大丈夫です!やります!」
「よーし良い子だ!帰ったらまた可愛がってやろう!」
「それは勘弁して・・・いや気持ちだけ頂きます」
「1本ってどういう事ですか?」
俺は会話についていけてないので質問する
「ヒュドラはのう強くなればなる程、首の数が増える魔物でのう・・・最低限7本以上の首があるのじゃ・・・つまり儂らも7人1人1本の首を相手にするという事じゃな・・・」
「それって俺も入ってるんですか?」
「余裕があればで良い・・・儂が2本同時にいく・・・マスターは周りの魔物を頼むぞえ」
・・・ちょっと待って?それ意外と俺が相手する魔物多くないか?
「ヒュドラを倒したらすぐに加勢するので、それまで近づけさせない様にして頂けるだけでも助かります」
「マスターの規格外の力期待してますね!」
「マスター頼んだぜ!」
「では行くぞ!」
・・・6人は跳ぶ様にヒュドラに向い、それぞれターゲットの首を決め闘いを始めた
やばい・・・気を引き締めていかないと!
・・・まずは観察する
サーチを半径1kmに限定してそれぞれの魔力で色分けして認識しやすいサーチに改良
今回のヒュドラには9本の首が有り、どうやらリュカ、ティグ、シルバーがそれぞれ2本ずつ相手にする作戦に変更した様だ
先に魔物が与えたダメージが残っているかと思われたが、自己再生能力が高い為か、ほぼダメージは無くなったようだ・・・
そりゃ魔物達も徒党組んで戦おうとする訳だ
しかし6人にとっては魔物達の攻撃が逆に邪魔で戦いにくい状況になっている様だ
とりあえずワイバーン、グリフォン、ヒポグリフ、飛竜達の上からの攻撃を止めるか
6人は首周りを跳びながら器用に全員が被らない様に動き続けている
6人以外のターゲットにエアアブソーブをかける
・・・パキンと弾かれる!魔力の波が激しくてオールターゲットだと精度が低くなって弾かれるのか・・・
まずは、分散させるか・・・
細かい網目状で半球体のドームをイメージしたバリア膜を作る
ヒュドラと闘う6人を囲む様にドームで覆い、外側に高圧電流をイメージした雷属性の電撃魔法を常に発動させる
あえて近づいて来ない様に目視しやすい様に赤く色付けもしておくと流石に魔物達も諦めたのか、触れない様に周りを飛び回るだけで何もして来なくなった
あとは飛ばない魔物達!
あまり賢くないのか、バリアに構わず突っ込んで来るせいでどんどん焼け焦げて死んでいく
何か可哀想だから厚めの土壁でバリアを4メートレ程の高さで覆い、突っ込み防止にしたら諦めた様だ
ここまでは順調に進んだが、中はどうなった?
苦戦する程のスピードで攻撃してくる訳ではないが、噛み付きの力が凄いので捕まれない上に毒持ち、酸攻撃もある
しかし攻撃の手数を止めない体力と自己再生
先にこちらの魔力が切れたら終わりだし、ほぼ同時に全ての首と胴体を倒さないと復活する可能性もある厄介な魔物
皆、なかなか終わらない戦いに一度引いたところだった
「こいつ再生能力がやけに高いな・・・」
「何度か首を落としたんじゃがのぅ」
「リュカ、シルバー!そろそろ本気出して行かねーとジリ貧になるぜ!俺たちだけじゃねぇからな」
「・・・リュカさん状況はいかがですか?」
「マスターさすがじゃな!邪魔が入らなくて戦い易くなったぞ!」
「他に手伝える事ありますか?」
「儂らはこれから本気出して行くつもりじゃからリナ、ジーク、バッツを補助してやってくれぃ」
「分かりました!」
・・・俺は3人と合流し作戦を練る
「マスターありがとうございます!」
「さすがマスター!仕事ができる」
「マスター、どうするコイツら再生が早くて随分面倒だぜ」
「まずは、リナさんとジークさんで3つの首を惹きつけて下さい!1分で良いので頑張ってください」
「バッツさんの爆破属性の魔法を強化補助しますので最大限の魔力で3頭同時に狙って爆破して下さい」
「俺の魔法は一気にやれる程強くねぇけど大丈夫か?」
「大丈夫です!爆破の勢いを使ってエネルギーの速度上昇を狙いますので・・・」
「よく分かんねーけど全力でぶっ放せば良いんだな?!」
「そうです!2人が惹きつけてくれてる間に行きましょう!」
・・・正直、補助魔法という意識は無かった
ただ強いエネルギーで消しとばすイメージ
俺が生きてきて人類史上1番強い衝撃とエネルギーと言えば水爆と太陽!いわゆる核融合エネルギーだ
太陽の途轍もないエネルギーは主に水素原子のぶつかり合いによる核融合エネルギーで出来ている・・・事を急ぐので簡単ではあるが・・・
水素原子4つが超高密度、超高温で熱せられぶつかり合い核融合し、ヘリウムとニュートロンに変わる際のエネルギー、これが核融合エネルギー
これを核融合炉に閉じ込めた状況のイメージとそれを発射して敵を射抜く光線砲のイメージ合体して作った魔法
『フレアレーザー』
天文好きで太陽の仕組み勉強しといて良かった!
バッツさんが詠唱を終わり、爆破属性の魔法をぶっ放す
狙い通り3つの首に向かって魔力が走る
それをフレアレーザーに取り込む
膨大なエネルギーが溜まっていく
波動砲発射の様な光と音が溢れている
「・・・キィィィィィィィィィィィィィィィン」
・・・やり過ぎたかな?
よくよく考えると地球の人類でも核融合エネルギーの潤沢な供給までは行けてない
膨大なお金と施設で研究されてた筈
今放った魔法は言わば「人工太陽をぶつける」
という事
「やばいかも・・・リナさん、ジークさん、リュカさん達も逃げてぇええ」
・・・俺の焦った様子を見て、5人はこちら側に跳んで逃げてくる
エネルギー充填がMAXになった瞬間
「ピシュン・・・」
高速のレーザー光線がヒュドラの首3本を貫く
「・・・ゴゴゴゴゴゴ」
マグマが煮えたぎるような鈍い音と共に膨大な熱量のエネルギーが溜まってヒュドラの首を蒸発させていく
「ドガーン!!」
そのまま大爆発を起こしてさらに首3本と胴体の半分を消し去ってしまった
大気に衝撃波が走る
ソニックブームにより上空にあった筈の黒雲が綺麗に消え去り、キノコ雲が代わりに下から立ち上がっている
奥に射出されたレーザーは貫いた森を蒸発させて一筋の道が遥か先まで続いている
・・・思ってたのと違う
思っていた以上にやばい威力だ
ヒュドラは何が起きたか分からず残りの3本の首は動きを止め竦み始める・・・
集まっていた魔物達も今のを見て蜘蛛の子散らす様に逃げ出した
・・・皆んな上空に広がるキノコ雲を観ながら唖然としている
「・・・・・・今ですよー、残りの3本・・・お願いしまーす・・・」
声小さめで目を逸らしながら言うと、時が動き出した
「マスター・・・とりあえず後で説教じゃ!」
・・・やっぱりやり過ぎデスヨネー
凹む俺をリナさんとジークさんとバッツさんが、目を見合わせて突っ込む
「マスターが料理人で良かったな・・・」
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