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大洗港奪還作戦
95体目 スピードガールズSerious 3
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「この速度でも安定しているとは……」
「驚きましたか? ボディ剛性と足回りの強化、軽量化を行ったチューンドLFAです」
金管楽器を吹くような音を立ててLFAが滑走する。天使の咆哮と呼ばれるそれは、美しく力強い。戦女神のような艶声が無機質な首都高に響き渡る。
強烈なGにも負けず、最速の天使は急旋回を終え加速する。
「いやもう怖いね」
「速度を落としますか」
「いや、それはいい。後続の邪魔になって想定外の事態が起きる方が恐ろしい」
「じゃあ遠慮なく」
「うおっほおおおおおおお!」
ブレーキは最小限。壁に向かって走り、追突せんとばかりに道路の端から端まで使って曲がる。綺麗な曲線がタイトなカーブに描かれる。
それでいながら、地に付いた脚はしっかりと地面に吸い付いていた。安心感、守られた走りが身体を包む。
何一つ投げやりにならない、精巧で緻密なこの機械はどこまでも路面を捉え続ける。
とはいえ、目につく景色全てが目まぐるしく変わるのが怖いのか陸佐は若干涙目になっていた。
「清洲橋、だったか?」
緑は先頭のGT-Rが急激に姿勢を変え、曲がり角の向こうへ消えていくのを見ながらボソリと呟く。
三度目の直角旋回を行う場所。ブレーキを強く踏みしめ、前傾したところで右足をアクセルに踏み変える。
後輪が滑り出す。車が……狂おしく踊り出す。艶めかしく、力強く。光沢が太陽光を反射し、光の筋を描く。
(もう一度……)
ドリフトを止め直進し、そしてまたブレーキ、ハンドルを大きく切ってアクセル。
四度目の大旋回を終えると、長い長い直線を加速していくのだった。
堀切ジャンクションを通過し、長い直線に入った一同。MCVはここぞとばかりに逃げ切りを図り、加速する。
カーブを曲がってすぐ、最初のうちは大きな尻が見えていたのだが、そのうち点となり緩い曲線の向こうへ消えてしまった。
「そういえば……西、聞こえるか?」
緑は気になったことを質問しようと無線のスイッチを入れた。
『んー? どうしたの? 』
「経路に筑波山が含まれているが、わざわざ遠回りまでしてここを通る理由はなんだ?」
『よくぞ聞いてくれたね三瓶くん! 』
「今お前に聞いてない」
人の会話に八雲がいきなり割り込んでくる。
『そう冷たいことを言わないでくれたまえ! 』
『まあ、理由知ってるのは坂場さんなのでそっちに聞いた方が早いかなー』
「ふむ、西がそう言うなら仕方ない。おい坂場、何でだ?」
盛大な手のひら返しである。幸い、八雲が特に気にすることは無かったが。どうもいじられ慣れてしまったらしい。
『筑波山には固有個体である「赤ガマ」がヌシとして君臨しているからさ! 』
「固有個体?」
あまり聞かない言葉に緑が首を傾げる。八雲が各地の荒獣研究者と協力して最近生まれた言葉なので知らないのも無理はない。
『知らないのかぁーい? 』
「……前の方にお前が見えるな。タイヤの減りを気にしなければ、30秒後には追いつけるが、そこからどうしてやろうか」
バカにしたような言い方にムッとした緑は目と鼻の先に八雲を見つけ、脅した。
どうにも車体が軽すぎて浮いてしまい、速度が出せていないようだ。今なら強く押しただけでスピンしてしまうだろう。
『やめてくれよ……固有個体というのは、それ一体しか確認されていない種の事だよ。カエル型の荒獣は湿地帯でよく見られるけど、赤ガマは筑波山の一体だけだね』
「ふむ……? 赤ガマの事はなんとなく分かったが、それがなぜ筑波山を選ぶ理由になる?」
『赤ガマがヌシとして君臨していると言ったよね? 当然強いからヌシになれるわけだけど、そうすると他の弱い荒獣は赤ガマを恐れて寄ってこないんだ。だから赤ガマにさえ会わなければ比較的安全に通れる道なんだよ。走るのは大変だけどね』
「なるほど」
縄張り争いなんて概念は荒獣にもあったなと、今更ながら首を縦に振る緑。
坂場はその思案を邪魔するように今度は自分から声をかけた。
『ところで、三瓶くん。今僕はGT-Rに抜かされたわけだが、いいのかい? 負けず嫌いな君が四番手を走っていても』
「ふん、経過が重要なのは数学だけで十分だ。最後に一番であれば問題ない」
『うーん、だけどここで食いつかないと、山に入っても抜かせなくなるね』
「山の出口までには抜かせる。それよりも今は……後ろのやつに抜かされないようにしないとな!」
チラリと見たバックミラーには、怒涛の勢いで迫り来るランサーエボリューションが映っていた。
『やっと気づいたかあ? 今更加速してもおせえっつーの! 』
「ふ、馬力を上げたこいつをナメるなよ」
アクセルベタ踏みで時速280kmから更に加速していく。生き物のような丸みを帯びた車体が小さく跳ねながら横に飛んで八雲を抜かした。
ランエボと86が並ぶ。美獣が振動でビリビリと震えながら互いに押しのけ合う。
熱がエンジンを、タイヤを焼く。ラジエーターが懸命に外気を取り込み、自ら生み出す艶炎に負けないよう冷やし続ける。
白線が連なる。空気が車体を殴る。横にギリギリとGがかかる。
二台が空気を吹き飛ばして進む。
「……っく!」
『へへ、悪いな……最高速はこっちが上だ』
ランエボが前に出る。ジリリ、ジリリと押し上げる。パワーで86を押さえつけ、緑に屈服を強いる。
甲高いエンジン音の反響が遠のき、前に出られてしまう。
「く……まあいい……それなら利用させてもらう」
緑は一旦抜く事を諦め、ランエボの真後ろに付いた。パワーで対抗できないのなら、テクニックで抵抗する。
頭を押さえつけられながらも、同等に戦って見せる。
(可愛くねえ女だぜ。消耗を抑えてミスを狙う気か。でもこの速度に着いてこれるかあ? )
(前に出たのが運の尽きだ。絶対に食い下がる)
良太郎はもう一段走りのギアを上げ、逃げる。緑は空気抵抗の有利を利用して負けじと食いつく。
意地と意地の張り合いが始まった。
「……!」
「……っ」
「……」
先頭集団のLFA、WRX、RX-8を急かすように追い上げる三台。
GT-R、NSX、フェアレディZが300kmを超える猛スピードでアスファルトを蹴り立てる。
地面に吸い付くように駆ける三馬は、鼻面を揃え豪咆を鳴り響かせて旧三郷料金所を走り抜けた。車体にまとわりつく空気が剥がれ、後方に渦をまいて消えてゆく。
渦は太陽の光を浴びて陽炎となり光にうねりを付けて乱反射し、まるで残像のようだ。もしくは淫靡な湯気のようにも見える。
「やっぱり速いな……」
まるで、楽は喋るだけでも速度が落ちると思っているかのように声を抑えてレモンに話しかける。
「はい……でも、楽様も同じだけ速いです。凄いです」
「ありがとうレモン。だけど、一番になるまで満足出来ない……!」
僅かな上り坂に向けて、三台同時にアクセルを踏み込んだ。
「旧守谷サービスエリア通過、クリア」
高速道路に突如として現れる巨大な複合施設。今はもう使われていない残骸には目もくれず、超高速仕様のMCVが爆音を立てて通り過ぎていく。
この騒音を気にする人間も、今はいない。
(静かだな)
人どころか、荒獣すらいない。もっとも荒獣は人の多い場所に群れる傾向があるので予想はできたことだが、それでも常日頃人類の敵ばかり見てきた目には奇異な光景に映る。
(まるで、荒獣との戦争が終わった世界のようだ……いつかこうなるのかな……)
緩やかに滅亡へ向かう人類の、誰もが夢見る淡い希望。いつかそれが現実になる日を待って。
大きな火花が全てを変える事を期待して。
そのために、今彼らは時速400kmで、自分のやるべき事を全うしている。
「驚きましたか? ボディ剛性と足回りの強化、軽量化を行ったチューンドLFAです」
金管楽器を吹くような音を立ててLFAが滑走する。天使の咆哮と呼ばれるそれは、美しく力強い。戦女神のような艶声が無機質な首都高に響き渡る。
強烈なGにも負けず、最速の天使は急旋回を終え加速する。
「いやもう怖いね」
「速度を落としますか」
「いや、それはいい。後続の邪魔になって想定外の事態が起きる方が恐ろしい」
「じゃあ遠慮なく」
「うおっほおおおおおおお!」
ブレーキは最小限。壁に向かって走り、追突せんとばかりに道路の端から端まで使って曲がる。綺麗な曲線がタイトなカーブに描かれる。
それでいながら、地に付いた脚はしっかりと地面に吸い付いていた。安心感、守られた走りが身体を包む。
何一つ投げやりにならない、精巧で緻密なこの機械はどこまでも路面を捉え続ける。
とはいえ、目につく景色全てが目まぐるしく変わるのが怖いのか陸佐は若干涙目になっていた。
「清洲橋、だったか?」
緑は先頭のGT-Rが急激に姿勢を変え、曲がり角の向こうへ消えていくのを見ながらボソリと呟く。
三度目の直角旋回を行う場所。ブレーキを強く踏みしめ、前傾したところで右足をアクセルに踏み変える。
後輪が滑り出す。車が……狂おしく踊り出す。艶めかしく、力強く。光沢が太陽光を反射し、光の筋を描く。
(もう一度……)
ドリフトを止め直進し、そしてまたブレーキ、ハンドルを大きく切ってアクセル。
四度目の大旋回を終えると、長い長い直線を加速していくのだった。
堀切ジャンクションを通過し、長い直線に入った一同。MCVはここぞとばかりに逃げ切りを図り、加速する。
カーブを曲がってすぐ、最初のうちは大きな尻が見えていたのだが、そのうち点となり緩い曲線の向こうへ消えてしまった。
「そういえば……西、聞こえるか?」
緑は気になったことを質問しようと無線のスイッチを入れた。
『んー? どうしたの? 』
「経路に筑波山が含まれているが、わざわざ遠回りまでしてここを通る理由はなんだ?」
『よくぞ聞いてくれたね三瓶くん! 』
「今お前に聞いてない」
人の会話に八雲がいきなり割り込んでくる。
『そう冷たいことを言わないでくれたまえ! 』
『まあ、理由知ってるのは坂場さんなのでそっちに聞いた方が早いかなー』
「ふむ、西がそう言うなら仕方ない。おい坂場、何でだ?」
盛大な手のひら返しである。幸い、八雲が特に気にすることは無かったが。どうもいじられ慣れてしまったらしい。
『筑波山には固有個体である「赤ガマ」がヌシとして君臨しているからさ! 』
「固有個体?」
あまり聞かない言葉に緑が首を傾げる。八雲が各地の荒獣研究者と協力して最近生まれた言葉なので知らないのも無理はない。
『知らないのかぁーい? 』
「……前の方にお前が見えるな。タイヤの減りを気にしなければ、30秒後には追いつけるが、そこからどうしてやろうか」
バカにしたような言い方にムッとした緑は目と鼻の先に八雲を見つけ、脅した。
どうにも車体が軽すぎて浮いてしまい、速度が出せていないようだ。今なら強く押しただけでスピンしてしまうだろう。
『やめてくれよ……固有個体というのは、それ一体しか確認されていない種の事だよ。カエル型の荒獣は湿地帯でよく見られるけど、赤ガマは筑波山の一体だけだね』
「ふむ……? 赤ガマの事はなんとなく分かったが、それがなぜ筑波山を選ぶ理由になる?」
『赤ガマがヌシとして君臨していると言ったよね? 当然強いからヌシになれるわけだけど、そうすると他の弱い荒獣は赤ガマを恐れて寄ってこないんだ。だから赤ガマにさえ会わなければ比較的安全に通れる道なんだよ。走るのは大変だけどね』
「なるほど」
縄張り争いなんて概念は荒獣にもあったなと、今更ながら首を縦に振る緑。
坂場はその思案を邪魔するように今度は自分から声をかけた。
『ところで、三瓶くん。今僕はGT-Rに抜かされたわけだが、いいのかい? 負けず嫌いな君が四番手を走っていても』
「ふん、経過が重要なのは数学だけで十分だ。最後に一番であれば問題ない」
『うーん、だけどここで食いつかないと、山に入っても抜かせなくなるね』
「山の出口までには抜かせる。それよりも今は……後ろのやつに抜かされないようにしないとな!」
チラリと見たバックミラーには、怒涛の勢いで迫り来るランサーエボリューションが映っていた。
『やっと気づいたかあ? 今更加速してもおせえっつーの! 』
「ふ、馬力を上げたこいつをナメるなよ」
アクセルベタ踏みで時速280kmから更に加速していく。生き物のような丸みを帯びた車体が小さく跳ねながら横に飛んで八雲を抜かした。
ランエボと86が並ぶ。美獣が振動でビリビリと震えながら互いに押しのけ合う。
熱がエンジンを、タイヤを焼く。ラジエーターが懸命に外気を取り込み、自ら生み出す艶炎に負けないよう冷やし続ける。
白線が連なる。空気が車体を殴る。横にギリギリとGがかかる。
二台が空気を吹き飛ばして進む。
「……っく!」
『へへ、悪いな……最高速はこっちが上だ』
ランエボが前に出る。ジリリ、ジリリと押し上げる。パワーで86を押さえつけ、緑に屈服を強いる。
甲高いエンジン音の反響が遠のき、前に出られてしまう。
「く……まあいい……それなら利用させてもらう」
緑は一旦抜く事を諦め、ランエボの真後ろに付いた。パワーで対抗できないのなら、テクニックで抵抗する。
頭を押さえつけられながらも、同等に戦って見せる。
(可愛くねえ女だぜ。消耗を抑えてミスを狙う気か。でもこの速度に着いてこれるかあ? )
(前に出たのが運の尽きだ。絶対に食い下がる)
良太郎はもう一段走りのギアを上げ、逃げる。緑は空気抵抗の有利を利用して負けじと食いつく。
意地と意地の張り合いが始まった。
「……!」
「……っ」
「……」
先頭集団のLFA、WRX、RX-8を急かすように追い上げる三台。
GT-R、NSX、フェアレディZが300kmを超える猛スピードでアスファルトを蹴り立てる。
地面に吸い付くように駆ける三馬は、鼻面を揃え豪咆を鳴り響かせて旧三郷料金所を走り抜けた。車体にまとわりつく空気が剥がれ、後方に渦をまいて消えてゆく。
渦は太陽の光を浴びて陽炎となり光にうねりを付けて乱反射し、まるで残像のようだ。もしくは淫靡な湯気のようにも見える。
「やっぱり速いな……」
まるで、楽は喋るだけでも速度が落ちると思っているかのように声を抑えてレモンに話しかける。
「はい……でも、楽様も同じだけ速いです。凄いです」
「ありがとうレモン。だけど、一番になるまで満足出来ない……!」
僅かな上り坂に向けて、三台同時にアクセルを踏み込んだ。
「旧守谷サービスエリア通過、クリア」
高速道路に突如として現れる巨大な複合施設。今はもう使われていない残骸には目もくれず、超高速仕様のMCVが爆音を立てて通り過ぎていく。
この騒音を気にする人間も、今はいない。
(静かだな)
人どころか、荒獣すらいない。もっとも荒獣は人の多い場所に群れる傾向があるので予想はできたことだが、それでも常日頃人類の敵ばかり見てきた目には奇異な光景に映る。
(まるで、荒獣との戦争が終わった世界のようだ……いつかこうなるのかな……)
緩やかに滅亡へ向かう人類の、誰もが夢見る淡い希望。いつかそれが現実になる日を待って。
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