ありきたりのチート転生!

新城 伸

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三章

剣術大会、参加者の実力!

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 大会が始まった、未成年の参加者は16名で
 なんと大会の第一試合が俺の試合だった。

 対戦相手は、王都騎士隊隊長の三男で剣術科の次席らしい
 兄上には勝てないもでも、一番の好敵手で賭けでは二番人気らしい
 因みに、俺は最低人気の大穴だ!
 全財産賭けて、優勝をすれば大金ゲットだがやめておこう。

 それよりも試合が始まる

 対戦相手を鑑定したが、兄上には全てにおいて及ばないので繊細ははぶく

 お互い礼をして、剣を構える

 やり過ぎてもいけないと思い、相手の攻撃を待つ

 「ウィルアムの弟なら、5才児でも油断はしない
   悪いが手加減はしないぞ!」

 そう言い放つと、突進してくる
 上から下へと木剣を振り下ろし、振り下ろした木剣をそのまま切り上げてきた
 剣術科で習っていると聞いていたので、兄上と同じかと思っていたのだが
 彼に剣は、かなり変則的に上から下に、下から上にと
 ランダムに繰り出される
 
 洗練された動きとは、ほど遠くスピードも遅い
 多分これでは、兄上にも剣を当てることが出来ないだろう

 まったく当たらないことの焦ってきたのか、動きが雑になってきた
 もうそろそろ、反撃させてもらおう。

 相手が上からの振り下ろし木剣を、下から剣で弾く
 弾きざま、袈裟懸けに木剣を振り下ろす
 兄上との模擬戦で覚えた手加減で、三割ほどの力に抑えた

 相手が崩れ落ち、審判から「勝者ルディアス・フォン・マティウス」と
 名を告げられると、あちこちで声があがる!

 凄いとか、5才児の動きじゃないとかetc~

  俺は、一礼し試合場を後にする

 兄上が待っていて、ライシスを子ども扱いか流石だなと言われた
 因みに、ライシスと言うのは対戦相手の名前だ。

 兄上は、一回戦第八試合で危なげなく勝った
 他の試合も全て見学したが、やはり兄上の動きが一番良かった
 間違いなく決勝の相手は、兄上になるだろう。

 俺は、二回戦、三回戦と順当に勝ち上がり決勝戦までこまを進めた
 兄上もこの試合に勝てば決勝にコマを進める

 三回戦の相手は、剣術科の三席でステータスを見る限り
 兄上が間違いなく勝つだろう

 試合が始まった、やはり兄上に比べると動きが遅い
 このまま兄上が勝つだろうと思った瞬間
 
 右手一本の片手剣だったのだが、左手にも剣が握られていた
 
 兄上が袈裟懸けで振り下ろした木剣を、下から弾き
 すぐさま切り返し右脇腹に、木剣をおみまいするが
 ほぼ同時に左手に握られた剣で兄上の右脇腹を襲う
 剣速が、兄上の木剣の方が早く相手の脇腹に当たるが
 兄上の脇腹にも遅れて当たる、ほぼ同時にひざをついたが

 審判が、「勝者ウィルアム・フォン・マティウス」と告げる

 ひと際歓声が大きく、これで兄弟対決だとか、いろいろと聞こえてくる

 これで決勝戦は、父上の言ったように兄上との対戦になった。

 
 


 
 



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