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家出します③
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「おい!!ユイカどうしんだよぉ~大汗かいて、それに髪が乱れきってグチャグチャだぞ」
額に汗をかき乱れる髪なんて気にしてる余裕なんてなかった、私は愛する息子の為に必死に走った。今更ながらなんて辺鄙な場所に我が家はあるんだと苛立ちを覚えるが、森を抜け近くの村まで捜索協力を願う為カイザーのもとへと全力疾走した
「りっちゃんが・・りっちゃんが・・・・誘拐されたの・・・・」
「えぇぇぇ!?」
「黒龍に乗せられて飛びだってしまったの、どうすればいいの~どうしよぉぉぉ~!?こんな事になるなら、外になんか出すんじゃなかった・・」
カイザーの腕を掴み激しくゆさゆさと揺すり動揺がかくせないユイカ、カイザーは驚きで目を見開き唖然とする。
今さらながら激しく後悔する、りっちゃんが家出すると発言した時からかって煽るような発言をしてしまった。こんな事になるなら必死に止めればよかった。うぬぼれていたんだ、りっちゃんが私から離れていくわけがないと夜には帰って来てくれると。
よく考えればあんな美少年で才能に溢れた子を他が欲しがらないわけがない。
「落ち着けユイカ!黒龍はどっち方向に飛び去ったんだ!!」
そうだ!!
まだりっちゃんが誘拐されて時間はそんなにたってない高い場所なら、あの大きな黒龍の飛んで行く方角がわかるかもしれない視力には自信がある。
私は何も言わずに走り出す、この村で一番高い場所といえば見張り棟だ!
「おい!!ユイカまてぇぇぇーーー」
今はワンコロに構ってる暇はない、ずいぶん勝手な行動してるが余裕がないのだ、カイザーの自宅から見張り棟はすぐ近く、すでに息があがって苦しいが止まるわけには行かない。必死に自分を鼓舞し見張り棟にたどり着けば、上へと続く階段を昇る
「なんでぇぇぇエレベーター無いのよぉぉぉぉ」
ビルの高さでいえば10階建てぐらい、約30メールぐらいの棟を必死にかけ昇る。苦しい横っ腹が痛くて呼吸するのもキツイ、私に魔法が使えたらこんなに辛い思いもしないのに異世界転移のチート機能はどこいったのよぉぉぉ!!
必死に頂上にたどり着き屋上への扉を開く。
視界には大自然の絶景が広がった、日はまだ高く明るく視界が良い。慌てて黒龍を探す・・180度・・360度見渡しても・・・・
「全然見当たらない・・・・」
ペタリとその場にへたり込み、喪失感に包まれる瞳には水が溢れだし視界がぼやけてくる・・
「りっちゃん・・りっちゃぁぁぁぁぁん・・・・やだ・・やだやだ・・・・りっちゃぁぁぁん!」
「ハァハァハァ~落ち着けユイカ・・・・」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい何度だって謝るから、りっちゃんを返してください。あの子を返してくれるなら私が代わりになってもいいからお願いだから・・・・」
「だからぁぁぁ!落ち着けユイカ!!りっちゃん様はたぶん誘拐じゃないと推測出来る、あのお方が簡単に誘拐なんてされるわけがない・・・・」
「どいう事・・・・?」
「あのお方はな・・・・」
ゴクリと唾を飲み込み、真剣な表情でカイザーは意を決し話し始めようとした時だった。
パーーーン!!
弾ける音が鳴り響き、ユイカの頭上高く赤い閃光が溢れだす、慌てて頭上を見上げれば空から何か物体が堕ちてくる。そのスピードは緩やかでふわふわとゆっくり落下する。
「ユイカたぁぁぁーーーん!ぷっぎゃぁぁ~」
私の可愛い息子の声がする、涙で滲んだ目を必死に拭い再度頭上を見上げれば、金髪の髪は三つ編みを結っておいたのにほどけてしまったようで、羽を広げた様に金髪の髪が広がりながら、ゆっくり落下してくるりっちゃんが居た。
「ユイカたぁぁぁぁぁん~僕だよぉぉぉ~帰って来たぷっぎゃよぉぉぉ~」
「やっぱりな・・・・誘拐されるわけないんだよ、それに此処を旅立つ時はお前を連れて行くと言ってたしな・・・・たっく人騒がせな、それも飛んでやがるよ。どんだけ上級魔法使いやがるんだ・・・・」
カイザー兄さんが、ぶつぶつ何か悪態をついていたがまったく頭に入って来ない。両手を広げてりっちゃんが降りてくると予測される場所で待つ
りっちゃんの顔はまた蜥蜴顔に戻っていたが、そんな事関係ない人型だろうが蜥蜴だろうが、りっちゃんはりっちゃんなんだから・・・・
「りっちゃん・・」
りっちゃんはピローローンと長い舌を出して落下してるけど、舌を噛んでしまうのではないかと心配になる
「りっちゃん嬉しいのはわかるけど、舌仕舞って~噛んじゃうよぉぉ~」
ふわふわとやっと私の所まで降りてきて、私の両腕に収まる。嬉しくてギューと抱き付けば、りっちゃんも優しく私を抱き締めてくれる。
背丈がすっかり変わらなくなったりっちゃんと抱き合えば、周りからは親子に見えないのかも?兄弟の抱擁に見えるのかしら?
さっきまで絶望に包まれていたのに、胸がポカポカと温かくなっていく
「りっちゃんお帰りなさ~い」
「ユイカたん~ただいまぷっぎゃ~♪」
とてもほのぼのとした素敵なご挨拶なんだけど・・
おかしいなぁ~?
どうもりっちゃんの視線が気にいらない、私の目をみずにお前はどこに挨拶してるんだ・・?
「ユイカたん寂しいかったぷっぎゃよ~」
「う・・うん・・・・」
私の両脇に手を差し込み身体を軽々と持ち上げて、りっちゃんは私の身体を自らの顔に押し付ける・・・・
「ユイカたん・・ユイカたん・・やっこいねぇ~プルプルだねぇ~会いたかったよ~寂しかったよ~」
「き・・きさ・・・・貴様!!こんな感動的な再会のシーンに!!」
りっちゃんは私のお胸に挟まれながら、ハァハァハァしながらご挨拶してプルプルして寂しかったと泣きついてる
そうか・・・・
そうか・・・・
そうきたか・・・・
「りっちゃん・・・・貴方にとっておっぱいがユイカたんなのかしら・・・・?」
「ユイカたんはいつでも、ムニュムニュでプルプルでふんわり僕を包み込んでくれる。ハァ~この感触がたまらない癒される、もぉ~二度と離さないぷっぎゃよ~!」
「ほぉ~ほぉ~つまりやっぱり、ユイカたんはこのおっぱいって事なのね!」
「ぷっぎゃ~?ユイカたん何怒ってるの?」
やっと目線を合わせやがったな、この蜥蜴野郎!一瞬でも心配して悲嘆に暮れた私が馬鹿だった!
「りっちゃんの馬鹿ぁぁぁぁぁ!」
「ぷっぎゃぁぁぁ~!」
「りっちゃんはおっぱいがあればそれでいいのね!」
「ぷっぎゃ~そんな事ない!おっきくてふわふわのユイカたんのが一番ぷっぎゃよ~」
「おい!!なぜまた目線がおっぱいになってるのかな?お話する時は目と目を合わせて話すのが、マナーだってママ教えたよね?」
「ユイカたんから目を離せなのは仕方ないぷっぎゃよ~」
持ち上げるりっちゃんの手をぺしぺしと叩き、ストンと地面に足を着ける。りっちゃんの顎を掴んで目線を合わせる
「りっちゃん・・・・目が離せなくなるって、おっぱいと目が離せなくなるって事かしら?」
ジーと見つめ合えば、蜥蜴の顔がみるみる真っ赤になったのか、緑色の頬がどんどん茶色く染まっていく。とろ~んと溶けた瞳で見られると、なぜだか私の身体も熱があがる。
「だって・・・・恥ずかしかった・・ぷっぎゃ~ユイカたんの潤んだ瞳は綺麗で泣いた顔は可愛くて・・・・」
「綺麗なんかじゃない・・・・涙でグチャグチャで絶対酷い顔だもん・・・・」
長い舌が伸びてきて、ペロリと涙が流れた跡の頬を舐められる。くすぐったくて思わず頬が緩んでしまう
「泣いた顔も好きだけど、やっぱり笑った顔が一番好きぷっぎゃよぉ~♪」
「じゃ~私のお胸がペッタンコで壁さんでも好き?」
「ムムムムムム・・・・プルプルが出来なくなるぷっぎゃねぇ~」
「りっちゃん・・・・」
「嘘ぷっぎゃ~ユイカたんがペッタンコでも、男でも雄でも猫さんでも犬でも、サキュバスで僕を堕落させようとしてても好きぷっぎゃよ~」
「サキュバス?なんでそんな発想に??」
「こっちの話しぷっぎゃよ~」
「すっかり成長して生意気になったわねぇ~」
「ぷっぎゃ~ぷっぎゃ~」
あー!また嬉しそうにピロローンと舌だしてる、すっかり口の上手いスケコマシになっちゃってるわ・・・・
将来はたくさんの女の子をはべらしてハーレム作ってたらどうしましょう!?
あれ・・・・?
なんで私はお胸ばっか意識する、りっちゃんに苛立ってしまったのかしら?まるでこれでは嫉妬してるみたいじゃない?
「お前ら俺を無視してずいぶん仲が良さそうだな、りっちゃん様詳細を後程聞かせて下さい!非番で可愛い娘の面倒をみる予定だったのに・・」
「カイザー兄さんが居る事忘れてたわ・・・・すみませんお詫びに後程お詫びの品をお持ちします」
「カイザー詳細は後程話す。ユイカたんお詫びの品などカイザーに要らないぷっぎゃよ~」
「りっちゃん!何て失礼な事を!!」
「ぷぅぅぅ~しょうがないから、お前とこの娘に加護を与える、成人するまでは病気知らずの身体になるぷっぎゃよ~」
「おおおおおお~さすがりっちゃん様!ありがたき幸せ」
「感謝するぷっぎゃよ~ユイカたんと関わらなきゃお前もこんな幸福を得られなかったぷっぎゃよ~ユイカたんに感謝ぷっぎゃよ~」
「ええ・・・・そうでしょうよ・・でもこんな騒動にも巻き込まれなかったとも・・・・」
「ぷっぎゃ~?」
「な・・・・なん・・なんでもありません」
「りっちゃんめっ!!そんなどこかの貴族様みたいな高慢な態度ダメでしょ~」
「ぷっぎゃ~ユイカたんユイカたん~りったんの事嫌いきらいしないでぇ~ぷっぎゃ~」
「あ・・・・いかわらず、ユイカには弱いな」
りっちゃんの手を優しく繋ぎ『お家に帰ろ~』と声をかければ、キラキラした瞳でウンウンと頷く聞きたい事は沢山あるけど、りっちゃんが帰って来てくれた喜びで落ち着いてからにしよと考え直した。
「ユイカたん・・・・一緒に今日ベッドで・・」
「寝ようね~♪」
「ぷっぎゃ~♪」
「ユイカたん・・・・一緒にお風呂に・・」
「入りません!」
「ぷっぎゃぁぁぁぁぁ!絆されなかった」
誘拐されたけど、息子が帰って来たそんなほのぼのした1日でした・・・・
額に汗をかき乱れる髪なんて気にしてる余裕なんてなかった、私は愛する息子の為に必死に走った。今更ながらなんて辺鄙な場所に我が家はあるんだと苛立ちを覚えるが、森を抜け近くの村まで捜索協力を願う為カイザーのもとへと全力疾走した
「りっちゃんが・・りっちゃんが・・・・誘拐されたの・・・・」
「えぇぇぇ!?」
「黒龍に乗せられて飛びだってしまったの、どうすればいいの~どうしよぉぉぉ~!?こんな事になるなら、外になんか出すんじゃなかった・・」
カイザーの腕を掴み激しくゆさゆさと揺すり動揺がかくせないユイカ、カイザーは驚きで目を見開き唖然とする。
今さらながら激しく後悔する、りっちゃんが家出すると発言した時からかって煽るような発言をしてしまった。こんな事になるなら必死に止めればよかった。うぬぼれていたんだ、りっちゃんが私から離れていくわけがないと夜には帰って来てくれると。
よく考えればあんな美少年で才能に溢れた子を他が欲しがらないわけがない。
「落ち着けユイカ!黒龍はどっち方向に飛び去ったんだ!!」
そうだ!!
まだりっちゃんが誘拐されて時間はそんなにたってない高い場所なら、あの大きな黒龍の飛んで行く方角がわかるかもしれない視力には自信がある。
私は何も言わずに走り出す、この村で一番高い場所といえば見張り棟だ!
「おい!!ユイカまてぇぇぇーーー」
今はワンコロに構ってる暇はない、ずいぶん勝手な行動してるが余裕がないのだ、カイザーの自宅から見張り棟はすぐ近く、すでに息があがって苦しいが止まるわけには行かない。必死に自分を鼓舞し見張り棟にたどり着けば、上へと続く階段を昇る
「なんでぇぇぇエレベーター無いのよぉぉぉぉ」
ビルの高さでいえば10階建てぐらい、約30メールぐらいの棟を必死にかけ昇る。苦しい横っ腹が痛くて呼吸するのもキツイ、私に魔法が使えたらこんなに辛い思いもしないのに異世界転移のチート機能はどこいったのよぉぉぉ!!
必死に頂上にたどり着き屋上への扉を開く。
視界には大自然の絶景が広がった、日はまだ高く明るく視界が良い。慌てて黒龍を探す・・180度・・360度見渡しても・・・・
「全然見当たらない・・・・」
ペタリとその場にへたり込み、喪失感に包まれる瞳には水が溢れだし視界がぼやけてくる・・
「りっちゃん・・りっちゃぁぁぁぁぁん・・・・やだ・・やだやだ・・・・りっちゃぁぁぁん!」
「ハァハァハァ~落ち着けユイカ・・・・」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい何度だって謝るから、りっちゃんを返してください。あの子を返してくれるなら私が代わりになってもいいからお願いだから・・・・」
「だからぁぁぁ!落ち着けユイカ!!りっちゃん様はたぶん誘拐じゃないと推測出来る、あのお方が簡単に誘拐なんてされるわけがない・・・・」
「どいう事・・・・?」
「あのお方はな・・・・」
ゴクリと唾を飲み込み、真剣な表情でカイザーは意を決し話し始めようとした時だった。
パーーーン!!
弾ける音が鳴り響き、ユイカの頭上高く赤い閃光が溢れだす、慌てて頭上を見上げれば空から何か物体が堕ちてくる。そのスピードは緩やかでふわふわとゆっくり落下する。
「ユイカたぁぁぁーーーん!ぷっぎゃぁぁ~」
私の可愛い息子の声がする、涙で滲んだ目を必死に拭い再度頭上を見上げれば、金髪の髪は三つ編みを結っておいたのにほどけてしまったようで、羽を広げた様に金髪の髪が広がりながら、ゆっくり落下してくるりっちゃんが居た。
「ユイカたぁぁぁぁぁん~僕だよぉぉぉ~帰って来たぷっぎゃよぉぉぉ~」
「やっぱりな・・・・誘拐されるわけないんだよ、それに此処を旅立つ時はお前を連れて行くと言ってたしな・・・・たっく人騒がせな、それも飛んでやがるよ。どんだけ上級魔法使いやがるんだ・・・・」
カイザー兄さんが、ぶつぶつ何か悪態をついていたがまったく頭に入って来ない。両手を広げてりっちゃんが降りてくると予測される場所で待つ
りっちゃんの顔はまた蜥蜴顔に戻っていたが、そんな事関係ない人型だろうが蜥蜴だろうが、りっちゃんはりっちゃんなんだから・・・・
「りっちゃん・・」
りっちゃんはピローローンと長い舌を出して落下してるけど、舌を噛んでしまうのではないかと心配になる
「りっちゃん嬉しいのはわかるけど、舌仕舞って~噛んじゃうよぉぉ~」
ふわふわとやっと私の所まで降りてきて、私の両腕に収まる。嬉しくてギューと抱き付けば、りっちゃんも優しく私を抱き締めてくれる。
背丈がすっかり変わらなくなったりっちゃんと抱き合えば、周りからは親子に見えないのかも?兄弟の抱擁に見えるのかしら?
さっきまで絶望に包まれていたのに、胸がポカポカと温かくなっていく
「りっちゃんお帰りなさ~い」
「ユイカたん~ただいまぷっぎゃ~♪」
とてもほのぼのとした素敵なご挨拶なんだけど・・
おかしいなぁ~?
どうもりっちゃんの視線が気にいらない、私の目をみずにお前はどこに挨拶してるんだ・・?
「ユイカたん寂しいかったぷっぎゃよ~」
「う・・うん・・・・」
私の両脇に手を差し込み身体を軽々と持ち上げて、りっちゃんは私の身体を自らの顔に押し付ける・・・・
「ユイカたん・・ユイカたん・・やっこいねぇ~プルプルだねぇ~会いたかったよ~寂しかったよ~」
「き・・きさ・・・・貴様!!こんな感動的な再会のシーンに!!」
りっちゃんは私のお胸に挟まれながら、ハァハァハァしながらご挨拶してプルプルして寂しかったと泣きついてる
そうか・・・・
そうか・・・・
そうきたか・・・・
「りっちゃん・・・・貴方にとっておっぱいがユイカたんなのかしら・・・・?」
「ユイカたんはいつでも、ムニュムニュでプルプルでふんわり僕を包み込んでくれる。ハァ~この感触がたまらない癒される、もぉ~二度と離さないぷっぎゃよ~!」
「ほぉ~ほぉ~つまりやっぱり、ユイカたんはこのおっぱいって事なのね!」
「ぷっぎゃ~?ユイカたん何怒ってるの?」
やっと目線を合わせやがったな、この蜥蜴野郎!一瞬でも心配して悲嘆に暮れた私が馬鹿だった!
「りっちゃんの馬鹿ぁぁぁぁぁ!」
「ぷっぎゃぁぁぁ~!」
「りっちゃんはおっぱいがあればそれでいいのね!」
「ぷっぎゃ~そんな事ない!おっきくてふわふわのユイカたんのが一番ぷっぎゃよ~」
「おい!!なぜまた目線がおっぱいになってるのかな?お話する時は目と目を合わせて話すのが、マナーだってママ教えたよね?」
「ユイカたんから目を離せなのは仕方ないぷっぎゃよ~」
持ち上げるりっちゃんの手をぺしぺしと叩き、ストンと地面に足を着ける。りっちゃんの顎を掴んで目線を合わせる
「りっちゃん・・・・目が離せなくなるって、おっぱいと目が離せなくなるって事かしら?」
ジーと見つめ合えば、蜥蜴の顔がみるみる真っ赤になったのか、緑色の頬がどんどん茶色く染まっていく。とろ~んと溶けた瞳で見られると、なぜだか私の身体も熱があがる。
「だって・・・・恥ずかしかった・・ぷっぎゃ~ユイカたんの潤んだ瞳は綺麗で泣いた顔は可愛くて・・・・」
「綺麗なんかじゃない・・・・涙でグチャグチャで絶対酷い顔だもん・・・・」
長い舌が伸びてきて、ペロリと涙が流れた跡の頬を舐められる。くすぐったくて思わず頬が緩んでしまう
「泣いた顔も好きだけど、やっぱり笑った顔が一番好きぷっぎゃよぉ~♪」
「じゃ~私のお胸がペッタンコで壁さんでも好き?」
「ムムムムムム・・・・プルプルが出来なくなるぷっぎゃねぇ~」
「りっちゃん・・・・」
「嘘ぷっぎゃ~ユイカたんがペッタンコでも、男でも雄でも猫さんでも犬でも、サキュバスで僕を堕落させようとしてても好きぷっぎゃよ~」
「サキュバス?なんでそんな発想に??」
「こっちの話しぷっぎゃよ~」
「すっかり成長して生意気になったわねぇ~」
「ぷっぎゃ~ぷっぎゃ~」
あー!また嬉しそうにピロローンと舌だしてる、すっかり口の上手いスケコマシになっちゃってるわ・・・・
将来はたくさんの女の子をはべらしてハーレム作ってたらどうしましょう!?
あれ・・・・?
なんで私はお胸ばっか意識する、りっちゃんに苛立ってしまったのかしら?まるでこれでは嫉妬してるみたいじゃない?
「お前ら俺を無視してずいぶん仲が良さそうだな、りっちゃん様詳細を後程聞かせて下さい!非番で可愛い娘の面倒をみる予定だったのに・・」
「カイザー兄さんが居る事忘れてたわ・・・・すみませんお詫びに後程お詫びの品をお持ちします」
「カイザー詳細は後程話す。ユイカたんお詫びの品などカイザーに要らないぷっぎゃよ~」
「りっちゃん!何て失礼な事を!!」
「ぷぅぅぅ~しょうがないから、お前とこの娘に加護を与える、成人するまでは病気知らずの身体になるぷっぎゃよ~」
「おおおおおお~さすがりっちゃん様!ありがたき幸せ」
「感謝するぷっぎゃよ~ユイカたんと関わらなきゃお前もこんな幸福を得られなかったぷっぎゃよ~ユイカたんに感謝ぷっぎゃよ~」
「ええ・・・・そうでしょうよ・・でもこんな騒動にも巻き込まれなかったとも・・・・」
「ぷっぎゃ~?」
「な・・・・なん・・なんでもありません」
「りっちゃんめっ!!そんなどこかの貴族様みたいな高慢な態度ダメでしょ~」
「ぷっぎゃ~ユイカたんユイカたん~りったんの事嫌いきらいしないでぇ~ぷっぎゃ~」
「あ・・・・いかわらず、ユイカには弱いな」
りっちゃんの手を優しく繋ぎ『お家に帰ろ~』と声をかければ、キラキラした瞳でウンウンと頷く聞きたい事は沢山あるけど、りっちゃんが帰って来てくれた喜びで落ち着いてからにしよと考え直した。
「ユイカたん・・・・一緒に今日ベッドで・・」
「寝ようね~♪」
「ぷっぎゃ~♪」
「ユイカたん・・・・一緒にお風呂に・・」
「入りません!」
「ぷっぎゃぁぁぁぁぁ!絆されなかった」
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