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家庭教師
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「あの子と一緒に居られる猶予はあとどのぐらいですか?」
薄々はわかっていた、りっちゃんの従者と言うこの男が現れる前から、りっちゃんが蜥蜴の獣人じゃない事も、そしていつまでも此処に止まり一緒に生活出来ないという事も・・・・
「あと半年程です・・・・」
「そうですか」
「予想外ですね、引き留めて拒否されるかと」
「あの子の人生です、あの子が未来を選択する必要があります。あの子が選択し私から離れると言うならそれを全力で応援したいのです・・・・」
竜人族の秘薬をくれた彼はりっちゃんの従者だと言う。竜人国の騎士様 名をエクリサー・ティック・バーンそしてりっちゃんの本当の名前はリザス・ティック・バーンりっちゃんの遠い親戚バーン一族なのだそうだ。
色々疑問はあるりっちゃんは卵から孵った時から私が育てた・・・・
詳細はこの彼ではなく、ちゃんとりっちゃんの口から聞きたいそして彼がどんな選択をするのか
「これ以上の詳細を貴方様から聞くつもりはありません、今日はどの用なご用件で?」
「貴方の家にはりっちゃん様が結界を張っておられ近付く事が出来ませんでした。私の手紙に応じて頂いた事感謝します。さて先日りっちゃん様は魔力枯渇を起こされ体調を崩されましたね・・」
りっちゃんが魔力枯渇を起こし倒れ、竜人族の秘薬で回復してから二週間がたった。相変わらずほのぼのとした生活をおくっていたが、つい3日程前にこのエクリサーから私宛に手紙が届いた。りっちゃんには極秘でお会いしたいという内容だった。
「そうですね・・・・その節はあの万能薬本当にありがとうございました。その時貴方様は私にお願いがあるとおっしゃってましたね」
「私にりっちゃん様の魔力・体力の強化のお手伝いをさせて頂きたいのです。上級魔法を使われても倒れる事なき肉体をお作りしたい。」
「なるほど・・・・本音は私はあの子に魔法を使って欲しくないのですが、そうもいかないわけですね。あの子の明るい未来を願うならば正しい使い方と身体を作る必要がありそうですね・・・」
「ずいぶんと本日は印象が違いますね、以前お会いした時は年相応な話し方対応だったのに」
「ふふふふ・・・・あの子と生活する上で、色々覚悟を決めていましたから!それに私じつは異世界転移者なんです、すっかりこの世界の馴染んでしまったけど。この世界の唯一の家族りっちゃんの為ならなんだって出来ます」
そう!私は異世界転移者なんの為にここに転移させられたかいまだにわからない。でもりっちゃんを育てる為に、私はこの世界に転移したんじゃないかと最近思えてきた。
私の寂しさを埋めてくれて、この世界で生きて行こうと思わせてくれた大切なりっちゃん
「ユイカさんは異世界転移者!!?なぜこの様な森で生活など近隣の王都に庇護して貰えばもっと裕福な生活も・・・・転生者の知識・能力はその国を繁栄させると伝え聞いた事があります」
「それが生憎・・知識も能力もまったく無く・・ここに止まった事でりっちゃんを、私が育てる事が出来ましたきっとそういう運命だったんです!あの子はこの世界で生きる幸せを教えてくれました♪」
「あ・・貴方は強いのですね・・・・そんな貴方からあの方を取り上げようとする私を恨んでる事でしょう・・・・」
「恨みません!あの子の家庭教師になって頂けるんですから、我が子がどんどん正しく成長出来るなら感謝しかありません」
たった後半年だけど・・・・
まだ今すぐ居なくなるわけではない、私がりっちゃんの未来の選択を狭めたくない、そして全てを私に話してくれるを信じて待つのみ・・・・
再度覚悟を決めろ私!!!自らの頬をパーンと叩いて鼓舞する
「ねぇ・・・・二人で何をしてるの・・・・?」
そんな低くて脅すような口調など聞いた事などなく、慌てて背後を見れば無表情のりっちゃんがたたずんで居た
「りっちゃん♪調度いい所に」
「なんでユイカたん・・・・なんでソイツと一緒に居るの!!」
あ~完全に怒ってる、真面目な話や怒ってる時のりっちゃんはぷっぎゃ~を使わなくなる。もしかしたら私と居る時はあざと可愛いさアピールでぷっぎゃ~と使っているのかしら?なんてあざとくて可愛い我が子クスリと微笑んで、りっちゃんの両手を掴む
「りっちゃん~家庭教師のエクリサーさんよ♪」
「か・・かて・・・・家庭教師!?」
「だってりっちゃん王都の学校に行かせたいって私が話したら反対したじゃない!!だから知識・魔法・肉体を強化して貰うように家庭教師を雇ったのよ♪」
「ユイカたん・・・・コイツは・・・・」
「ん?りっちゃんお知り合いなの?家庭教師センターからお願いしたんだけど・・・・」
さてこの世界に家庭教師センターなどあるかはわからないけど、りっちゃんが話してくれるまでは私はあくまでも知らないふりを通すわ!
「初めてましてお母様のご依頼で、家庭教師を勤めさせて頂きます。エクリサー・ティック・バーンと申します」
エクリサーさんも私の思考をわかってくれたみたいで話を合わせてくれている頭が良い方でありがたい
「僕は家庭教師など要らない!!」
「なんでぇ~?りっちゃんが知識・魔法・肉体を強化して紳士になってくれたらママ嬉しいんだけど、あ~あと先生に礼節の方もお願いしようかしら」
「そちらの方は特別オプションで付ける事が!」
「キャー!エクリサー先生ありがたいです~うちの子も先生みたいに紳士になれる事を期待しております♪」
「ユイカたん・・まったく知らないの?何にも聞いてないの・・・・?」
「ん?どうしたのりっちゃん?あ~わかった~先生があまりにも紳士で格好良いから面白くないんでしょ?」
「ぷっぎゃぁぁぁぁ!そんな事無いぷっぎゃ~!ユイカたんが望むなら家庭教師雇っても良いぷっぎゃ~」
ふぅ~騙されてくれた、でも賢いこの子の事だから内心半信半疑なんだろうな。あと半年の間にこの子に出来る事をなんでもやってあげたい・・
薄々はわかっていた、りっちゃんの従者と言うこの男が現れる前から、りっちゃんが蜥蜴の獣人じゃない事も、そしていつまでも此処に止まり一緒に生活出来ないという事も・・・・
「あと半年程です・・・・」
「そうですか」
「予想外ですね、引き留めて拒否されるかと」
「あの子の人生です、あの子が未来を選択する必要があります。あの子が選択し私から離れると言うならそれを全力で応援したいのです・・・・」
竜人族の秘薬をくれた彼はりっちゃんの従者だと言う。竜人国の騎士様 名をエクリサー・ティック・バーンそしてりっちゃんの本当の名前はリザス・ティック・バーンりっちゃんの遠い親戚バーン一族なのだそうだ。
色々疑問はあるりっちゃんは卵から孵った時から私が育てた・・・・
詳細はこの彼ではなく、ちゃんとりっちゃんの口から聞きたいそして彼がどんな選択をするのか
「これ以上の詳細を貴方様から聞くつもりはありません、今日はどの用なご用件で?」
「貴方の家にはりっちゃん様が結界を張っておられ近付く事が出来ませんでした。私の手紙に応じて頂いた事感謝します。さて先日りっちゃん様は魔力枯渇を起こされ体調を崩されましたね・・」
りっちゃんが魔力枯渇を起こし倒れ、竜人族の秘薬で回復してから二週間がたった。相変わらずほのぼのとした生活をおくっていたが、つい3日程前にこのエクリサーから私宛に手紙が届いた。りっちゃんには極秘でお会いしたいという内容だった。
「そうですね・・・・その節はあの万能薬本当にありがとうございました。その時貴方様は私にお願いがあるとおっしゃってましたね」
「私にりっちゃん様の魔力・体力の強化のお手伝いをさせて頂きたいのです。上級魔法を使われても倒れる事なき肉体をお作りしたい。」
「なるほど・・・・本音は私はあの子に魔法を使って欲しくないのですが、そうもいかないわけですね。あの子の明るい未来を願うならば正しい使い方と身体を作る必要がありそうですね・・・」
「ずいぶんと本日は印象が違いますね、以前お会いした時は年相応な話し方対応だったのに」
「ふふふふ・・・・あの子と生活する上で、色々覚悟を決めていましたから!それに私じつは異世界転移者なんです、すっかりこの世界の馴染んでしまったけど。この世界の唯一の家族りっちゃんの為ならなんだって出来ます」
そう!私は異世界転移者なんの為にここに転移させられたかいまだにわからない。でもりっちゃんを育てる為に、私はこの世界に転移したんじゃないかと最近思えてきた。
私の寂しさを埋めてくれて、この世界で生きて行こうと思わせてくれた大切なりっちゃん
「ユイカさんは異世界転移者!!?なぜこの様な森で生活など近隣の王都に庇護して貰えばもっと裕福な生活も・・・・転生者の知識・能力はその国を繁栄させると伝え聞いた事があります」
「それが生憎・・知識も能力もまったく無く・・ここに止まった事でりっちゃんを、私が育てる事が出来ましたきっとそういう運命だったんです!あの子はこの世界で生きる幸せを教えてくれました♪」
「あ・・貴方は強いのですね・・・・そんな貴方からあの方を取り上げようとする私を恨んでる事でしょう・・・・」
「恨みません!あの子の家庭教師になって頂けるんですから、我が子がどんどん正しく成長出来るなら感謝しかありません」
たった後半年だけど・・・・
まだ今すぐ居なくなるわけではない、私がりっちゃんの未来の選択を狭めたくない、そして全てを私に話してくれるを信じて待つのみ・・・・
再度覚悟を決めろ私!!!自らの頬をパーンと叩いて鼓舞する
「ねぇ・・・・二人で何をしてるの・・・・?」
そんな低くて脅すような口調など聞いた事などなく、慌てて背後を見れば無表情のりっちゃんがたたずんで居た
「りっちゃん♪調度いい所に」
「なんでユイカたん・・・・なんでソイツと一緒に居るの!!」
あ~完全に怒ってる、真面目な話や怒ってる時のりっちゃんはぷっぎゃ~を使わなくなる。もしかしたら私と居る時はあざと可愛いさアピールでぷっぎゃ~と使っているのかしら?なんてあざとくて可愛い我が子クスリと微笑んで、りっちゃんの両手を掴む
「りっちゃん~家庭教師のエクリサーさんよ♪」
「か・・かて・・・・家庭教師!?」
「だってりっちゃん王都の学校に行かせたいって私が話したら反対したじゃない!!だから知識・魔法・肉体を強化して貰うように家庭教師を雇ったのよ♪」
「ユイカたん・・・・コイツは・・・・」
「ん?りっちゃんお知り合いなの?家庭教師センターからお願いしたんだけど・・・・」
さてこの世界に家庭教師センターなどあるかはわからないけど、りっちゃんが話してくれるまでは私はあくまでも知らないふりを通すわ!
「初めてましてお母様のご依頼で、家庭教師を勤めさせて頂きます。エクリサー・ティック・バーンと申します」
エクリサーさんも私の思考をわかってくれたみたいで話を合わせてくれている頭が良い方でありがたい
「僕は家庭教師など要らない!!」
「なんでぇ~?りっちゃんが知識・魔法・肉体を強化して紳士になってくれたらママ嬉しいんだけど、あ~あと先生に礼節の方もお願いしようかしら」
「そちらの方は特別オプションで付ける事が!」
「キャー!エクリサー先生ありがたいです~うちの子も先生みたいに紳士になれる事を期待しております♪」
「ユイカたん・・まったく知らないの?何にも聞いてないの・・・・?」
「ん?どうしたのりっちゃん?あ~わかった~先生があまりにも紳士で格好良いから面白くないんでしょ?」
「ぷっぎゃぁぁぁぁ!そんな事無いぷっぎゃ~!ユイカたんが望むなら家庭教師雇っても良いぷっぎゃ~」
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