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第1章
14 邂逅
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朝早く宿屋を出ようとする俺におさらぎが不思議そうに尋ねてきた。
「米原さん、どちらに行かれるのですか?」
「ウルティメットドラゴンを狩りに行こうと思ってな。」
「おひとりでですか?」
「あぁ、この前もらった呪いの剣に『エクリプス』と名を付けたんだが、
こいつもモンスターなら経験値を積めば強くなるだろ。
だから修行させようかと思ってな。」
「そうですか、私たちは宿屋で留守番していますね。」
おさらぎはそう言うとベッドに戻っていった。
俺は一人山を登り、ウルティメットドラゴンと対峙した。
「なあ、エクリプス、お前、龍燐より強度低いよな?」
「はい、龍燐にまともに斬りつけても折れるだけだと思います。
普通にレベル上げしてもらってから、剣技の練習をしたほうがよさそうです。
俺はとりあえずエクリプスのレベル上げをすることにして
ペットをケージからだした。
クレインA スライムA-Z 召喚(ケージから出す)
相変わらず馬鹿なウルティメットドラゴンは最大級全体氷結魔法を撃って
自爆した。経験値は30万EXP、それに加えてエクリプスは
呪いの剣の特性か、切りつけた際に『刃』の部分に龍燐が付着し
コーティングされていく。90日ほどで呪いの剣の戦闘値が30億になった。
スラリンと同じくらいだ。
耐久度も上がり、いかなる金属の剣よりも強いだろう。
修業を始めた俺たちだったがウルティメットドラゴンの戦闘値は1億程度
しかし龍皮と龍燐はとても固く剣などすべて弾いてしまう。
予想どうり大上段からの振り下ろしはほとんどダメージを与えられなかった。
剣士は金属ゴーレムの物理防御力の高いものが苦手だ。
しかし、一切魔法を使えない俺には選択の余地はない。
将来的には適度の威力な魔法や補助魔法も欲しい
威力が大きいドラゴン系以外のペットも欲しいが、
無いものは仕方がない。
自分自身が全く魔法が使えないのが厄介だ。
もう一つの切り札、オリハルコンの盾を『カーバンクル』
クレインEに装備させ、それを所持する、するとすべての魔法が反射できる。
死体のカーバンクルは魔法を反射しないが、生きているカーバンクルは
全魔法を反射する。
なぜ今まで誰も気が付かなかったのだろう、不思議だ。
クレインはヒットポイントが50万近くあるのでそう簡単に死なない。
それに死者蘇生魔法が使用可能なスラリンもいる。
おれは、1匹1匹に時間をかけて剣の練度を上げていった。
師匠とかはいない。呪いの剣が複数の剣の達人の記録を持っているので
それをトレースしながらドラゴンを屠っていく。
1撃で500ダメージとかなのでヒットポイント100万近いのを倒すのは
恐ろしく時間がかかる。
「ほほー、これがウルティメットドラゴンか。大きいですね。」
聞きなれない声に振り向くと天使らしき生物が立っていた。
「初めまして、私はリエル。宝瓶宮の熾天使です。」
天使に挨拶をされた。
「しかし、雑魚とはいえヒュージドラゴンと単独で戦うとは人間とは思えませんね。」
「装備も龍燐と龍皮を使った逸品もの、なぜこのような初心者ゾーンに
いらっしゃるのですか?」
「ところで、生きたマグロを2000匹運んだというのはあなたですか?」
マグロの件はごまかしても無駄だろう、正直に答えた。
「ああ、はい。ドラゴン4匹で運びました。あれで冒険者レベルが1から100に
上がりました。有名になり過ぎて困っているんです。」
「では、エスタ帝国で死者蘇生を受けた竜騎士というのはご存じでしょうか?」
リエルは尋ねる。
「いえ、知りませんね。」
死者蘇生がいかに異常な能力かわかったので、ここは伏せておこう
そう思ったが、
「嘘をつかれましたね。」
「天使は霊体、マナの色で善悪や嘘が判ります。」
「う~ん、こまったなー。」
「人間ならともかく天使なら殺しても文句を言うやつもいないだろう。」
「かかってきていいぞ!」俺は言った。
「舐めてもらっては困ります。熾天使は最高位。人間の及ぶところではありません。」
そう言うとこからでもなく剣を取り出した。
「霊体に通常の武具ではダメージを与えられませんよ。」
そう言ったリエルに激痛が走った。
「この件は呪われているモンスターなんだ。
モンクのような拳でなくても生き物の攻撃は
通るだろ。」
一撃でマナの6割を持っていかれた。
「ティア!マナの回復を!」
ティアは 「はい!」と声を上げるとリエルのマナを全回復した。
「接近戦は分が悪いですね。」
こちらの切り札、ティアの無限のマナの泉は知られていない。
「ならば。」
「地獄の火炎、5連続射出。」
しかし、反射されて返ってきた。
「ぐはっ、なぜ?」
そう言うと、リエルは息絶えた。
「この盾も生き物しかも精霊なんだすまないな。」
スラリンが蘇生魔法をかけるとリエルは復活した。
生き返ったリエルに言った。
「俺の戦闘値は素で24億、あんたは8億ほどだろう。装備差もあるから
何度やっても負けるぞ。」
「私は死んだはずでは?」
「こいつが生き返らせた。スラリンだ。戦闘力30億だからお前より強いぞ。」
リエルは目的物に出会ったが、ペットでは手が出せない。
死んでしまった神を復活させる唯一のカギがペットのスライムとは
何と皮肉なことか。
「失礼いたしました。戦いはもうする気はありません。」
「よろしければパーティーに加えていただけないでしょうか?」
そう言って、リエルは頭を下げた。
「えっと、私は ティア。尽きることのないマナを持つ元魔族です。」
そう言ってティアも頭を下げた。
「わかった、天使と元魔族とは奇妙な組み合わせだが、いいだろう。
俺的にはOKだ。無限のマナはありがたい。だが仲間と相談してからだ。」
「ああ、俺は 米原 和 よろしくな。」
「米原さん、どちらに行かれるのですか?」
「ウルティメットドラゴンを狩りに行こうと思ってな。」
「おひとりでですか?」
「あぁ、この前もらった呪いの剣に『エクリプス』と名を付けたんだが、
こいつもモンスターなら経験値を積めば強くなるだろ。
だから修行させようかと思ってな。」
「そうですか、私たちは宿屋で留守番していますね。」
おさらぎはそう言うとベッドに戻っていった。
俺は一人山を登り、ウルティメットドラゴンと対峙した。
「なあ、エクリプス、お前、龍燐より強度低いよな?」
「はい、龍燐にまともに斬りつけても折れるだけだと思います。
普通にレベル上げしてもらってから、剣技の練習をしたほうがよさそうです。
俺はとりあえずエクリプスのレベル上げをすることにして
ペットをケージからだした。
クレインA スライムA-Z 召喚(ケージから出す)
相変わらず馬鹿なウルティメットドラゴンは最大級全体氷結魔法を撃って
自爆した。経験値は30万EXP、それに加えてエクリプスは
呪いの剣の特性か、切りつけた際に『刃』の部分に龍燐が付着し
コーティングされていく。90日ほどで呪いの剣の戦闘値が30億になった。
スラリンと同じくらいだ。
耐久度も上がり、いかなる金属の剣よりも強いだろう。
修業を始めた俺たちだったがウルティメットドラゴンの戦闘値は1億程度
しかし龍皮と龍燐はとても固く剣などすべて弾いてしまう。
予想どうり大上段からの振り下ろしはほとんどダメージを与えられなかった。
剣士は金属ゴーレムの物理防御力の高いものが苦手だ。
しかし、一切魔法を使えない俺には選択の余地はない。
将来的には適度の威力な魔法や補助魔法も欲しい
威力が大きいドラゴン系以外のペットも欲しいが、
無いものは仕方がない。
自分自身が全く魔法が使えないのが厄介だ。
もう一つの切り札、オリハルコンの盾を『カーバンクル』
クレインEに装備させ、それを所持する、するとすべての魔法が反射できる。
死体のカーバンクルは魔法を反射しないが、生きているカーバンクルは
全魔法を反射する。
なぜ今まで誰も気が付かなかったのだろう、不思議だ。
クレインはヒットポイントが50万近くあるのでそう簡単に死なない。
それに死者蘇生魔法が使用可能なスラリンもいる。
おれは、1匹1匹に時間をかけて剣の練度を上げていった。
師匠とかはいない。呪いの剣が複数の剣の達人の記録を持っているので
それをトレースしながらドラゴンを屠っていく。
1撃で500ダメージとかなのでヒットポイント100万近いのを倒すのは
恐ろしく時間がかかる。
「ほほー、これがウルティメットドラゴンか。大きいですね。」
聞きなれない声に振り向くと天使らしき生物が立っていた。
「初めまして、私はリエル。宝瓶宮の熾天使です。」
天使に挨拶をされた。
「しかし、雑魚とはいえヒュージドラゴンと単独で戦うとは人間とは思えませんね。」
「装備も龍燐と龍皮を使った逸品もの、なぜこのような初心者ゾーンに
いらっしゃるのですか?」
「ところで、生きたマグロを2000匹運んだというのはあなたですか?」
マグロの件はごまかしても無駄だろう、正直に答えた。
「ああ、はい。ドラゴン4匹で運びました。あれで冒険者レベルが1から100に
上がりました。有名になり過ぎて困っているんです。」
「では、エスタ帝国で死者蘇生を受けた竜騎士というのはご存じでしょうか?」
リエルは尋ねる。
「いえ、知りませんね。」
死者蘇生がいかに異常な能力かわかったので、ここは伏せておこう
そう思ったが、
「嘘をつかれましたね。」
「天使は霊体、マナの色で善悪や嘘が判ります。」
「う~ん、こまったなー。」
「人間ならともかく天使なら殺しても文句を言うやつもいないだろう。」
「かかってきていいぞ!」俺は言った。
「舐めてもらっては困ります。熾天使は最高位。人間の及ぶところではありません。」
そう言うとこからでもなく剣を取り出した。
「霊体に通常の武具ではダメージを与えられませんよ。」
そう言ったリエルに激痛が走った。
「この件は呪われているモンスターなんだ。
モンクのような拳でなくても生き物の攻撃は
通るだろ。」
一撃でマナの6割を持っていかれた。
「ティア!マナの回復を!」
ティアは 「はい!」と声を上げるとリエルのマナを全回復した。
「接近戦は分が悪いですね。」
こちらの切り札、ティアの無限のマナの泉は知られていない。
「ならば。」
「地獄の火炎、5連続射出。」
しかし、反射されて返ってきた。
「ぐはっ、なぜ?」
そう言うと、リエルは息絶えた。
「この盾も生き物しかも精霊なんだすまないな。」
スラリンが蘇生魔法をかけるとリエルは復活した。
生き返ったリエルに言った。
「俺の戦闘値は素で24億、あんたは8億ほどだろう。装備差もあるから
何度やっても負けるぞ。」
「私は死んだはずでは?」
「こいつが生き返らせた。スラリンだ。戦闘力30億だからお前より強いぞ。」
リエルは目的物に出会ったが、ペットでは手が出せない。
死んでしまった神を復活させる唯一のカギがペットのスライムとは
何と皮肉なことか。
「失礼いたしました。戦いはもうする気はありません。」
「よろしければパーティーに加えていただけないでしょうか?」
そう言って、リエルは頭を下げた。
「えっと、私は ティア。尽きることのないマナを持つ元魔族です。」
そう言ってティアも頭を下げた。
「わかった、天使と元魔族とは奇妙な組み合わせだが、いいだろう。
俺的にはOKだ。無限のマナはありがたい。だが仲間と相談してからだ。」
「ああ、俺は 米原 和 よろしくな。」
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