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インタビュー一周目
101号女性Bへのインタビュー
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「みんな良い人ですよ。」
「良い人っていうか、挨拶すると返してくるし、天気の話くらいは普通にするし。」
「まーそうですね。嫌な人がいないだけと言われるとそれもそうか。」
「ウチはシングルなんで、生活は厳しいですね。医療費がタダとか、色んな保障があって良いなとかよく言われるけど、養育費もらってるわけじゃ無いしやっぱり辛いですよね。」
「事件の日?うーんと…私は家で内職してて、子供は管理人さんと遊んでましたね。子供好きみたいで相手してくれるんですよ。助かってます。」
「内職って説明書を袋に入れて、その袋をオモチャと一緒にカプセルに入れるってそれだけです。でも数こなさなきゃなくて、集中しなきゃって時は、子供遊びに行かせちゃうんですよね。」
「その日も内職してたら、サイレンなって…ってビビりましたね。うん。お昼頃だったと思います。」
「今年8歳です。10代で産んでるので。」
「怖いことなんて何も無かったけどな、今まで。102号に同い年の子が住んでて、よく一緒に神社に行ったりして、遊んでましたよ。私もCママとはスーパーで会うとよく喋ってましたね。」
「いや、くだらない話ですよ。当たり障りのない話、学校の事とかね。」
「だから事件と言われてもね、全くピンとこない。むしろ、万が一殺人事件だとしても恐怖心ゼロ。」
「あんまり騒がれて、ここ取り壊された方が困っちゃう。」
「あー、このインタビューは私だってわからないんですよね?変な事言ってもバレないって事ですよね?」
「いやね、別にみんな良い人ではあるんだけど、103号の男の人わかります?挨拶はするけど、すごい暗ーい感じなんですよね。」
「挨拶の時も絶対目は合わさないの。下向いてる…いや、下なんだけどどこも見てないっつーか。しかも、いっつもお香の匂いするんですよ。私、鼻が利くからクサくって。」
「たまに客?連れてきてるの見かけるけど、どう考えても彼女とか友達の距離感じゃないんだよな。」
「あとは104号に少し男前がいるくらいかな。ロン毛でヒゲのさ。私ああいうワイルドなのが良いんですよね。」
「2階の人はよくわかんないしな。世話焼きババアみたいなのが一人いるけど、ほとんど話したことは無いし…。」
「なのでその亡くなった人もよくわかりません。挨拶くらい…した事あったかな~って感じ。」
「チンピラっぽいみかけだなーとは思ったけど、よくいる感じの若者ですよ。ちゃんと話した事は無いです。」
「良い人っていうか、挨拶すると返してくるし、天気の話くらいは普通にするし。」
「まーそうですね。嫌な人がいないだけと言われるとそれもそうか。」
「ウチはシングルなんで、生活は厳しいですね。医療費がタダとか、色んな保障があって良いなとかよく言われるけど、養育費もらってるわけじゃ無いしやっぱり辛いですよね。」
「事件の日?うーんと…私は家で内職してて、子供は管理人さんと遊んでましたね。子供好きみたいで相手してくれるんですよ。助かってます。」
「内職って説明書を袋に入れて、その袋をオモチャと一緒にカプセルに入れるってそれだけです。でも数こなさなきゃなくて、集中しなきゃって時は、子供遊びに行かせちゃうんですよね。」
「その日も内職してたら、サイレンなって…ってビビりましたね。うん。お昼頃だったと思います。」
「今年8歳です。10代で産んでるので。」
「怖いことなんて何も無かったけどな、今まで。102号に同い年の子が住んでて、よく一緒に神社に行ったりして、遊んでましたよ。私もCママとはスーパーで会うとよく喋ってましたね。」
「いや、くだらない話ですよ。当たり障りのない話、学校の事とかね。」
「だから事件と言われてもね、全くピンとこない。むしろ、万が一殺人事件だとしても恐怖心ゼロ。」
「あんまり騒がれて、ここ取り壊された方が困っちゃう。」
「あー、このインタビューは私だってわからないんですよね?変な事言ってもバレないって事ですよね?」
「いやね、別にみんな良い人ではあるんだけど、103号の男の人わかります?挨拶はするけど、すごい暗ーい感じなんですよね。」
「挨拶の時も絶対目は合わさないの。下向いてる…いや、下なんだけどどこも見てないっつーか。しかも、いっつもお香の匂いするんですよ。私、鼻が利くからクサくって。」
「たまに客?連れてきてるの見かけるけど、どう考えても彼女とか友達の距離感じゃないんだよな。」
「あとは104号に少し男前がいるくらいかな。ロン毛でヒゲのさ。私ああいうワイルドなのが良いんですよね。」
「2階の人はよくわかんないしな。世話焼きババアみたいなのが一人いるけど、ほとんど話したことは無いし…。」
「なのでその亡くなった人もよくわかりません。挨拶くらい…した事あったかな~って感じ。」
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