71 / 80
第5章 もう一つの卒業
71 覚醒
しおりを挟む
病室の扉を悦子は一応ノックしたが、母が入院した時と同様おそらく相部屋で、誰も返事をしないという展開だろう。案の定反応はない。
「失礼します」
と小声で挨拶しつつ引き戸を開け、中に入る。四人部屋だ。左手前のベッドは空で、左奥の患者はカーテンを開けたまま寝入っているらしい。そのぽっちゃり体型と白髪頭はどう見ても大輝ではない。右手のベッドは二つともカーテンが閉まっている。ベッドに書かれた名前を見ると、奥が大輝だった。
カーテンをつまんで中を覗くと、布団の胸の辺りが静かに上下しているのが見える。悦子は中に入り、そっと枕元に歩み寄った。干からびた唇が痛々しいが、母の術後と比べれば顔色は悪くない。布団の下から方々に管が伸びているが、顔周りのチューブは外された後だった。瞼が下りたままのその表情に、悦子は違和感を覚えた。そこにまるで命が宿っていないように思えてうろたえたが、そういえば大輝の寝顔をまともに見るのは初めてなのだと気付く。
(痛かったね。よく頑張ったね……)
いつになくボサボサの髪を撫でてやると、熱い涙が込み上げた。
(無事でいてくれてありがとう。生きていてくれて……)
その時、一段深い呼吸が一つ見て取れたかと思うと、布団からのっそりと、管の付いた腕が出てきた。だるそうにシーツの上を這った手が、ベッドの縁を捉えて止まる。
「大輝?」
思わずその手を握った瞬間、悦子ははっと息を呑んだ。この手がこれほど冷たかったことはない。すると、掠れた声が低く呟いた。
「サユリ……」
悦子は反射的に手を引いた。大輝の乾いた唇からたった今発せられた言葉を反芻する。
(サユリ……サユリ?)
どう考えても女の名だ。途端に速まる悦子の鼓動が、おぼろげな記憶と結び付いた。
以前大輝が口にした、「ルール第七条」。数年前に高杉小百合をナンパしておきながら契約を結ばず、わずかの雑談だけで立ち去った理由。高杉のファーストネームが「サユリ」なる人物と同じだからだと考えれば説明がつく。
サユリとは誰なのだろう。大輝がこの度本命に据えた人物か、それとも永久に忘れ得ない片思いの相手か。いずれにしても、大切な、特別な人に違いない。無意識のうちに名前を呼ぶほどに。同じ名前の女性を遊びで抱くことを避けるほどに。
大輝が目覚めた時に会いたい人は私じゃない、こんな所に私がいていいのだろうか、という思いが湧き上がる。しかし、真っ白なシーツの上に残された寂しげな指を見ると、悦子は再びその手を取り上げずにはいられなかった。大輝は目を閉じたまま、赤ちゃんやお年寄りがするようにもぐもぐと口を動かした。
微かな呻きと共に、大輝の顔が苦しげに歪む。何か試行錯誤するように、ペースの乱れた呼吸が繰り返された後、ついに瞼が持ち上がった。
「大輝? 大丈夫?」
ゆっくりと何度か瞬きを繰り返した目が、悦子を見付けた。その顔が、寝ぼけ眼のまま苦笑に変わる。大輝の指先が、悦子の手の甲を弱々しく擦った。
「奇跡か、君は」
呟いた瞬間、しかめ面になる。
「大丈夫? 苦しい?」
「ん……」
「……わかる?」
ここがどこなのか。何が起きたのか。それよりも、私が誰なのか。
大輝は何かを探すように、目だけで辺りを見回した。
「長い夢でも見た?」
「ん……長いかどうかよくわかんないけど……きれいな夢だったな……」
むにゃむにゃと寝言のように答えると、深く息を吸おうとしてむせ、布団の中で悶えた。
「いってぇー、何だこれ」
「ちょっ……今、誰か呼ぶね」
悦子は、大輝の枕元に転がっている「呼出」と書かれたボタンを押した。すぐに、わずかな雑音に混じって女性の声が聞こえる。
「峰岸さん、どうされました?」
大輝はまだ半分寝ぼけた様子で、その声の源を探していた。代わりに悦子が答える。
「あの、麻酔が切れたみたいで、今目が覚めたんですけど、なんか苦しそうで……」
「今行きますのでお待ちください。体はなるべく動かさないでくださいね」
スピーカーからの雑音が途切れると、大輝は何とか元の呼吸を取り戻して言った。
「事の経緯は……聞いた?」
「うん。手術中に、東条ユキさんに会って」
その名を聞くと、大輝はゆっくりと頷きかけ、目まいにでも耐えるように顔をしかめた。
「もう一人の方は?」
「もう一人って……刺した人?」
その言葉を咎めるように、大輝が眉を寄せ、途切れ途切れに抗議した。
「刺そうと思って……刺したわけじゃない。うっかり……当たっちゃったと思ったら……あら、意外としっかり入っちゃったな……ってだけ」
「止血してとりあえず大丈夫そうだったって東条さんが。……ここに一緒に運ばれたみたい」
その時、カーテンの向こうから声がした。
「峰岸さん、開けますよ」
はい、と悦子が返事をすると、入ってきたのは悦子と年が変わらないぐらいの女性看護師だ。
「あ、起きてますね。そのまま動かないでくださいね」
「すいません、なんか、急なことで。お世話になります」
と大輝が挨拶する。
「あの、私……外に出てましょうか?」
と悦子は気を遣ったが、大輝がすかさず、
「いてもらっていいですか?」
と尋ね、了承を取り付けた。
看護師は血圧や体温、脈拍を確認し、体中の管の様子をチェックしながら、全身麻酔で開腹手術を行ったことや、途中で輸血をしたことを説明した。詳細は明日執刀医から話すという。
「失礼します」
と小声で挨拶しつつ引き戸を開け、中に入る。四人部屋だ。左手前のベッドは空で、左奥の患者はカーテンを開けたまま寝入っているらしい。そのぽっちゃり体型と白髪頭はどう見ても大輝ではない。右手のベッドは二つともカーテンが閉まっている。ベッドに書かれた名前を見ると、奥が大輝だった。
カーテンをつまんで中を覗くと、布団の胸の辺りが静かに上下しているのが見える。悦子は中に入り、そっと枕元に歩み寄った。干からびた唇が痛々しいが、母の術後と比べれば顔色は悪くない。布団の下から方々に管が伸びているが、顔周りのチューブは外された後だった。瞼が下りたままのその表情に、悦子は違和感を覚えた。そこにまるで命が宿っていないように思えてうろたえたが、そういえば大輝の寝顔をまともに見るのは初めてなのだと気付く。
(痛かったね。よく頑張ったね……)
いつになくボサボサの髪を撫でてやると、熱い涙が込み上げた。
(無事でいてくれてありがとう。生きていてくれて……)
その時、一段深い呼吸が一つ見て取れたかと思うと、布団からのっそりと、管の付いた腕が出てきた。だるそうにシーツの上を這った手が、ベッドの縁を捉えて止まる。
「大輝?」
思わずその手を握った瞬間、悦子ははっと息を呑んだ。この手がこれほど冷たかったことはない。すると、掠れた声が低く呟いた。
「サユリ……」
悦子は反射的に手を引いた。大輝の乾いた唇からたった今発せられた言葉を反芻する。
(サユリ……サユリ?)
どう考えても女の名だ。途端に速まる悦子の鼓動が、おぼろげな記憶と結び付いた。
以前大輝が口にした、「ルール第七条」。数年前に高杉小百合をナンパしておきながら契約を結ばず、わずかの雑談だけで立ち去った理由。高杉のファーストネームが「サユリ」なる人物と同じだからだと考えれば説明がつく。
サユリとは誰なのだろう。大輝がこの度本命に据えた人物か、それとも永久に忘れ得ない片思いの相手か。いずれにしても、大切な、特別な人に違いない。無意識のうちに名前を呼ぶほどに。同じ名前の女性を遊びで抱くことを避けるほどに。
大輝が目覚めた時に会いたい人は私じゃない、こんな所に私がいていいのだろうか、という思いが湧き上がる。しかし、真っ白なシーツの上に残された寂しげな指を見ると、悦子は再びその手を取り上げずにはいられなかった。大輝は目を閉じたまま、赤ちゃんやお年寄りがするようにもぐもぐと口を動かした。
微かな呻きと共に、大輝の顔が苦しげに歪む。何か試行錯誤するように、ペースの乱れた呼吸が繰り返された後、ついに瞼が持ち上がった。
「大輝? 大丈夫?」
ゆっくりと何度か瞬きを繰り返した目が、悦子を見付けた。その顔が、寝ぼけ眼のまま苦笑に変わる。大輝の指先が、悦子の手の甲を弱々しく擦った。
「奇跡か、君は」
呟いた瞬間、しかめ面になる。
「大丈夫? 苦しい?」
「ん……」
「……わかる?」
ここがどこなのか。何が起きたのか。それよりも、私が誰なのか。
大輝は何かを探すように、目だけで辺りを見回した。
「長い夢でも見た?」
「ん……長いかどうかよくわかんないけど……きれいな夢だったな……」
むにゃむにゃと寝言のように答えると、深く息を吸おうとしてむせ、布団の中で悶えた。
「いってぇー、何だこれ」
「ちょっ……今、誰か呼ぶね」
悦子は、大輝の枕元に転がっている「呼出」と書かれたボタンを押した。すぐに、わずかな雑音に混じって女性の声が聞こえる。
「峰岸さん、どうされました?」
大輝はまだ半分寝ぼけた様子で、その声の源を探していた。代わりに悦子が答える。
「あの、麻酔が切れたみたいで、今目が覚めたんですけど、なんか苦しそうで……」
「今行きますのでお待ちください。体はなるべく動かさないでくださいね」
スピーカーからの雑音が途切れると、大輝は何とか元の呼吸を取り戻して言った。
「事の経緯は……聞いた?」
「うん。手術中に、東条ユキさんに会って」
その名を聞くと、大輝はゆっくりと頷きかけ、目まいにでも耐えるように顔をしかめた。
「もう一人の方は?」
「もう一人って……刺した人?」
その言葉を咎めるように、大輝が眉を寄せ、途切れ途切れに抗議した。
「刺そうと思って……刺したわけじゃない。うっかり……当たっちゃったと思ったら……あら、意外としっかり入っちゃったな……ってだけ」
「止血してとりあえず大丈夫そうだったって東条さんが。……ここに一緒に運ばれたみたい」
その時、カーテンの向こうから声がした。
「峰岸さん、開けますよ」
はい、と悦子が返事をすると、入ってきたのは悦子と年が変わらないぐらいの女性看護師だ。
「あ、起きてますね。そのまま動かないでくださいね」
「すいません、なんか、急なことで。お世話になります」
と大輝が挨拶する。
「あの、私……外に出てましょうか?」
と悦子は気を遣ったが、大輝がすかさず、
「いてもらっていいですか?」
と尋ね、了承を取り付けた。
看護師は血圧や体温、脈拍を確認し、体中の管の様子をチェックしながら、全身麻酔で開腹手術を行ったことや、途中で輸血をしたことを説明した。詳細は明日執刀医から話すという。
0
あなたにおすすめの小説
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
恋は、やさしく
美凪ましろ
恋愛
失恋したばかりの彼女はひょんなことから新橋の街中で上司にお姫様抱っこされ……!? ――俺様な美形上司と彼女とのじんわりとした恋物語。
性描写の入る章には*マークをつけています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる