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呪いの公衆電話1
呪いの公衆電話1
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チュンチュンという小鳥の鳴き声の代わりに、ガァガァという烏の鳴き声が聞こえる。
「う~ん……」
ミヤビはゆっくりと起き上がった。寝相を悪くして寝たためか、髪の毛がいろんな方向にハネている。
昨日寝たのは朝の四時。たくさん泣いたので目がまだ少し赤い。だけど全く眠くないのが不思議だ。
窓を開けると、建が向こうの窓にいた。窓辺に植えられた植物に水をあげている。
やっぱりまだ、建が隣の家に住んでいるということがウソのように思えてしまう。
「おはよう。建くん。」
ミヤビが声をかけると何か考え事をしていたらしい建は、驚いて持っていたジョウロを落としそうになった。
「うわ、ビックリした~!佐瑠女さん。おはよ。ごめんうるさかった?」
「ううん。大丈夫。」
「あ、まだ朝早いし、朝ごはんが出来るまででいいから、いまから家来ない?昨日はちゃんと説明できなかったし。」
建は照れくさそうに頬をかく。
「え、いいの?」
「もちろん」
というわけで、現在ミヤビは建の部屋にいる。
きちんと整えられた本棚、ホコリ一つ落ちていないキレイな床はまるで建の几帳面な性格を表しているようだ。
どうやら建はこの広い家にたったの一人で暮らしているらしい。
するとドアが開き、建がお茶を持って来てくれた。
「おまたせ。好きなところ座っていいよ」
「あ、うん」
ミヤビは涼しげな素材のソファに腰掛ける。
初めて男の子の部屋に入るので少し緊張してしまう。ましてや建と二人きりなので余計に。
「昨日は……その、ありがとう」
「あはは、俺ほとんどなんもしてないけどね」
「朝からうるさいわねぇ~。ってあら?ミヤビじゃないの」
大きな声が聞こえたと思ったら、耳に赤い大きなリボンの飾りをつけた因幡がミヤビの膝の上にジャンプした。
「あ、因幡!昨日は大丈夫だったの……?」
「心配ご無用よ。」
(よかったぁ……)
ミヤビはホッと胸をなでおろす。
「ただいま戻りました。おや、ミヤビ様、おはようございます。」
その時、窓辺に烏が一羽舞い降りた。
「あら、 八陀。見回りは終わったのね」
(見回り……?)
「はい。第一区はなし。第二区はわずかに。第三区は…」
建は八陀の声を聞きながら、いつのまにか床の上に広げられた地図の上にスラスラと青いマーカーをぬっていく。
「…やっぱり増えてる。」
書き終えたらしい建はマーカーのフタを閉め、しばらく地図を見つめた。
「増えてる……?」
ミヤビもしゃがみ込んで、真っ青にぬられた地図を見る。
「そう。町中に“人ならざるもの”の数が増えてる。昨日佐瑠女さんを襲ったやつもそいつらだと思う。でもほとんどは人に害がないからほうっておいてるんだ。危険なものがいないか毎日見回ってもらってる。」
どうやら地図に地域ごとの幽霊の数を書き入れていたようだ。
(だから最近は幽霊を前より見えるようになったのか。)
建の真剣な様子に釣られてミヤビまで考え込んでしまう。
「ただでさえ“祭”の前ですからねぇ」
「祭ってもしかして、 天土祭のこと?」
ミヤビ達の住む町の総人口が約千八百人。
町は少ない人口のわりにはとても広い土地を持っている。
神万町は珍しい形をした町で、町の中心部にぽっかりと大きな湖があいているのだ。
その湖の真ん中に浮かぶ一つの島、 天土島。
普段は船で上陸することは禁止されているし、上陸しようとしてもまず湖の水の流れが速すぎて島に着けない。
島には 黄泉山という山があり、そこにはこんな伝説がある。
⚫︎山には日本全国から集まった 魂が眠る。
⚫︎満月の夜に山に入ると死者に会える。
⚫︎死者に出会ってしまうと、あの世に連れて行かれてしまう。
島と神万町までは一本の長い橋で繋がれていて、普段は誰も入れないように橋の入り口のところは大きな岩でふさがっていて入れない。
だけど年に一度、満月の夜に死者の魂をしずめるための“祭”が行われる。
その名も天土祭。
祭は“神万町に住む大人”しか参加出来ないのが決まり。ミヤビのお父さんとお母さんも毎年参加している。
祭の時、塞いである岩は九人がかりでどかされ、山全体は 松明で明るく美しく照らされるのだ。
たしか祭まであと一ヶ月後くらいだった気がする。
それがどうしたというのだろう?
「俺たちは、町にいる幽霊や化け物みたいな“人ならざるもの”が人間界に出てきているのはこの山、黄泉山に原因があると考えているんだ。」
「山に……??」
「山の中の魂が外に出て来ていて、なぜかわからないけど凶暴化して人を襲ってる、ってことかなって。」
「なるほどね…」
(ということはお姉ちゃんの魂も危ないんじゃ……)
「だから今、俺たちも天土祭に参加させてもらう方法を考えてる。」
「……あのさ、私もそれ、参加していい?」
「……危険なこともするかもよ?」
建は一瞬驚いたように目を見開いたあと、まるで試すような表情でミヤビの目を見つめた。
「私、危険なことには慣れてるつもりなの」
ミヤビがそう言うと、建はふふっと笑う。
「いいよ。よろしくね、ミヤビ。」
「なっ」
いきなり“ミヤビ”って呼ばれたもんだからビックリした。
「よろしくお願いします。ミヤビ様」
「あたしも。」
隣の窓からお母さんがご飯よーという声がした。
「うん。八陀、因幡。それと建くん、最後に一つ聞かせて。あなた達は一体何者なの?」
「ただの、 祓師だよ。」
建は人差し指を唇に当てながら言う。
「う~ん……」
ミヤビはゆっくりと起き上がった。寝相を悪くして寝たためか、髪の毛がいろんな方向にハネている。
昨日寝たのは朝の四時。たくさん泣いたので目がまだ少し赤い。だけど全く眠くないのが不思議だ。
窓を開けると、建が向こうの窓にいた。窓辺に植えられた植物に水をあげている。
やっぱりまだ、建が隣の家に住んでいるということがウソのように思えてしまう。
「おはよう。建くん。」
ミヤビが声をかけると何か考え事をしていたらしい建は、驚いて持っていたジョウロを落としそうになった。
「うわ、ビックリした~!佐瑠女さん。おはよ。ごめんうるさかった?」
「ううん。大丈夫。」
「あ、まだ朝早いし、朝ごはんが出来るまででいいから、いまから家来ない?昨日はちゃんと説明できなかったし。」
建は照れくさそうに頬をかく。
「え、いいの?」
「もちろん」
というわけで、現在ミヤビは建の部屋にいる。
きちんと整えられた本棚、ホコリ一つ落ちていないキレイな床はまるで建の几帳面な性格を表しているようだ。
どうやら建はこの広い家にたったの一人で暮らしているらしい。
するとドアが開き、建がお茶を持って来てくれた。
「おまたせ。好きなところ座っていいよ」
「あ、うん」
ミヤビは涼しげな素材のソファに腰掛ける。
初めて男の子の部屋に入るので少し緊張してしまう。ましてや建と二人きりなので余計に。
「昨日は……その、ありがとう」
「あはは、俺ほとんどなんもしてないけどね」
「朝からうるさいわねぇ~。ってあら?ミヤビじゃないの」
大きな声が聞こえたと思ったら、耳に赤い大きなリボンの飾りをつけた因幡がミヤビの膝の上にジャンプした。
「あ、因幡!昨日は大丈夫だったの……?」
「心配ご無用よ。」
(よかったぁ……)
ミヤビはホッと胸をなでおろす。
「ただいま戻りました。おや、ミヤビ様、おはようございます。」
その時、窓辺に烏が一羽舞い降りた。
「あら、 八陀。見回りは終わったのね」
(見回り……?)
「はい。第一区はなし。第二区はわずかに。第三区は…」
建は八陀の声を聞きながら、いつのまにか床の上に広げられた地図の上にスラスラと青いマーカーをぬっていく。
「…やっぱり増えてる。」
書き終えたらしい建はマーカーのフタを閉め、しばらく地図を見つめた。
「増えてる……?」
ミヤビもしゃがみ込んで、真っ青にぬられた地図を見る。
「そう。町中に“人ならざるもの”の数が増えてる。昨日佐瑠女さんを襲ったやつもそいつらだと思う。でもほとんどは人に害がないからほうっておいてるんだ。危険なものがいないか毎日見回ってもらってる。」
どうやら地図に地域ごとの幽霊の数を書き入れていたようだ。
(だから最近は幽霊を前より見えるようになったのか。)
建の真剣な様子に釣られてミヤビまで考え込んでしまう。
「ただでさえ“祭”の前ですからねぇ」
「祭ってもしかして、 天土祭のこと?」
ミヤビ達の住む町の総人口が約千八百人。
町は少ない人口のわりにはとても広い土地を持っている。
神万町は珍しい形をした町で、町の中心部にぽっかりと大きな湖があいているのだ。
その湖の真ん中に浮かぶ一つの島、 天土島。
普段は船で上陸することは禁止されているし、上陸しようとしてもまず湖の水の流れが速すぎて島に着けない。
島には 黄泉山という山があり、そこにはこんな伝説がある。
⚫︎山には日本全国から集まった 魂が眠る。
⚫︎満月の夜に山に入ると死者に会える。
⚫︎死者に出会ってしまうと、あの世に連れて行かれてしまう。
島と神万町までは一本の長い橋で繋がれていて、普段は誰も入れないように橋の入り口のところは大きな岩でふさがっていて入れない。
だけど年に一度、満月の夜に死者の魂をしずめるための“祭”が行われる。
その名も天土祭。
祭は“神万町に住む大人”しか参加出来ないのが決まり。ミヤビのお父さんとお母さんも毎年参加している。
祭の時、塞いである岩は九人がかりでどかされ、山全体は 松明で明るく美しく照らされるのだ。
たしか祭まであと一ヶ月後くらいだった気がする。
それがどうしたというのだろう?
「俺たちは、町にいる幽霊や化け物みたいな“人ならざるもの”が人間界に出てきているのはこの山、黄泉山に原因があると考えているんだ。」
「山に……??」
「山の中の魂が外に出て来ていて、なぜかわからないけど凶暴化して人を襲ってる、ってことかなって。」
「なるほどね…」
(ということはお姉ちゃんの魂も危ないんじゃ……)
「だから今、俺たちも天土祭に参加させてもらう方法を考えてる。」
「……あのさ、私もそれ、参加していい?」
「……危険なこともするかもよ?」
建は一瞬驚いたように目を見開いたあと、まるで試すような表情でミヤビの目を見つめた。
「私、危険なことには慣れてるつもりなの」
ミヤビがそう言うと、建はふふっと笑う。
「いいよ。よろしくね、ミヤビ。」
「なっ」
いきなり“ミヤビ”って呼ばれたもんだからビックリした。
「よろしくお願いします。ミヤビ様」
「あたしも。」
隣の窓からお母さんがご飯よーという声がした。
「うん。八陀、因幡。それと建くん、最後に一つ聞かせて。あなた達は一体何者なの?」
「ただの、 祓師だよ。」
建は人差し指を唇に当てながら言う。
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