ランブルビースト ~獣が強くて人類滅亡の危機なのでビッチがセックスで戦います~【東京編】

扶桑のイーグル

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ふたなりへの道

34体目 緑vs…東雲!?

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 研究室の扉が開き、薄暗い部屋に光を入れたかと思えば、すぐにゴムの擦れる耳障りな音を出して閉まる。

 一人で研究に没頭していた東雲咲希は暫く気づいた様子も見せなかったが、入ってきた人物の雰囲気が八雲のそれでは無いことを察すると、頭を上げた。

「あら、珍しいわね。欲が出た?」

「東雲……貴様に聞きたいことがある」

 緑は、透明な液体の入った注射針を手にしようとする咲希を静かに牽制する。「欲が出た?」と聞きながら持とうとするあたり、何かしらの強化剤が入っているようだ。

「聞くだけ?」

「聞くだけだ」

「……そう」

 牽制を食らった咲希は、残念そうに注射針を箱の中に戻した。それを確認して、翠は自分の股間を指差して怒ったように質問する。

「まず一つ。……なんだこれは」

「愚問ね。貴女の陰茎よ」

 何が「愚問ね」なのかよく分からないが、咲希は素早く正解を言い当てた。

「そうだな。端的な答えだ。聞き方を変えよう。……なんだこの大きさは!」

  緑が指さす先には、巨根と呼ぶにふさわしい肉棒が、ギチギチと音を立てんばかりに反り返っていた。色は一般男性のそれよりは薄いものの、女性の体には明らかに不釣り合いな大きさである。
  胸のせいで直接見えないため触っても大きさがよく分からず「こんなものか」で済ませていたのだが、今朝鏡を見てようやくその異常性に気がついたのだ。

  なにせ、服をいつも通り着ているにも関わらず男根のシルエットがハッキリと浮き上がっていたのだから。
  慌てて菜々にお使いを頼み男物のボクサーパンツを買ってきてもらったのだが、それで解決するほど甘くはなかった。

「パッと見、20cm近くあるわね」

「あるわね、じゃない! 邪魔で仕方ないだろう! 男物のパンツでも隠しきれん!」

「なんの刺激も得ていないのに勃起している方が悪いのでは無いかしら?」

「ああ、聞きたいことその二はそれだ! なぜか勃起が収まらん!」

 20cmとはいえ、非勃起時であればシルエットが服に浮き出るような事は中々無いだろう。しかしどう抑えようとしても縮んでくれないのだ。勿論、性的興奮を感じてはいない。

「あら大変」

「更に聞きたいことその三! 特殊能力がいつまで経っても発現しない! 何故だ!」

 憤る緑を前に、鈴谷は淡々と受け答える。

「ううん……おかしいわね。とにかく、順番に答えていきましょうか」

 咲希はホワイトボードを引き出し、マジックペンで簡単な図を書き始める。

「荒獣のDNAは元々、何故かは解明中だけど陰茎を増大させるための命令が多く記憶されているわ。これを荒獣以外の生物に入れると、大抵は適合せずに拒絶反応を起こすのみ。だけどハムスターや人間など一部の生物とは相性が良いの。そのせいで、発現した陰茎は大きくなる傾向が強いわ」

 一通り、疑問一に対する解説を終えると不意にマジックペンをホワイトボードに置き、緑の背中に回り込む。

「な、なんだ……」

 いきなり注射でも打たれるのかと身構えるが、そうではなかった。柔らかさの中にたくましさを兼ね備えた大人の女性の腕が緑の若くて柔らかい身体をなぞる。

「疑問その二。簡単だわ、貴方がエッチだからよ」

「……研究者なのだから、もう少し真面目に答えてほしいところだな」

「あら、大真面目よ。発情期間は過ぎているはずだもの。だから一人でなんとかできると思うけど……仕方ないから収めてあげる」

「なにっ……?」

 驚いた瞬間、咲希の指先が服の上から緑の陰茎を刺激した。先端から付け根へ裏筋を撫でるようにするりと降りていく。

「んっ!? ま、まさか触ってくるとは……ふふ、いきなりどうしたんだ? 薄暗い部屋に何日も閉じこもって欲求不満か? なるほど、私は丁度いい所に来てしまったわけだ……。しかし、あまりオススメはできないな」

「……言っている意味が分からないわ」

「んん? 私はハンターだぞ? ……気絶するまで犯されても知らないからな?」

 少々驚き警戒までした緑だったが、その指が脅威にはならないと判断すると余裕たっぷりに薄く笑みを浮かべながら咲希の頬をとり囁く。
 だが、そこまで言われても咲希は手を止めたりはしなかった。それどころかせせら笑うように緑を見下ろした。
 性を知らぬ愚かな生娘だから……というわけではなさそうだ。行動から身体の部位一つまでどこを取っても女の悦びを知っている雰囲気がある。
 ならば、今こうして緑にけしかけているのは自信があるからか。

「あら、私を一般人だとでも思っているの?」

「なに……?」

 咲希が聞き捨てならない事を言う。当然、研究者であるから一般人ではないという理屈も通るが、話の流れとしてはおかしい。
 まるで自分もハンターだと言わんばかりだった。
 だが、陰茎をなぞる手の動きは、ほとんど刺激を与えてこない。ただ焦らすだけの愛撫にどれほどの優位性があろうか。

「……っ!」

  嫌な予感。それを覆すため、行動に移そうとした、その瞬間だった。

「あら、動いてはダメよ?」

「ひああああああっ!?」

 動きを封じるように、手指が陰茎に絡みつき焦らされた性器を優しく扱く。塊のような期待が弾け、全身の力が抜けていく。
 あくまで優しくなのだが、敏感にされた緑にとっては大きな快楽だった。ミカンを圧し潰した時のように、愛液が暗い色をしたコンクリートに飛び散る。

「あっ、く、くそ……はああぁぁぁあああぁんっ!」

 身をよじって反撃したり、逃げたりしようものなら寸分遅れず手が動き、ペニスを絡め取る。動きたい方向と逆に捻られ、反撃の一手を指すことができない。
 どうにもできない事がとにかく歯がゆい。肉棒は熱い射精感を貯え始め、布の上からさすられるザワザワとした気持ちよさが感度を急速に上げていく。
 まるで罠のようだと、緑は思った。ズボンも、まともな抵抗はできずにするりと脱がされてしまった。力のない脚から衣擦れの感覚が離れていく。同時に、内ももを透明な液体が熱いまま駆け下りていく。その小さなくすぐりに、肉棒が跳ねて腹筋をバカにするかのように叩いた。

 ウツボカズラの壁には捕まれない。

(このままでは……何も出来ないまま東雲にイカされてしまう。幸い東雲の動きは的確だが鈍い! 時間は十分に……あ、え? なんだこれ……嘘……嘘だ、こんなに早く……焦らされてるだけなのに!)

 自分でも気付かぬ内に射精感が昂りを見せていた。知覚した時にはもう遅く、鈴口のすぐ手前まで精子が登ってきてしまっている。困惑している間にも、射精感は更に高まっていった。
 サワサワと指の先端が亀頭を撫でた瞬間、暴発気味に精子が放出される。ギクシャクと腰が折れて東雲の柔らかい身体に尻を押し付けてしまう。

 期待感ともどかしさが頭の中で解放され、脳髄を焼き尽くした。沸騰寸前の白い熱が意識まで連れていく。
 土に張った根がズルリと引き抜かれるような射精。その隙間に染み渡る快感は、これまで幾千もの絶頂を経験してきた緑ですら知らなかった領域。

「あああああぁぁぁあイクううううぅぅぅぅぅ!」

 咲希の手の中で思う存分ぶちまけた後、その場にへたりこんでしまう。
 若く張りのある肢体が熟達した指技に敗北を喫して、湿った音を立てて崩れ落ちた。

 たった一度の絶頂で目の前が雪に埋もれたように真っ白に眩み、深い快楽の穴へと突き落とされる。
 甘い脈動が通り過ぎ、視界の戻った緑は今のうちに逃げようとするが……。

(こ、腰が抜けて……こんな……)

「あらあら。現四天王はこの程度なのかしら」

 咲希は精液をタップリと受け止めた手で、また緑のふたなりチンポを緩やかに扱き始める。ゆっくりとした動きが、今はどんな動きよりも気持ちよかった。
 ひとコキが絶頂そのものと言える快楽を生み出す。白濁液の出ない射精がいつまでも続く。罠に落ちた少女は自分が溶けきってしまう瞬間を、震えて待つことしかできない。

 苦しさから逃れようとして思わず腕を咲希の腰に回す。二人は薄暗闇の中で淫靡いんびに絡み、水音と甘酸っぱい香りが部屋を満たしていく。
 知覚できるもの全てを快感で埋め尽くされ、ろれつの回らない口で疑問を絞り出す。

「んううっ! あくっ! ……し、東雲……貴様……あうっ! ……一体……」

「そろそろ正体を明かしましょうか。貴女も『四天王制度』については知っているわよね」

 咲希は自分が何者かを明かし始める。

「もっ、勿論だ……当事者だから……なっ!」

「そうね。各都市がそれぞれ成績のいい順に四人のハンターを選び、四天王として君臨させ、都市間での競争を煽り同時にその他のハンターを緩やかにまとめる制度。最近始まったばかりで、貴女達は二代目ね」

 グリュン、と亀頭を強く親指が撫でた。目を閉じ、緩く握った手で唇を抑える。甲高い声を出して喉を無防備にさらす。
 肉棒が暴れるも、羽毛の中に閉じ込められたように快感が離れない。

「あああっ! ……そっそうだあぁっ!」

「でもね、制度が始まる前にも、四天王って呼ばれる人達がいたわ。むしろ、国が元々あったものを大々的に利用したという感じ」

 どこかイラついたような声を出す。今の緑にそれを聞き分ける余裕は存在しなかったが。
 咲希の不満と共に手の動きも激しくなっていく。柔らかに雲のように、だが滝のように強く。
 それに比例して黒髪が乱れ、目尻に涙を溜めて上を向き喘ぐ。膝を立てた脚の先とよく熟れた桃のように柔らかい尻だけが地面に付いていた。
 身体が壊れたバイブレーターのように震える。

「うううんっ! わかっ、分かってる! そんなの分かってるからっ! 何が言いたいんだっ! ひいいいぃぃぃっっ!」

「私はね、制度が始まる前の四天王の一人よ。皇都の、ね」

 ズンっと極甘の衝撃が陰茎全体に打ち下ろされる。電気信号が緑の脳を犯し全身の筋肉を強張らせた。
 バチバチと視界が瞬き、白いマグマが海綿体を押しのけて一直線に昇る。
 ドッと身体から体液が飛び出す感覚。同時に頭の中に鉛をのようなダルさが流し込まれた。

「うあああああああああっ!ああああああぁぁぁぁあああぁぁぁあああああーーーーっっっ!」

 最後の言葉が、緑の耳に届いていたかどうかは曖昧である。

 焦らされると扱かれるを同時に行うという高等テクニックを、まだまだ敏感なペニス全体に精液ローション付きで受けたために、たった二回目の絶頂で気を失ってしまったからだ。
 長い悲鳴にも似た嬌声を発し終えると、電池が切れたように力が抜ける。

「……あらあら」

 反り勃った陰茎から白濁液が溢れ出し、秘部からは痙攣に応じて断続的に小水が漏れて床に落ち、卑猥に混ざりあった。
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